【新シーズン】シカゴ・ファイア/CHICAGO FIRE シーズン8 1話「聖地/Sacred Ground」

2021/05/14

ジェーン洞 シカゴファイア シカゴファイア シーズン8 消防士

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あらすじ

Elizabeth Morris/NBC | 2019 NBCUniversal Media, LLC

2021年5月13日(木)~AXNでシーズン8 日本初放送(全20話)
(アメリカ放送 2019年9月~)


マットレス工場火災 つづき

必死の消化活動をしたものの、ボイラーは大爆発してしまう。
その影響で頑丈と思われたコンクリートの床が崩れ落ちてしまい、大勢の負傷者を出していた。
シルビーは腕を骨折。
そして逃げ遅れたオーチスは爆風をもろにくらって意識不明で倒れていた。

病院へ搬送されたオーチスは、一瞬だけ目を覚ますとクルースにロシア語で何かを呟き息を引き取った。

ハーマンは、何が起きるか分からない現場で命令に従わなかったリッターを叱責し、ポンプ隊から除隊していた。

シルビー

3ヶ月後、予定通りカイルと婚約したシルビーは、インディアナに引っ越していた。
やっと腕のギブスも取れ、仕事を再開させようとしていた。

地元の消防署の面接はその場で受かったが、とにかくのんびりしている事に不安を感じた。

町では、ホープと再会しまた婚約したの? と嫌味を言われる。
「狭い町では過去を引きずってはダメ」
仲良くしなきゃ、と言われても気が重かった。

カイルに職場の不安を伝えると、君は働かなくてもいいんだよ、と言われるがそんなつもりはさらさらなかった。

救急隊の交代要員

退職したシルビーの穴を埋める為の新しい交代要員が来た。
チャド・コリンズというイケメンだったが、エミリーはその軽さに初対面で引き、期待しなかった。

案の定、現場に出ても集中せずエミリーをイラ立たせる。

その上、どこかで見たと思っていたマウチが雑誌を見て発見した。
コリンズは下着の広告のモデルをしていたのだった。

それを恥じるだろうと思いイタズラで、休憩中のコリンズのテーブルに置いた。
だが、コリンズは持っていたペンでささっとサインを書いて、ドヤ顔だった。

そのまま意気投合し、廊下でモデルポーズをとっている2人を見たエミリーは心底うんざりし、その勢いでシルビーの携帯に戻ってきて、と留守電を入れた。

終わらない事件

マットレス工場の火災から3カ月が経過しても、まだ最終報告書が受理されないままだった。
従業員4人と消防士1人が犠牲になるという大事故に、懲戒処分を求める声が挙がっていたのだった。

報告書が出ないとあの出動を長く引きずってしまう、と嘆くケイシーを、セブライドは報告書が出れば忘れるよ、と慰めた。

そんな中、ケイシーが救急隊を現場に要請したことが審問会で問われることになってしまう。
審問会で、スケープゴートにされそうになった所を、大隊長は自分の責任だと割り込んでケイシーを庇った。
「誰かに責任を押し付けるなら、2人を入れる事を許可した私にしろ」

結果、嫌疑は晴れ、過失なしという報告書で処理される事になった。
それでも部下を亡くしたケイシーの心は晴れなかった。

あれからはしご隊に異動していたリッターは、改めてハーマンに謝罪し、ポンプ隊に戻る許可をもらえた。
だが、オーチスの代わりがくるまでははしご隊を離れられない。
まだまだ時間はかかりそうだった。

クルースの願い

クルースは、親友オーチスの死を引きずっていた。
そんなクルースを心配した大隊長が声をかけると、オーチスの最期の言葉を聞いていた事を打ち明けられる。
だが言葉そのものは覚えていても、ロシア語だったので意味は分かっていなかった。
意味を調べてオーチスが苦しんでいたのかもしれないと思うと、調べられないでいた。

そして何より怖いのは、今は壁に盾やバッジが飾られているが、いずれ仲間が去った後は誰も気に留めないのではないか。オーチスを知る人がいなくなる、と嘆いた。

大隊長は自分も同じことを考えるとクルースを慰めつつ、その時は解決策が分からないと言っていた。

数日後、大隊長は隊員達を署の前に呼び出した。

そこには新しい石碑が建てられていた。
それはクルースの嘆きへの回答だった。
「我々の功績は記憶に残るのか?」
石碑には、オーチスの名と殉職した記録が刻まれていた。
仕上げは大隊長自らの手で行い、石碑の上にヘルメットを置いて完成した。

「伝えてくれ。消防士仲間に。この記念碑を眺める市民に友人に。ブライアンについてを。彼との思い出や人となりを。そうすれば記念碑に命が吹き込まれる」
そして大隊長は、オーチスの最期の言葉の意味を調べていた。
「兄弟よ、俺は側にいる」
クルースは崩れ落ち、記念碑に縋りつくと全員がそれに続き地面に跪いた。

51分署に新たな聖地が出来た。


なんとびっくり! オーチスが殉職しちゃいました。
これまでも病気になったり、フェードアウトのタイミングがなくはなかったので、突然の殉職に驚きました。
モリーズ・ノースは閉店との事。

51分署も8年目ということで、入れ替わりがあるのは仕方ない事ですが……。

新シーズンしょっぱなにとんだサプライズでした。

あとシルビーもさらっと引っ越ししているし。
でも完全に戻ってくるフラグ立ちまくりでしたけどw



(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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