あらすじ
裁判
事故を装って殺しをするフリーランサーこと、アルバン・ヴェセリが裁判を起こした。
と、大統領法律顧問パナベイカーがクーパーを訪ねて報告した。
何故か突然、やり手弁護士ローヴェンポールを雇い、情報源の身元開示を要求してきたという。
ヴェルチェック判事も丸め込んでいた。
情報源は宣誓供述したリズなので出廷を求められるが、クーパーは潜入捜査中だと言ってなんとか時間を稼ぐ。
裁判では、リズが逮捕した犯罪者の数の多さを持ち出され、リズの情報源ねつ造疑惑が持ち上がる。
リズが出廷しなければ、保釈とすると判事に言われてしまう。
大事な物
レディントンが、ウィルキーという偽名で貸金庫に預けていた”大事なもの”が窃盗団に盗まれた。
金庫に入っていたのは、現金、ケヴィン・ドネリー名義のレッドのパスポート、USB等だったが、レッドは何を盗まれたのかはクーパー達には伏せていた。
確実に盗られたのはUSBだった。
金庫にはリズの署名とメモが残されていた。
「エリザベス・キーンからご挨拶」
レッドはリズがフライボーグ・コンフィデンスという犯罪者の口座ばかりを狙う窃盗団を雇ったと気づき、クーパーに知らせた。
FBIにとっては初耳でノーマークだったが、それは被害者が犯罪者で誰も通報できないからだった。
彼らを追ってリズの行方を探る。
クーパーとパクは、何もなかったとトボける責任者にレディントンの名前を出し、犯行内容を聞き出し捜査協力させた。
筆跡
レッドはFBIにはリズのメモの事を伏せていた。
その筆跡をツヴェトコに鑑定させ、書いた人間を突き止めた。
1994年ベルタワーの強盗犯。レッドは犯人のエイブを知っていたので自宅まで会いに行った。
だが本人は車椅子で酸素ボンベを利用し、ナースが付き添っている状態だった。
そこへレスラーから連絡が入り、貸金庫の防犯カメラの映像が送られてくる。
死人の名義で貸金庫を借りている事が分かり、容疑者候補だという。
そこに写る黒人女性は、今レッドが訪ねている部屋の額縁に飾られている女性と同じだった。
レッドはFBIにはその事は告げなかったが、一瞬でメモの筆跡がエイブの娘のものだと把握した。
子供というのは親の筆跡を無意識に真似るらしい。
娘について追及するとエイブは、ジェニファーとはもう縁が切れている、と答えた。
「まともな人生を送れるようにな」
だから居場所も知らない。もし娘が強盗ならばこの場で殺してくれ、とも言われレッドは信用した。
レッドはFBIと情報共有するつもりはなかったが、裁判の事を聞かされ仕方なくジェニファー・アン・モールスの名前を教えた。
盗聴
FBIはバーの店先にいるジェニファーと仲間2人を監視し、会話を盗聴しようとするが妨害電波で遮られてしまう。
仲間の1人はエイブのナースで、レッドが来たことを報告していたが、FBIはナースの存在も知らなければ、会話も聞こえなかった。
その後、アラムが機転を利かせ直接テーブルに盗聴器を仕込み、リズとの待ち合わせ場所を入手した。
待ち合わせ場所
待ち合わせ場所の公園のベンチにいるジェニファーをFBIが総出で監視した。
ジェニファーはタバコの空箱にUSBメモリを入れていた。
そこへエシーが電話をかけ、FBIに気づかれている事を伝える。
エシーの誘導により、ジェニファーはフェイクをかけてFBIを騙した。
逮捕はされたものの、USBメモリはタバコの空き箱には入れてはおらず、直前にゴミ箱に捨てたコーヒーカップの中に入れておいたのだった。
レスラー達が気づいた時には、逮捕の騒動でコーヒーカップはエシーが持ち去った後だった。
アラムは店先でのジェニファー達の写真をレッドに送っていた。
レッドはナースがいるのに気づくが、アラムには他に知ってる人物はいない、と応えていた。
情報のシェアの遅さへのクレームをつけるのも忘れなかった。
レッドはエイブの家に戻り、エイブの嘘がバレたと告げ、改めて娘のことを聞き出した。
真実
裁判にリズを呼び出すタイムリミットが迫り、パナベイカーは判事に情報提供者がレディントンだという真実を明かす。
