The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン5 のあらすじ・ネタバレ
The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン3までの主な登場人物はこちらです。
2023年4月6日~/毎週木曜日 スーパー!ドラマTV 日本独占放送(全10話)
(アメリカ配信2021年6月~)
リアリティショー「ワックナーが裁く」
ワックナーの法廷リアリティの仮編集を12人のユーザーに視聴して意見を求めたところ、あまり評判はよくなかった。
特に不評なのが取り上げる案件だった。
「ショボい」
視聴者が求めるのは強盗や泥棒などの犯罪色が強いもの。
だが、さすがに民間の法廷で殺人など物騒な事件を扱うことは不可能だろう。それはクーパーもわかっているが、視聴者の声を無視し続けることはできない。
「もっとドラマが欲しい」
そういわれたワックナーは番組からは手を引くべきではないか、と尻込みをするが、マリッサに叱咤される。
「持ち込まれる訴訟が減ってきている。番組で宣伝しないとここが終わる」
マリッサは契約書にある「編集に関する協議権」を主張するときが来た、とワックナーのフォローに入る。
新編集
マリッサが番組のデータを確認すると編集され、まるでマリッサの番組のようにフィーチャーされていた。
しかしそれはクーパーの指示ではなく、イケメン編集者マックスの独断だった。
マックスは撮影でマリッサにほれ込んでいた。
「賢いし、信念があってカメラ映りもいい。いい番組に必要な情熱や演出がある。彼女がワックナーを面白くする」
だがクーパーはそれはお前の仕事ではない、とあくまでもワックナーをスターにしろ、と再編集させる。
「ダメならクビだ」
マリッサひいきのマックスは、ワックナーが切れたシーンをカットしていた。それを知ったマリッサは「そこがドラマじゃないの!」と入れさせた。
そして編集車の中で、マリッサはマックスと寝た。
ジュリアスの新オフィス作戦
ローリーに解雇されたアソシエイトを連れて新事務所を開設したいジュリアスは、そのスポンサーになってほしいとコードに打診する。
確かにコードは金持ちで不可能ではないが、何より「面白くない」と突き返されてしまう。
「成功する破壊者と手を組んできた。イカれた天才たちだ。この話は何も破壊しない」
それでもジュリアスは引かず、ダイアンの名前を餌に出した。
「だったらダイアンと一緒に来い」
しかしダイアンは賛同するといった覚えもなければ、する気もなかった。
「ほかのパートナーは君や辞めないなら辞めるって脅してるぞ」
ジュリアスはなんとか気を変えさせようとするが、ダイアンは簡単には諦めない。
それを確認した上で、ジュリアスはコードに「ダイアンもやる気です」とウソの電話を入れた。
パープル・ゾーン
コードに会うためにコピー法廷を訪ねた帰りに、ジュリアスは「パープル・ゾーン」に無断駐車したと罰則を受ける。
それはワックナー法廷の独自ルールだった。
公道に勝手に線を引き、パープル・ゾーンは法廷スタッフ専用の駐車スペースだと言われても、呆れるだけ。
しまいには受け取ったチケットを破ることを繰り返し、罰金が跳ね上がっていくがジュリアスは従うつもりはなかった。
しかしその後駐車場に止めていた車がレッカーされてしまう。書類には「ワックナーのシカゴ市」というマークがついていた。
車を取りに管理局に行くが、実際にチケットを切られたわけでもなく窓口でも処理のしようがない。
預かり証を見せると他にもパープル・ゾーンに止めてレッカーされた男女がいた。
窓口では確認の上、通常の切符の再発行をしないと車は取り戻せないと言われる。
三人はその場でこれは詐欺だと、団結した。
「イカれてる。戻って闘う」
ところが法廷に戻ってワックナーに訴えると、謝れば車は返すとあっけなく言われる。
賛同していた二人は「なら謝る!」とその場でさくっと解決して帰っていった。
しかしジュリアスはそれでは収まらなかった。
「車を盗まれたから警察へ行く! そっちが謝罪しろ」
だがワックナーは相手にしなかった。
謝れば車を返すと言ってるのに謝罪しない方がおかしい、と。
法廷から去る時、ジュリアスはワックナーの駐車料金受領帳を見つけこっそり盗んだ。
そして自分で受領シールを貼って書類が整った、と再び管理局の窓口へ行った。すると警官二名がやってきて、受理帳の盗難で拘束されてしまう。
「バカげてるよ。偽の法廷が車を奪った。ウソだらけだ」
「マクフィンリーの死も?」
警官の1人に言われジュリアスは気づく。
「彼の死の腹いせか?」
駐車違反から窃盗罪へ
