あらすじ
2021年5月13日(木)~AXNでシーズン8 日本初放送(全20話)
(アメリカ放送 2019年9月~)
クルース
クルースがクロエにプロポーズをした事が、シルビーの口から仲間達に伝わり、クルースは祝福を受ける。
その後クルースはセブライドにオーチスの代わりの介添人になって欲しいと頼んだ。
もちろん、セブライドは快諾した。
女性用ラウンジ
雑誌で、カリフォルニアの消防署には女性用ラウンジがあると知った女子3人は、大隊長に頼み込んで使っていない部屋をラウンジとして使う許可をもらう。
早速、掃除をし、飾りつけもして立派な女子の為のラウンジを作って満足だった。
ところがその話を聞きつけた他の分署の女子隊員達も利用するようになると、たちまち部屋がめちゃくちゃにされてしまう。
困った3人はやはりラウンジを閉鎖する事にし、大隊長に騒ぎを起こしたことを謝罪した。
「ラウンジで築こうとした仲間との絆や繋がりは既にここにある」
大隊長には最初からこうなることが分かっていたようだった。
そしてハーマンは、談話室に女性陣が戻って来る事を歓迎した。
ギャロとケイシー
住宅火災の現場で、ギャロはケイシーからの”中には入らず裏口を守って居ろ”という、言いつけを守らず家の中に入ってしまった。
その理由は、その家の住民だという少年が両親とおばあちゃんが中にいる! と慌てて入って行こうとしたからだった。
ところがギャロが見れる範囲にはすでに火が回っており、声をかけても誰もいなかった。
しばらくすると両親は外出から戻ってきて無事だと分かる。
おばあちゃんも、セブライドが家の中で発見して救出していた。
署に戻り、ケイシーは煤にまみれたギャロを見て、言いつけを守らなかった事を責めるが、ギャロは自分が過去に今日の少年と同じように火災に遭った時、家族全員を亡くしていて冷静になれなかったという背景がある事は言わず、ただ謝罪をして黙って罰を受けた。
何も知らないケイシーはギャロの違反も含めて報告書を出していた。
報告書を読んだ大隊長は、モリーズにいたケイシーに声を掛けた。
ケイシーはてっきり大隊長からギャロについて「だから言っただろ」と嫌味を言われるのかと思ったが、そうではなかった。
「ギャロについて知っておくべきことがある」
大隊長はギャロが過去の火災で家族全員を亡くしている事をケイシーに教えた。
「俺が言うべきことではないと思って黙って居た」
その年齢は今日の少年と同じくらい。
大隊長はギャロが冷静さを失うには理由があったんだ、とケイシーに教えた。
翌日ケイシーはまだ命令違反の罰として掃除などの雑用を続けるギャロに声をかけた。
「もう一度あの日何があったか話を聞きたい」
だがギャロの口から、過去の体験の話は出ずケイシーは引き続き雑用を続けさせた。
火災の理由
住宅火災から救助していた老婦人が搬送先の病院で亡くなった。
知らせを受けたギャロは少年の気持ちを想い、落胆する。
セブライドやクルースも同情し、何か出来る事がないかと家族に会いに行き、募金などの提案をした。
2人は、その時の夫婦の、特に夫が妻に圧力をかけるような態度が気にかかった。
その上、火災の原因は、忘れっぽくなっていた老婦人が鍋を火にかけっぱなしにしていた為だったというが、帰り際に聞いた少年の話では、”おばあちゃんとはチェスをしていた”というので、そんなにもうろくしていたとは思えなかった。
怪しんだセブライドは夫が放火をしたのではないかという疑いを主張し、火災調査室の責任者バンメーターに調査を依頼した。
だが先週も鍋を火にかけたまま寝入った火災での死亡事故があったばかりだから、よくある事だし、就任したばかりで手一杯で勘だけでは動けない、と断られていた。
ところがその後、バーンメーターから現場検証に誘われる。
セブライドに言われ、動機を探ったところ老婦人には32万ドルの預金がある事が分かったのだった。
さらに、セブライドがこれまでに勘で解決してきた実績も無視できなかった。
そしてクルースと3人でキッチンを調べると、先週起きていたという火災と状況がほとんど同じである事に気づいた。
それは新聞に詳しく書かれていて、誰にでも真似する事ができた。
やはり義理の息子である旦那が、老婦人の財産を狙って起こした放火殺人だと確信する。
署に戻り放火の疑いにより、捜査が特捜班に引き継がれたという話をしていると、それを聞いたギャロが突然取り乱して興奮する。
だがケイシー達の視線を感じると我に返り、鎮まった。
セブライドはその時ギャロが口走った、少年も駆け込もうとして大変な目に遭ったかもしれないのに、という言葉から自白させられるかも、と思いつく。
特捜班のルゼックと共に、クルースと3人で再び両親に会いに行った。
父親に、息子も火災に巻き込まれる所だったと伝えれば、罪の意識で自白するかもしれない、と言う作戦だった。
それが無理でも母親が立件に協力してくれるだろうとも考えた。
ところがいざ話を勧めると、父親は放火を否定した。だが、裁判が済むまで息子が施設に送られると聞いて動揺した母親の方が自白をした。
「夫は無実よ。やったのは私。だから息子を施設にやらないで!」
犯人は母親の方で、夫は何も知らなかった。
少しでも暮らしを楽にしてやりたいと、息子の為だった……。
ギャロの告白
取り乱したギャロを見ていたリッターは、自分を偽るな、独りで動くなというルールは現場だけじゃなく署内も同じ、とアドバイスをしていた。
「ケイシーに話せ、自分の心の内を」
その後、ギャロはケイシーのオフィスを訪ね身の上話をした。
「自分が火災に遭った時、怖くてクローゼットの中に隠れてしまったが、今も考えます。自分があの時妹や家族を助けられていたのかも。あの少年を見た時怖くなったんです。彼が家族を失う……あの夜が蘇った。それで自制心を失いました」
消防士失格かもしれない。
そう言って俯くギャロにケイシーは言った。
「失格ではない。素晴らしい消防士になれる。
俺達は誰もが痛みを抱えてる。その痛みを認め、受け入れた時俺達は前より強くなれる。傷が鎧になるんだ」
ケイシーは火災で妻を亡くしている。最近ではオーチスの死もあった。
「落胆させたくない」
「じゃあ二度とするな」
ギャロはやっと笑顔を見せて返事をした。
「はい、中隊長」
かんそう
今回も特捜班からルゼックがゲストでした。特捜班が出てくるとなんか引き締まりますね~。
ルゼック51分署メンバーに混ざると、格好良かった。
お金目当てで自分の母親を殺すってすんごい事件でした。
しかも、新聞で見た火災の手口を真似して、息子と自分と夫は留守にさせての放火って。あの母親かなりのやり手よ。
そしてそれならばなぜ早い段階で保険をかけなかったのか、という謎もありつつw
セブライドとクルースが結構仲良しになってきて、クルースって人気あるんだな~と思った。私も好きなので納得です。
以前はなんだかクルースに凄く冷たかったのに、今じゃ結構なバディになってきた。
ギャロは眉毛が凄いことになっていたんだけど、それがめちゃ気になってしまった。
なんか段違い? シリアスなシーンなのにそれが目についてしまったw
まあそれもファイアらしいかw
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