THE BRIDGE/ブリッジ シーズン1 1話~5話(前半)あらすじ
ドラマ「THE BRIDGE/ブリッジ」予告篇
2013年 3月~ スーパー!ドラマTV 日本初放送 全10話
(2011年9月~ デンマーク&スウェーデン放送開始)
後半のあらすじへ:THE BRIDGE/ブリッジ シーズン1 6話~10話(完結)
登場人物はこちら
今年ブリッジのシーズン4が日本放送予定となっているので、自分的おさらいの駆け足まとめをしました!
改めて見返しても、緻密に組み立てられたシナリオに何度も驚かされます。
細部を忘れているから、というのもありつつ覚えていても、分かっていても面白い!
加えて謎解きだけではない、主要キャラクターの個性ある魅力はシーズンを追ってこそ。
■各タイトルへ■
第1話「オーレスン橋」
切断遺体遺棄事件
スウェーデンとデンマークの間掛かる、オーレスン橋という大きな橋で女性の遺体が発見される。夜、橋の電気が一瞬消えた隙に、国境線上に上半身と下半身を切断されたマルメ市議会の議長である女性シャスティン・エークヴァルの遺体が置かれたのだった。
スウェーデン側マルメ県警の刑事は、サーガ・ノレーン。
デンマーク、コペンハーゲン警察からはマーティン・ローデが担当となった。
その後の調べで、下半身は別の人間だと分かる。
モニック・ブラマーという23歳のデンマーク人だった。
1年以上凍っていた可能性があった。
シャーロッテとヨーラン・ソーリンガー
通行止めとなった橋で、夫ヨーラン・ソーリンガーの心臓移植の為コペンハーゲンに向かう救急車を急がせる妻、シャーロッテがサーガに通過させるよう頼んだが、犯行現場だからと許可しなかった。悪気がある訳ではなく、サーガには融通や情というものが希薄なのだ。
それを見かねたマーティンが救急車を通過させてるが、病院についても思った通りに手術をしてはもらえなかった。
ステファン・リンドベリィ
社会福祉士をするステファンは、ヴェロニカという女性をダメ夫のソーレンから助け出そうとしていた。アウグスト
マーティンは、バツ2で現在3人目の妻メッテと結婚していた。
その家に最初の妻との子である、18歳の長男アウグストが転がり込んで来て、悩みの種となっていた。働きもせず、まだ小さい子が3人もいるのに家の手伝いもしないでぐーたらしている。
メッテに文句を言われるがマーティンも息子と距離があるようで、強くは言えなかった。
ダニエル・フェルベ
死体を橋に置いたと思われる車の所有者は、道徳心がなく辛口でお騒がせ記者のダニエル・フェルベだった。サーガ達が職場に会いに行くと、フェルベは駐車場で爆弾を仕掛けられた自分の車に閉じ込められていた。
一度は死を覚悟したものの、タイマーが0になるとデッキからCDが出てくるだけで爆発はしなかった。
そのCDには犯人の声明が録音されていた。
「橋は単なる序章。これから面白くなる」
第2話「犯人の声明」/第1の問題:ホームレス毒物テロ
真実のサイト
橋の事件の詳細を載せたWEBサイトが犯人によって公開され、事件が一般に知れてしまう。CDと同じ犯人の声明もUPされている。
「法の下では平等なんてデタラメだ」
と主張しつつ、5つの問題があると言うので、他に問題が4つあると解釈した。
サイトのサーバーを特定して住所を突き止めると、それはコペンハーゲン署だった。
詳しく調べると、橋の電気を消した時にもコペンハーゲン署からの発信だった事がわかる。
すると犯人も調査に気づいたようで、サーバーは切断された。
犯人の告白
犯人はラジオでリスナーからの電話を乱入して、橋に置かれた下半身は自分が殺した娼婦だと自白し、「真実のサイト」の宣伝をした。サーガはその声がCDの声と違っていた事に気づく。
だが、「私が殺した」と言ったことから単独犯だと想定した。
CDの声
突然役者の男が、CDにメッセージを吹き込んだとマルメにやってきた。やりとりは郵送などで、依頼主とは顔を合わせていなかった。
しかもそれは3年半前に録音していたものだった。
フェルベ
フェルベには、自分の車が犯人に使われた事や狙われる事に心当たりはなかった。そんなフェルベの元に「真実の守護者」と名乗る犯人から電話があり、代弁者に指名される。
