NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 シーズン16  15話「落水者/Crossing The Line」

2019/05/03

NCISネイビー犯罪捜査班 NCISネイビー犯罪捜査班 シーズン16 クライム ジェーン洞

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あらすじ

NCIS 17x15 Sneak Peek Clip 2 "Lonely Hearts"


2019年1月24日(木)~FOXジャパンでシーズン16 日本最速放送(全24話)
★2019年1月5日第1話先行放送済み

(アメリカ放送2018年9月25日~)

登場人物はこちら

前回:シーズン16 14話「母校を訪ねて/Once Upon A Tim」へ


駆逐艦ユーイング落水事件

赤道を通過する時の儀式、赤道際で賑わっていたユーイングで落水者が発見された。

被害者は、一等兵曹で暗号技術者のK.オールストン24歳だった。
4年前から乗船していた優秀な人材だった。

落水の目撃者はいなく、後頭部の鈍的外傷が死因と思われた。

職場体験

トーレス以外がユーイングに向かって留守になっていた時、NCIS主催の作文コンテストの優勝者3名の職場体験がスタートした。
ヘイリー、ブレイク、マックスの3人の面倒を見る役目に、白羽の矢が立てられたのはトーレスだった。
局長直々に2日間の指導を頼まれ、仕方なく引き受けたがなるべく手抜きをする事しか考えていなかった。

ヘイリーとブレイクはそれでもトーレスを信用して慕った。
面倒を見るのではなく課題と称して雑用をさせて、楽をする事にしたが2人は素直にはりきっていた。

だがマックスだけは違った。
トーレスに反抗的で、雑用をやらせるなとはっきり断っていた。

見かねた局長からも注意をされた。
きちん指導しろと言われトーレスが思いついたのは、ラボでゲームをさせておくことだった。

でもそれもケイティからゲームの音がうるさいとクレームが入り、プロビーに預けた。

その後、ギブスとマクギーがNCISに戻って来たので、トーレスはやっと学生から解放されると嬉しさのあまりマクギーに抱き着いていた。

死因

検死の結果、オールストンの死因が急性心臓死だと判明した。
しかも、ケイティの血液検査の結果、過剰摂取による心臓発作だった。

幻覚剤と興奮剤を合成したドラッグを「トライショット」だというのは、職業体験の学生がギブスに教えていた。

オールストンの姉

オールストンの姉をNCISに呼んだ。
弟がドラッグを使用しているとは思えないと死因に驚いた。
元々ドラッグを避けてもいたから、誰かにハメられたに違いない。
上官に気に入られていたという理由も考えられた。
心当たりは、A・タウンズリー。
乗艦中に嫌がらせを受けていたのは話に聞いていたと言った。

タウンズリー

タウンズリーは、薬物検査で引っ掛かり半年前に除隊されていた。
懲罰委員会で上官を殴ってもいた問題児だった。

タウンズリーを訪ね、オールストンの名を出すと敵対を隠さなかった。
だが、死については知らないようで、オールストンを嫌うものは他にもいると言った。

ブラウン

戦艦に残っていたビショップは、タウンズリーの仲間の線から、元同じ部署のブラウンを調べる事にした。
ブラウンはオールストンとも同室だった。

だがその時ブラウンはオールストン同様、過剰摂取で倒れてしまった。
偶然とは思えなかった。

ブラウンの所持品を調べた結果、エナジードリンクにトライショットが混ざっていた事が分かった。
ブラウンにも薬物使用歴はない上、堂々とドラッグを持ち込むとは思えなかった。

意識の戻ったブラウンに確認をすると、ブラウンが飲んだのはオールストンの小包にあったエナジードリンクだと分った。

小包の送り主

小包の送り主は、オールストンの姉だった。
姉が元締めの1人だったが、弟はもちろん知らなかった。
間違って弟に送ってしまい、気づいた時は手遅れになってしまっていたのだった。

