登場人物
注意:真犯人と結末には別ページで触れますが、登場人物の中にもネタバレ要素が含まれる場合があります。
2013年 3月~ シーズン1 スーパー!ドラマTV 日本初放送 全10話
(2011年9月~ デンマーク&スウェーデン放送開始)
★シーズン1までの情報です。
あらすじはこちら:
THE BRIDGE/ブリッジ シーズン1 1話~5話(前半)
THE BRIDGE/ブリッジ シーズン1 6話~10話(後半・完結)
デンマークとスウェーデン合作の北欧ミステリー。
シーズン丸ごとで1つの連続殺人事件を追う、謎解きがメインのバリバリの硬派さ。
群像劇のように次々にキャラクターが登場していきますが、実はそれらに単なる賑やかしはいないと知った時、その緻密さに驚きます。
正直、初回は言語の問題で人の名前なのか街の名前なのか、モノの名前なのかすら分からずに、戸惑う事もしばしばでしたが、それでも目が離せず、息をつかせぬ展開に何とか追いついて行きました。
そして忘れた頃に見ると、理解を深めつつも新鮮に楽しめる。
それにはただ事件が良くできているというだけではなく、メインの刑事である2人のキャラクターの魅力も大きいです。
そんな2人のおかげで、シリアスなのにどこか笑ってしまう要素もあったり。
シーズン毎に事件が変わる為、登場人物がどんどん増えて行きますが、言い換えればほぼ10話で1つの事件が解決するので、テンポはよくストレスはありません。
お馴染みのキャラ達についてはシーズンを追う毎に、個人的なドラマに感情移入してしまいます。
主な登場人物
サーガ・ノレーン/Saga
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ソフィア・ヘリーン/Sofia Helin
スウェーデン、マルメ県警の刑事。
レザーパンツを愛用し、愛車はポルシェ。
14歳で自殺した妹がいる。
ソフィアのインタビューで、サーガがアスペルガー症候群に罹っていたと思われると言っている。(スーパー!ドラマTVインタビュー)
融通が利かない。
人前でも平気で下着を見せて着替えたり、ストレートにナンパしたり恥じらいも欠落している。
だが、そんな自分を嫌う人間がいる事や扱いにくいと思われている事は自覚していて、暖かく見てくれる上司ハンスには感謝をして慕っている。
ハンスのお陰か、周囲の同僚もサーガを理解して困惑しつつも受け入れている。
そんなサーガが、辛抱強いマーティンの影響で少しずつ変わっていくのを見るのも本作の魅力の1つ。
シーズン1ではクラブでアントンという男性と出会います。
口元にある傷は、ご本人自身のもので24歳の時に自転車で転んで出来た傷という事。
マーティン・ローデ/Martin
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デンマーク、コペンハーゲン警察の刑事。
見た目とは裏腹にモテるようで、3人の妻に子供が5人もいる。
メッテとの子供は、ニコライ、カール、ヨハンネの3人。アウグストが長男。
適応力があるようで、サーガの変人っぷりにも素早く順応していき、時には頼まれないのにアドバイスもするような優しさ、面倒見の良さもある。
それ故か、次第にサーガが懐いていくとマーティンも憎めなくなっていく。
まるで6人目の子供が出来たような感じにも見えて、2人の親子のようなやりとりは殺伐とした事件が続く中で微笑ましい瞬間にもなっています。
時にサーガの性質のせいで、誤解が生じたりイライラして怒鳴る事もありますが、それでも常に仲直りできているのはマーティンの包容力のなせる技だと思います。
その辺が、意外と? 女性にもてる理由なのかもしれません。
ルールは守る物、というサーガに対して捜査の為には手段を選ばない事の多いマーティンは、サーガをイライラさせる事も多く、特に女性関係では問題を起こしがち……。
何も知らないとこんな普通のおっさんが!? と意外だと思いますが、サーガと接するマーティンを見ているとなんとなく納得できるんですよね~。
警察関係者
マルメ署の署長、サーガのボス。
子供がいるヨーテボリに戻る為、退職が決まっていてこれが最後の仕事となっていた。
子供がいるヨーテボリに戻る為、退職が決まっていてこれが最後の仕事となっていた。
サーガと呼ぶ声が優しく、シーズン1では特に目立つシーンはないが常にサーガを優しくフォローしている存在。
寛大である事はサーガも理解していて、退職時期を聞いて別れを実感した時にサーガが流した涙が印象的でした。
それだけで、ハンスがどんな存在なのか、何も見ていなくても十分伝わってきました。
コペンハーゲン警察の署長。マーティンの上司。
ショートカットに派手なイヤリング、モード・ファッション。
後半になると、サーガ達と一緒に現場に顔を出すようになる。
マーティンの最初の妻の子供で長男。
最近、マーティンの家に転がり込んでニートになるが、親子関係が決して良好ではなかったので、マーティンはあまり強く言えず。
元カノのフリーダとチャットを始めると、フリーダの影響でニートから脱出して行き、親子関係も修復に向かうが……。
Ellen Hillingsø
夫は不動産王のヨーラン・ソーリンガー。
夫の心臓移植の為、救急車で移動中にオーレスン橋を使いサーガとマーティンに初めて会う。
金髪ボブのヘアスタイルだが、実はそれはカツラ。
たまにカツラを外すシーンがあるのだが、何故外すのか、何故常にカツラなのかは謎。
義理の娘はマヤ。
「男性の家」という施設で働く、社会福祉士。
そこで担当するヴェロニカという女性を、ダメな夫ソーレンから守ろうとしている。
生き別れの妹、ソニアを捜している。
ホームレス生活が長いせいか会話があまりスムーズではない。
その日その日を生きるのに必死で、ステファンの事もあまり記憶にないよう。
荒くれ者のホームレス。
何故か犯人に攫われ、命を真実の主張に利用される。
長男ハーディー24歳、がコペンハーゲン警察が起こした移住者暴行殺人事件の被害者。
