あらすじ
リズ
FBIにとっては、レッドがカタリーナを殺したという証拠はなく、まだ真偽不明の状態だった。
自宅に戻ったリズは、自宅にあった古い携帯からスマホの留守電に残っていた、カタリーナとレッドの最期の会話を聞く。それはレッドの、カタリーナ殺しの証拠でもあった。
リズは荷造りをしてアリソン・トーマスの偽名でモーテルに拠点を移した。
その後、ふらりとFBIを訪れ、クーパーやアラムを驚かせる。
リズはクーパーに留守電を聴かせ、レッドの処罰を要求するがそう簡単に受け入れられはしない。
カタリーナ自身も犯罪者だし、レッドを逮捕するならリズも逮捕しなくてはならなくなる。
リズはどうぞ、というがクーパーはそれが出来なかった。
もしリズを逮捕したら、もう二度とアグネスには会えなくなってしまう。
「私の沈黙で君は守られてるんだ」
リズは行く先々で男達に守られるのにはうんざりだといった感じで、FBIのバッジをクーパーのデスクに置いた。
「行きたいなら行け。だがチームのことも考えろ」
「終わりです」
ならば、とクーパーはせめてレッドと話すように頼む。
「彼の行為は許されない。だがその理由を君が聞き出せれば、母親は戻らないが傷は癒されるかも」
気が乗らないが考えるといいリズは出て行く。
クーパーは最後に名前を呼んでくれ、と頼んだ。
リズはこれまでの感謝を述べ、ハロルドと呼んだ。
リズの作戦
帰り際、リズはアラムにも声を掛けた。
だがそれは友人との別れの為ではなく、アラムのデスクから書類を盗むのが目的だった。
リズは、アラムの代理だと嘘をついて、盗んだ書類を使い備品の爆薬を入手する。
車の助手席のドアに仕掛け、ドムとの別れに参加するという口実を使いレッドに会いに行き、爆死させるつもりだった。
ところがいざレッドがリズの車に乗ろうとすると、突然具合を悪くした為リズの計画は失敗に終わる。
レッドはそのままデンベによって病院に運ばれた。
病院
レッドが担ぎ込まれたエバーハート記念病院はパニックになるが、デンベがクーパーに助けを求め、FBIの介入によりなんとかロックダウンされ、落ち着いた。
そこへリズはFBIを混乱させて警備を手薄にするため、逃亡犯がいると通報した。
その騒ぎの隙を狙い、協力させたのはエシーだった。リズはエシーを、どうせレッドに命を狙われるんだから先に殺したほうがいい、と丸め込んでいた。
エシーはリズがレッドを狙っていると真実をいい、味方のままでいる振りをしてレッドの病室に入り込む。
リズが病院に侵入したという偽情報も渡し、デンベが出て行き、レッドと2人きりになるとベッドに爆薬を仕掛けた。
そしてデンベがどこを探してもリズがおらず偽情報だと理解した頃、リズはエシーの完了の合図を受けていた。
ところがエシーが退室した直後、レスラーとすれ違いになっていた。そして医師が爆薬に気づいた。
時間との戦いの中、レスラーは爆薬を窓から投げ捨てるがその直後、リズが起動ボタンを押していた。
レッド殺害に成功したと思って、モーテルの部屋でリズはアグネスに喜々として電話をかけていた。
「もうすぐ帰れるし、これからはずっと一緒に居られるわよ」
そこへ慌てたエシーがやってきて想定外の出来事を報告する。
「計画と違って捜査官が来たわよ」
「無事だった?」
「知らないわよ」
リズは愕然とし、すぐに電話をかけるとアラムが出た。
アラムは書類偽造の件も把握しており、君のせいで殺人未遂の共犯者になっている、と恨めしそうに言った。
レッドもレスラーも生きてはいる。
だが詳細を聞きたがるリズにアラムは冷たく言って電話を切った。
「次に会ったら君を逮捕する」
レスラーは、身体中に傷を負ったものの、奇跡的に軽傷で済んでいた。
リズの通報もクーパーの抵抗により、司法副長官からの捜査停止命令が出て収まっていた。
リズとレッド
レッドは椅子にこそ座っていたが、鼻にチューブが繋がれている状態だった。
リズはレッドに電話を掛け、宣戦布告をする。
「あなたには私を殺せない。だから私が勝つ」
ブラックリスト
クーパーは改めてレッドに聞いた。何故カタリーナを殺したのか?
「今となってはもうわからない」
何故リズに恨まれるようなことをしたのか疑問だった。
だがレッドはいつか許してもらえると信じているようだった。
「その前に彼女が心配だ。立ち直れなくなるような何かをしでかしそうだ。そうなれば君と私がしてきた経験の中で一番の悲劇になってしまう。だから我々は何としてもそれを防がなければ」
クーパーは即答で納得した。
そしてその手始めとしてレッドは、リズをブラックリストに載せることを提案した。
リズがメインとなるとイライラさせられるのはもうお約束ですが。
まず、クーパーのリズとの関係、そこまで深かったっけ? と私はシラケモードになりました。
リズが「男達は私を守りたがる」って超いい女ぶってたけど、ほんとそういうシナリオなのは分かるけど、それだけの魅力をリズに感じないっていうね。
まあレッドについてはそれを明かしたらストーリーが終わるんだろうけど、クーパー、レスラー(に至っては恋愛にまで)、アラム等々。
仲間だからといってあのリズにそこまで守る価値あるかね?
ここは比較的歴史の浅いパクさんに、視聴者代表の意見をガツンと言って欲しいところだわ。
それと、病院のレッド爆破計画。
リズ的にはターゲット以外の人払いもした完璧な計画なんだろうけど、浅すぎませんかね。
実際レスラーは怪我してるんだし。
それで巻き込まれた人が出て「うそ!無事よね?」ってショック受けてるのおかしくない?
ダークサイドならそこはもうレスラーでもアラムでも誰でも巻き込まれても仕方ない。
それもレッドが悪い、くらい言ってたら見直せるチャンスだったのに。
リズは製作者側にも嫌われてるの? ブレブレっていうのがむしろ軸、みたいなw
全然応援できないわw
そしてレッドはチューブに繋がれちゃって、すっかり病人になってしまったけど……。
遺産の話なども出ていろんな意味で死を覚悟しているアピールがあるけど、本当に死を覚悟したなら真実を言う時よね? それでもまだひた隠しに隠すという事は、まあ簡単にはレッドが死ぬことはない、と安心していいんだよね?
1つ気になったのは、冒頭でカタリーナ絡みのこれまでを超駆け足で見せたんですが、そこにチョイスされた1つに「カタリーナ・ロストヴァは偽名だけどな」っていうレッドの台詞がありました。
スパイだから偽名でもおかしくはないんだろうけど、その割には皆「カタリーナ」って呼んでたのが気になる。
あのドムが死ぬ時でさえカタリーナ呼びだったような。
だから偽名だってことまったく意味を感じてなかったんだけど、そこに何か仕掛けがあるのかなぁ?
それにしてもその回想でも、リズが「母だから」とか繰り返していたけど、そんなに血の繋がりって意味があるのかな?
「遠くの親戚より近くの他人」って言うけど、突然出て来て謎の多い母、カタリーナに執着するよりはずっと側で父親のように育てて、キャリアに響く程味方してくれたクーパーや仲間の方がよっぽど大事にするべき存在だと思うんだけどねぇ。
まあそんなんだからリズには微塵も感情移入が出来ないんだけどねw
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