レジデント 型破りな天才研修医/The Resident　シーズン2　2話「富める者と貧しい者/The Prince & the Pauper」

メディカルスクールの新入生

メディカルスクールの新入生が見学に来た。
コンラッドはデヴォンに担当を押し付ける。

4人の生徒のうちの1人、金髪のアーロンは親が開業医のようで手伝いをしていると自信満々で嫌な奴だった。

そんな中、生徒達はサービスのタイ料理に食いついて医療機器のセールス会場に飛び込んで行った。

後からデヴォンも覗いてみると、クォヴァディス社のジュリアンという女性の案内を受ける。
ジュリアンは本人も人工股関節で、医療機器のおかげで生活できるようになったと言っていた。

ジャック

ローラースケートで遊んでいたジャックという14歳の少年が、他の少年と接触してヘリで運ばれてきた。
腹部損傷が酷く、息が出来ない状態だった。

緊急手術が必要となるが、担当医の手が空いていなかった。
そこへ私服姿のオースティンが立候補した。
心臓以外にも外科医として3つの資格があるという。

ジャックの手術は成功した。
両親は妹を2年前に脳腫瘍で亡くしていたから、とジャックの無事の喜びに浸った。

コンラッドはその話を聞いて気になり、ジャックに問診をし追加の検査をする事に。
するとすい臓がんを発見し、お手柄となった。

金持ちの父親は他の癌センターに診てもらう為、高額なヘリの手配をするが、その後の検査で出血している事が分かり、移送をせずにすぐに手術をする事になる。

だが手術は思ったように上手くいかなかった。
すい臓全摘出に加え、胆のう、十二指腸、胆管の一部も切除という大掛かりな手術になってしまう。
オースティンでさえ数回しか経験がなく、担当のノーランには手に負えない。

困ったコンラッドは、仕方なく経験豊富なベルに助けを求めた。
ベルは自信満々に引き受け、手術を成功させた。

ジャックは癌から救われたが、糖尿病を抱えて生きる事になった。

そこへセールスのジュリアンが現れ、最新医療機器の売り込みを始めた。
金持ちのジャックの父親はその場で、1万ドルのインスリンポンプを購入した。

アビー

アビーという糖尿病の13歳の少女が、院内で薬を盗んで逃走していた。

目撃したニックはオカフォーに協力を求め、アビーを見つけるが盗んだ薬を自分でうって倒れていた。

インスリンを捜していたが遅かったようだった。

その騒ぎに、デヴォンが通り掛かり、生徒達に手伝わせて処置をするが、自身満々のアーロンが使い物にならず足を引っ張ってしまった。

その後、デヴォンは生徒達を家に帰していたが実は、アーロンがアビーを見守り続けていたと知る。
アーロンは自分のミスの責任を感じていたのだった。

デヴォンはアーロンに抱いていたイメージを変え、自分も初めての時にミスをしたと励ました。


アビーは保険未加入者だった。
母親が働いても薬代が追いつかず、インスリンを盗んでしまったのだった。

コンラッドは、オーナーである父親にアビーのようなケースを未然に防ぐ為に未加入者用のクリニックを始めたいと提案する。

父親はあくまでもビジネスライクに数字のデータを見てから判断すると言った。
コンラッドはそれを答えはノーだと理解したが、ニックとオカフォーはまだ答えは出ていないと前向きだった。

マイカ

心臓移植後の復帰に自信を無くしていたマイカは、オカフォーの足手まといになる、と別れをほのめかす。

だがオカフォーに別れる気はなく、まずはリハビリに専念して、と励ましていた。

そんな仲の良いオカフォーとマイカを、オースティンは遠くから見ていた。

ベル

ベルは、ハンターが逮捕された寂しさから、ハンター似の娼婦を買ってしまう。
ところがそれは囮捜査官でその場で逮捕となった。

すぐに保釈金を払って保釈されるが、CEOになったばかりだというのに裁判沙汰を起こしてしまい、医事局に知られずに済ませたいと弁護士に相談していた。

だが、無罪は難しく、医事局に届け出ないとけないといけなくなるが、弁護士はあなたが書類を出さなければ知られない、とベルをそそのかした。
ベルはその場で書類を破き、何もなかった事にした。

シーズン2　3話「信じる心/Three Words」へつづく

かんそう

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