ブラックリスト/THE BLACKLIST シーズン7 5話「ノーマン・ディヴェイン/NORMAN DEVANE (NO. 138)」

2020/05/27

クライム サスペンス ジェーン洞 ブラックリスト ブラックリスト シーズン7

t f B! P L
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あらすじ

Will Hart/NBC | 2019 NBCUniversal Media, LLC


2020年4月28日~ スーパー! ドラマTVで日本初放送。(全19話)
(アメリカ放送:2019年10月~)


登場人物はこちら



ノーマン・ディヴェイン

レッドが部屋で採血をしていると突然、謎の男(ブレット・カレン)がやって来た。
男もカタリーナを捜しているらしく、レッドに情報報告をし始める。
「手がかりの1つは未確定。もう1つは確実」

確実というのが、ノーマン・ディヴェインだった。
表向きはリビアの生物兵器開発者だが、裏社会では天才的な殺し屋で、殺しを病死にできる男。
「パリの友人がドラッカーと名乗り、彼に振り込みしてた」
「パリは君のせいじゃない。リンダの話ではパリの件以来君は不眠症だと……」
「彼女を甘く見た」
「私もだ」

レッドはリズに連絡をし、新たなブラックリストとしてFBIにノーマンを追わせた。

大量破壊兵器作戦部(WMDD)で、7年前にノーマンがクラーギンというウクライナのハッカーに支払いをしていたという記録を見せてもらう。

WMDDでも居場所は掴めないと言われているクラーギンだったが、レッドには容易な事だった。

レッドは謎の男と共にハバナに居るクラーギンに会いに行く。

クラーギンは塩コショウ入れのコレクターなので、ポール・リビアの下で作られた手作りの銀製品だというコショウ入れを渡すとあっさりと質問に答えた。

ノーマンは、クラーギンに診断学研究所(NDL)のサーバーに入れるように頼んでいたのだった。

だがその目的など詳しい話しを聞き出す前に、レッドがクラーギンから預かった銃を誤発砲してしまい、クラーギンは撃ち殺されてしまった。
「ウソだろ。軽く触れただけだ」

もう1つの手掛かり

ハバナからの帰りのジェットの中で、謎の男はぼやいていた。
「俺はお前と違う。以前とは違うんだ。ハバナやパリでの事忘れられない。
パリのために引退を取り消した。お前と我々の為に」

レッドは自分はありのままを受け入れる、と軽く流し、もう1つの手掛かりを尋ねた。
「名前は不明だがある情報源が、お前の誘拐を手配した奴が分かると言ってきた」

用心深いと言うその男との待ち合わせに、レッドは男が参加する予定だった名づけ親になった子の結婚パーティーの会場を選んだ。

アボット寄宿学校

その頃ノーマンは、ハッキングによって選んだハウイー・ケラーと言う少年を、アボット寄宿学校に転入させていた。

ノーマンは夜になると早速、ハウイーを寄宿舎の部屋からこっそりとラボに運び出したが、その様子を別の部屋のテオに見られている事には気づいていなかった。

翌朝、テオはそれをハウイーに教えるが、何の記憶もないハウイーはどうせラリっていたんだろう、と信用しなかった。
そして実際ハッパを吸っていたのでテオ本人が校長に報告する事は出来なかった。
「アボットでは以前から変な事が起きている!」
だがハウイーは相手にせず、校長には報告しなかった。

その後ハウイーは突然倒れてしまう。
ナースには脱水症状と診断されるが、テオは昨夜何かされたんだ、と勘ぐった。
「生徒が病気になって消える。ナースもグルかもしれない」

テオは1人で、校長室から盗んだ鍵を使いハウイーが連れていかれた場所を調べた。
だがラボでノーマンに見つかり処分されてしまった。

その頃、FBIでもNDLのデータから、ノーマンが何をしているかを突き止めようとしていた。

20人のティーンエイジャーの遺伝子検査のデータから、ある条件に合う患者を選んでシステムでDNAを解読していた。
20人中5人が重病にかかり、3人が死亡、2人は回復している。

アラムが資料から、もう1つの共通項として「アボット寄宿学校」の存在を突き止めた。
ノーマンが遺伝子検査をした後、結果次第で編入しているというパターンが見えた。
選別された少年の中で在学中なのはハウイーだけだった。

校長

アボットでは、テオの死が校長から発表されていた。
死因は自殺になっていた。

その頃、ハウイーの全身には大きな発疹が広がっていたが、その放送を聞いたハウイーはテオの言っていた事が本当なんだと気づき、校長室のドアを叩いた。

だが校長はノーマンとグルだった。
ハウイーはノーマンの実験室に運ばれていた。

FBIからの連絡を受けた校長は、すぐにノーマンに逃げるよう伝えていた。
「落ち着け、大発見は目前だ」
「片付けろノーマン。相手はFBIだ。私が時間稼ぎをするが、それで終わりだ。ハウイーを隠して学校から出てけ」

その頃、アラムがもう1つの真実に気づいた。
資料の中に、校長の息子の名前があったのだ。

現場のレスラーは息子が実験対象にされている、と更に警告するが校長は令状がないなどと捜査を渋った。
レスラーはどうして犯人を庇うのか、と首を傾げたがそれは思い違いだった。
「違う、息子を殺そうとしたのではなく、助けたんだ!」

