シカゴP.D./CHICAGO P.D. シーズン7 3話「傷ついた女/Familia」

2021/05/29

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン7 バイオレンス

t f B! P L
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あらすじ

Matt Dinerstein/NBC | 2019 NBCUniversal Media, LLC


2021年5月14日~AXNでシーズン7 日本初放送(全20話)
(アメリカ放送2019年9月~)


登場人物はこちら


新人

アントニオは本人の希望で、家族のいるプエルトリコに引っ越ししていた。
その穴を埋める為、バネッサ・ロハスが特捜班の配属になった。

プラットが新しい潜入用の名前をマリア・ロペスと命名したが、ルールを知らないバネッサはいきなりプラットにケチをつけてしまう。
「名前がラテン系としては平凡すぎるし、私は半分黒人よ」
「大半の悪人は人種の詳細を気にせずにあなたをラテン系と見る。
それに同姓同名が大勢いた方が有利じゃないかしら」

通りかかったアトウォーターは案内ついでにバネッサに忠告した。
「プラットに盾突くな。シャレが通じない。プラットは家長だ。毎日雨を降らす事もできる」
だがバネッサはそれさえも変える自信があると言った。

車両強盗事件

2人がカフェに入ると、外から助けを求める声が聞こえて来た。すぐにカフェを飛び出すと、道の向こうで女性が2人組の車両強盗に襲われていた。

アトウォーターが突き飛ばされた女性に駆け寄り、バネッサに救急車と応援を呼ぶよう命じた。
だが、バネッサは救急車だけを呼ぶとそのまま逃走する盗難車を追っていった。

すると盗難車は道に停車していた車に激突。
車の中からは助手席にいた男が下りて降参したが、その隙に車はバックで逃走して行った。
すると、降参していた男も走って逃げて行く。
バネッサは逃げる男を追うが、男はすぐに見つかる。

逃げる途中、工事中のブロックの上に落下し、むき出しになっていた鉄筋に刺さって死んでいた。

現場に駆け付けたボイトは、複数の事件が発生しているのに応援が呼ばれていないことを問題視する。
アトウォーターとバネッサを問い詰めると、アトウォーターはすぐにバネッサを庇おうとしたが、バネッサは正直に指示されたが追跡を優先したと説明した。
「直感に従いました」
ボイトは最悪な初日だな、と言って現場を去った。

新ペア

死亡した犯人の1人は指紋からは身元が割り出せなかった。
逃亡中の相棒と車を捜す事に。

ボイトの命令で、バネッサはアプトンとペアになった。
その影響で、ジェイはバージェスと。

アプトンはすぐにボイトのオフィスへ行き、クレームをつけた。
「時間をかけてジェイと信頼関係を築いた。なぜ?」
「正直なお前にバネッサを評価して欲しい」
アプトンはボイトからバネッサの評価を任されたのだった。
「独りよがりな奴は不要だ。
バネッサの警察学校の成績は優秀。世慣れもしてる。だが個人の技量でしかない。
チームとやれるか知りたい」
アプトンは意図を理解した。

被害者

重傷を負い、病院に搬送された被害者ルビー・ガルシアに、バネッサとアプトンが話を聞きに行った。

仕事は接客業だというが、いい車に乗っていたのでバネッサは非合法を疑ったが、”ペスカド”という普通のレストランだった。

防犯カメラ

犯人達は車を盗む前提なので電車移動だろうと、最寄りの駅の防犯カメラの映像をチェックした。
すると事件10分前に死んだ男が駅から出てくるのが映っていた。

隣にいる男を顔認証にかけ、19歳のフェリックス・ロドリゲスだと突き止める。
ロドリゲスを連行し追及した。

「死んだ男はミゲル。素性は良く知らない。
500ドルやるから手伝えと言われただけの金目当てだった」

狙う車はミゲルが誰かに指定されたという。
「指示通りピルゼンの通りに置いた」

証言にウソはなく、すぐに車は発見されたが燃やされた痕があった。
アトウォーターがその場所を見て気づく。
車には耐火用薬物用収納庫が作られていたのだった。
残留物からはヘロイン、そして内部からはルビーの指紋が検出された。

