あらすじ
Virginia Sherwood/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC
2019年4月30日~ スーパー! ドラマTVで日本初放送。(全22話)
(アメリカ放送:2019年1月~)
★第1話のみ 最速オンライン試写会 配信(2019年3月31日~4月29日22時まで)
登場人物はこちら
(アメリカ放送:2019年1月~)
★第1話のみ 最速オンライン試写会 配信(2019年3月31日~4月29日22時まで)
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シーズン6 2話「コルシカ人/THE CORSICAN (NO.20)」へ
バイオハッカー
Virginia Sherwood/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC
レッドは、檻の中からリズに次のブラックリストの情報を渡した。
レッド逮捕のニュースに紛れて報道されている、バージニアの倉庫で発見された5体の遺体事件。
その首謀者を知っている。
「医師のスポルディング・スターク」
スタークはバイオハッカーだった。
遺伝子のハッキングで人間の命を延ばそうとしている。
レッドの会社に、遺伝子操作用の機器入手の依頼が来ていた。
「時に革新的な科学上の成果は、非主流派からもたらされる」
彼には未来が見えている、とレッドも説得されていた。
だが今回の事件によって、最悪のペテン師である可能性が出来てしまった。
レスラーは、レッドがこのタイミングで捜査をさせる事に何か裏があるのではないか、と勘ぐった。
バイオハッキング業界では「神」同然で、注目していたという。
治療の為に我が身を投げ出し、自作のマラリアワクチンを注射するライブ配信も見ていた。
その結果、免疫系が酷い反応を起こし、左の手足や顔がマヒした。
そこで建物のオーナーだというカービーに会う。
通報したのもカービーだった。
借主はスターク、医療器具の倉庫にすると聞いていたという。
たまたま確認しにきたら、ベッドの上の遺体を発見していた。
死んでいたのは末期のMCDD患者だった。
死に至る病ではあるが、何かを注射されて急死したと思われた。
現場からは処分し忘れたと思われるジェット注射器が見つかった。
アラムに出どころを探らせ、レスラーはMCDDの専門家に会いに行った。
MCDD治療薬でもトップだった。
治療法はまだないが、症状を抑えられるという。
レスラーを迎えた社員のパスカルは、スタークについては知らないと言った。
クラウンライフのような大手にとっては、素人のバイオハッカーは邪魔な存在だった。
簡単にジェット注射器の出どころが「ネクスハック」だと教えてもらう。
その場でネクスハックのサイトを見ると、創設メンバーと出資者の写真が上がっていた。
そこには、サマルが現場で会ったカービーが写っていた。
だが、金目当ての詐欺師疑いについては完全に否定した。
それは自分もMCDDだったから。
スタークのおかげで治っていたのだった。
だからその感謝で建物を貸したり、研究の協力をしていたのだった。
カービーは、自身に使われた薬の資料の提出をした。
カービーにとっては、命の恩人がこんな事件を起こした事が信じられなかった。
スタークの前の職場のグリーン薬局のデータベースから、他のMCDD患者を捜した。
カービーも、今回殺された5人も全国チェーンのグリーン薬局の利用者だったのだ。
まだ実験を続けていれば、さらなる被害者を選んでいる可能性がある。
マラリアワクチンで運動皮質が損なわれたスタークは、自分の為に治療法を捜し始めていたのだった。
それは、異常を正したゲノムでハイブリッド細胞を作るべく、その命令をウイルスに乗せて送るという方法だった。
だが今回の事件で使われたワクチンを分析した結果、カービーのワクチンにない成分が1つ、検出された。
神経毒サイロヴェックス。
それを聞いたカービーは、スタークのせいではないと言った。
彼にはイーサン・ウェブというパートナーがいて、薬の合成を担当している。
だがイーサンが人殺しをするとも考えられないと言う。
イーサンはスタークの友人でもあるパートナーだから。
そしてクラウンライフで働いていたという経歴も判明した。
2年前にデータの持ち出しで懲戒処分を受けクビになっていた。
スタークと共に薬の製造を目指しているはずなのに、何故毒を仕込むのか?
