Major Crimes ~重大犯罪課 シーズン4 3話「スパイウエア/Open Line」【メジャー・クライムス】

2017/10/04

MajorCrimes重大犯罪課 MajorCrimes重大犯罪課 シーズン4 Simoom クロスオーバー サスペンス ジェーン洞

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あらすじ


2016年6月14日~FOXjapanにてシーズン4日本初放送(全23話)
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スーパーモデル殺人事件


スーパーモデルが早朝の自宅でインターフォンを鳴らした何者かに襲われ、殴り殺された。
死の直前911をかけるが、何も伝えられず息を引き取っていた。
その様子の一部始終を誰かがラップトップのカメラ越しに見ているようだった。


クリスタ・クック24歳、バッファローからLAに来て6年。

シャロンが現場に連れてきたラスティを見つけて、プロペンザは吠え続けるクリスタの愛犬チェラの散歩を押しつけた。


家にあった写真から恋人が判明。
もっともゴシップに詳しいサイクスは、2人で登場したレッドカーペットで見覚えがあった。


容疑者


ハンマーヘッドと呼ばれる総合格闘家のフィリックス・コスターが恋人だった。
大きなタイトル戦を控えているというのに、殺しなどするだろうか?
すでにクリスタとは別れていたフィリックスだが、撲殺されたと告げると驚いていた。


ジムのオーナー兼トレーナーの兄は何かと出しゃばった。
試合前の弟を守る為か、質問にも兄が答え、交際中にあたかもクリスタが浮気をしていたと言わんばかりだった。

殺害時には朝7時からトレーニングをしており、兄弟は揃っていたというアリバイを主張した。


押収したクリスタのラップトップを調べていて、スパイウェアに感染していた事が分かった。
おかげでタオのPCも感染してしまったが、ロス市警のネットワークにまで感染させないよう、急いでシャットダウンさせる大騒ぎになってしまった。




オフライン状態でスパイウェアの送り主を突き止める。
クリスタの元マネージメントのザラだった。
クリスタの写真と共に、「あんたは間違っている」というメッセージが書かれていたメールを発見。

本人に話しを聞くと、キャリアを捨てて大学へ行くというので怒りのメールを出したのは間違いないが、ウイルスについては身に覚えがなかった。

添付した写真はカメラマンのマルコム・リッチ(ジェイミー・バンバー)からの転送だった。
ザラはマルコムが仕込んだんだろうと、マルコムをクズ呼ばわりした。


マルコム・リッチは、クリスタをしつこく誘って断られていたという。
他のモデルにもスパイウェアを仕込んでいる事が分かり、ストーカー行為で逮捕し、殺人でも仕留めようとすると、慌てて目撃者だと主張しだした。
クリスタの過去3か月分のデータと他42人のリストと引き換えに無罪で取り引きをする。

しかし、実際の動画を見ると犯人の特定には遠く、そもそも盗撮の映像は証拠には出来なかった。

進展がなく、がっかりする空気の中シャロンは、過去のデータに光を見出す。


犯人


再び兄を呼び出し、取り調べる。
兄がジムで手にしていたコーヒーカップから店の監視映像をチェックして、朝7時からジムに居たというアリバイに嘘がある事を指摘する事が出来た。
カメラに映るのは、兄1人で7時25分。ジムからは遠いサンタモニカの店だった。

それでも弟と一緒に休憩に出たと言い訳をするが、殺害の映像を見せて弟を守りきれないと口を割らせる。
クリスタはフィリックスの名など言っていなかったが、過去のデータから音声を合成した映像を見せていたのだった。
「弟に妙なメールが来て、ブチ切れていた」
クリスタの携帯には送信履歴はなかったはずだが……。


ジムで練習しているフィリックスを包囲する。
降参するふりをして警官を人質にとると、
「殺すつもりはなかった。クリスタを愛していた」
と叫んだ。

警官が落とした銃を拾って手にした事からタオがフィリックスに発砲した。


ロス市警のイントラネットが復活する。
発砲した事で落ち込みながらもタオが、フィリックスの携帯からメールの送信者を突き止めた。
マルコムが「俺がやった相手だ」とクリスタの盗撮画像と共にメールを送っていたのだった。


真犯人


クリスタを直接殺してしまったのは、フィリックスだったがそうなるだろう結果をわかっていながら炊き付けたのは、マルコムだった。

タオはマルコムのせいで2人が死んだと脅す。
マルコムの行為を認めるなら、過失致死で6~8年。
そうじゃなければ、ロス市警にスパイウェアを仕掛けようとしたテロ行為として10年。

最初の取り引きは、被害者リストにタオとロス市警が入っていなかったと、難癖をつけて無効にした。


重犯課のみんな


ラスティがスライダーに面会した事が、大問題に。
警察の身内は、弁護士を要求したあとの被告人に接触できないというルールがあったのだ。

保護者のシャロンはもちろん、事件検事のアンドレア、そして判事をも巻き込んでの騒ぎになってしまう。

結果的には、面会内容から不正はなかったと認められるが、判事からは手を引かないのかと確認を受ける。
それでも引こうとはしないラスティに、シャロンが今後はロス市警と連携して取材させます、と言って終結させた。
二度とスライダーとは話さないように、と念を押される。

しかし、判事はシャロンだけを残すと、ラスティを褒めつつ余りの過保護ぶりに「ほっとけママ」と言った。


おもしろ重犯課


クリスタの愛犬(小型犬)を抱くプロべンザ。
散歩の糞袋として証拠品用袋を渡してた。

プロベンザのバズへの小言。
テーブルに靴のまま足をのっけて「これは靴だ」。
股が痛くないのか心配になった。


つづく

かんそう


ハイテクを利用した事件に、イライラが押さえきれないプロベンザさんという、いちいち書き出していたらキリがないお約束満載の回でしたw

メジャークライムスでは珍しくはないですが、それでもここまで「え? これでおしまいじゃないの?」という事件の深さはなかなかだと思います。

最初はスパイウェアで盗み見してる人が犯人と思わせて、違ったんだーったまたま見てただけなんだ、てなった所にやっぱり殺害に絡んでたのね! という。

最初から行動が怪しい兄はまんまとひっかかりやすいミスリードでしたが、忘れた頃に見ると結構わからなくなって新鮮に楽しめました。


この回のラスティは、「やっちまったなぁ」感がひどい上にノー反省って感じで、(傍で見てると)ラスティの唯我独尊っぷりが目立ちます。
本人に自覚はないでしょうけどね。
でもこれは後々の彼の成長を見せる為の極端な振り切りって感じだと思うんですが。

って大目に見ようとしている私でもイラつく回ではありましたw

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(イラスト:Simoom、文:ジェーン洞)


アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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