あらすじ
Parrish Lewis/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
2017年4月19日（木）～AXNでシーズン5日本初放送（全22話）
(アメリカ放送 2016年11月～）
ルイの父親
ケイシーとドーソンは、ルイの父親アンドレ・キイズが突然、姿を現した事で福祉局のティナにクレームを入れた。
しかし、福祉局には落度はなく、独自で里親を突き止めていたようだった。
3年もルイを放っておいたのに何故今更なのか。
ティナにキイズと連絡を取ってもらう事に。
キイズの親子鑑定の結果、ルイの父親に間違いはなかった。
ドーソンとケイシーは、親権を守る為弁護士を雇った。
だが、勝ち目はなさそうだった。
ほとんどのケースで実の親が勝つ。
その上、ケイシーはルイの法的な後見人にもなっていない。
結婚はしたが、まだ書類が受理されていないのだった。
キイズに落度があればまだしも、なければ難しいと念を押されてもケイシーとドーソンの決意は固かった。
「どこまでも戦う」
すると弁護士が動き始めた事を知り、キイズが署に押し掛けてきた。
そこへ救急通報が入り、キイズを追い払う事が出来た。
ちょうどケイシーとハーマンも気づいて出てきた所だった。
キイズに引き下がる気がない事を思い知った。
病院へ搬送した後、ドーソンはシルビーに状況を聞かれた。
「あの男にルイは絶対に渡さない」
ルイが正式に養子になったら、ケイシーと3人で同じ姓にするつもりだと答えた。
シルビーはドーソンを気遣いながらも、本音を伝えた。
「私は養子なの」
幼い頃は気にならなかったが、成長するにつれ本当の両親の事を考えたという。
「私を捜し出し、会いに来てほしいと思った。
でも来なかった」
シルビーは自分の体験から、キイズとルイの為に話し合いを薦めた。
ドーソンはシルビーのアドバイスを受け入れて、キイズと話し合いの場を設けた。
真実
ドーソンとケイシーとキイズの3人で会った。
3年のブランクの理由は、そもそもキイズがルイの存在を知らなかったせいだった。
知ってすぐに捜し出していたのだった。
3年間、軍でアフガニスタンに居て先月帰国したばかりだった。
実家に戻ったら、ルイの母親イービーが訪ねて来たのだという。
その時初めてルイの存在を聞かされた。
イービーが麻薬常習者だと知った時には連絡を取らなくなって、短い付き合いだった。
イ―ビー自身は、依存症患者の厚生施設に居て育てられないと言っている。
金を要求されて、何だか妙だと思い軍の仲間に頼んでルイの居場所を調べたのだった。
ケイシーは、突然現れて平穏を乱すなと言うが、キイズが父親として責任を取ろうとしている事は確かだった。
キイズの家族もルイを迎える準備は出来ていると言う。
親権の事は法に委ねるとしても息子に会いたい。
息子と話したい。
そう言われてドーソンは、断る事は出来なかった。
「あなたには会う権利がある」
まずは1度だけ、立ち会いの元ルイと会わせる事にした。
立ち会いにはティナと親権を持つドーソンだけと言われていたが、その場にケイシーも向かった。
だが、1時間以上経ってもキイズは現れなかった。
ティナは逃げた人は初めてじゃない、と慣れた様子で解散にした。
Parrish Lewis/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
卓球台
はしご隊が、出動先のゴミ捨て場から卓球台を拾って帰ってきた。
大隊長は2009年のテーブルサッカーを忘れたか？ と、渋い顔をして見せたが、ケイシーがガス抜きになるから、と暫定的に許可を取った。
しかし大隊長の悪い予感はあたり、賭け卓球に夢中になるあまり卓球台を置いた会議室のドアのガラス等、あちこちを壊しまくってしまう。
さらに非番だというのに、署にやってきて別のシフトから卓球台を奪うようにもなっていた。
シフトの合間にも騒ぎ続けていると、ルイの事で苛立つケイシーから怒鳴られてしまう。
ハーマンは代表して、改めてケイシーに謝罪をした。
そして卓球台を処分した。
しかし大隊長の悪い予感はあたり、賭け卓球に夢中になるあまり卓球台を置いた会議室のドアのガラス等、あちこちを壊しまくってしまう。
さらに非番だというのに、署にやってきて別のシフトから卓球台を奪うようにもなっていた。
シフトの合間にも騒ぎ続けていると、ルイの事で苛立つケイシーから怒鳴られてしまう。
