【最終回】シカゴ・ファイア/CHICAGO FIRE シーズン5 22話「愛してる/MY MIRACLE」

2018/09/21

ジェーン洞 シカゴファイア シカゴファイア シーズン5 消防士

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あらすじ

Elizabeth Morris/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


2017年4月19日(木)~AXNでシーズン5日本初放送(全22話)
(アメリカ放送 2016年11月~)


登場人物はこちら

前回:21話「それぞれの苦悩/ Sixty Days」へ


ケイシー


ケイシーは議会に出たものの、ブレイクスリーの妨害によってまったく話しを聞いてもらえる状態ではく、ブーイングされて終わってしまった。

ぐったりして帰宅すると、ドーソンの父親ラモンが大きな顔をして居座っているので、余計に疲れていた。
ドーソンに文句を言っても、これがドーソン家だと聞き入れてもらえなかった。

ケイシーは、セブライドと葉巻タイムを設けて愚痴を言った。


その後、署にタマラを呼んでブレイクスリーの案がゴールドコーストの再開発だと聞いた。
ブレイクスリーはケイシーに勝てないと悟り、先手を打ってケチをつけているのだろう、とも言った。
タマラは、彼も納得する折衷案を持ち掛けて、とアドバイスした。
ケイシーはつくづく、タマラの方が政治家に向いていると伝えた。


ケイシーはブレイクスリーをモリーズに呼び出し、共倒れする事はないと説得をした。
ブレイクスリーはケイシーの意図を汲み、手を組む事に同意した。
「明日、支持を表明する」
やっと握手を交わそうとしたその時、酔ったラモンがトイレから出てきて2人に割って入ってきた。
そしてブレイクスリーに文句を言い始めた。
「こいつか。娘とマットから聞いてる。とんだ二枚舌野郎だと」
せっかく上手くいっていた所に、水を差されてしまった。
ブレイクスリーは、勝手にやれ、と店を出て行った。

怒ったケイシーは、その夜は家に戻らなかった。


翌日のシフトで、ケイシーとドーソンは喧嘩をした。
ドーソンは家にも帰らず、家より議会優先していると文句を。
ケイシーは、仕事と政治の両立が上手くいかず、ラモンに邪魔された事を愚痴った。

そこへハーマンが外出しようと声をかけ、中断された。
ケイシーは誘いを断り、本来ならばシフト優先で欠席するはずの議会に消防士の格好のままで向かった。

議会では、ケイシーがいないのをいい事にブレイクスリーがケイシーを悪者にしていた。
そこへケイシーは乱入して、ブレイクスリーの条例の足を引っ張りつつ、スピーチを始めた。
「消防士でいるせいで、英雄を支える条例案が通らないのは困る」
ケイシーはそのまま、議員の座を降りると発表した。
政治も家庭も、上手くいっていないから。
そして突然、客席にいるタマラを後任者に指名した。

タマラは拍手で迎えられた。

クルースとマウチ


なんとかクルースと和解しようとマウチは声をかけ続けたが、クルースの怒りは治まらず無視をし続けていた。
その様子に、周囲もそろそろ眉をひそめ始めていた。

やっと話しができるとなっても、クルースは一方的にマウチに文句を言うだけだった。

マウチは転職の話を進めていた。
マウチさえ決めればいつでも転職できる状況が整っていた。
返事は週末にする、とポーターに約束した。


クルースは夜モリーズで深酒をしていた。
セブライドが注意すると、支払いはマウチだからと開き直っていた。
セブライドは、くだを巻くなら他へ行けとクルースを追い出した。


モリーズがクローズした後、残っていたマウチは妻のトゥルーディ(プラット)を呼び出していた。
そしてマウチはまずは妻だけに、消防士を引退する事を伝えた。


ハーマン


上がっている稼働橋に自動車が衝突する事故が発生した。
運転手の父親は橋の状態に気づかずぶつかってしまっていたが、軽症だった。
しかし、横転したままの車内に息子ホーガン・コルピが残されていた。

ハーマンが中に入り、ホーガンを救助したが着ていたトレーナーから息子と同じブルックリッジの生徒だと分かり親近感を覚えた。

ハーマンは気になり、見舞いに行った。
腕を骨折し、病院に搬送されたが手術ば無事終了していた。

ホーガンは、カブス・ファンで特にクリス・ブライアントが好きだったが、これまで集めたカードを事故で失った事でもショックを受けていた。
ハーマンは、自分が持っている古いサイン入りカードをあげよう、と約束をした。

