あらすじ
Adrian Burrows/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC
2020年5月7日（木）～AXNでシーズン7日本初放送（全22話）
(アメリカ放送 2018年9月～）
キッド
キッドは医者からの許可が下り、職場に復帰した。
だが現場に戻れると思ったものの、ゴーシュの圧力によりしばらくは内勤になってしまい不満を感じる。
ポンプ51の小隊長
新体制に不満を感じたポンプ51の小隊長ディドリクソンが辞める事になった。
するとそれを知ったゴーシュがボーデンに優秀な人物がいる、と自信満々で推薦してきた。
その人物は111分署のトレイ・ジェニングスという、聞いた事のない名前だった。
ボーデンはすぐにケイシー達に伝え、どういった裏があるのか調べさせた。
その後ジェニングスが、51分署の現場に応援に駆け付けて来た。
ジェニングス本人は、感じがよく仕事も出来そうでケイシー達に好印象を与えた。
だがマウチが「ジェニングスはゴーシュの義理の兄弟だよ」、と言った事で空気が変わった。
そんな中、ハーマンがボーデンの選択に不安を感じ、あえてジェニングスを薦めた。
「プライドにこだわるな。長い目で見て署にとって最善の道を選ぶべきだ。
物事が丸く収まるなら誰が推薦したかなんてどうだっていい」
「ありがとう」
ボーデンはハーマンに言われた事を噛み締め、何かを決意したようだった。
セブライド
父と6歳の息子メイソン・ウィテカーが乗った自動車が高架から落下するという事故が発生した。
2人は大けがをしたものの、命に別状はなく救助された。
メイソンの両親は別居しており離婚協議中だった。
病院に駆け付けた母親は、最近夫が不安定だったといい、親権を奪われたくなくて無理心中を図ったのでは？ と疑い警察を呼んだ。
セブライドは何故かこの事故にこだわり、本当に事故なのか心中なのか調べ続けた。
それを見たキッドは、「これはあなたの仕事じゃない。もう役目は果たした」と止めていた。
後日母親の弁護士がセブライドを訪ね、事故についての調査をした。
セブライドはありのままを伝えるが、弁護士に「顧客に最善の筋書きを作る」と言われて腹を立てる。
その後、セブライドはキッドを連れてメイソン達の見舞いをした。
そこで父親は恩人に知って欲しいと決して心中ではなく事故だった、と弁解し始めた。
「車の前をシカのようなものが……。避けようとしたが間に合わず。あとは覚えてない」
警察にも話したので刑事事件にはならないが、家裁は別だった。
父親は証拠がないからと、妻の弁護士の出方を気にしていた。
セブライドはこのままだと息子を失ってしまう、と気にかけた。
するとキッドは、予定を変更して現場に戻ってみない？ と提案した。
すっかり夜になり、真っ暗な中2人は事故現場を調べた。
本当にシカとぶつかったならシカが倒れているはず。
暗闇を歩きながらキッドはなぜこの事件にこだわるのか、セブライドに聞いた。
「こういう状況は子供にとって影響が大きい。
両親が争う姿を見せられた子は、自分の周りの世界が崩れていくように感じる
つらいものなんだ」
だからメイソンを助けたい、セブライドは自分と同じ体験をさせまいとメイソンを気にかけていたのだった。
キッドも納得し、しばらく周辺を調査しているととうとうセブライドが発見した。
シカの死体を。
セブライドは病院へ行き、妻にシカの死体の写真を見せた。
「ハンドルを切った理由です」
すると、それまでは単独親権が取れると喜んでいたが表情を一転させた。
「事故だったの？」
そして自分もおかしくなっていた、と過剰に反応したことを反省し始めた。
「いや、息子さんの身を案じただけだ」
妻もその気持ちは同じだった。
セブライドはメイソンが両親から愛されていると確認できると安心した。
「幸せな子だ」
妻はセブライドのお陰で大きな過ちを未然に防げたと、セブライドに感謝した。
セブライドはその後病院の前で、夫婦が揃って退院したメイソンの車椅子を押す姿を偶然見かけ、ほっとした。
クルース
ビル火災でクルースが救助していたクロエが、51分署にお礼を持ってやってきた。
出迎えたクルースはクロエを意識するも、礼以上の意味はないかもしれないと自信がなかった。
そんな所へ、エミリーが現れたのでシルビーには聞きにくいから、と相談をした。
「よくわからないけど、あなたが彼女に関心があるなら職場を訪ねればいい」
アドバイスを受けたクルースは、クロエの職場を訪ね消防署のチャリティー・ピクニックに誘った。
クロエは職場中にクルースの事を話していたようで、全員が興味深々でのぞき見する中嬉しそうに快諾した。
決断
ピクニックの日、ボーデンはゴーシュに小隊長発表の日はいつだと、迫られた。
「今日だ」
そして壇上に立ち参加者を集めた。
「ここでみんなが家族と共に集う姿を見て、なぜ我々が日々命がけで任務に当たるのか改めて気づいた。
地域社会の為だ。そこにエゴや野望はない。あるのは献身だけ」
今回引退するディドリクソンはまさにそういう人物だと紹介し、その後を継ぐものは責任が重いはずだと、続けて新任の発表をした。
「クリストファー・ハーマンがポンプ51の新隊長だ」
ゴーシュは、ジェニングスと顔を見合わせて驚いてからボーデンに詰め寄った。
「聞いてないぞ」
「推薦には感謝するが、署で長く経験を積んだものが適任者だと判断した。俺が信頼できる人物がな」
2人は握手しつつも、対立していた。
「思い切った決断だな。この件を局長に報告する」
「そうしてくれ」
ハーマンや仲間達は予期せぬ事に大喜びした。
かんそう
ボーデン大隊長は、ゴーシュを怒らせてしまいましたが大丈夫かしら？
ハーマンはポンプ隊に行ってしまいましたが、そうなるとはしごに補充は入るのかな？
キッドも事務のままなら人出不足になりそうだけど。
セブライドは、今回は安定していて格好良かった！
ドーソン異変の余波なのか、ケイシーの出番がほとんどない回でしたｗ
.jpg)
0 件のコメント:
コメントを投稿