ビッグバンセオリー　ギークなボクらの恋愛法則/The Big Bang Theory　シーズン10　1話「２度目の結婚式の法則/The Conjugal Conjecture」

2018年10月5日（金）18：30～　スーパー！ドラマTV　シーズン10　日本初放送　(全24話)

(アメリカ放送　2016年9月～）

登場人物はこちら

シーズン9　24話「冷ややかな再会の法則/The Convergence Convergence 」（最終回）へ

事件その後

ペニーとレナードの2回目の結婚式をする為に、それぞれの家族が集まっていた。

一足先に着いていたレナードの父親アルフレッドとシェルドンの母親メアリーが、2人でタクシーに乗って消えた事はちょっとした事件となっていた。

翌日、シェルドンは騒ぎ立て、レナードの母親ビバリーも気に入らないようで帰ると言い出していた。

だが、ペニーの「今帰ったらお義父さんに気があると思われますよ」の一言で、なんとか引き留める事が出来た。

その渦中の2人、メアリーとアルフレッドが揃ってやってくると、シェルドンはすぐにやったの？　と聞いた。
すると、何もなかったという事がはっきりとした。
メアリーは初対面の人と一夜を過ごす人だと思われたと怒った。

レナードは、この先会う事もないだろうからと安心していると2人はまた会う約束をしていると言い出した。
本当に気が合うようだった。
シェルドンは気に入らないようで、アルフレッドを否定した。
「ちょっとあの人は平凡な学者なんだよ。
でビバリーの話では性的能力は平均以下。
つまり前立腺が肥大したレナード」

ペニーの家族

遅れてペニーの家族も到着していた。
両親と兄が揃ってペニーはご機嫌だった。

母親だけが刑務所から出たばかりの兄がどう思われるかと、気にしてイライラしていた。
他の3人はのんびりしていた。
「俺が殺しとかしてたら他の州には行けなかったもんな」
兄の罪状は、ドラッグ製造と販売だったが父親はドラッグ・ギャグを連発して子供達を笑わせていた。
母親だけが、まともな感性のようでギリギリしていた。

空軍その後

ハワードの家に空軍のウィリアム大佐（Dean Norris）が訪ねてきた。
たまたま玄関に出たラージが居留守を使って追い返した。

それを聞いたハワードは、おそらくジャイロについての問い合わせメールの事だろうが、落ち着かなかった。
バーナデットに言われて、折り返しの電話を掛ける事にしたが大佐は留守だった。
用件については教えてもらえなかった。

結婚式

いよいよペニーとレナードの2度目の結婚式のガーデン・ウエディングが始まった。
エイミーのハープの演奏にバーナデットが進行した。
こじんまりとした手づくりの温かい式だった。

遅れてきたスチュアートは、ビバリーとアルフレッド間の空いた席に座った。
座ってから自己紹介をして、夫婦の間に座ってしまったと気づいた。
席を変わろうかと声をかけると2人同時に拒否された。
「どうりでこの席が空いてるわけだ」

ペニーとレナードが愛の誓いを交わすと、アルフレッドが一言言った。

「ビバリー、我々は喧嘩ばかりしているが共に素晴らしいものを育んだのも確か。
そこにいる息子だ」
「それには賛成」
間に挟まれたスチュアートは涙を流して感動した。

するとシェルドンも立ち上がった。
「僕にも言いたいことがあるんだ。
その人は特別な人だから、今伝えたくてね」

エイミーはいよいよだと期待した。

「レナード」

立ち上がりかけていたエイミーは何もなかったように座った。

「いい時も悪い時もあったね。
でも君の事は家族だと思っていた。
シワシワのウサギみたいな僕らの親が姦通の罪を犯す前からね。
いつもは言わないけど、君は僕にとって大切な人だ。
ペニー、君もね」

バーナデットは2人を夫婦として認めた。
「アパートから出て行かない夫もどうぞ」
声を掛けられてシェルドンも2人のハグに加わった。

帰路

式が無事終わり、それぞれの家族が車で帰路についていた。

レナードの運転する車中では、両親がお互い水に流す事にして和解した、と思ったらすぐに車線変更で喧嘩を始めた。

シェルドンの母親はエイミーの運転で送っていた。
渋滞はしていたが、搭乗には十分間に合うと言うと後部座席のシェルドンは嫌味を言った。
「年寄りの愛人を探す時間もありそうだよね」
シェルドンはよほど母親の恋愛が気にくわないようで、終始嫌味が止まらなかった。
だが母親に怒られると素直に謝った。

それに便乗してエイミーもシェルドンを叱ってみた。
「失礼な態度を改めてちょうだい！」
「君はママじゃない！！」
そこへ母親が一言。
「失礼な態度を改めなさい！」
「はいママ」
「エイミー、あなたもコツを掴めばできるからね」

ペニー一家の母親は、兄を特別視される事もなくいい人たちばかりだと安心していた。
「でもシェルドンって子はちょっと独特よね」
「ホント？　気づかなかった」


2話「政府の極秘プロジェクトの法則/The Military Miniaturization」へつづく

ペニーとレナードの家族勢ぞろい、というシーズン10開幕に相応しいゴージャスな回でした。

でも、笑いどころがいつもより少なかったような～。

特にペニーの兄は、30ROCKのケネス役のジャック・マクブレイヤーなのに！！

もういるだけで面白いはず……っ期待していたんだけど、あんまり笑わなかったな。

残念。

家族以外でも、空軍の大佐でディーン・ノリスが登場！

今回は顔見せ程度でしたが、まだ空軍ネタはひっぱりそうだから、今後の登場が楽しみ。

さて、メアリーとアルフレッドは何もなかったとはいえ、大分気が合うようでシェルドンがかなり嫌がっていましたｗ

大体シェルドンがボケ役で笑わせる訳ですが、今回は終始嫌味っぽい事ばかり言っていたのも笑いが少ないように感じた理由かもしれません。

（あくまでも私にとって、ですが）

面白くないわけではないですが、あー良く笑った～って感じはないんですね。

新シーズンの1回目としての期待が高かったというのもあるのかもしれませんが。

そんな中、エイミーのお約束的なノリは面白かった！

告白されるのは自分って思ってたらレナード、とかねｗ

分かっていても面白いというやつ。

ゲストの豪華さで、シーズン開幕のお祭り感はありました。

2話「政府の極秘プロジェクトの法則/The Military Miniaturization」へつづく

(文：ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)