あらすじ
2018年 7月26日(木)~ スーパー!ドラマTV 日本初放送 全8話
(2018年1月~ デンマーク&スウェーデン放送開始/Bron/Broen)
・シーズン4登場人物
前回:シーズン4 1話「石打ち」へ
サーガ
エルサに切りつけられていたサーガは、運よく大事には至らず退院した。
出所していくサーガに裏切られたと思い、怪我をすれば残ってもらえると思っていたらしい。
サーガはすぐに仕事への復帰を選んだ。
セアボーがリリアンに頼んだ事から、マーガレテ殺害事件の捜査を手伝う事に。
今回は事件の中心であるデンマーク署に席を置くが、固定デスクのないシステムに居心地は悪そうだった。
シーラス・トゥクセン
ゲイバーのオーナー、シーラスを追及すると、マーガレテがシラチに会いに来た事を認めた。
だがその理由は分からなかった。
ニルス
最初は浮気していると言われ、捜査に対して困惑を表していた。
ニルスは、2人に殺害現場を見たいと要求した。
スザンヌには前に進む為に必要だ、と理由づけた。
サーガ達が帰ると、すぐに誰かに電話をかけた。
「警察は何も掴んでいない。
そのまま進めてくれ」
しばらくするとニルスは、マーガレテがこっそりシラチを助けていたのかも、と考え出していた。
それをスザンヌに零すと、だったら奥さんはいい事をした、いい人だった、とニルスを励ました。
「だが私に黙ってた。
秘密はなかったはずなのに」
そしてマーガレテには隠し事があったのか、とスザンヌに探った。
「何か聞いていないか? 妙な事、殺される原因になるような事を」
スザンヌは否定し、マーガレテは心からニルスを愛していたと言った。
その後ニルスは、何者かの協力によって現場写真を手に入れた。
妻の殺害写真を見ているというのに、ニルスは冷静だった。
レッド・オクトーバー
レッド・オクトーバーは、マーガレテ殺害について否定した動画を公開した。
リッカッドは最初からそう信じていた。
リッカッド
リッカッドを家の前で襲ったのは、パトリックが騙したロビンの元彼だった。
嫉妬深いタイプだったらしい。
リッカッドはパトリックを呼び出し、再度成り済ましをするのを禁じた。
パトリック
パトリックの仕事は、病院のピエロだった。
子供の病室を回って和ませていたのだが、説明を聞き逃していた為、ピエロ恐怖症の少女レオノラ・ランバーグの部屋に入ってしまい、父親に追い出されていた。
狙われたリッカド
夜、リッカッドの自宅で裏庭のジャグジーを利用していると、不審者が侵入してきた。
暗がりに赤いランプが点滅していたので、撮影をしているようだった。
リッカッドが出て行けと叫んでも動こうとしないので、ジャグジーから上がろうと手すりを掴むと、それには電流が流れていたようで感電してしまった。
翌朝、ジャグジーの中でリッカッドの遺体が発見された。
だが、それはリッカッドではなく勝手にジャグジーを使っていたパトリックだった。
レッド・オクトーバーと関係があるのでは、というとリッカッドは否定し、レットオクトーバーと接触を持っていた事をサーガ達も知った。
リッカッドを囮にレッド・オクトーバーを呼び出そうと、保護しているホテルを訪ねると、警備員まるごともぬけの殻だった。
介抱泥棒とシラチ
ユリアとイダの2人の少女は、イダが倒れて人を集め、ユリアがスリをする、介抱泥棒をするホームレスだった。
2人は、盗んだパスポートを転売する為に、男と待ち合わせをしていた。
男は、取り引き相手が少女だと知ると強引にパスポートを奪おうとし、騒ぎになった。
そこへ偶然、ゴミ捨てに通りかかったシラチが2人を助けた。
シラチのバイトするレストランの裏口だったのだ。
シラチは、お礼にガイコツのキーホルダーがついたバッグから盗んだスマホをもらっていた。
シラチ
その後シラチは、バイト先のタレコミからサーガとセアボーに連行されていた。
シラチはマーガレテを殺すはずがないと言う。
何故なら、マーガレテはシラチを助けようとしていたから。
お金、新しい名前、新しいパスポートなどを用意する事になっていた。
「間違った判断を強いられることもあるんだって」
マーガレテにとって、シラチの国外退去は、システムの問題でやむを得ない判断をしていたようだ。
更に助けたのは、シラチが最初ではないという。