その後、リズが意識を朦朧とさせるハウイーを見つけ、レスラーが実験室でノーマンを追い詰めた。

ノーマンに抵抗されたレスラーは、自分に向けられた注射針をノーマンに刺した。
ノーマンは苦しんでその場に倒れた。

レッド

リズからノーマン逮捕の連絡を受けたレッドは、レスラーが移送する車を無理やり止めてノーマンを横取りした。

レッドが向かったのはバイオハッカーのスポルディング・スタークのラボだった。
ノーマンはスタークに、自身の状態を伝えた。
「自作の人食いバクテリアで、抗生物質が効かない」

自分も死にかけているような状態なのに、ノーマンはハウイーの容体を気にした。
その様子からレッド達は、状況を掴んだ。
ノーマンがしていた実験は、選んだ患者を治療する事だった。
生還者がいるのは、治療が効いたからだった。

そしてそれを始めたのは、自分が自分の細菌に感染していたからだった。
「ラボに受けたドローン攻撃で私も感染したんだ。
薬が効かず死にかけた。
人を弱体化する研究をしてきたが、自分も弱くなるとは」

それをきっかけに、免疫療法の薬を試し体の免疫反応を利用して細菌やガンと闘う事を学んだ。

レッドはカタリーナの事も聞いた。
「最近連絡があったろ。用件はなんだ」
「コンスタンス・ドラッカーだ。治療法を探してた。彼女の大切な相手が病気だ」
「彼女にそんなものはいない」
「名前はパトリック・マスダ」

用件が済んだレッドは治療薬ならここにある、とノーマンを射殺した。
「もう楽になった」

その後、病院に運ばれたハウイーは、検査の結果病気が治っていた。
「彼を治したのは犯人の薬です」

レッドのカルテ

レッドはスタークに血液検査の結果を尋ねたが、あまり良くないのか口ごもられる。

その裏でレスラーがレッドのカルテを見つけてレッドに渡した。
レスラーは目を背ける事も必要だ、とカルテの中身は見ていなかった。
レッドはリズには内緒に、と頼んだ。
「いらぬ心配をさせたくない」

結婚パーティー

アラムはエロディーの家に押し掛けてから2週間連絡してなかった。
愛人になりたいけど迷っている、とリズに相談をして背中を押されていた。

思い切ってエロディーに電話をすると、明日7時にフリーモント・ホテルにスーツで、と指定される。

当日アラムがホテルに向かうと、エロディーが待っていたのは他人の結婚パーティー会場だった。

エロディーは適当に目についたブルーム夫妻で受けつけを通り、名札を付けてアラムと会場に潜り込んだ。

アラムは最初は乗り気になれず、楽しそうに踊るエロディーを少し離れた所で1人見ていた。
すると、グレゴリー・フリンと言う男に話しかけられる。
「ブルームか?」
はいとしか言えず、アラムは渡されたメモを受け取った。

メモを見ると「バーディ・チェルノフ、別名グレゴリー・フリン」と書いてあった。

するとすれ違うように、その会場に謎の男が妻を連れて現れた。
謎の男が「ブルーム夫妻」だった……。

リズ

レスラーからカタリーナに近づいて来たと言われたリズは、もう深追いをしないとレスラーに宣言をした。
「母を追ったら祖父が襲われた。今はアグネスが戻って幸せよ。記憶もない母親の話で幸せを壊したくない」

レッドとブルーム

ブルームはレッドの部屋を訪ね、情報提供者と会えなかった事を伝えた。
レッドはもう1つの手掛かりを得ていたので落ち着いていた。
「釣り糸は2本あった。獲物は得られたよ」

そして診断の結果を報告した。
「スタークの治療は失敗だ」
「残念だよ」
「物事には起きる理由がある。その理由が分からない事もな」
「俺にできることは?」
「1つ頼みたい。パトリック・マスダを捜すのを手伝ってくれ」



かんそう

今回は久々の登場キャラが2名。
まずは、最初は謎の男だったブルームさん。

【最終回】ブラックリスト/THE BLACKLIST シーズン6 22話「ロバート・ディアス/ROBERT DIAZ (NO. 15)」【シーズン・ファイナル】

海辺でレッドと話しをしていた人ですね。
その時の会話は、ドムがリズにレッドの正体をバラした事の報告でした。

その時のかんそうにも「イリヤさんに似てる」と書いたのですが、今回で増々イリヤ説濃厚になって来ました。

この人もカタリーナを捜していて、そしてレッドが襲われた事に凄い責任を感じている。

この前提で改めて考え直すと、再現ドラマで感じた「優しいイリヤさん」っていうキャラに近いのは、ブルームさんなんだよな~。
というわけで、そもそもスパイですから「ブルーム」は表向きの名前なのかな、と思いました。

そうそう、もしこれが当たっていたら前回カタリーナが手に入れた情報はレッドではなくてこっちのイリヤさんって事だから、その方が納得感ある!!

ともあれ、ブルームさんはレッドと親しく、そしてレッドを心配してくれる存在なので、ウエルカムです。

もう1人のお久しぶりは、スタークでした。

シーズン6 3話「薬学者/THE PHARMACIST (NO. 124)」
スタークのエピソードは↑こちら

スタークがレッドの遺伝子を何かしてるんだろうけど、未だはっきりせず。
しかもそれがあまり上手く行っていないようで……。
命の危険って事はないんだろうけど。(危ないっていうシナリオはあるだろうけど、レッドが死ぬときはドラマが終わる時だろうしね。ってそんな終わり方はイヤだけどw)


今回は、ハウイーのドラマも比較的しっかり目に描かれていて、その分? リズの登場が少な目でした。

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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