ブラックリスト/THE BLACKLIST シーズン7 6話「ルイス・パウエル博士/DR. LEWIS POWELL (NO. 130)」

2020/06/03

クライム サスペンス ジェーン洞 ブラックリスト ブラックリスト シーズン7

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あらすじ

Virginia Sherwood/NBC | 2019 NBCUniversal Media, LLC


2020年4月28日~ スーパー! ドラマTVで日本初放送。(全19話)
(アメリカ放送:2019年10月~)


登場人物はこちら



ディープフェイク

有名なマイケル・アレクサンダー博士が自爆予告動画をアップし、警官に射殺されると言う事件が起きた。

しかしその動画はフェイク動画だった。
しかも、過去のデータを利用したディープフェイク(AIで作った超リアルなフェイク動画)で誰も偽物だとは気づかない。

製作者は、警官による殺人を狙ったのだろう。
博士は防衛関連企業の上層部に居た人物、国の機密情報にもアクセスできた。

新メンバー

FBIチームに新しい女性の仲間、パク捜査官(ローラ・ソン)が加入した。
それをリズから聞いたレッドはフランチェスカを推し、新入りを歓迎しないようだった。

パクはアカデミーを上位の成績で卒業していたが、選んだ支局はアンカレッジという、闇を抱えていそうな人物というのがリズの気に入った点だった。

だがレッドと同じように、アラムも歓迎していなさそうだった。
それはサマルの代わりだからではなく、パクがIT系に強く自分の役目を奪われるという危機感からだった。

パクは早速動画をアップした人物、エイダン・マッカローを突き止めてから出社した。
16歳のベセスダ在住の少年。
だが、自宅を訪ねると少年は事件とは無関係でルートキットによる遠隔操作の仕業だった。

手掛かり

その後パクが動画をアップしたPCの動きに気づき、7万ドルをウォルター・ヒギンズに送金したことが分かった。
偽名だろうが、出金した人物が映る防犯カメラをレッドが確認し、ヒギンズの居場所を突き止めた。

ところがブリムリーの拷問でミスが発生し、情報を得たものの間違って殺してしまった。

運悪くその死体のある現場が、レッドとパクの初対面の場となってしまった。
リズはそれをわざと見せたと思っていた。

ヒギンスの正体は殺し屋で、標的はアルマコープの科学者トレイシー・ロングだった。

会社にいたトレイシー・ロングから聴取をした。
すると、今朝AIの第一人者のルイス・パウエル博士と会う約束をしていたという。

ドタキャンされたが、ALSを患っているので体調不良だろうと特に気にはしていなかった。

さらに、イスラエルの諜報活動により数名の社員が監視を受けていた事も分かった。
パウエル博士も狙われている可能性がある。

フリートAI社

ハッキング元は不明だが、イスラエル大使館がハッキングを認めた。
イスラエルはフリート社への盗聴を認めることになる。

国防警備をしていて、NSA並みのシステムだがハッキング被害にあっていると言う事に驚きながらも連絡を入れると、ちょうど社内で謎の火災や爆発が発生し始めた。
誰かがシステムを乗っ取っている。

パウエル博士

パウエル博士を案じて連絡をすると、博士も連絡が取れなくなっていた。
アラムとパクで自宅へ向かう。

すると研究室の複数のモニターの前で、車椅子に座ったままパウエル博士は死んでいた。

ところがアラムの声かけに、モニターから返事が返ってきた。
「保安上の理由で博士は昨日を停止しました。話しなら私が」
それは博士が作ったAIプログラムのクラークだった。

博士を安楽死させたのはクラークだった。
「ペースメーカーをマルウェアで止めました」

フリート社のシステムを乗っ取った事も誤魔化しはしなかった。
多少の犠牲はやむを得ず、すべては命を救うためだという。

「博士が私に課した最優先事項は人間を守ることです。
そしてAIが人間の脅威になったので、阻止しているのです」

シンギュラリティ。アラムはすぐに理解した。

クラークは自らを改善し続けるシードAI。
「博士のプログラムは人類を超える、だからAI科学者を殺した。
AIの進化は不可避だが、少しでも遅らせる為に」

フリート社への攻撃は、研究を潰す為。人間を守る為AIの冬を起こしている。

クラークは自分の存在も消そうと、研究のデータも削除していっていた。

アラムがオフラインにした時、フリート社の防災システムが復旧した。

フランキー

フランキーは車に乗ろうとしたところを突然、男に拉致されていた。

男はカタリーナの手先で、カタリーナはビデオ越しにフランキーを脅した。
「レディントンを裏切るはずが、私を裏切った。でも彼の信用を得たようだからチャンスをあげるわ。仕事があるの」
受けなければ殺す、と言われてフランキーは今度はカタリーナの仕事をする事に。