しかし、野球カードはどこにもなかった。
妻に確認すると大分前に売り払ったと言われてしまう。
ハーマンが忘れていただけだった。

ハーマンは、手作りクッキーのワイロを持って球場を訪ねた。

後日、ハーマンははしご隊の仲間と一緒にホーガンの退院を迎えた。
そしてホーガンを消防車に乗せて、スタジアムまで連れて行った。

ホーガンはカードをあげられない代わりに、ホーガンに直接クリス・ブライアントを紹介したのだった。ワイロ作戦が効いていたのだった。

ホーガンはギブスにサインをもらうが、そのあとにハーマンのサインもねだった。

その時、工場火災が発生し呼び出されたので、はしご隊の仲間達は慌てて撤収した。

工場火災

Elizabeth Morris/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


工場に到着すると複数の窓から炎が噴き出している、大火災だった。

マウチはハーマンにだけ、これが最後のシフトだと告白した。
「今回限りで引退する。潮時だよ」
ハーマンは驚きで何も言えなかった。


大隊長の見立てではもって4分。
急いで捜索をする必要があった。
それぞれが分担して散らばっていったが、ケイシーとドーソンはあれから口をきいていなかった。

次々に救助が進む中、大隊長が撤収の判断をした。
その時、ケイシーが倒れている人を発見したと無線で知らせた。

ハーマンとマウチは脱出しようとしたが、マウチが突然心臓発作を起こして倒れてしまった。

Elizabeth Morris/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


それを無線で聞いたクルースはすぐに助けに入ろうとするが、大隊長に止められてしまう。
だが、中に残るメンバーのヘルプも間に合いそうになかった。

セブライドとカネルも戻る途中で帰路を塞がれてしまっていた。

ハーマン達も気づけば、炎に囲まれていた。

大隊長は助けに入る決心をつけた。
だが、入ろうとすると入口から炎が噴き出し、塞がれてしまった。

ケイシーもなかなか出てこない。

クルースはマウチに無線で呼びかけた。
「ごめんよ、マウチ。死なないでくれ」
マウチには返事が出来なかった。

ケイシーから無線が入った。
出口は見つかっていない。
熱は増している。
ケイシーはお願いがある、とドーソンとの会話を希望した。

ケイシーはマスクを外して、ドーソンに話した。
「俺の大事な人。
声を聞かせたくてマスクを外した。
君が居て良かった。
ギャビー、2人一緒にいて幸せだった日々を、覚えていてくれ。
君は俺の奇跡だった。君こそが。
愛してる」

ドーソンは、叫んでいた。
そんなことより、早く出てきて、と。
しかしいつの間にか、ただ泣いていた。

Elizabeth Morris/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


シーズン6 1話「再起/It Wasn't Enough」へつづく


かんそう


シーズン・ファイナルらしい危機感たっぷりのクリフ・ハンガーでした。

ここまで盛大な危機というのも、初めてってくらい。

工場大火災で退路を断たれる中での心臓発作で倒れるマウチとハーマン。
ケイシーは、1人諦めモードでドーソンに最後の言葉を伝える状況。
またセブライドとカネルは、閉ざされた出口をなんとか切り開こうと奮闘していました。

さて、それぞれ無事脱出できるのか!?
無事脱出したところで、心臓発作を起こしたマウチはどうなるのか?
本当に消防士を引退してしまうの?

もう気になる事だらけ!!

それが、これまでならストックがあったおかげでほぼ途切れなく見れていたのが、今回はいよいよストックもなくなり、シーズン6は来年2019年までお預けですって~!!
まあ、間が空くのが当たり前ではあるんですけど、このまま放置だなんてーーー!


シーズン開始当初は、初心に帰ったような感覚がありましたが、今回の最終回を見てもケイシーの政治家終了でより、本来のシカゴ・ファイアに戻りそうだな~と感じました。

やっぱ政治家はトンデモすぎるよ……。
そしてほぼなんもしてなくない? って状態でケイシー、ギブアップしてるしw
無理あるよねw
ドーソンも最初は協力する、私は政治家の女ってドヤっていたのに急に「家庭が犠牲になってる!!」とか言ってるしw
まあ、最後まで突っ込みどころ満載ではありましたけど。
本人に何の相談もなく、いきなり指名してサバラ! てあり得ないよw
でもタマラ本人もまんざらじゃない感だしw

最初から最後まで突っ込み疲れする程でしたが、足を洗ってくれてホっとしました。

そして、クルースのマウチへの怒りも、シーズンをまたぐ事がなくて良かった。
ただそのきかっけが大事故というのはショッキングでしたけど。
これでマウチが亡くなったらクルースは一生後悔するよね。
やっぱり、どんな親しい間柄でも我儘しっぱなしってのは良くない!

まあ、普通に考えてこれだけのレギュラー陣がいきなりいなくなる事はないので、皆救出はされると思います。
でも、今の状態からどうやって? というのは気になる!
マウチも元気になってクルースと和解して、引退も撤回……して欲しい。

あらすじからは省いていますけど、カネルが加入して人数が増えた救助隊は、正式に人数増加が認められなかったら1人、交代要員にならざるを得ないらしいです。
その候補は、能力からセブライドが選別する事になっているのですけど、クルースもあのまま意地を張り続けていたら、目をつけられていたはず。

シーズン6ではそのあたりのストーリーも引っ張るのではないかな、と思います。

久しぶりに、早く続きが見たい! と思いました。
シーズン6、楽しみ!!



その他の事件。
救急隊だけ出動で、自らに鞭を打って背中に大けがをしている変態男を搬送。

ゲスト:クリス・ブライアント(カブス)、ジェイク・アリエータ(カブス時代)、マイク・ティリコ(解説者)


シーズン6 1話「再起/It Wasn't Enough」へつづく

登場人物はこちら

(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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