あらすじ
2021年5月13日(木)~AXNでシーズン8 日本初放送(全20話)
(アメリカ放送 2019年9月~)
【シカゴP.D.とのクロスオーバー前編】
テールゲートパーティー
ソルジャー・フィールドで、ベアーズ対パッカーズという因縁の対決が行われていた。
そのテールゲートパーティーに、51分署、特捜班、シカゴ医療センターの医師達ら数名が集まっていた。
なかなか焼けないソーセージを待ちきれず、アプトンは出張していたママ・ガルシアの店で買ったタマーレを女子達に配り、ソーセージ係のセブライドを不機嫌にさせていた。
すると、様子がおかしい男がいると騒ぐ声が聞こえて来たので、ケイシーやセブライド、ジェイ達が駆けつける。
倒れた男のズボンには血がついており、まくり上げるとすね一面がただれていた。
「BRT」と言った後けいれんを起こした。
シカゴ医療センターに搬送し、恐らく人食いバクテリアではないかと診断される。
伝染はなし。年間で100万人に4人という数値に周囲は安堵する。
感染の原因は、皮膚の傷から入り込み組織を破壊するという。
事件性は不明だが特捜班が出来る範囲で身元を調べる事に。
犯罪歴がなく簡単には突き止められなかったが、スチュアート・アンダーソンという大学生だと分かった。
新たな感染者
ところが、100万人に4人という稀なはずが、新たに2名の感染者が発見された。
プルマン夫婦で配達員が異変に気付き通報すると、感染が身体中に広まって家の中で死んでいた。
さらに立て続けにもう2名、車の中で感染が進んでいる女性と赤ん坊が発見された。
母子ともにアンダーソンと同様のグラム陽性球菌に感染していた。
それはデータベースにはない種類だった。
母子とも、数時間後に死亡した。
異例な事態に、CDC(疾病対策センター)へ連絡するが、現状5人の感染経路は不明なままだった。
セントラル・シカゴ大学の火災
人食いバクテリアが世間で恐れられるようになったと思ったら、今度はセントラル・シカゴ大学で大規模な火災が発生する。
地下のラボの救助にあたったセブライドはラボの中で「BRT医療産業」の表札を目にしていた。
2階のラボにはケイシーが向かっていたが、そこで消火器を使っていた大学の主任研究員だという男性からスプリンクラーが効かなかったという話を聞く。
大事な研究をしていたと大混乱していた。
現場で発生している化学反応を見て、何の研究か分からぬままの消火活動は手探りにならざるを得なかったが、無事鎮火し全員を救出した。
セブライドはケイシーに「BRTが出資している」と伝え、この大学が関係していると気付く。
あとは危険物処理班に任せ、全員が除染エリアでのチェックを受ける事になった。
大隊長は主任研究員の男に研究内容を確認した。
「バイオ関係。主に微生物だが細胞関係のものも。細菌に関する研究も」
大隊長は事件性を感じ、すぐにボイトに連絡を入れた。
現場に到着したボイトにケイシー、セブライドが説明をした。
「最初の患者は、ここの学生で倒れた時BRTと繰り返してた。焼けた地下のラボはBRTが資金提供している。スプリンクラーは停止。恐らく誰かが故意に火をつけた」
クルース
クルースはクロエにプロポーズの決心をしていた。
そのせいか、クロエへの態度も挙動不審になっていた。
プロポーズの為、シカゴで一番高級なレストランを予約した。
だがクロエは高級な店に喜ぶのではなく、疑問を抱く。
「特別な夜にはそれくらいしないと」
クルースの話っぷりから状況を理解したクロエは、突然関係を考え直したい、と打ち明けた。
「私達急ぎ過ぎてると思うの。いろんなことに。だから時間をおいてゆっくり考えてみるべきよ。ごめんなさい」
クルースは訳が分からないと簡単に引き下がれなかったが、クロエは謝るだけで去っていった。
アンダーソン
特捜班のジェイとルゼックが火災現場にあったアンダーソンの私物を調べると、小切帳に暗証番号がメモしてあるのを見つけた。ひょっとしたらスマホのパスコードも同じかもしれないと入力してみると、まんまと解除に成功した。
するとアンダーソン自身が容疑者だったと判明する。
スマホには匿名で科学棟の教授たちに出していた脅迫メッセージが残っていた。
「シカゴで世界の終末のような出来事が起こる」
ところが徹底的にアンダーソンを捜査しようと動き出した矢先に、アンダーソン本人は容態が悪化し死んでしまう。
調査の結果、火災の火元は地下のラボに置かれた時限装置だった。
それが換気システムを伝って2階などに回っていたというが、それ事態は狙ったものではないようだった。
あくまで犯人の狙いは地下のラボだったのだろう。
アプトン
ラボの関係者でベロニカ・ソンという女生徒が浮上した。
アンダーソンと同じ時期にラボに所属し、火災当日もいるはずだったが現れなかった。アプトンが自宅へ行くと、ソンはふらついて様子がおかしかった。
部屋に入ると突然倒れたので、アプトンは慌てて抱えて支えて床に寝かせた。
すると自分が血まみれになっている事に気づく。
ソンのスカートを捲ると太ももがバクテリアにやられていた。
ソンはすぐに搬送され、緊急手術となった。
血まみれのアプトンは、感染の可能性がないとは言えなかった……。
かんそう
毎度お馴染みのシカゴシリーズクロスオーバーですが、今回の第1話となるシカゴ・ファイア編は大満足でした!!
しっかり冒頭から、ファイア陣はもちろん、特捜班メンバーはジェイ、アプトン、バージェス、アトウォーター等、そして見ていないので曖昧なのですがシカゴのドクターも数名。
3番組クロスオーバーならではの豪華さ、ソルジャー・フィールドのお祭り感と合わせて、ほんとうにお祭り! って感じでした。
その後も、細菌騒ぎということもあり舞台にはシカゴ医療センターが多い為、自然とメッドのドクターは登場しますし、事件の捜査でジェイ、ルゼック、新入りのバネッサの姿も見られます。もちろんボイトも!!
そんな緊張感のある中、何故かクルースが突然振られるという……w
いや笑ってはいけないんでしょうけど、このクロスオーバー回で振られなくてもっていうw
普段ファイアを見ない人が見る可能性高いのに、可哀想だなと思いましたw
緊迫した事件らしく、最後はアプトンのクリフハンガー。
細菌ものには、感染したかも!? 展開は王道ですが、気になるに決まってる!
でもAXNさんは毎回本当にファン・ファーストって感じで、ちゃんと連続放送なのがありがたい!
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