だが判事は納得するどころか、犯罪者と手を組んでいる事に嫌悪を表し、レッドとの関係で得た証拠に法廷での証拠能力はないと判断し、その情報抜きでの有罪証明を迫った。
その上で、時間切れだと言い放ち被告人の有罪を取り下げ、起訴を無効とした。
パナベイカーは釈放の手続きを延ばしながら、別件での逮捕が出来ないか探る事にした。
だが、もうリズが来ないのなら守れない、とクーパーに宣言をする。
FBIvsレッド
レッドがエイブを尋問している間、ジェニファーを逮捕したFBIは、バーで会っていたナース、他1名の男も連行していた。
両者は別々のアプローチでリズの行方を追っている。
ジェニファーはジェニファーで、父親は関係ないと主張していた。
その頃エイブはレッドからの追求に、娘の盗みの才能に気づき手を貸すようになってしまったと打ち明けていた。
「被害を通報できないカモは俺が知ってる」
だが、レッドには手を出すなと注意はしていたという。
それでも引き受けてしまったのは提示された額が大金だったから。
雇い主は聞くまでもなく、リズだ。
ジェニファーも父親を守ってくれるなら、とリズの情報をFBIに告げていた。
リズがいるのはディーンウッドで世界の犯罪者をかくまう家。ヴィーという女が経営している。
クーパーとレッドはお互い情報がない、と嘘をつき合うが現場で顔を突き合わせてしまう。
先に到着していたのはレッドで、すでにリズはいなくなっていた。
「君も遅かった。彼女はもういない」
2人は早く真実が知れたら間に合っていたのに、とお互いの嘘を責め合った。
そしてクーパーはフリーランサーの釈放を持ち出すが、それこそがリズの望みだろうとレッドに言い返されて驚く。
「バカな!」
リズがレッドから大金を盗んだ途端、フリーランサーに金のかかる弁護士がついた。
その釈放を止める鍵はリズが握っている。
「私にはバカな話ではないよ。非常に不安な話だ」
ブラックリスト
結局引き延ばしはしたものの、保釈金が支払われ、ヴェセリは釈放となった。
それでも出てこないリズに疑問を持つパナベイカーに、クーパーも真実を告げるしかなくなる。
「レッドを殺す気なんです、だからブラックリストに載せた」
クーパーはパナベイカーに最初から話をした。
フリーランサー
釈放されたフリーランサーは、スキップと会っていた
「これでシャーロットを呼び、”雨に降られた。乾かしたい”と言え」
と携帯を渡される。
釈放はレッドの読み通り、仕事を頼むためだった。
USBメモリ
クーパーが車に乗り込むと、身に覚えのないコーヒーカップがドリンクホルダーに置かれていた。
中には、恐らくレッドから盗んだと思われるUSBメモリが入っていた。
オフィスに戻りデータを確認すると、大量のフォルダが収納されていた。
だがフォルダをクリックするとロシア語でパスワードを求められ、その先は見れなかった。
リズの登場がない回でした。ほんとそれだけでストレスがなくて平和だわw
気になったのは、レッドのケヴィン・ドネリー名義のパスポート。
ロシア語のファイルは例のアーカイヴなんでしょうね。
リズがレッドを殺す為に、自分で捕まえた犯罪者まで釈放するって……。
マジで意味不明なんですが、これリズがしてることじゃなければ素直に面白く感じられたのかもしれないw
ここまでの犯罪する人ってある意味軸があると思うんだけど、これまでのリズの軸がブレブレなだけにね……。納得感ないっていうか。
何かのきっかけに「やっぱり間違ってたわ」とか言い出しかねないし、どうせレッドを殺す事もないんだろうし。
それにしても結局は金って話ですよねw
リズにも金があるから人を動かせるってだけで。
人望で比べたら絶対レッドだもんねぇ。
現時点では意味が分からなくてあらすじからは省いていますが、最後にレッドに新しい友人が出来ていました。
黒人で品の良い老婦人で、バードウォッチングが趣味らしいアンさんなのですが……。
今後も登場するのかどうかはわかりません。
レッドも病気のせいもあるだろうけど、しっかりして~。
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