アメリカン・ホラー・ストーリー:黙示録/American Horror Story: Apocalypse シーズン8 6話「呪われた館へ再び/Return To Murder House」

2019/05/14

アメリカンホラーストーリー アメリカンホラーストーリー黙示録 ジェーン洞 ホラー

t f B! P L
警告海外ドラマクイーンズ(http://fdramaqueens.blogspot.com/)のイラスト・テキストの無断転載、無断利用、無断引用および画像への直リンクは堅く禁じます。

あらすじ

American Horror Story: Apocalypse S08E06 Clip | 'Mistakes' | Rotten Tomatoes TV


2019年4月8日~FOXジャパンで放送!(全10話)
(アメリカ放送2017年9月~)


シーズン8登場人物

シーズン8 5話「迫る闇/Boy Wonder 」へ


呪いの館

マディソンと魔術師のビホールド・シャブリは、夫婦の振りをして呪いの館を借りた。
10年間、空き家だったという。

すぐに呪文を掛け、館にいる亡霊の姿が見えるようにすると、たちまち馴染みの住民たちが姿を現した。

亡霊の中には家族もいるだろうし、そうじゃなくてもマイケルを知る者がいるだろう、と話しを聞く事に。

住民たち

テイト(エヴァン・ピーターズ)とベン(ディラン・マクダーモット)は終わる事のないカウンセリングを繰り返し続けていた。

テイトはヴァイオレット(タイッサ・ファーミガ)に、ベンは妻ヴィヴィアン(コニー・ブリットン)に口を利いてもらえないままだった。

コンスタンス(ジェシカ・ラング)も館の亡霊になっていた。
モイラ(フランセス・コンロイ)は、やはりコンスタンスのメイドとして働いていた。

亡霊だけではなく、人間も出入りしていた。
霊媒師のビリー・ディーン・ハワード(サラ・ポールソン)は、マディソンの事を知っていた。

モイラ

コンスタンスはマイケルの情報を渡す代わりに、条件を出した。
モイラを屋敷から永遠に追放する事。

2人は館の庭からモイラの遺骨を掘り出し、希望の場所、母親の墓に埋めた。
モイラは屋敷から出られ、母親に再会し、人工呼吸器を外して殺したことを打ち明けた。
母親は恨むどころか、苦しみから解放された感謝を述べ、2人は手を取り合って霧の彼方に消えて行った。

コンスタンスとマイケル

コンスタンスは希望が叶ったので、マイケルについて2人に話し始めた。

マイケルの母親は、ヴィヴィアン。
父親はテイト。
だからマイケルは自分の孫であり、お産で死んだヴィヴィアンの代わりに育てた息子でもあった。

だがすぐに、連続殺人犯の兆候と言われる残虐性を見せるようになった。
それは成長と共にエスカレートしていった。

最初の殺人は、ベビーシッターだった。
まだ幼い頃だったが、その次にはある朝起こしに行ったら一晩で10歳、歳をとっていた。

そしてベッドにいる時に首を絞められ、殺されかけた。
マイケルは途中で我に返ると、涙を流して謝った。

神にすがり、神父を呼ぶとその神父も殺した。

もう母親でいられない。
さすがに立ち直れなくなり、死を覚悟した。
それなら自ら死を選んだ方がマシだと、酒と薬で自殺をしていたのだった。
アディ以外の子供達と屋敷で永遠に暮らすことを選んで。

それ以来、マイケルとは会うつもりはなく、会ってはいなかった。

ベンとマイケル

ベンはコンスタンスが死んだ日に、マイケルを見ていた。

コンスタンスの遺体を発見し、自分のせいだと泣いていたマイケルに声を掛けていた。
「霊は会いたい人としか会わない」

コンスタンスがマイケルを避けていると伝え、そんなマイケルに同情し助ける事に。

それから医師と患者の関係になるが、父と息子のようになるのに時間はかからなかった。

亡霊のベンにとって、生きている人間と接する事は刺激になっていた。


ある日、マイケルはテイトの部屋でテイトの物に触れていた所をテイトに見つかっていた。
マイケルは、他の亡霊からテイトが実の父親だと聞いて知っていたのだった。
でもマイケルが父親に近づきたいと思うのとは反対に、テイトはマイケルを拒絶した。
「お前みたいな怪物なんかつくるもんか」