ハーマンは代表して、改めてケイシーに謝罪をした。
そして卓球台を処分した。
セブライド
セブライドの骨髄が、アナに適合した。
セブライドは今すぐにでもサインをする、と提供への決意は固かった。
アナは、スプリングフィールドの看護師でチャリティもしていると言う。
セブライドは、会うべきではないと止められていたにも関わらず、アナの病室を訪ねた。
アナも会いたかったと、喜んだ。
2人はすぐに意気投合をし、元気になったらアナのお薦めの滝に行く事を約束をした。
提供の為の緊急連絡先にセブライドは、キッドの電話番号を記入した。
実は最初は空欄にしていた。
誰も思い浮かばなかったのだ。
キッドにしたのはケイシーがルイの事で忙しそうだから、という理由だった。
それをキッドに伝えると、キッドは喜びを隠せなかった。
セブライドにとっては、消去法で選んだだけだろうが選ばれたキッドはセブライドに頼られていると、はりきった。
サポートは任せてというと、セブライドは「いい友達だ」と感謝をした。
「友達」とはっきり言われると、キッドはがっかりしたようだった。
セブライドは、アナから提供を決めた理由を訪ねられた。
「それほど誇れる生き方をしてこなかった。
でもこれは決して後悔しない選択だ」
そこへアナの父親がやってきて、セブライドを見て抱き着いた。
セブライドに感謝してもしきれないようだった。
しかし、セブライドの思い通りにはいかなかった。
アナの化学放射線療法が上手くいかなかったのだ。
化学療法なしでの骨髄移植は無理。
もう打つ手がなくなったと知らされてしまう。
せっかく人の為になり、自信を持てる事が出来ると思った矢先に、すべて水に流されてしまった。
そのショックでセブライドは予定よりも1日早く、休暇を取って仕事を休んだ。
何も聞いていないキッドは急なスケジュール変更に、不安を覚えた。
セブライドは電話にも出ず、1人で昼間から飲み続けていた。
夜、ケイシーもセブライドも不在のシフトに自動車事故の通報が舞い込んだ。
ハーマンをリーダーとしたはしご隊が駆け付けると、現場で大破していた1台はセブライドの車だった。
だが運転席は無人だった。
相手の車は母親が運転席で、娘が後部座席に居た。
母親にはうっすらと意識はあったが、娘のクロエは反応がなく、すぐに担架で搬送された。
現場にいた警官は当て逃げのようだ、と言った。
ハーマンは消えた運転手は知り合いだといい、特捜班を呼んでもらうよう頼んだ。
セブライドは家のソファで寝ていた。
おでこには血痕がついている。
そこへ、ボイトとリンジーが訪ねて来て驚く。
事故の記憶は一切ないようだった。
「俺は何をした？」
かんそう
リンジーとボイトがちらっと顔を出した程度で、いつものゲスト状態と変わりません。
ただ、最後に発生したセブライドの事故を特捜が担当する……というだけの、事件リレー状態。
ある意味、いつものクロスオーバーとも言えますがｗ
今回は、浮かれて遊んでいたのははしご隊の部下達だけで、ケイシー、セブライド、ドーソンに試練がのしかかっていました。
ケイシーはいつの間にかドーソン以上にルイ命になっています……。
なのに親権はまだ無く、パパというのも無理やり言わせている状態で、可哀想ｗ
その上、ルイ君さよならフラグ立ってますしｗ
ドーソンの方が、意外と立ち直り早そう？
ともあれ、ルイ君の父親が引き取るストーリーとしては納得の行く設定ではありました！
セブライドは本当に踏んだり蹴ったり！
アナとの関係は、引き延ばせば引き延ばす程キツくなるので今回でさらっと終了したのは良かった！ と思ったんですが、その後が更に大変な事に。
今回は普段はあまり見せないセブライドの素の苦悩をテーマにしているので、よりセブライドの人間味が増して見えそう……と思ったのですが。
何してんのよ！
しかもそんな大きな事故現場から、野次馬の誰にも気づかれずに家に帰ってるってどういう事？ｗ
さすが不死身……というのはさておき、まさかこれで運転していたのは別人って落ちはないよね……。
また役職剥奪されちゃうじゃん……。
この気になる続きが翌日放送のシカゴP.D.で見られるというのは、ありがたい！
シカゴ・ファイア10話「決断/The People We Meet」へ
登場人物はこちら
(文：ジェーン洞)
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