シカゴ・ファイア/CHICAGO FIRE シーズン5 10話「決断/The People We Meet」

2018/06/22

ジェーン洞 シカゴファイア シカゴファイア シーズン5 消防士

t f B! P L

あらすじ

Elizabeth Morris/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


2017年4月19日(木)~AXNでシーズン5日本初放送(全22話)
(アメリカ放送 2016年11月~)

セブライド


アナの科学療法が再開され、セブライドの骨髄移植が再開される事に。
翌日には骨髄採取だとクラークから言われて、セブライドは喜んだ。


だがセブライドは、住宅火災の現場で女性を救助した際に大怪我をしてしまう。

排気が間に合わずに爆発に巻き込まれそうになった為、2階から飛び降りるしかなかったのだ。

Elizabeth Morris/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


検査の結果、マヒはなく脳震とうに多少の腫れとアザだけで済んでいた。
脊髄を打撲しているが回復はする。
意識も清明で気力もあった。

だが、骨髄提供は無理になってしまった。
セブライド自身が重傷を負っているのだから。

Elizabeth Morris/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC



セブライドは病室のアナを訪ねて、謝った。
まだ手術までの間に適合者を捜すというが、セブライドを見つけるまでに14か月もかかっていた。

死を覚悟するアナにセブライドは悔やむ。
「シフトを休んでさえいれば……」

アナはセブライドの手を握った。
「火災現場にいた少女は助かったんでしょ?
それでいいの。
今週すでに1人救った」


自分の病室に戻ると、ドーソンとケイシーが待っていた。

骨髄提供が出来なくなった事を聞いたドーソンは、何気なく言った。
「いずれにせよ怪我で硬膜外麻酔は出来ない」

その一言がセブライドに希望を与えた。
「問題は俺の痛みか?」
それだけではなく、責任や安全、法律上の問題もあると言われるが、それならばセブライド自身には問題はなかった。
「俺意外の誰にも決めさせない」

セブライドは麻酔なしでの骨髄提供を希望した。
セブライドの決意は、止める周囲を押し切った。

麻酔なしの手術は成功した。

そしてアナの骨髄移植の日が来ると、セブライドは涙を流して安堵した。
アナの移植も成功した。


入院中のセブライドの世話をしていたキッドは、セブライドの姿を捜してアナの病室まで行っていた。
2人で仲良さそうに話す姿を見て、声を掛けずに帰っていた。


ドーソンとケイシー


Elizabeth Morris/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


51分署にルイの父親キイズが訪ねて来た。
ドーソンとケイシーに、姿を現さなかった理由を直接打ち明ける為に。

実はあの日、アフガニスタンへの長期任務の連絡が急に入っていたのだった。
キイズは考えた結果、親権を手放し2人に譲ると言った。
「君らならルイによくしてくれる。
息子をよろしく頼む」

ドーソンは悩んだ。
このままルイを父親に会わせないままでいいのだろうか?

結局、ルイと父親を会わせる事にした。

待ち合わせのピザ屋には、キイズの家族達が大勢集まっていた。
特に母親はドーソンに抱き着いて、感謝をした。


Elizabeth Morris/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


その後、再びキイズがドーソンとケイシーの前にやってきた。
ルイと会った事で考えを変えたのだという。
やはり、ルイを手放す事はできない。
上官にも相談して、近場での勤務に変更となり協力も得る、という。
「何としてでも親権を取るつもりだ」
ケイシーは激高した。
「何だと?!」
「君たちを傷つける気はないんだ。
本当に申し訳ない」


親権争いの本格的な始まりに、弁護士は確認をした。
「親権争いは酷よ。始めたら最後、どんどん醜くなる」
それをケイシーは最高だな、と言った。

弁護士はキイズが約束を破った事から、信頼できない親だと印象づけると言った。
理由など関係なく、事実をどう見せるか。

探偵も雇う。
キイズとキイズの家族も調べる。
何かあればそれも利用する。

長引けば長引く程有利になる。

ルイの為には長引かせたくはなくても、それが最良の作戦だった。
「手段を選ばず闘うわよ」

やる気になる弁護士とは反対に、2人は最初の勢いを失っていた。


福祉局にキイズはまたしても大勢の家族を連れて来ていた。
「君たちにルイの家族に会って欲しくて」
全員がルイを歓迎している。
「君たちがルイを愛しているのは分かる。
だが誓うよ。
俺は息子を必ず命を懸けて愛する。家族もだ」