真の目的

ルビーはただの被害者ではなく運び屋で、狙われたのはドラッグだった。

すぐにジェイとバージェスがルビーの自宅に向かうと、ルビーは裏口で胸を刺されて死んでいた。
隣人が逃げるパーカーの男を目撃していた。

ペスカドの同僚で、ルビーの同居人カーラ・ムーアの話では、ルビーに恨みを持つ人間等はいなかったといい、ルビーの死を悲しんだ。

ペスカド

ペスカドのオーナー、アリーシャ・リベラはルビーの死にショックを受けていた。
だが店を調べるとルビーの雇用記録がなかったので、それを追求した。
すると、アリーシャは困っている女の子がいると給料は出さずにチップで稼がせてた、と打ち明けた。
「それなら州から手当をもらえるから。人助けは難しい。私が泣きを見る時もある」

アリーシャの言う通り、ルビーの生い立ちは複雑だった。
養子縁組がうまくいかず施設育ち。ドラッグ売りでの逮捕歴有り。

そして身体からは"F"の焼き印も見つかった。

ルビーの行動を元に仲介人と、ボス捜しを始める。

売人

ルビーが通っていたバーの所有者ホゼ・ソトは、カリ・カルテルと繋がっていた。ルビーはソトから薬を買っていたのだろう。

特捜班がバーに踏み込み、逃げ出したソトを外の見張りを命じられていたバネッサが捕らえた。

ソトからルビーの話を聞き出す。

「ルビーは運び屋。買い手の顔は知らない」
車両強盗を雇ったことは認めたがルビー殺しは否定した。
「若い女を使う方が悪い。どうなるか分かるだろう」
売った本人が盗んでいたのだった。
そしてソトにはルビー殺しについてのアリバイがあった。

買い手

ソトからドラッグを買っていた相手の携帯を調べるとプリペイドだった。
追跡は出来ないが、ピルゼンのジンズマーケットで購入されている事が分かった。

店の防犯カメラの映像を確認すると、そこにはルビーの雇い主、アリーシャが映っていた。

アリーシャ

アリーシャを調べると、ソトからの大量購入をうまく警察の目からすり抜けていた。
元社会福祉指導員で、職業訓練のクラスを持っていた。
ルビーは生徒だった。

犯罪歴は薬物所持と同居していた女性への暴行。

ルビー殺しもアリーシャの仕業だろうが、逮捕するにはまだ証拠がない。
まずは確実な薬物取引きでの逮捕を狙う。

潜入捜査

新たな仕入れ先を見つけるだろうと、ルゼックとバネッサが売人のふりをしてアリーシャに近づいた。
だがアリーシャの警戒は強く、初回は失敗に終わる。

するとバネッサはあれじゃダメだと自分のアイデアを主張した。
「アリーシャは周りに女しか置かないタイプ。男じゃダメ。私なら近づけます」

次にバネッサはDV被害者の振りをしてアリーシャに会いに行った。
すると作戦は成功し、同情を買ったのかアリーシャはバネッサとだけなら取引きしてもいいと乗って来た。

ところが約束の場所に来たのは、ルビーの元同居人カーラ・ムーアだった。
ルビーは約束が違う、と薬を渡すのを渋った。
すると電話口でアリーシャが取引きは無しだと判断し、カーラは帰っていった。

作戦変更

取引きは中止になり予定は狂ったが、カーラを追跡し、車を降りた所で拉致して秘密裏に連行した。
カーラに捜査協力をさせるのが狙いだった。

だがルビー殺しの犯人がアリーシャだと言っても、アリーシャに心頭しているカーラには全く信じられないようだった。

どう説得するか困っていると、ルビーと同じ”F”の焼き印を持つジュリッサという被害者が他にいるという情報が入って来た。その時もアリーシャに疑いがかかるが、証拠なしで終わっていた。
ジュリッサもアリーシャの生徒だった。