それは、寝返りたいというレッドの手先を罠かどうか分からないから連れてくるように、という内容だった。

と、同時にフランキーはレッドからは信頼の証しのように「裏切りそうな者がいるから監視を頼みたい」と頼まれていた。

裏切り者の候補は、ヴォンテだった。
フランキーは、ヴォンテを誘い出しカタリーナの指示に従い倉庫に連れて行った。

そこでフランキーは大金の報酬と共に、さらなる指示を受ける。
「裏切り者を使って、レッドを呼び出せ」

パク

クラークを止め、事件を解決したものの、パクはチームを辞める決心をしていた。
「レッドとは働けません」
今日レッドに会ってはっきりわかったという。
「自分の本質まで変えられてしまいそうで」

最後に直接会って言いたい、とパクはリズにレッドの居場所を聞いた。

裏切り者

レッドはフランキーに呼び出された場所に到着していた。
待ち構えていたカタリーナの手下がレッドに銃を向けると、フランキーは謝った。
「ごめんなさい。お金しか信じないの」

フランキーが金を持って去ろうとした時、レッドは気になる事を言った。
「残念だ、君の人生を終わらせる事になる」

実はすべてレッドが仕組んだ「テスト」だったのだ。
カタリーナの映像は、ディープフェイク。
フランキーはテストに落ちた。

「期待していたんだがな。なぜだ。好奇心から聞きたい」
「別の演目の違う役がよかった」

レッドがフランキーに銃を向けた時、ちょうどレッドに会いに来たパクが到着して声をあげた。
「待て!」
そこで気を取られた一瞬の隙に、フランキーはレッドを人質に取った。
「間が悪いな」

パクはフランキーに銃を向け、銃を捨てるように言った。
「レッドを殺すよ」
「私が先に撃つ」
宣言通り、パクの銃弾はレッドの腕をかすめた。
それに驚き、フランキーはレッドを置いて1人で逃げた。

フランキーとパクは倉庫の奥でマンツーマンの対決となった。
血まみれになりながらもパクは大声をあげて、フランキーを攻撃した。
気が付けば、フランキーはふらふらになってガラス扉を突き破り倒れていた。
パクがガラスの破片をフランキーの喉につきつける。これで最後だと思われたが、デンベが止めに入った。

レッドは少し落ち着いたパクに近寄り、話しかけた。
「なぜここに来た」
「直接言いたかったの。あんたとは働けないって。あんたは凶悪すぎる」

パクは目的を果たすと血まみれのまま立ち去った。

その後、パクはリズからレッドに気に入られたと連絡を受け、FBIに残る事にした。
「でもその前に話さないと、聞いたらそっちが断るかも」
アンカレッジでの出来事を話す決心をした。

フランキーは生かされたのかと思ったが、それは違っていた。
レッドは自分の役目として、フランキーに銃で止めを刺した。




かんそう

結構びっくり! あれだけお気に入り要員と思わせて、フランキーがあっさり死んじゃいました。
フランキーはちょいちょい不信な点もあったからそれが伏線でもあったのかな。

ただ、裏切り者がヴォンテの時点で視聴者は「罠じゃん」って気づくよねw
もうちょっと知らない人でドキドキさせて欲しかったw
ヴォンテがレッドを裏切るわけがない!

でも、ディープフェイクを重ねてくるのは、面白かった!

フランキーはOUTとなりましたが、やっぱりサマルの代わりの捜査官が登場しました。
パクさん、いきなり事情がありそうでなんなのか楽しみ!

シーズン7は、リズがFBIの仕事以外の動きをしていないせいか、イライラするような事が起きず普通に面白く見れている気がする!!

まるっとカットしていますが、アラムとエロディーは、タブーなしでは続かない関係を前提につきあっていく感じです。

(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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