それ以来、マイケルは悪い方に変わってしまった。
エリザベス・ショートの口を切り裂き、新たに家を買った住民をラバースーツ姿で殺した。
2人が亡霊になると今度は焼き払い、この世から消した。

マイケルをずっと止めていたベンも、もう何も出来ないと確信した。
「助けられない。無駄な努力だった」

ヴィヴィアン

新スプリームが邪悪であるとはっきりと分かった所で、コーデリアに報告をしようとすると、ヴィヴィアンが現れた。

実はヴィヴィアンがベンを避けていた理由には、マイケルとの関係もあったのだった。
でも仕方なかったと、今はまた息子には父親が必要だとベンに歩みよった。

ヴィヴィアンはマディソン達に忠告をした。
「マイケルはただの悪い魔術師とは違う。
”10本の角と7つの頭を持つ獣が海から上がってきた。
地上に住む者はこの獣を拝むだろう”」
マイケルは人間ではない。

アヴェ・サタナス

ある日、屋敷に黒いマント姿の3人の男女がマイケルを訪ねてきた。
マイケルを見て「我が主よ」と言った。

口ひげのあるアントン・ラヴェイは悪魔教会の黒教皇。
枢機卿だという2人の女性のうち、1人はミリアムだった。

彼らは西から暗黒星を追ってここまで来たという。
家の暑さはまるで地獄の入り口。
集まったカラスも頭を垂れる。

「予言通り、あなたが選ばれし者」
「今こそその目のウロコをはぎ力を示すのです」

ヴィヴィアンはその時は、詐欺師かなんかだろうと本気にしていなかったが、黒ミサを見て分かった。

道で生贄の少女を拾い、儀式は行われた。
生きた少女の胸にナイフを突き刺し、サタン万歳といいながら内臓をえぐり出す。

マイケルがその内臓を口にすると、その背後にこの世の物とは思えないシルエットが広がっていった。
大きな翼に2本の角をはやした悪魔。
「父よ。我は共にあり」
マイケルは自然とつぶやいた。

ヴィヴィアンはマイケルを殺そうとした。
寝こみをナイフで刺そうと近づくと、マイケルの耳の裏には666の文字が浮かび上がっていた。

ヴィヴィアンは近づいただけで炎に包まれた。
そこをテイトに助けられていた。

鎮火した時には、マイケルは姿を消しそのままだった。

「ベンもテイトも彼の父親じゃない。
この呪いの家が彼を産んだの。"闇の根源"が彼の父親よ。
この世界を滅ぼしに来た」

ヴァイオレット

2人は、マイケルが悪魔だと確信し、委員会に報告する事にした。

屋敷を出る前に、マディソンはヴァイオレットの様子が気になり声を掛けた。

マディソンはヴァイオレットとテイトのすれ違いに気づいて、気になっていたのだった。

ヴァイオレットはテイトを憎む気持ちと好きな気持ちの両方を抱えて苦しんでいる。
それを確認すると、テイトが根っからの悪ではない、とヴァイオレットの誤解を解いた。
「彼の中の悪はマイケルに移ったわ」

そしてヴィヴィアンを助けていた事も教えると、ヴァイオレットはテイトを許した。
2人はやっとまた元の恋人同士に戻った。


シャブリとマディソンは、任務の中でお互いに誤解していたと気づいていた。
特にシャブリはマディソンを人がいいと思っていた。

屋敷の窓には、見つめ合うバイオレットとテイトが見える。
でもマイケルと止めないとこの幸せも続かない。

マディソンは魔法で門を閉めて、施設に戻った。



かんそう

シーズン1とのクロスオーバーがあると知った時から、ジェシカ・ラングについては気になっていましたが、今回とうとう登場しました!
シリーズとしては、約3年ぶり!!