警官はワックナーの法廷にジュリアスを差し出した。そこへ、トランペットという弁護人が勝手にやってきてジュリアスの即時保釈を訴える。
そして検察はコードだった。ジュリアスは開いた口が塞がらない。
「今すぐ本物の法廷へ行かせろ!」
だが誰も聞き入れず、勝手に法廷は進んでいく。
弁護士は勝手にジュリアスの生い立ちから語り始める。
それには「THIS IS US」風のBGMを、とワックナーからギタリストにリクエストが出た。
保釈するかどうかの段階で、ケインはその心づもりを確認されるが「これは報復だ」と言い出す。
「この法廷は利用されている。コードさん、あなたもだ。警察によるうちの事務所への攻撃だ!」
「保釈はなし。公判まで再拘留」
ワックナーはカンッとベルを叩いた。
そこでジュリアスが機転を利かせる。
「待って。この法廷は迅速審理がモットーでは?」
そうしているとマリッサが法廷に戻って来た。
大勢の警官がいる騒ぎにドラマだと面白がるが、その対象がジュリアスだと気づいて慌ててワックナーを止める。
「うちの事務所の人よ。今すぐ自由にして!」
「なぜ?」
「これだけは特別よ。彼の事務所はあなたの法律顧問なのよ!」
それでも特別扱いはしないというと、マリッサはダイアンとリズを呼んだ。
ジュリアスの裁判は続けられた。
ワックナーがジュリアスを「この法廷を軽んじていて個人的に気に食わない。収賄で有罪判決を受けた元判事だしな」と酷評すると拍手が起きる。
「あなたたちは自分で正義を決められると思ってる。都合よくルールを作ったり、破ったりする権利があるとね。法律はあなたのものでもあなたの事務所のものでもない。すべての人のものだ」
すると警官たちによる「USAコール」が発生し、大盛り上がりになった。
翌日、ダイアンとリズはワックナーを呼び出し、契約解除を申し入れるが、ワックナーは受け入れなかった。
「君たちがいい。マリッサも失いたくない」
ジュリアスは温情ですでに保釈されていた。
ワックナーはこのことは水に流すといって、番組の配信が決まったことを告げて帰っていった。
番組は、再編集でキレたシーンが高評価で、満足度95%という快挙を遂げる。
喜ぶクーパーにワックナーは冷静だった。
「ここを続けたい」
番組のオープニングタイトルは、過激に編集されていた。
新パートナー
リーがコードを呼び出し、オフィスの対応に満足しているならほかの地域も任せて欲しいと営業をかけた。
しかしコードは現状は満足だけど、ダイアンが辞めるからとはっきり断る。
「崩壊する事務所は願い下げだ」
何も聞いていないリーは慌ててダイアンとリズを呼び出した。
そこでダイアンはジュリアスからとは伏せて確かに引き抜きの話はある、と認めた。
そして上手くジュリアスから聞いた話を利用する。
「パートナーが脅してると聞いた。私が辞めなきゃ辞めるって。だからどんなオファーでも来れば検討する」
リーは許可なく脅すなとリズに、ダイアンには顧客を盗めば訴訟で君を潰すとそれぞれに釘を刺した。
「盗む気はない。でも選ぶ権利は彼らにある」
ダイアンはもっぱら意思決定プロセスから外されていると不満を訴える。
リズも不満を示し、またしても小競り合いになる。
呆れたリーは私に問題を解決させたくなければ、2人で24時間以内に意見の相違を解決しろ、と命令した。
決して辞めたいわけではないダイアンは、リーのオフィスを出るとすぐにリズにボーズマンの代わりになるパートナーを雇おうと提案する。
ダイアンはギンズバーグ判事の幻覚に相談をして、ギンズバーグ判事の調査官アレグラ・ドゥラードにたどり着く。
彼女なら新パートナーとしてダイアンもリズも納得できる存在だろう。
アレグラはパートナーに就任した。
つづく(The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン5 記事一覧)
かんそう
ワックナーの個性がパッとしなくなってきている?
番組はワックナー法廷を救う、利用すべきものでありながらもその番組に振り回されつつあります。
それと法廷がらみのローカルルールの横行。
公道を勝手に所有物扱いするのはさすがに?
ワックナーの理想にちゃんと向かっているのかな? ちょと心配です。
でもワックナーがマリッサを離さないのは正解! マリッサがいれば窮地は免れるかな~とマリッサの活躍には期待できる!
マリッサがもてる世界はわかるし、そうであって欲しい。
ジュリアスは策士以前な感じがして、なんかもう今回は嘘ついた罰みたいな感じでしたねw
振り回されてるのは面白かったです!
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