あらすじ
Elizabeth Morris/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC
2017年4月19日(木)~AXNでシーズン5日本初放送(全22話)
(アメリカ放送 2016年11月~)
大火災発生
フルトン通りで、複数の通報が入る大火事が発生した。
建物にはクラブが入っており、5、60人が閉じ込められていた。
大勢を救助したが、犠牲者も30人を超えた。
建物内でマウチも下敷きになり怪我をしていた。
そんな中、特捜のオリンスキーが娘のレクシーが中にいる、と駆けつけていた。
この建物に住んでいるという。
放水までの時間がギリギリだったが、急いでレクシーを救出した。
Elizabeth Morris/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC
オーナー
翌日、火災調査室のアレクサ・ハブルや特捜のボイト立ち会いの元、火災調査が行われた。
そこへビルのオーナー、バリー・キンボールが現れると集まった遺族達が暴動を起こした。
建物が安全じゃなかった為の火災だと、オーナーに殴りかかった。
51分署で保護しつつ、オーナーの話しを聞いた。
そもそも大規模なパーティーは把握していなかったという。
住居用でもないが、数人住ませていたのはシカゴの家賃が高いから。
良かれとしていた事だが、安全基準は満たせていなかったようだ。
そうしている間にも訃報が舞い込む。
するとオーナーはトイレに席を立って行った。
逃げるような事はないだろうと、待っているとトイレから銃声が響いた。
オーナーは、事故の重大さに耐えかねて自殺していた。
セブライド
Elizabeth Morris/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC
ところがすでに埋まってしまった、と言われてがっかりする。
アナの為に良い職場が見つけられたと思って、キッドに愚痴をこぼすと「引っ越す気があると思う? あなたも引っ越さなかったのに」と言われてしまう。
大火災の後、セブライドはアナに電話をしていた。
留守電だったが、しんどい1日を終えて声が聞きたかったと残していた。
するとアナがセブライドを訪ねて来た。
実は、火災の前にすでに荷造りをしていたという。
「いつの日か」と書いたのは自分だから、自分でその日を決めないといけない。
お互い仕事を最優先にしていたが、アナはシカゴでも良い仕事を見つけていた。
それはセブライドも目をつけたシカゴ医療センターの仕事だった。
あの時マギーは知っていたが、秘密にする約束をしていたのだった。
調査結果
調査の結果、放火だと判明した。大量殺人だった。
酸化剤と猫砂、塩素を入れた紙袋とガソリンや油の入った電球で作る、時限発火装置の残骸が見つかったのだ。
袋を床に落として足で電球を割り、立ち去る。
すぐに化学反応が生じて発火するという、ネットで簡単に分かる方法だった。
レクシー
Elizabeth Morris/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC
オリンスキーは昏睡が続くレクシーの側で、アリスを読み聞かせていた。
そんな中、事態が急変して緊急手術をする事になってしまう……。
かんそう
毎度のシカゴP.D.とのクロスオーバー前後編ですが、実は今回はここにシカゴ・ジャスティスが加わるのが完全版のようです。
でも、放送を見終わった限り、ジャスティスがなくても一応区切りにはなっていました。
(追記:ですが犯人が分かったというだけで動機などは解明されないままなので、かなり消化不良です……)
3番組のクロスオーバーというせいか、いつものクロスオーバーよりも気合が入っている感じがしましたw
大火災に出動する際は、まるで第一話目のような感じで出動シーンをじっくり見せたり。
火災や事故シーンは毎回リアリティや迫力がありますが、今回は大火災ですからいつも以上に恐ろしく感じました。
番組単位ではクロスオーバーしていませんが、シカゴ・メッドの医療センターも大活躍です。
シンプルに火災発生とそれにまつわる個々のストーリーが、久々にじっくり贅沢に味わえる、クロスオーバーらしい回だと思います。
あらすじからは省いていますが、被害者達それぞれのドラマ、悲惨な中にもほっこりするボーイミーツガールだったり、助け出した家族からの感謝の気持ちだったり。
これぞファイアって感じでした。
こうなると、手抜きクロスオーバーとの違いが明らか?w
手抜き回だと、クロスオーバーとはいえ単なる事件引き継ぎだけで終る所も、序盤からPDのメンバーがちらちら登場していたのも豪華で、しっかりクロスオーバー感が感じられました。
クロスオーバーとはあんまり関係ないんですがw
セブライドの恋がなかなか終わらないな~と思ったら、アナがシカゴに来た!
うーん、これは安心していいのかな?
やっとセブライドも落ち着ける?
まあ、ほとんどつきあいもせず引越しまでさせての関係って、何も起きないわけないよねw
PDを見ていない方には、オリンスキーの娘のレクシーと言われてもふーん、という感じだと思いますが、これ流れが良くできていて、前回のPDでオリンスキーが娘への愛情を伝えて終わっているんです。
まさかそれが伏線になるとは。
これまで度々、オリンスキーの父親としての感情はドラマになっていましたけど。
16話「終わらない悪夢/Emotional Proximity」シカゴ・ファイア/クロスオーバー後編へつづく
登場人物はこちら
(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)
0 件のコメント:
コメントを投稿