記者としては道徳心がなく野心だけがあるタイプのフェルベには、名を売るチャンスだった。
電話の直後、メールが届く。
添付されていたのは社会的弱者の健康データ、犯罪が起きた場所により捜査の質も異なるという記事、社会集団や事件の解決率等の法の不平等を訴える資料だった。
娼婦殺し(下半身)捜査
マーティンは娼婦モニック殺しを捜査した。モニックの友達から残されたカバンと日記を預かるがその際に、ここまで捜査に来たのは初めてだと言われ、犯人の主張通り、娼婦殺しの捜査には時間を掛けていなかった事を思い知る。
シャーロッテと夫ヨーラン
夫に移植する心臓を手に入れようと必死だったシャーロッテは、念願の移植手術を迎えていた。しかし無事手術が成功し、目覚めた夫は残酷にもシャーロッテに離婚を求めた。
死を覚悟した中で、人生をやり直すなら必要だと考えたのだった。
だがその会話中に容体が悪化してそのまま死んでしまった。
シャーロッテは、最後まで夫が自分を愛していたと周囲にウソをついた。
食肉センター
サーガは、検死官との会話から死体の切断は食肉センターで行われたのではないかと目星をつけていた。クラブでナンパした男を隣に寝かせながらも、家でも検死写真をチェックしていると、下半身にSTAEBという刻印のような印がついているのを見つける。
サーガはその言葉にピンと来なかったので夜中にマーティンに電話した。
すると、食肉センターがあるのがステァボ通りだと気づく。
すぐにマーティンがデンマークの食肉センターへ向かうと、エークヴァルの下半身とメモを発見する。
「犠牲者はなかった」(デンマーク語)
犯人は警察が来る事を狙っていたのだった。
新たなメール
フェルベに犯人から新たなメールが届く。件名は、「見えるが見えない」。
本文は「君らが気にかけてたら……」。
添付された資料は、コペンハーゲンとマルメでのホームレスの増加を示す表だった。
その時、複数の場所でホームレスを狙った毒物テロ発生のニュースが舞い込んだ。
ステファンと女ホームレス、ソニア
ステファンは職場でずっと捜していた生き別れの妹ソニア(女ホームレス)の写真を見つけていた。それからソニアを捜し続け、夜の道端で配達されたばかりの酒を盗んで飲んでいた所を見つける。
ソニアは最初は怯えて逃げたが、ステファンが一生懸命に兄妹にしか分からない話しをして気づかせようとしていると、苦しんでその場に倒れ込んでしまう。
ソニアも毒物テロの餌食になっていたのだった――。
第3話「広がる事件」/第2の問題:命の価値
警官による暴行事件
マーティンの女上司リリアンは、今回の事件でデンマークが手柄を取る事に拘っていた。それは、デンマークの警官が殺人容疑で訴えられている事件の影響でもあった。
以前にも同じような、警官による暴行事件があり評判を落としていたのだった。
シャーロッテ
シャーロッテは、夫のスケジュール帳を見ていて「EM」という書き込みに気づく。調べると、聞いていた出張の予定とも重なっていた。
夫の携帯にEMの電話番号も見つけ、誰なのか気になる。
ステファンとソニア
ソニアは入院していた。毒物テロの唯一の生き残りとして、サーガ達の捜査を受けるがなかなか意識を取り戻さなかった。
やっと目覚めたソニアはステファンの名を呼んだ。
そこへステファン本人が現れ、兄である事、彼女を搬送した事などを怪しむ2人に説明した。
2人は15歳の時、別々の里親に引き取られて以来、昨日再会できたばかりだった。
ステファンは身分証明書も見せ、事件とは無関係であると主張したが、2人が帰った後人の目を盗んで、病院の倉庫に忍び込んでいた。
乱暴なホームレス
大柄で乱暴もののホームレスが、突然スタンガンで撃たれ、ビデオカメラの前に拘束される。
その様子は真実のサイトで生配信された。
すぐに男の名前がビャアン・ラスムセンだと判明し、利用していた施設を調査した。
寝床には娘の写真が貼ってあり、元船員だったという。
気性が荒いようで、あちこちで揉めていたらしく、恨んでいる人だらけのようだった。
ビャアンが最後に目撃された場所に向かうと、悪用防止のスタンガンの残骸を見つける。
カートリッジの中の製造番号を記した紙で、これで狙撃者の名前や発砲した時間がわかる。
スタンガンは、2001年に警察が回収していた物だった。