スタークが新たな患者と接触している事を突き止めた。
FBIが現場を押さえると、ギリギリ1名が手遅れになってしまった。
スタークは逃げる事なく逮捕されたが、イーサンは逃走した。
だがレスラーが追い、もみ合いの末階段から落ちて逮捕となった。
レッド対合衆国の裁判が始まった。
判事はロバート・ウィルキンス。
合衆国側の検事補はマイケル・シマ(ケン・レオン)。
レッドの弁護人はジェローム・ロナーガンがついたがすぐに自己弁護に切り替えた。
レッドは判事に連邦政府との免責合意の事実が検察側から報告されていない、と伝える。
証人にはクーパーを選んだ。
クーパーなら嘘はつけないだろうから。
レッドの狙い通り、クーパーが認めるとあくまで中立を守る判事は、真剣に取り扱い始める。
免責があるのになかった事にしようとしているのはいかがなものか? というレッドのスピーチも効果的だった。
「たとえあなたやシマさん、他の誰かが気に入らなくとも免責の合意は存在します」
ただ、法を破れば無効、という条件もあった。
クーパーは「法を犯した事実は知りません」とレッドを庇っていた。
翌日判事は、免責契約を有効だと答えを出した。
その直後、シマ側は逮捕時に無登録の銃を持っていた、とレッドが法を破った事を訴えた。
レッドは言葉巧みに、違法な捜査によって押収された銃には証拠能力がない、と返した。
判事は銃を証拠品から除外する申し立てを受け入れ、裁判は延長された。
檻の中に戻ると、レッドはクーパーと2人きりになろうとした。
「嘘をつけない男だと知って呼んだ」
「私は自分とチームを守った」
クーパーはまたチャンスがあるなら、協力態勢を続けたいと法廷で発言していた。
それはリズに選択権を与えた際に、続けたいと言っていたからだとレッドに伝えた。
実はクラウンライフをクビになったというのは見せかけで、バイオハッカーのコミュニティに潜入する為に会社の上司パスカルが考えたウソだった。
イーサンは会社を売り、スタークはそんなイーサンを本当の友人だと信じて何も疑っていなかった。
クラウンライフはスタークが新薬を開発するのを恐れていた。
会社は治療薬が欲しいのではなく、データを葬ろうとしていた。
何故なら、治してしまうのではなく症状を抑える薬を売り続けた方が10倍儲かるから。
スタークは、死体を残して逃げた責任を取る為、短い間刑務所に入る事になった。
信じていた友人に騙されていた。
「時に裏切るのは一番身近な人よ」
リズはレッドにスタークの事をそう、報告していた。
「混乱してる。
誰が裏切っているか分からない」
そう弱音を吐き、スタークとレッドの代理で話がしたい、と頼んで来た。
デンベはスタークに、レッドが予定が遅れるのではと心配をしていると伝えた。
スタークは何も影響がなく、順調だと答えた。
「そう願うよ。
彼は君に期待している」
後から検索してその言葉を確認する。
「破壊工作、ね」
恐らく後遺症だろうが、アラムにはまだ何も言わなかった。
それまではコルトン刑務所に移送となった。
「おかえりなさい」
つづく
レッド逮捕のニュースに紛れて報道されている、バージニアの倉庫で発見された5体の遺体事件。
その首謀者を知っている。
「医師のスポルディング・スターク」
スタークはバイオハッカーだった。
遺伝子のハッキングで人間の命を延ばそうとしている。
レッドの会社に、遺伝子操作用の機器入手の依頼が来ていた。
「時に革新的な科学上の成果は、非主流派からもたらされる」
彼には未来が見えている、とレッドも説得されていた。
