あらすじ
The Big Bang Theory 10x02 Promo The Military Miniaturization HD
(アメリカ放送 2016年9月~)
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1話「2度目の結婚式の法則/The Conjugal Conjecture」へ
報告
ハワードとラージが、空軍が来た事を報告しにやってきた。
空軍に目をつけられた今どうしたらいいのか、と悩む3人にシェルドンだけが歓迎した。
「軍産複合体の名もなき歯車になりたい」
シェルドンのイメージは、スター・ウォーズのストームトルーパーが一糸乱れぬ行進の後、民衆を攻撃するシーンだった。
「見て思ったろ? 僕もやりたいって」
ハワードは興奮して言った。
「僕達は、1000年後も人類を苦しめることになる兵器を生み出す手伝いをするかもしれないんだぞ!!」
「ハワードはやるって、君は?」
シェルドンだけテンションが違った。
バレた妊娠
すると、バーナデットが職場の男から妊娠おめでとうメールを受けて、驚いた。
「信じられないわ」
職場ではまだ内緒にしていたのだった。
すぐにペニーが疑われたがペニーは否定した。
バーナデットは、レトロウイルス担当のバーバラ・チェンに吐いた時の音を聞かれていいふらされたと思い込む。
「ちょっと耳がいいからっていい気になっちゃって」
職場で隠し続けるには訳があった。
妊娠が理由で、免疫療法の研究から外されることを心配していたのだった。
「去年バーバラの妊娠をバラしたら外されてた」
バーナデットは、上司が知ってるか確かめる為に先に帰っていった。
エイミーと2人きりになるとペニーが叫んだ。
「どうしよう、バラしたのは私なの!!」
ペニーはわざとじゃなかったと、動揺していたがエイミーの興味は別にあった。
「でも信じられないくらい嘘が上手いわ!
ウソという粘土で芸術を生み出す陶芸家ね。
嘘ついてる時のあなたの脳をスキャンして、どのエリアが活性化してるか調べたい」
後日、ペニーはバーナデットのオフィスを訪ねて様子を伺った。
バーバラには否定されたものの、バーナデットは犯人だと決めつけていた。
「彼女のパソコンで娼婦になる方法を検索ってやりすぎかな?」
復讐方法を相談されて、無かったことにすることはできないと分かると、ペニーは自白した。
「わざとじゃなかったの嘘ついてごめんなさい」
「出て行って」
バーナデットはペニーを追い出した。
その後、エイミーもマクドナルドの袋を持ってバーナデットのオフィスを訪ねた。
バーナデットは妊娠について上司と面談する事になっていた。
これまでも低身長と特徴のある声で、子ども扱いされる事が多かったのに、妊娠でもまた特別扱いされる事を不安に感じていた。
「私に何かできればいいんだけど」
「いいの。ポテト買ってきてくれたから」
「実は、むきリンゴなの。だって妊婦だから」
「マクドナルドに行ってフルーツ買うバカどこにいんのよ!」
怒られたエイミーはすぐマクドナルドに走っていった。
「チョコレート・シェイクも!」
弁護士
空軍から逃れることはできないと覚悟を決めたのか、ラージは政府の極秘プロジェクトに参加とスナップチャットに投稿しようとした。
すぐに止められると「古代人みたいにフェイスブックにする」と言った。
大佐に会う前に弁護士に会おうとハワードが提案した。
ラージはハワードの親戚に弁護士がいるんじゃない、と嫌味を言った。
「ユダヤ人だから? インド人ならいとこはコールセンターか?」
「うん、コールセンターにいるよ」
「いとこは弁護士だよ」
研究室に移動すると、ハワードはいとこのマーティーにスカイプで連絡をした。
マーティーは特許には詳しくないと前置きをして、話しを聞き、情報をできるだけ与えず、何があってもサインはするなとアドバイスした。
それを気に入らないシェルドンは、油絵を仕上げてもサインしないのかと文句を言いだした。
一方的にキレるシェルドンにマーティーは困惑した。
ハワードは通話を切った。
ミーティング
結果、シェルドンはミーティングでの会話を禁止された。
「スマホの読み上げ機能ならいいよね?」
それも許されなかった。
「あーむかつく」スマホが読み上げた。
そこへウィリアムズ大佐がやってきた。
大佐は実験内容を確認した。
意外と物理に詳しく、自分の事を科学者のはしくれでエンジニアだと言った。
シェルドンは口を挟みたいのを我慢した。
大学はハワードと同じMITだった。
「画期的な発明の裏にはMITの頭脳」
またしてもシェルドンは耐えた。
単刀直入に、技術をアプリに適応したいから研究資金の提供をしようと言われると、ハワードは兵器に使われる事を心配した。
「そんなことは心配しなくていい。
君らに決定権はないから」
それでも不安を見せていると、
「大げさだな。ただの案内システムだぞ。
スタートレックのデス・スターじゃない」
と言い出した。
シェルドンは悶え苦しんだ。
また解決すべき問題としてサイズの縮小を提示された。
それは、手のひらサイズだった。
ハワードには実現の見当がつかなかった。
「MITの同期に相談したら4か月でできると言ってた」
「なら2か月だ!!」
とうとうシェルドンが口を開いてしまった。
「このプロジェクトの本当の頭脳」と大佐に自己紹介をすると、
「エンジニアは科学者じゃない、MITは三流大、デス・スターはスター・ウォーズ!」
これまで耐えていた事を一気に捲し立てた。
シェルドンとペニー
レモンバーはレナードの好物ではなかったが、シェルドンの怒りを表していた。
しゃべるなと言われたのに、しゃべってしまった事をペニーに話した。
「バーナデットは私に怒ってる」
ペニーとシェルドンは自分達がそれぞれ友人を怒らせ、似た状況にいる事を知った。
「でも僕はわざとだから反省しない」
網膜スキャナー
レナードとハワードは、研究室の片づけをしていた。
結局、空軍から援助を受け2か月で作る羽目になってしまった。
ラージはこれから忙しくなって会えなくなる、と寂しがった。
「軍人の奥さんの気持ちが分かってきた」
「キャンパスの反対側に移るだけだろ」
研究室は機密扱いのビルに引っ越しになった。
入口には網膜スキャナーが登録されていて3人ははしゃいだ。
ペニーとバーナデット
2人はすぐに仲直りした。
「凄腕のウソつき」
「それエイミーにも言われた」
ペニーは自慢げに言った。
研究についてはまだ上司の決断待ちだった。
「だからこう言ってやった。
あなたは金持ちの白人で私は陪審員の前でなく可愛い妊婦って」
訴えると脅していた事にペニーは驚いた。
「いい? 目線が男の股間にくる背丈ならあなたも学ぶわ。
殴りどころを」
「私は……違う事を学んだみたい」
3話「カフェイン依存症の法則/The Dependence Transcendence」へつづく
かんそう
この人を見ると、若いころのアラン・カミングを思い出します。
そう思ってるの私だけかな?
いよいよジャイロの研究が、空軍と手を組む事になってしまいました。
そもそもお金目当てなところがあったのに、大丈夫かな?
援助が潤沢のようだから、ギャラいっぱいもらえるのかしら?
荒ぶるバーナデットの面白さは鉄板ですが、ペニーとはすんなり仲直りしてくれてよかった!
今回は、笑いどころが多々あって安定を感じられる回でした。
3話「カフェイン依存症の法則/The Dependence Transcendence」へつづく
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