その後処分の為、定年退職した警官レンナットが業者に送っていた。
だが、レンナットの家に行くと、ベッドの上で頭を撃たれて死んでいた。
フェルベへの連絡
4人の男の写真と拘束されたビャアン生配信の連絡が来る。
調べると4人は、全員不動産王で、そのうちの1人は心臓移植のヨーランだった。
「この4人はビャアンを助けられる。助けるかどうかはわからないが」
犯人はまるで不動産王が出来るのに見ず知らずのホームレスを助けるわけない、と言っているようだった。
サーガとマーティンは死亡したヨーラン・ソーリンガーの代わりにシャーロッテに話しを聞きにいった。
するとシャーロッテは、橋の上でのサーガを対応を覚えていて捜査を拒否した。
マーティンならいい、と言われ家に入れずにいるサーガをマーティンが呼び入れた。
少女アニア
14歳のアニアは、モールで万引きをして捕まった。
親が離婚をし、孤独を感じていた故の行動らしく、初めてではないようだった。
引き取りに来た母親は、怒りで口を利かなかった。
アニアは気を引こうと、部屋を散らかすとただ無言でぶたれた。
その後も母親はアニアを無視し続け、食事も与えなかった。
アニアは家を出た。
アニアは家を出た。
向かった先は、再婚した父親の家だった。
今日は身内の誕生日パーティーだと言われ、アニアは歓迎されない存在だった。
それでも父を待ちたいと、玄関の前で待つ。
家の中には入れてもらえなかった。
父親が帰って来ると、泊まらせてと頼むが今日は来客が多くて無理だと断られてしまう。
仕方なくアニアは当てもなく歩く。
夜になり、雨に降られ通りかかったアパートの階段で雨宿りをした。
そこへゴミ捨てに出た住民に声を掛けられ、部屋に入れてもらう。
警戒もせず男について行ったアニアは、しばらく滞在させてもらう事に。
プロファイラー
サーガはプロファイラーを呼んで犯人の分析をしてもらった。
犯人の弱点は計画外の事が起きる事。
咄嗟の判断が苦手で計画が崩れる事を嫌うと言われ、今回のようなヨーランの死は計画外だったろうと考えた。
アウグスト
アウグストは最近、元カノのフリーダとチャットをするようになっていた。
チャットでの話題から、犯人、真実のテロリスト(S.T.)に関心を持ち始めていた。
ビャアン
生配信中、ビャアンは自力で拘束を解いて逃げていた。
しかし建物から逃げ出した所へ犯人の車が到着し銃を向けられてしまう。
結局ビャアンは、しばらく時間を置いてから再びカメラの前に連れ戻された。
犯人は改めて4人の不動産王に500万ずつ、全部で2000万を支払えばビャアンを解放すると条件を出した。
ビャアンの命にそれだけの価値があるかどうか。
恐らく犯人は払う訳がない、と思っているのだろう。
ビャアンの身体からは少しずつ血が抜かれるようになっており、それは救出までのタイムリミットがある事を示していた。
およその計算で残り時間は5、6時間。
配信をよく見ると、船員だったビャアンが瞼でモールス信号を発信している事に気づく――。
第4話「犯人との接触」
「男性の家」
ビャアンのモールス信号を解読して、ビャアンが犯人の目を見た事があるとわかった。
それと「イステツ通りの男性の家」というメッセージを受け取った。
マーティンは、すぐに福祉施設の「男性の家」へ行きビャアンが在籍していた当時の名簿を要求した。そこで犯人と会っていた可能性がある。
すると建物を出た所で、ステファンとすれ違う。
そこはステファンの職場でもあった。
社会福祉士である事をマーティンは始めて知るが、偶然とはいえ何度も会う事にマーティンは疑いを感じ、改めてマルメに来るよう伝えた。
4人の不動産王
マルメ署に4人の不動産王を呼び出し、犯人の要求を飲むよう頼むが、犯人の予想通り4人は話し合いの末、ビャアンを見捨てる事にした。
しかし、その後シャーロッテの考えが変わる。
義理の娘マヤとヨーランの葬儀場に行った際に、エメリー・ハンソンと名乗る見知らぬ女性と会う。
その名前にピンと来た。
エメリーでEM。
シャーロッテは思わずヨーランとの交際を確認すると、「マヤお気の毒に」と言って去って行った。
マヤもEMの存在を知っていたのだった。