だが今回の事件によって、最悪のペテン師である可能性が出来てしまった。
レスラーは、レッドがこのタイミングで捜査をさせる事に何か裏があるのではないか、と勘ぐった。
スターク
スタークの存在は、アラムも知っていた。バイオハッキング業界では「神」同然で、注目していたという。
治療の為に我が身を投げ出し、自作のマラリアワクチンを注射するライブ配信も見ていた。
その結果、免疫系が酷い反応を起こし、左の手足や顔がマヒした。
バージニア州カルペパー郡
レスラーとサマルは、遺体発見現場のバージニア州に向かった。そこで建物のオーナーだというカービーに会う。
通報したのもカービーだった。
借主はスターク、医療器具の倉庫にすると聞いていたという。
たまたま確認しにきたら、ベッドの上の遺体を発見していた。
死んでいたのは末期のMCDD患者だった。
死に至る病ではあるが、何かを注射されて急死したと思われた。
現場からは処分し忘れたと思われるジェット注射器が見つかった。
アラムに出どころを探らせ、レスラーはMCDDの専門家に会いに行った。
クラウンライフ製薬
クラウンライフ製薬は、難病の薬の最大手だった。MCDD治療薬でもトップだった。
治療法はまだないが、症状を抑えられるという。
レスラーを迎えた社員のパスカルは、スタークについては知らないと言った。
ジェット注射器
アラムは、サマルを連れて知り合いのバイオハッカーに会いに行く。クラウンライフのような大手にとっては、素人のバイオハッカーは邪魔な存在だった。
簡単にジェット注射器の出どころが「ネクスハック」だと教えてもらう。
その場でネクスハックのサイトを見ると、創設メンバーと出資者の写真が上がっていた。
そこには、サマルが現場で会ったカービーが写っていた。
カービー
カービーを取り調べすると、スタークが知人だと認めた。だが、金目当ての詐欺師疑いについては完全に否定した。
それは自分もMCDDだったから。
スタークのおかげで治っていたのだった。
だからその感謝で建物を貸したり、研究の協力をしていたのだった。
カービーは、自身に使われた薬の資料の提出をした。
カービーにとっては、命の恩人がこんな事件を起こした事が信じられなかった。
スタークの前の職場のグリーン薬局のデータベースから、他のMCDD患者を捜した。
カービーも、今回殺された5人も全国チェーンのグリーン薬局の利用者だったのだ。
まだ実験を続けていれば、さらなる被害者を選んでいる可能性がある。
破壊工作
カービーの資料を調べた結果、事実だと判明した。マラリアワクチンで運動皮質が損なわれたスタークは、自分の為に治療法を捜し始めていたのだった。
それは、異常を正したゲノムでハイブリッド細胞を作るべく、その命令をウイルスに乗せて送るという方法だった。
だが今回の事件で使われたワクチンを分析した結果、カービーのワクチンにない成分が1つ、検出された。
神経毒サイロヴェックス。
それを聞いたカービーは、スタークのせいではないと言った。
彼にはイーサン・ウェブというパートナーがいて、薬の合成を担当している。
だがイーサンが人殺しをするとも考えられないと言う。
イーサンはスタークの友人でもあるパートナーだから。
イーサン・ウェブ
イーサン・ウェブを調べると、合成生物学者で分子ウイルス学者であることが分かった。そしてクラウンライフで働いていたという経歴も判明した。
2年前にデータの持ち出しで懲戒処分を受けクビになっていた。
スタークと共に薬の製造を目指しているはずなのに、何故毒を仕込むのか?