マックス

職業体験の学生、マックスは1人で勝手にスローンの部屋を訪ねていた。
だが、スローンに用事がある訳ではなく何か別の目的があるとすぐにスローンは気づいた。

局長に前の部屋の使用者を確認すると、エド・ジラード捜査官だと分った。

マックスは体験の2日目が終了し、トーレスに送り出された後も密にNCISに残っていた。
それを知ったギブスは、責任者のトーレスにマックス捜しをさせた。


マックスは検死室の前に居た。
トーレスより先に見つけたのはスローンだった。
スローンはマックスに、怒りを手放さない限り乗り越えられない、と声を掛けた。

実は、ジラード捜査官はマックスの父親で、6年前のNCISの爆破事故で亡くなっていたのだった。
子供の頃よくNCISに来ていた。あの爆破の日も。
なのに爆破で死んだのは父親だけ。
NCISに来れば何か変わるかと思ったが、期待通りではなかったようだった。

そこへトーレスもマックスを見つけて、頭ごなしに追い出しにかかった。
「2日間反抗してばかりで、指示に従わず敬意も払わない」
「あんたが敬意を語るなよ。
指導する気もなく、俺たちをお荷物扱いしたくせに。
本物の捜査官は全力で人助けをする。毎日命を懸けて犠牲を払う。
身勝手なあんたとは大違いだ」

マックスの作文すら読んでいないトーレスにスローンは、マックスの肩を持った。
「彼は整理をしにきたの。それなのに厄介払いされた」

1人残ったトーレスはギブスの元に走った。
何故最初にマックスの父親の事を教えてくれなかったのか。
もし知っていたら対応も変えたのに、というと相手によって変えるな、と教えられた。

これはトーレスのテストでもあったのだ。
指導は向いていないと言うトーレスに、ギブスは怖がっていると突いた。
「生徒の失敗は教師の責任だ」

トーレスは思い直したようで、廊下にいたマックスに歩み寄り、父親の事を聞いた。
「父さんは人助けが好きだった。
口癖は、”息子よこの世は問題だらけだ。解決策になれ”」
そんな父親に憧れていたのだった。

マックスはトーレスが体験していない、爆破の事をはっきり覚えていた。
「いくらあの日の事を忘れようとしてもできない。認めるよ。俺は怒ってるんだ。
何故俺だけが助かり父さんが死んだ?」

その問いにトーレスは自信の父親の話をした。
「俺は30年間考えてる。俺が5歳の時父親が家を出て行った。
捨てられた方はその理由を考える。
納得のいく答えはない。
何が起きるかは選べないが、その後の自分は選べる。
あの事件のせいで思い出まで失うな。親父さんの思い出を」

トーレスの言葉はマックスに響いたようで、涙を流して父親に会いたいと言った。
そしてお互い謝り合った。

翌日、トーレスは私用で休んだ。
ギブスも公認で、私用が許されるのかとマクギーとビショップは驚いた。

トーレスは、マックスたちを連れて職業体験を1日延長をしていた。
今度こそ、学生のためになるような見学コースを連れて回り、そして最後にはちゃんと謝罪もした。
「ちゃんと指導せずだまして雑用をやらせてたから、今日のツアーで埋め合わせしたかった」
最後はハンバーガーで閉めた。



かんそう

今回は、メインの事件とトーレスとマックスのエピソードの2本立てといった感じでした。
意外と、マックスのエピソードのボリュームがあったと思います。

NCIS爆破事件そのものはシーズン9から10に跨るエピソードとしてあったものだと思いますが、マックスや、その亡くなったお父さん自体は今回の後付けのようでした。

長いシリーズなので、こうして後付けでも「あの時の~」みたいに世界観を掘り下げていくのは悪くないとは思います。

それに過去の事よりも、私は今回の捜査官を目指すであろう学生達の姿を見て、いつか世代交代するNCISの事が想像出来てある意味ワクワクしました。
別に本当にキャストを変えて続けて欲しいというのではなく、この世界はいつまでも存続していくんだな、と思えただけで良かった、という感じで。

ギブスはトーレスに、「生徒の失敗は教師の責任だ」と言っていましたが、それってトーレスの失敗はギブスの責任って事ですもんね。
そしていつかは、そのトーレスがギブスの立場になる。
というかいつかはギブスも引退する時が来る。

ヘイリーは明るい女子でちょっとケイトを思い出しました。
お調子者っぽいブレイクは、オタク風でもあったのでマクギーのポジション。
そしてマックスは、誰とも被るキャラではないけどきっと捜査官として現場でバリバリやりそうな感じ。

そんな人選も妄想を膨らませた理由でした。

NCISらしい、ゆるいヒューマンドラマ(誉め言葉)でした。


アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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