そしてシャーロッテは、マヤへの相続税も減るからと仕返しとして、ビャアンの為に全額支払いをすると決めた。
それを4人で払った事にすればいい、と。
しかしタイムリミットは迫っていた。
A1AJB
ビャアンが「A1AJB」という最後の信号を送って、意識を失った。
何の番号だか途方にくれているとサーガが閃き、とっかかりを見つける。
カメラで24時間撮影をしている……となると電力メーターだろう、と。
メーターにはナンバリングの法則があるので足りない数字もあったが、なんとか絞り込み、いくつかの目星をつけた。
現場へ行くとすべて空振りで終ってしまうが、実はある番号がダブって存在していた事が判明する。
まだ行っていない古い建物に、サーガとマーティンは急いだ。
するとその建物内でまんまと犯人と鉢合わせをする。
支払いをしたから採血を止める必要があったのだ。
支払いをしたから採血を止める必要があったのだ。
揉み合いから、逃げ出した犯人を1人追ったマーティンは倒れてしまい、後頭部に銃を向けられるが、犯人は撃たずに逃げて行った。
ただし、去り際に思いっきり股間を蹴って。
ビャアンは発見時、約束通り採血は止められていたがやはり遅すぎたようで、搬送中に心停止したまま意識を戻さなかった。
ステファン
ステファンがマルメ署を訪ねるが、マーティンは病院に居て留守だった。
ヴェロニカの夫ソーレンから、妻を隠したと脅迫の電話が掛かってくる。
アウグスト
アウグストは、サーガに興味を持ち始める。
だんだんと家の手伝いをするように。
ヘニング・トルストルプ
デンマーク、コペンハーゲン警察が絡む、警官による暴行事件の裁判前日となっていた。
被害者は24歳のハーディー・フラーニという移住者だった。
被害者は24歳のハーディー・フラーニという移住者だった。
裁判で証言する警官は、ヘニング・トルストルプ。
マーティンは、彼が何故暴行を働く仲間を庇うのか、と責めた。
実際へニングは暴行を目撃していて、偽証するよう脅されていた。
夜、証言に迷いのあるへニングは妻に真実をぶちまけた。
妻は話す相手が違うわ、とだけ言った。
アニアと家主ラッセ・イェンソン
見知らぬ男、ラッセ・イェンソンの家で1晩過ごしたアニア。
朝起きると、ラッセは何故アニアにここに居るるのか、と聞いた。
朝起きると、ラッセは何故アニアにここに居るるのか、と聞いた。
ラッセは精神的に問題があるようだった。
お腹の空いたアニアがパンがないかと聞くと、侍は戦の前には断食する、と答えた。
明日、大きな任務が待ってる。
しばらくするとまた、君は誰だと聞く。
だが決して追い出そうとはしない。
アニアは戻って来てもいい事を確認して、外出した。
外出から戻る時、アパートの下で男とぶつかっていた。
部屋に戻ると、ラッセから「いない人」とすれ違っただろうと言われる。
ラッセの客だったようで、「彼が真実を明かした。明日決行だ」と言った。
アニアは母親に連絡をしたことを話す。
心配して帰ってこいと言われるかと思ったら、何も言われなかった。
すると、ずっといていい、明日から君の部屋だとラッセは言う。
部屋に戻ったラッセは、届いたばかりの日本刀で試し切りをしていた。
サーガの推理
サーガは、犯人が殺せたはずのマーティンを殺さなかった事に、何か理由があると考えた。
犯人にはマーティンが必要なのかもしれない。
第5話「犯人を見た少女」/第3の問題:精神疾患者を利用したテロ
ラッセ
予約していた精神科クリニックを受診したラッセは、担当医エーミル・フェーンスクーグを日本刀で殺し、自分も自殺しようとしていた所を捕り押さえられていた。それは精神医療の予算削減を問題視した犯人の仕掛けた新たな犯行の一端だった。
「精神を患う者の肩を軽くたたきクスリを渡すだけ」
各地で精神病患者を利用した殺傷事件が同時多発する。
事件を起こした直後、自殺させるのもセットだったが、ラッセだけは未遂で連行されていた。
ラッセの予約状況から、8週間前に計画されていたと分かる。
ビャアンが犯人と面識があった可能性から、エーミル、これまでのブラマーやエークヴァルにもあったのかもしれないと、サーガは考えた。
アニア
ラッセのアパートに残されていたアニアの描いたラッセの似顔絵や、指紋から警察はアニアの存在を知る。アパートの防犯カメラの映像を調べても、アニア以外の怪しい人物は見つからなかったが、隣接する毛皮店に目をつけた。