新たな患者
Virginia Sherwood/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC
FBIが現場を押さえると、ギリギリ1名が手遅れになってしまった。
スタークは逃げる事なく逮捕されたが、イーサンは逃走した。
だがレスラーが追い、もみ合いの末階段から落ちて逮捕となった。
レッドの裁判
Virginia Sherwood/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC
判事はロバート・ウィルキンス。
合衆国側の検事補はマイケル・シマ(ケン・レオン)。
レッドの弁護人はジェローム・ロナーガンがついたがすぐに自己弁護に切り替えた。
レッドは判事に連邦政府との免責合意の事実が検察側から報告されていない、と伝える。
証人にはクーパーを選んだ。
クーパーなら嘘はつけないだろうから。
レッドの狙い通り、クーパーが認めるとあくまで中立を守る判事は、真剣に取り扱い始める。
免責があるのになかった事にしようとしているのはいかがなものか? というレッドのスピーチも効果的だった。
「たとえあなたやシマさん、他の誰かが気に入らなくとも免責の合意は存在します」
ただ、法を破れば無効、という条件もあった。
クーパーは「法を犯した事実は知りません」とレッドを庇っていた。
翌日判事は、免責契約を有効だと答えを出した。
その直後、シマ側は逮捕時に無登録の銃を持っていた、とレッドが法を破った事を訴えた。
レッドは言葉巧みに、違法な捜査によって押収された銃には証拠能力がない、と返した。
判事は銃を証拠品から除外する申し立てを受け入れ、裁判は延長された。
檻の中に戻ると、レッドはクーパーと2人きりになろうとした。
「嘘をつけない男だと知って呼んだ」
「私は自分とチームを守った」
クーパーはまたチャンスがあるなら、協力態勢を続けたいと法廷で発言していた。
それはリズに選択権を与えた際に、続けたいと言っていたからだとレッドに伝えた。
黒幕
イーサンを取り調べすると、取り引きを持ち掛けてきた。実はクラウンライフをクビになったというのは見せかけで、バイオハッカーのコミュニティに潜入する為に会社の上司パスカルが考えたウソだった。
イーサンは会社を売り、スタークはそんなイーサンを本当の友人だと信じて何も疑っていなかった。
クラウンライフはスタークが新薬を開発するのを恐れていた。
会社は治療薬が欲しいのではなく、データを葬ろうとしていた。
何故なら、治してしまうのではなく症状を抑える薬を売り続けた方が10倍儲かるから。
スタークは、死体を残して逃げた責任を取る為、短い間刑務所に入る事になった。
信じていた友人に騙されていた。
「時に裏切るのは一番身近な人よ」
リズはレッドにスタークの事をそう、報告していた。
デンベとスターク
事件解決後、デンベがFBIにいるリズを訪ねてきた。「混乱してる。
誰が裏切っているか分からない」
そう弱音を吐き、スタークとレッドの代理で話がしたい、と頼んで来た。
デンベはスタークに、レッドが予定が遅れるのではと心配をしていると伝えた。
スタークは何も影響がなく、順調だと答えた。
「そう願うよ。
彼は君に期待している」
サマル
サマルは、スタークの取り調べで言葉が出ずに詰まってしまっていた。後から検索してその言葉を確認する。
「破壊工作、ね」
恐らく後遺症だろうが、アラムにはまだ何も言わなかった。
レッド
レッドの審理は2週間後となった。それまではコルトン刑務所に移送となった。
「おかえりなさい」
つづく
かんそう
今回はリズの出しゃばりがほとんどなかったおかげで、安定して楽しめました!
そういえばジェニファーの出番もなかったし!
レッドの裁判のあらすじは大分細部を端折っていますが、すごく面白かったです。
最初はレッドを逮捕させたリズを恨みましたが、このレッドならではの裁判シーンを想うと、あながち悪くなかったとも思えました。
レッドらしさが満載の、面白い裁判シーンでした。
それとシマさん役のケン・レオンの登場も嬉しいですし!
私にはLOST、パーソンオブインタレストで馴染みがあるので、ブラックリストへの参戦は大歓迎でした。
できればレッドのファミリーで登場して欲しかったけどw
そして裁判は、レッドの手腕で思った以上にスムーズに行っているような気もしますが、まだまだ先は分かりません。
レッドは、未判決のまま刑務所に移送となりました。
おかえりなさい、と言われた所で「つづく」!!
刑務所でもいろいろ面白い事が起きそう!!
メインの事件も、相変わらずの二転三転があって面白かった。
こちらも1話完結というのではなく、レッドが直接出資をしているという事で、まだ何か広がりがありそう。
誰かに治療が必要というパターンが一番ありがちではありますが……。
スタークが法は犯していても、悪者じゃないってのも良かった!!
まるでレッド?!
ただサマルがある程度の覚悟はしていたけど、かなり心配な展開になっています。
これ、後遺症が悪化していくってバッドなパターンじゃん……。
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