バーで会った時は、30分くらいで電話が掛かってきてすごく動揺して、慌てて出て行ったという。
黒い車で、何処かへ。
シラチには他に分かる事はなかった。
シラチのスマホ
シラチのスマホを調べると、マーガレテがバーで受信した通話の発信元だった。
さらにインストールされていたGPSアプリには、マーガレテの携帯を追跡する設定になっていた。
シラチは、訳が分からなくなったが正直に説明した。
スマホは今日、少女2人に貰った盗品だ、と。
サーガとセアボーには信じがたい偶然だったが、携帯からはシラチ以外の2人の指紋も発見されていた。該当データはないが、サイズから少女のものとも思えた。
携帯の所有者からの特定は不可能だった。
本当なら少女達は犯人を見ている可能性がある。
似顔絵を作成し、2人の少女を捜す事に。
捜されている事を知った2人は、マルメに移動していた。
ソフィーとクリストファー親子
ソフィーとクリストファーの親子は、早速フランクの世話で引越しをした。
大きな門で守られた「村」は、隔離された住宅地だった。
想像以上の家にソフィーは家賃の心配をした。
だが、フランクは何も気にしなくていいと言う。
「家具も倉庫にあるのを自由に使っていい。
金はいらない、助け合いだよ」
だけど1つだけルールがあるという。
親子は、老女の村長からルールを聞いた。
「何をしても干渉はしないが、ここに居る限りは最善を尽くして欲しい。
善人でいなければならない。
責任感を持つ事。村や、環境、土地に対して。
そしてお互い助け合うの。
可能な限り、いい人間で居てちょうだい。
あとは、ここに住み続ける事を許される自分になれるように祈る」
クリストファーは、倉庫で家具を物色しているとフランクの娘、アストリッツと出会った。
歳の近い存在の登場に、やっとテンションが上がった。
グループ・セラピー
セアボーはグループ・セラピーでまた車椅子の男に話しかけられていた。
セアボーが話すサーガについて興味があるのか、つきあっているの? 等と探って来た。
あれこれ質問されるが、相手がサーガなだけにあいまいにしか答えられないと、それも突っ込んでくる。
「俺のほうが彼女を必要としている」
そう言うと、きついねと言って男は黙った。
サーガとセアボー
サーガはデンマークでセアボーの家に泊まる事になった。
だが、他人とは暮らせないサーガにとってはあくまでもアパートが見つかるまでのつもりだった。
セアボーは、車椅子の男に詮索されたせいか、2人の関係をはっきりとさせたがった。
するとサーガは「アリスみたいにはなれない」と言った。
セアボーはもうアリスの幻覚は見ていない事を伝えた。
だが娘達のは見る。
そして実はアリスとは、幸せではなかった事を打ち明けた。
それを聞いたサーガは、気になって眠らずに失踪の資料を見返していた。
犯人は、赤の他人だと考えていたが、アリスとセアボーが不仲だったのなら知り合いの男である可能性も考えられる。
セアボーはそこまで冷え切っていないと否定したが、サーガは断定できないと言った。
彼女は冷え切っていると思っていたかも。
女友達からの証言は残っていなかったが、それは相手がセアボーだから話したくなかったのかも、と疑った。
翌日、サーガは1人でアリスの友人リーセに会った。
するとアリスはもう夫に愛されていないかも、と話していたという。
他に親しい男の同僚人にも話したらしい。
サーガは資料からその男を突き止める事に。
セアボーはサーガが聞いた自分の話しに、耳が痛くなった。
「夫であるより警官。
何時も留守がちで、周期的に大酒を飲んでいた。
子供はアリスにまかせっきり。
アリスがいるのが当然。
アリスは愛されているか疑問に思っていた」
ヨーン
デンマークのスタッフに不信を持つサーガは、マルメからヨーンを呼んで捜査に参加させた。
ヨナスはスウェーデンからもっと応援を呼ぶべきかもな、とサーガに嫌味を言っていた。
サーガの不調
サーガは落としたクリップを拾っていると、クリップからエミールの自殺を連想してしまう。
それから、度々ボーっとするようになっていた。
そんな中、マルメからデンマークに車で戻る途中、サーガはとうとう発作を起こしてしまった……。
かんそう
サーガがポルシェを走らせたシーンで、いよいよ本当にブリッジ4が始まった! という感じがしました。
やっぱりサーガが捜査の前線に居ないと!