なるべく前情報を避けてるので、何も知らず、思わず声を出して興奮しちゃいました。
今回も、短い出番の中であっても怪演が見られ、震えました。

魔女団としての登場はどうやら期待できそうもありませんが、コンスタンスが新たに見られただけでも大感激です。

そして本当に自分のボケさ加減が恥ずかしくなりましたが、マイケルの「ラングドン」という名字とクロスオーバーという情報で、マイケルがラングドン家の一員だと気づける状態でしたw

名字なんて全然覚えてないし、ネタバレに引っ掛かるのもいやなのであれこれ検索もしなかったので、全然気づいていないままw

まあそのおかげで今回は私にとってはビックリの連続でしたけどw
シリーズのファンの多くは、マイケルが登場した時から「あー」って思っていたという事ですねw

そもそも前回呪いの館が登場した時にも私には、「ラングドン」に意味がなかったので「どういう関係なんだろう?」ってまったく予測できない状態でしたがw

ここまで来れば多くの人が気付いていたんでしょうねw
恥ずかしいですけど、まあその分驚けたのでヨシ! と開き直りますw

それにしても、成長した赤子のマイケルが「ブラック・ダリア」の手術とかラバースーツの殺人を10年以上前にマイケルがあの屋敷でしていた、というのはビックリでした。

という事は、施設の中のラバースーツもマイケルだったと考えられる!

他、懐かしい顔ぶれが想像以上に登場したのも感激しました。
中でもサラの霊媒師なんかは、ほとんど出なくてもいいような存在でしたが、ここまでくると7変化ネタとして登場させてる感じで、笑いましたw

これまでのキャラがこれだけ登場すると、まるでアメホラ集大成のようにも感じられますが、まだまだアメホラは終わらないんですよねw

そしてただ懐かしいってだけではなく、時を経てシリーズを超えて「モイラ」のドラマが完結するという粋な展開もありました。

もちろん、マイケルを通じてコンスタンスやベン、ヴィヴィアン達のその後が見られたというのも、面白かったです。

ただ、記憶だけでは良く分からない事もあって、ヴィヴィアンがベンに「息子に父親が必要」という「息子」って誰? って思っちゃいました。

とりあえずパパーっとネッフリでシーズン1を見てみましたが、(ネットフリックス便利!)、ヴィヴィアンは双子を妊娠していたんだった!
その片方が邪悪で栄養を奪っているって、診察で言われていました。

てかそもそも出産した医師も亡霊だったわw
その時死産しているから、永遠の赤ちゃんなのでした。
ほんと、覚えてないわ~。

そしてついでに「クロアトアン」って言ってるシーンもありました。
「体験談」でも言っていた除霊の言葉ですが、もうシーズン1から出ていたとは。

改めて見返した他にも共通アイテム? が散りばめられていそうですね。
さすがアメホラ!

今回は特に、シーズン1のファンには欠かせないエピソードで、満足度の高い回でした!


(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

更新中の番組

水曜日放送中
LAW&ORDER:性犯罪特捜班 シーズン25

木曜日放送中
シカゴファイア シーズン11

金曜日放送中
シカゴPD シーズン10


不定期更新
財閥家の末息子~Reborn Rich~

エミリー、パリへ行く シーズン4

ネットフリックス/Netflixはこちら

新番組まとめはこちら ニュース

過去記事は「番組別記事リンク」「タグ別記事リンク」等をご利用ください。

更新をお知らせします



@fdramaqueens

このエントリーをはてなブックマークに追加

follow us in feedly

rssを購読する

ランキング

このブログを検索

ページビューの合計

QooQ