バネッサはカーラの説得を買って出た。
カーラはバネッサの正体を知って驚いた。
「誰も信じられない」
バネッサはカーラのその気持ちに共感してから、里親育ちへの理解を示した。
それはバネッサ自身の体験を話しているようだった。

さらに年齢が増すと、家から追い出され外の捕食者に狙われる。
バネッサは男にタバコの火を押し付けられた体験を話す。
「アリーシャは違う」
「そうかな、その焼き印は?」
カーラの腹にも”F”の焼き印があった。
「彼女は所有物に自由を与えない。ルビーにも、ジュリッサにも」
カーラはジュリッサが殺された事を知らなかった。
それはアリーシャが今も生きているように思わせていたから。

ジュリッサの遺体写真を見てカーラはショックを受け、協力を決心した。

協力

カーラに盗聴器とボディカメラを仕込んで、アリーシャの自白を狙った。

カーラがジュリッサの話を持ち出すと、アリーシャはナイフを手に逆上し始める。

カーラの身の危険を感じ、特捜班が突入すると、アリーシャはカーラの喉にナイフを突きつけて、人質に取った。

ボイトがアリーシャを説得し、なんとか落ち着かせカーラを解放させ、ナイフを手から落とさせた。

ところがカーラがそのナイフを拾い、アリーシャの胸を刺した。
アリーシャはその場で死亡。

ボイトはカーラが刺した様子が映る防犯カメラの映像をなかったものとした。

アリーシャのナイフからはルビーのDNAも検出された。

バネッサの評価

事件解決後、アプトンはボイトにバネッサの評価報告をした。

「彼女は2度暴走した。直感だけでは危険よ。いつか命を落とす。または誰かが死ぬ」

その後アプトンはロッカールームで、身体を拭いているバネッサに声を掛けた。
背にはタバコの火傷の痕があった。
カーラに話した話は本当だった。

ロッカーがないので、大荷物を仕舞う所がなかった。
「幸先が悪いよね」
アプトンは愛想笑いのように薄く笑い、バネッサを座らせた。

「上層部が期待してあなたを特捜班に入れた。潜入捜査からの切り替えはキツいわ。あなたは自分の考えや直感に従い生きて来た。でも特捜班でそれはできないの。チームワークと信頼が大事。時間も必要よ」
「わかった。ありがとう。よければまた会いたいな」
「会うわよ。仲間になるの」

バネッサはすぐに呑み込めないようだった。てっきり不採用だと思っていたのだろう。

最初のハードルは書類に住所を書く事になる。
大荷物は、まだ住居が決まっていないせいだから。

アプトンは、家捜しも時間がないと大変だろう、とルームシェアに誘った。
「本気?」
「ええ、うまくいく」

早速、2人でバネッサの帰る場所に向かった。



かんそう

やったー! バネッサが特捜班の仲間になりました!!
可愛いし、威勢が良くてそして才能もあるっていうから、初めから決めてました! って感じでお気に入りです。

アプトンはどこか影があって、時間をかけて人柄を理解し信頼できた……って感じのキャラだったので、光と闇属性って感じの対象的な2人ですが、ルームシェアまで始めるとは!!
これからまた特捜に新しい風が吹くことを期待して、楽しみだな~!!

と、バネッサの加入には前回の前振り回もあった訳ですけど、アントニオのお別れは……。結局前シーズンでさよならしていたって事なんですね。
台詞だけの説明でした。
まあ一度はジャスティスに行ったという事もあり、何度お別れしてもって感じだったのかな?

気になったので降板理由を少し調べてみましたが、製作上の理由と言う感じでした。大抵この手の理由ははっきりとは言わないですよねw



アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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