HOMELAND シーズン8　第11話「英語教師」

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HOMELAND シーズン8　第11話「英語教師」のあらすじ・ネタバレ

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キャリー

キャリーは逮捕されバージニア州のCIA本部に送還された。
ソールが保釈金を支払い、キャリーはソール宅に滞在する。

夜、ソールが帰宅するとキャリーは協力者について探りを入れてみる。
しかしソールは頑なに協力者の存在を認めなかった。

キャリーのように

パキスタンとアフガニスタン国境での自爆テロで、アメリカ人の特殊部隊全員が死亡し、迎えに行っていたジェナもケガを負い帰国した。
キャリーの裁判でもFBI側の証人として証言する予定だという。

キャリーはジェナを病院で待ち伏せし、ブラックボックスを見つけたことを話す。
グロモフと取引したことも。
キャリーはソールが1982年から5年間ベルリンにいたのでその時に誰か勧誘したと話し、ジェナに協力を求めた。
しかしジェナはそれをソールに伝えると言い去って行った。

その後ジェナはソールの元を訪ね、フライトレコーダーの話をする。
ソールは真実だと言い、ジェナに「キャリーのように行動するんだ、大事なことは何か、自分がどんな人間か考えてくれ」と言った。

結果、ジェナはFBIの取り調べを延期した。

ソール

国境での自爆テロでパキスタンとの関係はさらに悪化していった。
ソールはあれはパキスタンではなくジャラールの仕業だとし、"裏での対話"を大統領に勧めた。

ソールはタスマーニにジャラールの居場所を尋ね、その後パキスタン側から連絡が入る。
ソールが尋ねたことを知らないゼイベルは、圧力をかけたからパキスタンがジャラールの居場所を教えてきた、自分が正しかったのだと主張し、これから"作戦の遂行"を見守ると言う。

危機管理室では大統領らが見守る中、パキスタン側から教えられた場所を攻撃し拍手が起こった。

手がかりを追って

ジェナがキャリーの元へやってきた。
ソールが昔関わったベルリンでの亡命作戦の資料を持って。

それによるとソールが亡命させようとしたアンドレイは、ソールが東ベルリンの語学学校で勧誘した後、何らかの理由で亡命を望んだ。
そしてその作戦の途中で片足を失う。
しかし一命はとりとめ、現在は証人保護を受けながらアメリカで暮らしているという。
アンドレイは協力者ではないが、何か知っているはずだとジェナは言った。

キャリーはアンドレイの家を尋ね、過去の資料を整理しているとウソをつき手がかりがないか探った。

アンドレイは亡命作戦の際、自分の顔の前をフクロウが飛び、よろけて地雷を踏んだ。
痛みで動けずにいたところにソールが現れ、アンドレイを担いで突き進んだと話した。

キャリーが他の語学学校の生徒がどうなったかと尋ねると、アンドレイは自分が亡命したせいで全員銃殺されたと話した。

キャリーが手にした写真には女性も写っていた。
アンドレイによるとそれは生徒ではなく"英語教師"だが、名前も行方も知らないという。

特に手がかりも得られずお別れの挨拶をしているキャリー。
すると資料の中に見覚えのある赤い革の本があった。
アンドレイは本を密会の合図に使っていたのだと話した。

赤い革の本

ソールは国連に足を運び、会議が終わると突然ロシア大使に向かって叫びだした。
「持ってるんだろ何が望みだ？ブラックボックスだ、買い取るから要求を言え」と怒鳴った。
ソールは追い出され、ロシアの出席者は大使に何事なのかとコソコソと尋ねた。
そこでされた会話を通訳の女性が聞き耳を立てて聞いていた。

通訳の女性は街の本屋へ行くと、赤い革の本を手にとった。

──回想シーン──
女性は語学学校の女性教師で、アンドレイの亡命後、何も知らない他の生徒たちが拷問され銃殺されたことに心を痛め、闘うことを決意した。
通訳という立場を利用し、耳にしたことをソールに伝えると言う。
しかしソールは「人違いでしょう」と言って教師を突っぱねた。
───

ニューヨークのホテルにいるソール宛に荷物が届けられた。
荷物は赤い革の本だった。

ソールは本の表紙を持ち上げ、本の背表紙と本の間にできた隙間からメモを取り出した。
メモに書かれた文字をルーペで読むソール。
"こちらの要求はすでに伝わっている、エフゲニー・グロモフが動いてる"と書かれてあった。

──回想シーン──
夜街を歩いているソールの前に車が止まり、男が二人降りてきた。
男はソールがCIAだということも語学学校で勧誘していることも知っていた。
捕らえられそうなところを逃げ出したソールだったが追い詰められ撃たれそうになる。

そこへ女性教師が現れ二人の男を銃で撃ち殺した。
教師は怯えながらソールに尋ねた。
「これで信じた？」
───

同じ頃、ソールの家で赤い革の本を調べていたキャリーも、本の背表紙の隙間を使って連絡していたことを突き止めた。

エフゲニーの目論見

エフゲニーの友人だという人物に、売出し中だという空き家へ案内されたキャリー。
机に置かれたパソコンの向こうにはエフゲニーがいた。

キャリーはまだ協力者の特定に至っていないと言うと、エフゲニーは「協力者を見つけられないならソールを排除しろ」と言った。

エフゲニーはソールが死ねば協力者の意味もなくなると言ったが、キャリーはソールは用意周到なのでソールが死んだ時は誰かが引き継ぐと言った。

エフゲニーは言う。
「その誰かはきっと──君だ」
そしてソールを殺すよう命令した。

かんそう

マジかー。
キャリーがアメリカに戻ってきてあと２話、どういう展開になるんだろうと思っていたらそう来たかーっ！

キャリーがソールを殺す？？？？
ないないないないない！
殺したと見せかけてグロモフの裏をかく、とかじゃないの～？
いくら国のためとは言えども、キャリーだとしても、殺しはしない！（はず！ｗ）

そしていよいよ来週は本当の最終回。
どんな結末になるのか、めちゃくちゃ楽しみ。
だけどこれで終わってしまうのかと思うとシーズン1からずっと見続けている身としては寂しくもあり……。

ドキドキしながら１週間待ちます！

（文：ぼぼち）


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