涙を流すキイズを見て、ドーソンとケイシーは2人だけで相談をした。
ドーソンは泣きながら、ルイを愛しているが優先すべきはルイだと言った。
「ルイを肉親から引き離すことなんて出来ない」

ルイはキイズに引き取られて行った。


消防士紹介ビデオ


オーチスは、局が公募をしている消防士募集ビデオの撮影を始めていた。
許可を取る際に大隊長にも出演を依頼したが、きっぱり断られていた。

モリーズで撮影プランを立てているとオーチスは閃いた。
出動に持って行けばリアルな仕事が撮影できる。演技は必要ない。
ハーマンにも太鼓判を押された。

しかしいざとなると、なかなかちょうどよい現場がなかった。
ガス漏れではガスは見えない。
ホットプレートの発火では地味。
スタンガンを持った男を撮影した時は、地面しか撮れていなかった。

その後、自動車事故で大怪我をした父親が娘を守るという感動的な出来事があった。
そんな時に限ってオーチスはカメラを車に置き去りにして、何も撮影していなかった。

その時、大隊長が皆に声を掛けた。

「今、仲間の中に痛みを抱える者達がいる。
苦しい状況で彼らほど強い者はいない。

それこそが我々消防士だ。

人々の運命を変える、出動中に出会うのは皆他人ではない。
母であり、父であり息子、娘達だ。
人々が逃げ出す現場に我々は飛び込んで行く。

誰かの為に我々は働いている。
今週も仲間が実証した。

自分達の健康や幸せを犠牲にしても誰かにそれを与えた。

それが消防士という職業の神髄だ」

オーチスは、こっそり撮影していたこのスピーチの最後に、「消防士になろう」と付け加えて作品にした。


11話「傷ついた者たち/Who Lives and Who Dies」へつづく


かんそう


シカゴファイアとしては、9話から続く10話なのですが、時系列としてはその間にシカゴPDのクロス―バーが挟まっている状態です。

シカゴP.D./CHICAGO P.D. シーズン4 9話「空白の記憶/Don't Bury This Case」シカゴ・ファイア/クロスオーバー後編



ルイ君お別れ回でした。
これは分かっていた事なので、驚きはありませんでした。
むしろ意外と引っ張ったような感じも。

キイズがばっくれた理由は、相変わらず適当というか納得出来ませんでした。
任命が来て動揺したとしても、大人なんだから「行けなくなった」の連絡くらいはできるよ……ね?

それも出来ないくらいだというならメンタルに問題ありそうだし、そもそもそんな人がアフガン配置とか大丈夫じゃなさそうだし、やっぱり単なるバックレというのは印象悪すぎよね~。

キイズのキャラがブレブレ? でしたが。
根は良い人だと言う事で一件落着!


オーチスのビデオ撮影も無理がある……と突っ込みましたw
現場でリアルな……というアイデア自体はとっても良いと思うけどそれを撮影するのが現場の職員というのは無理でしょw
そんな事より仕事してよ! ってなるわ!
大変な現場であればあるほどね。
外部の人に頼むならまだしも。

まあ、大隊長のスピーチが良かった、というのを落ちにしたかっただけだろうから、そんな深く考えていないんだろうけどw


セブライドも急展開で、あんだけ前回「もう見込みはない……」ってどんよりしていたのに、いきなり「化学療法再開しましたぁー」ってw

それだけでもツッコミ所なのに、麻薬無しの手術ってw
しかもそれがあっさり実現しちゃうのってどうなの?
だいたい直前に2階から飛び降りて重傷になってるんだけど。
セブライド最強なのはわかりましたけど、ここまでくると笑わせようとしているのかしら? と疑いたくもなりますw

でも手術成功者同士のアナとの組み合わせは、いい感じ? に終わっていたので、少しでもセブライドが幸せになれるなら……。
応援したい!

11話「傷ついた者たち/Who Lives and Who Dies」へつづく


(文:ジェーン洞)

アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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