あらすじ
隣人からのクレーム
メモリアル・デーの金曜日に、フィンが結婚式を挙げることになり、仕事をしつつの準備に追われていた。
そんなSVUに公営住宅のホルトタワーの自治会長スワンソンがマンション内で「売春が行われている」とやってきた。
売春はSVUの担当ではないが、その部屋には小さい男の子が住んでいるから心配だとなかなか引かずオリビアが話を聞いた。
部屋は3Dのローザ・エストラーダ。シングルマザーで、越して来てからの2週間だけで大勢の男が出入りしているという。
ホルトタワーには住宅補助を受けている住民専用の貧者用ドアというのがあった。
全員そこを利用しているという。
ローザの息子は9歳のフェリペ。
「前に住んでいた女性も同じだった。苦情を言ったら真夜中に出て行った」
オリビアは捜査を引き受ける事にした。
ローザ
フィンとキャットが、自宅にいるローザを訪ねると、出入りは業者やデリバリーだと言い張った。
フィンは息子のフェリペにも話を聞いた。
するとフェリペはシェルターよりもここがいい、と屈託がなくいつもヘッドホンをつけていると言った。
フィンは生活の様子から、売春ではなく人身売買を疑った。
シェルターを利用するような女性に住まいを提供し、引き換えに身体を使わせているのではないかと。
オリビアもその意見に納得した。
今度は、オリビアとキャットがローザに会いに行った。
シェルターに戻りたくなく、脅されているのではないか? と助ける姿勢を見せるが、やはりローザは認めなかった。
出入りの男達
マンションの防犯カメラに映る中で特に頻繁に見られたのは5人だった。
うち、1人は管理業者のポーリーで、他はすぐには分からなかった。
全員がロビーの警備を通過していなかった。
3Dの前の住民だったデニース・キャンベルに防犯カメラの写真を見せると、ビルの管理人まで知らないと言い張りすぐにボロを出した。
退去した理由は、いい人が出来て娘と引っ越しをしたいい、その相手は「ポーリーの部下のアントン」だと言った。
「過去は忘れた。その人も私同様すべきことをしてるのよ」
プラウド・ライフ
オリビアは警視正に公営住宅でシングルマザーの人身売買が行われている可能性がある、と報告をした。
普通に申し込んだ場合、入居はハーバード大合格より難関だと言われているらしいが、彼女達にはそもそも申し込みの形跡もなかった。
警視正はその分野に詳しいという、カタリーナ・マチャドの名前を出した。
「彼女はあらゆる団体を知ってる」
プラウド・ライフ”尊厳ある生活”の創立者で、ホームレスから社会正義学の博士になっていてオリビアも知っていた。
カタリーナ・マチャド
プラウド・ライフが手掛ける託児所建設地でスピーチをしているカタリーナに会いに行った。
カタリーナは力になる、と捜査には協力的だった。
すると、オリビアがカタリーナに声をかけた男に見覚えを感じる。
ハワード下院議員の補佐官ルーベン・オルティスで、その男は防犯カメラに映る1人だった。
報告を受けた警視正は、尋問の許可を出すにも上層部を納得させる為の証拠がまだ足りないと言う。
かといって証拠集めを進めれば気づかれて逃がしてしまう不安がオリビアにはあった。
そこでオリビアが閃いた。
「母親は他の母親に話すものよ」
ホルトタワーの洗濯室
ロリンズが住民のふりをして洗濯室で聞き込みをし、ルル・デイビスという女性が広い部屋に移動をしていると知る。
「裁判所前で人を射殺した車椅子の男の元妻よ」
ルルには娘の監護権の件と嘘をついて接触した。
ルルは部屋の件だと分かると、カタリーナの経営する施設の名前を出した。そこでシェルター捜しをしていたら社会福祉を紹介してもらっていたという。
それはローザのパターンと同じだった。
それ以外は誤魔化す気満々だったが娘の件で脅しをかけ、口を割らせた。
するとルーベンは不倫相手の彼氏だと言う。
「秘密保持契約をしているから名前は言えない。一生住めると契約書に書いてある」
ルーベン・オルティス
保身の為に口を滑らす可能性がある、とルーベンを引っ張た。
すると弁護士連れのルーベンは開き直りつつも、全面的な協力の姿勢を見せた。
「ローザは自発的に契約を結んでいると聞いた。暴行はしていない。景品だけもらおうなんて虫が良過ぎる」
知っている関係者の名前を書かせた。
するとジョージ・ハワード議員の名前も挙がり驚く。
エレベータの映像には映っておらず、母親が入居しているので出入りする正当的な理由があった。
他、ホームレス保護施設の経理課長や住宅局の副局長に市会議員も。
女性を利用し住宅補助金が大きく動いてる事が分かった。