そしてヨーンに、お馴染みの検視官も登場!!
サーガ派の馴染みの顔が1人でも居るとホッとする~!
名前だけでもマーティンが出て来ているのも、嬉しいけどね。
2話目も大満足で、約1時間ノンストップでもまったくダレない濃厚さでした。
すでに驚きの事実もちらほらありましたし、新たな登場人物等々盛り沢山!
まず、気になるのは介抱泥棒の少女2人。
やっぱりセアボーの娘捜しのタイミングで少女2人となると、想像してしまいますね~。
実は、この2人が娘なんじゃない? って。
年齢的にも、思わせぶりに合せていますし。
姉妹っぽいというのも。
でも、この状態でほぼ自由に生活しているのなら、家に帰る事も出来るはず。
そうしていない事を考えると、やっぱり思わせぶりなだけなのかな~とも思います。
そうであっても、何故ホームレスなのか等、相変わらず若者が苦しい設定が多いのが切ない。
あと、ピエロ恐怖症の少女ととの父親もただのモブとは思えず、気になりました。
特に父親は何か臭う!
新事実関係では、ニルスの怪しさ!!
マーガレテも、法を守りながらその影で法を破っても居たという、真の姿が発覚しましたが、夫の隠しているものはもっと凄そう!
妻の死にすぐ泣く、気弱な振りをしつつ事件にがっつり絡んでいるし。殺害現場の写真もあっさり入手しちゃうし。
まるで、今までマーガレテを監視していたのかな? とも思えるような感じ。
スザンヌとの不倫疑惑は、単なる疑惑っぽい?
今回のやりとりで、スザンヌは死に要員かなって思いましたw
とりあえず、マーガレテ殺害は「国外退去反対派」の仕業ではなく、裏で法を裏切っていたのが原因だろうな、と思いました。
その組織? とレッド・オクトーバーは立場が反しているので今のところ無関係……、という感じですが。
まだまだ先は分かりません。
それにしてもパトリックがあっさりと殺されたのにはびっくり。
これも、本当にリッカッド狙いだったのか? それともパトリックを狙ったのか分かりませんし。
リッカド狙いであるなら、何故突然? しかもレッド・オクトーバーではないはずだし。
(会いたがっていたから)
今の情報で考えられるのは、ピエロ恐怖症の父親がパトリックを狙ったって事くらいw
そんな単純じゃないだろうけどw
犯人に一番近い存在も早くも登場しました。
でもそれがまた、あっさりスリにあってスマホを奪われるという間抜けさん……。
そのスマホが、関係者のシラチの手に渡るとか、どんだけドラマチック!
犯人の性別等は、今回上手く隠していてよくわからないのですけど、スマホの入っていたバッグ? リュック? にはガイコツのキーホルダーが付いていました。
今後、ガイコツに注意しないと!w
でも見つけた所で、単なる末端の人間なんだろうな~、きっと。
引き続きよくわからないのが、クリストファーとソフィー親子が引っ越した「村」。
村とは言っていますが、郊外の広い整備された住宅街って感じでした。
世話人の名前がフランクだと言う事がわかりましたが、村のルールはかなり曖昧。
「何でもいいけど善人でいる事」って、それってかなり「何でもよくない」……。
やっぱり世の中、美味しい話しは警戒するべきだと思いました。
あと車椅子の男!
かなりうざくて思わせぶりですけど、何かあるのか何もないのか。
それにしてもサーガの様子が心配過ぎる!
せっかく復帰したのに、なんでサーガに困難ばっかり続くんだろう~。
このやきもき感も、ブリッジ節ではあるんでしょうけど。
ファイナルだと思うと、もっとイキイキ延び延び捜査して欲しい!!
それはそうと、本シーズンのライティングはとことん自然光にこだわっているように思えました。
すごい綺麗です。
これですべてのシーズン毎に違うライティングになりました。
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