小さな食品店を営む父親と弟サイーフは、兄が巻き込まれた悲劇に対してそれぞれの反応をしていたが……。
暴行事件の裁判の結果が出た際に、TVニュースのインタビューに答えていた地域コーディネーターの男。
その中で、「法の不平等」という犯人のメッセージと被る言葉を発していたが……。
アパートの階段で雨宿りしていたアニアに声を掛けて、自宅に泊めた。
ただの親切な男に思えるが、しばらくするとアニアの事を忘れるという、精神的に障害があるようで……。
アニア自身に危害は加える様子はないが、自室で日本刀を振り回すなど奇行が見られる。
マーティンの浮気を知った後のメッテの前に偶然現れた営業マン。
物腰柔らかく、あっという間にメッテの警戒を解いて距離を縮めて行く。
真犯人を含む、簡単なネタバレはこちら
(文:ジェーン洞)
寛大である事はサーガも理解していて、退職時期を聞いて別れを実感した時にサーガが流した涙が印象的でした。
それだけで、ハンスがどんな存在なのか、何も見ていなくても十分伝わってきました。
リリアン
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コペンハーゲン警察の署長。マーティンの上司。
ショートカットに派手なイヤリング、モード・ファッション。
後半になると、サーガ達と一緒に現場に顔を出すようになる。
ヨーン
マルメ署のIT担当。眼鏡。子持ち。マーティンの家族
メッテ/Mette
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Puk Scharbau
マーティンの3人目の妻。兼業主婦。
3人の子供のうち双子が1組。
マーティンが精管切除をする前に、ギリギリで妊娠してしまっていた。
これ以上子育て出来るのかと不安視するマーティンに対して、メッテは産むつもりでいたが、お腹の子はまた双子だと判明する。
その上マーティンの浮気も発覚して、マーティンを家から追い出すが……。
その上マーティンの浮気も発覚して、マーティンを家から追い出すが……。
アウグスト/August
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Emil Birk Hartmann
マーティンの最初の妻の子供で長男。
最近、マーティンの家に転がり込んでニートになるが、親子関係が決して良好ではなかったので、マーティンはあまり強く言えず。
元カノのフリーダとチャットを始めると、フリーダの影響でニートから脱出して行き、親子関係も修復に向かうが……。
その他の登場人物
ダニエル・フェルベ/Daniel
Christian Hillborg
道徳心のない記者。
何故か犯人に車を利用され、命を狙われたと思わせておいて、協力関係を求められるように。
犯人相手にすら悪態をつくふてぶてしさを持ち、有名になる手段として犯人を利用するつもりくらいでいるが……。
シャーロッテ/Charlotte
夫は不動産王のヨーラン・ソーリンガー。
夫の心臓移植の為、救急車で移動中にオーレスン橋を使いサーガとマーティンに初めて会う。
金髪ボブのヘアスタイルだが、実はそれはカツラ。
たまにカツラを外すシーンがあるのだが、何故外すのか、何故常にカツラなのかは謎。
義理の娘はマヤ。
ホームレス関係
ステファン・リンドベリィ/Stefan
Magnus Krepper
「男性の家」という施設で働く、社会福祉士。
そこで担当するヴェロニカという女性を、ダメな夫ソーレンから守ろうとしている。
生き別れの妹、ソニアを捜している。
女ホームレス ソニア
若い女性なのに、素肌にジャケットという姿で盗みなどを働くホームレス。ホームレス生活が長いせいか会話があまりスムーズではない。
その日その日を生きるのに必死で、ステファンの事もあまり記憶にないよう。
ビャアン・ラスムセン
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何故か犯人に攫われ、命を真実の主張に利用される。
警官暴行事件関係
ヘニング・トルストルプ
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コペンハーゲン警察の刑事。
同僚が起こした移住者暴行殺人事件の裁判で証言をする事になっているが、どうやら偽証をするよう脅されていて……。
フラーニ親子
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(サイーフ)
小さな食品店を営む父親と弟サイーフは、兄が巻き込まれた悲劇に対してそれぞれの反応をしていたが……。
イェスパー・アンダーソン
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その中で、「法の不平等」という犯人のメッセージと被る言葉を発していたが……。
アニア
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両親の離婚の影響で、万引きをしたり家出をしてしまう少女。
たまたま声を掛けられたラッセの家に転がり込むが……。
ラッセ・イェンソン
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ただの親切な男に思えるが、しばらくするとアニアの事を忘れるという、精神的に障害があるようで……。
アニア自身に危害は加える様子はないが、自室で日本刀を振り回すなど奇行が見られる。
セバスチアン・サンストロツ
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マーティンの浮気を知った後のメッテの前に偶然現れた営業マン。
物腰柔らかく、あっという間にメッテの警戒を解いて距離を縮めて行く。
真犯人と結末
真犯人を含む、簡単なネタバレはこちら
(文:ジェーン洞)
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