そして、名前が挙がった政府関係者や非営利団体員は全員プラウド・ライフと関係がある。
オリビアは内部どころかカタリーナ自身の関与を疑った。
「これほど大規模な策略なら。あるいは故意に目を瞑ってるか」
警視正は大笑いをして否定した。
「あり得ない」
カタリーナの印象から不正は感じられなかったようだった。
囮捜査
ルルに協力させ、盗聴器をしかけカタリーナと接触をさせた。
するとカタリーナは、しっかり人身売買をさせている事がわかる発言をした。
「あなたを助けられるのは私だけよ。警察に利用されてる。言ったわよね?」
「男達の相手をすれば……」
「あなたは私に借りがある」
警視正に報告をすると、ただでさえジェイボンの証言録取で消耗する中、ショックを受けていた。
カタリーナと弁護士
カリシはカタリーナと弁護士と会った。
カタリーナはあくまでも女性を貧困から救ったと悪びれなかった。
「ホームレスの現実を私は知ってる。搾取ではない、危険から救ったのよ」
その利用者には、副市長、住宅都市開発者の元長官、下院議員3名、上院議員2名等の名前も追加された。
カリシは呆れ、俺の手に負えないと上に報告する事にした。
ローザには部屋は残ったまま、もう男達と会う必要はなくなった。
カタリーナとは結局取引きをする事になった。
フィンの結婚式
フィンの結婚式が始まった。
だが最初にフィンは結婚を取り止めるとスピーチし始めた。
でも二人は幸せそうで、別れるわけではなく今のままで幸せだからと説明した。
結婚式は急遽、結婚しない式になっていたが、出席者は二人の選択を祝福した。
警視正
ジェイボンの証言録取が進むと、警視正は本部から厳しい立場に立たされるようになっていた。
マクグラス警視総監はオフィスに乗り込んでクレームをつけた。
組織的な人種差別を公に謝罪するという方針に大怒りしている。
「全警官への裏切りだ 身の程知らずとは君のことだ! 他の警官を見下してる。忠誠心もない」
以降、SVUの粗探しをされて、ジェイボンの不当逮捕も責められた。
そしてジェイボン側も市警と和解するつもりはないようだった。
フィンの結婚式でオリビアは遅れてきた警視正に声をかけていた。
すると、数日休むことを聞かされて驚く。
ストレスのせいか、体調が悪いようで検査する事を決めていたのだった。
「父親が、保守派が息子を狙ってると言われたらしい。汚名を着せるのか辞めさせられるのか。どちらにせよ引き下がらない」
かんそう
フィンは結局結婚せずでした。
まあフィンらしい感じもしますね。
でもその結婚話から派生してカリシは彼女とけん悪ムードになり幻のカリシのスピーチを聞いたロリンズは涙してカリシにキスをしていました。
公営住宅が高級タワマンって感じで、あまりにも環境が違い過ぎてよく状況が分かりませんでしたw
シンママでシェルターに入るつもりだった人が、あんな高級な住まいを手に入れられるなら……そりゃ、タダなんておかしいと思うんですが……。
なんで騙されるんだろうw
それならウソついて私もシェルターに駆け込みますわ。
そんなうまい話はないって事で。
あと黒幕のカタリーナ・マチャドですが。
最初に捜査協力を頼もうと名前が出た時点でやけに詳しく説明するなーって少し違和感持ったんですよね。
そうしたらw っていうw
そしてコロナ禍の影響ですよね。普段より短い話数でシーズンが終わりました。
警視正がどうなるのか……。
カリシとロリンズはどうなるのか……。気になりますね~。
アメリカでは2021年9月末からプレミア放送開始予定です。
2 件のコメント:
こんばんは。いつもブログの更新を楽しみにしています。コロナの影響でいつもより早く終了してしまうのが寂しいです。警視正、どうなるのか…心配です。ホント体調悪そうです。ロリンズとカリシ!何だか良い雰囲気になったと思ったら~~。2人の関係も大いに気になります。ぶつかり合いながらも互いに惹かれるものがあるのでしょうね。。結婚しなくてもフィンが幸せなら、それで良しです♪♪
るんるさん、こんばんは!
いつも見て頂いているとのこと、本当にありがとうございます!励みになります!!
そしてコメントもありがとうございます!
今回早かったですよね~。
いろんな事が気になる終わり方でしたよね。
ロリンズとカリシは長く? どうなるのかな~って感じでしたけど、今回は結構決定的な感じがしますが……でもまだまだ分かりませんよねw
またしばらく間が空いてしまいますが、新シーズンが日本でも見れる日が楽しみですね!
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