あらすじ
2021年5月13日(木)~AXNでシーズン8 日本初放送(全20話)
(アメリカ放送 2019年9月~)
玉突き事故
大規模な玉突き事故が発生した。
混乱する緊急事態に、マウチは咄嗟の判断で、近くで見ていたレッカー車を運転する男に手を貸すよう声をかけた。
男はあまり積極的ではなかったものの、言われた通りに手伝った。
だが作業が終わると、タダ働きさせやがって、とセブライドに悪態をついて去っていった。
ギャロが救助した被害者の女性は、前の車が突然急ブレーキを踏んで走り去ったと証言した。
51分署に戻ると、ギャロとリッターはマウチの判断に感動して興奮していた。
ところが安全委員会のファーガソンがやってきて、マウチにクレームが入ったという。
「民間のレッカー業者は市の保証対象外だ。君のせいで市の責任が生じた。何か問題が起きていたら訴訟に発展したかも。次はないように」
さっきまでちやほやされていたのに、突然否定されてマウチは落ち込んだ。
その後、また同じような玉突き事故が発生する。
現場に駆け付けたセブライドは、文句を言っていたレッカー車の男が早速現場から事故車をレッカーしていくのを見つけ、止めたが男はそのまま去って行ってしまった。
先頭で被害にあっていたラッセルという運転手が「前の車に急ブレーキを踏まれた」と言った。ケイシーとセブライドは今朝あった事故とまったく同じ状況に違和感を覚える。
セブライドは、レッカー車の住所を追い、そこで追突事故にあったように前方が潰れている車が大量に並んでいるのを発見する。
写真に収めていると、運転手に気づかれ脅しを受けるが気にせず男の写真も撮影した。
署に戻ると、セブライドは大隊長に写真と共に報告した。
「当たり屋の手口ですよ」
そこへケイシーがやってきて、新たな手がかりが舞い込む。
ギャロが世話をした女性の証言と、ラッセルの車が一致したのだった。
ラッセルは被害者ではなく、レッカー車の男とグルで、急ブレーキで事故を起こしていた側だったのだ。
2度目では、後続車がメールをしていた為反応が遅れ、逃げ切る前に追突されてしまっていたのだろう。
セブライドはラッセルの病室へ行き、真実を追求した。するとちょうどレッカー車の男もやってきた。恐らく口封じの為だろう。完全につながっているという証拠だった。
セブライドの情報により、レッカー車の男は逮捕された。ラッセルも証言する事を決めたようだった。
マウチは、病院へ行き自分が助けた人達が無事だったことを確かめると、自分のした事が間違ってはいなかったと自信を取り戻していた。
キッド
いよいよリーダー研修が始まったキッド。
参加者のほとんどは男性だったが、1人だけ女性を見かけ声をかけた。
ピッツバーグ83分署の隊長ジャスティーナで、キッドが平隊員だと分かると少し見下したようだった。
「隊長限定かと……」
自信を無くしたキッドは、電話でセブライドに愚痴った。
周囲は立派な経歴を持つものばかり。場違いで、ボーデンを落胆させそうだ、と。
セブライドは黙って聞き、最後にリクエスト通りにキッドを励ました。
「君ならできるよ、ステラ」
そして研修が進むとキッドの実力は周囲に認められるようになり、キッドも自信を取り戻した。
マウチの”ファイア通信”
マウチは朝のミーティングで突然、自作の”ファイア通信”を配った。
「皆、署内外の出来事を知っておきたいよな」
ペラ1枚に記載されていたのは、「マウチの遅い誕生日会」。
誕生日を忘れられていた事のアピールをしたいだけかと言われると、マウチは否定した。
「会報の目的は、チームの結束だ」
「ケーキも」
「皆好きだろ!?」
それで終わるかと思いきや、シルビーが"ファイア通信"に食いつく。
「シーツ・オン・ファイアみたいに、一緒に改良しましょうよ」
ページを増やし、内容を充実させる、シルビーの案はどんどん大事になっていく。
編集者は増え、それぞれが記事を担当し、改訂版第1号が出来上がった。
ところが刷り上がると、ほとんどの記事をシルビーが手直ししている事が分かり、担当者は不満を覚えた。
そして夢中になるあまり大隊長の前で揉めていると、大隊長命令で会報は禁止になった。
びりびりに破かれて。
「ケーキが欲しかっただけだ」
マウチは最後に本音を言った。
ハーマンと息子
ハーマンの息子ルークは、消防士を目指していた。
ある夜、プールパーティーに参加していると友人ジェイソンが呼吸困難になっている、とモリーズにいたハーマンに電話が入る。
近所だということで、ハーマンとエミリーが駆けつけるとルークが心肺蘇生をしていた。それを引き継ぎ、救助がくるまでに応急処置をした。
ジェイソンは屋根からプールに飛び込んだという。
ハーマンは、ルークを叱った。
消防士の息子ならただ見てないで止めるべきだった、と。
翌朝、ルークはハーマンに反省を伝えた。
「パパは正しい。止めるべきだったのに、僕は黙って見てた。落胆させてごめん」
ハーマンはそのまま、ルークをジェイソンの見舞いに連れて行った。
クルース
シルビーはクルースから、クロエに捨てられたことを聞いた。
その理由はクルースにも分かっていなかった。
「だけどプロポーズを予想していたようだ。結婚はイヤだと思ったのかも」
シルビーはお節介だと知りながらも、クロエを呼び出し理由を聞いた。
「クルースは運命の人だけど、消防士とは結婚できない」
クロエはオーチスを亡くしたリリーを側で見ていて、怖くなっていたのだった。
シルビーはクルースがいかに貴重な存在かクロエに説いた。
「ジョーみたいな人はそういない。逃すなんてどうかしてるわ」
その後、クロエはクルースに会いに行った。
手作りのお菓子を持って。そこには「ASK ME」と書かれていた。
クルースは自宅の前の道路だというのに、ためらわず跪いた。
「クロエ・アレン。俺を世界一幸せでラッキーな男にしてくれ。俺の妻に」
クロエは即答で快諾し、二人は抱き合った。
お菓子が道路に落ちて散らばるのも気にせず。
レッカー男の逮捕シーンでジェイが登場しました。
セブライド刑事が動き出した時点で、特捜こないのかな……と期待していたので、1人でも嬉しかった!
クルースは結局ハッピーエンドでした!
さんざんつきあってていざ結婚となると消防士は怖いっていうのは、まあ分からなくはない。
でも結婚するなら、シルビーとのルームシェアは解消だよね。そしてシルビーのドラマがまたスタートするのかな。
マウチの会報エピは、ファイアらしくて好きだわ~。
ほんとどーでもいい、くだらない日常がいいんだよね。しっかり、シーツオンファイアネタが忘れられていない事も嬉しかったw
ハーマンの息子エピは、飛び込みでの事故も怖いけど、まだ中学生くらいにしか見えない息子が夜プールパーティーしてるって事実にびっくりしました。
ほんとお国事情が違うわ。
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