毛皮店を訪ね、防犯カメラのデータを借りた。
シャーロッテ
シャーロッテは、気になる遺品が見つかったとマーティンを家に呼び出した。通称「黒い報告書」。
法的なものも含む苦情や嫌がらせの記録が入った箱だった。
そのついでにシャーロッテは、いつも着けている金髪ボブのウィッグを外してマーティンを誘惑した。
マーティンは拒まず、浮気してしまう。
ステファン
ステファンの自宅に、ヴェロニカの夫ソーレンが侵入して来た。暴力を振るわれたステファンは、使用していたアイロンで反撃し、ソーレンを殺してしまった。
そこに署で会えなかったマーティンが、ステファンを訪ねた。
部屋に入ったものの、隣の部屋の死体には気づかず、疑っている事を伝え街を出るなと念を押して帰っていた。
サーガ マーティンの家へ
サーガは、報告の為マーティンの家に行くと、ついでにと夕食に誘ってもらう。
アウグストは生サーガを歓迎した。
メッテはサーガに夕食をまずいと言われ、サーガの洗礼を受けた。
アウグストは、犯人(ST)を天才だといいサーガと話しが盛り上がった。その後、フリーダにチャットでサーガに会った事を自慢した。
マーティン 浮気がバレる
サーガがマーティンの家に行った時、家族の前でシャーロッテから忘れ物を受け取ったと、マーティンに財布を返していた。
それから、メッテは財布を他人の家で落とすシチュエイションを考えていて、マーティンの浮気に気づいた。
男として大丈夫か不安になり、証明したかったのかも。
マーティンはメッテに家から追い出されてしまう。
犯人の特徴
ラッセは犯人を恐れて、マーティンが暴力で脅しても黙秘を続けていた。だが、アニアの母親と話した事でサーガは閃きを得た。
サーガはアニアの写真や描いた絵を見せて、ラッセの情に訴えた。
これまでの犯人の犯行写真も並べ、次はアニアが被害になるかも。
彼を捕まえればアニアも助かる。
だから顔を教えて。
狙い通り、ラッセには効果があり犯人の特徴を叫び出した。
長身で青い目、髪は茶色、チェックのコート、マフラーと手袋。
それを元に防犯カメラの映像を見直し、アニアが犯人とすれ違っていた事を突き止めた。
アニアも犯人の顔を見ている可能性がある。
アニア
ラッセの部屋には警察がいる為、戻る所を失くし街を彷徨い続けていたアニアを警察が見つけた。サーガ達が連絡を受けた頃、犯人らしき影がアニアを監視していた。
アニアの発見場所付近にサーガが到着した直前、銃声が聞こえた。
一足遅く、アニアは撃たれて倒れていた。
病院でアニアが目覚めるとサーガはすぐに犯人の事を思い出させ、似顔絵を描かせた。
私は死ぬの? と聞かれサーガは一瞬考えた。
いつも本当の事を言うのが正しいと思っていたが、最近はマーティンに「ウソが必要な時もある」と教えられていたのだった。
サーガはアニアに「死なない」と答えた。
しかし、アニアは似顔絵を描きながら死んでしまった。
アニアの似顔絵は目元だけだったが、その目を見たマーティンはステファンだと断定した。
地域コーディネーター
ハーディ・フラーニ殺害の裁判は、警官の無罪で終わっていた。
裁判所の前で抗議の暴動がニュースになる。
この地域のコーディネーターだという男がTVのインタビューに答えていた。
「無罪は残念。
仕事柄、若者と信頼関係を築く事が重要。
今回の判決はすべてを台無しにしてしまう。
法が不平等である事を痛感した」
小さな食品店を営むハーディーの父親は、控訴するつもりだった。
だが、弟サイーフは自分の手で状況を変えるしかない、と法を当てにはしなかった。
裁判所の前で抗議の暴動がニュースになる。
この地域のコーディネーターだという男がTVのインタビューに答えていた。
「無罪は残念。
仕事柄、若者と信頼関係を築く事が重要。
今回の判決はすべてを台無しにしてしまう。
法が不平等である事を痛感した」
小さな食品店を営むハーディーの父親は、控訴するつもりだった。
だが、弟サイーフは自分の手で状況を変えるしかない、と法を当てにはしなかった。
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