あらすじ
NCIS 16x16 Sneak Peek 1 "Bears and Cubs"
2019年1月24日(木)~FOXジャパンでシーズン16 日本最速放送(全24話)
★2019年1月5日第1話先行放送済み
(アメリカ放送2018年9月25日~)
登場人物はこちら
前回:シーズン16 15話「落水者/Crossing The Line」へ
クマに襲われた下士官
三等兵曹L・ラディッシュ22歳の遺体が森の中で発見された。
大きな爪痕があった事からクマに襲われた可能性があった。
そんな中、検死をするパーマーの元に義理の父、葬儀屋のエド・スレイターが訪ねてきた。
ほとんど交流がなく、ただでさえ驚きなのにランチにまで誘われ、初めての事にパーマーは動揺した。
エドの前で、クマに襲われたという原因に疑わしい点を発見すると、エドはなぜか「クマのせいにしろ」とパーマーに頼みだした。
パーマーはつい、ギブスに「クマに襲われた」とウソをついてしまった。
理由
エドから詳しく事情を聞くと、地元の商売人たちとのポーカーで大負けをしてしまい、その借金をチャラにする代わりに主催者でクリーニング店のピーターに頼まれたという。
「青年の死体を事故に見せかけろと言われた」
刺創があったから水兵だと思い、解剖するのがパーマーだと読んでいた。簡単に誤魔化してもらえるだろう、と。
その場に、ディノッゾ・シニアが居たという事を知るとパーマーはシニアにも協力してもらい、殺人の詳細を知る為にピーターに直接会いに行った。
するとそこで実はエドの実の息子のスティーヴィーが人質になっている事を知る。
だからエドは断れなかったのだった。
告白
パーマーはもう黙ってはいられない、とすべてをギブスに告白した。
ギブスはその場所に取り調べ室を選んだ。
ギブスは最初からパーマーのウソに気づいていたので驚きはしなかったが、パーマーはクビになるかとビクビクだった。
「もうウソをつくな」
パーマーの持ってる情報からギブス達はすぐにクリーニング店に向かった。
だがピーターは殺されていた。
エド
ピーター殺しの容疑者としてエドの取り調べが行われた。
ギブスはパーマーも同席させた。
パーマーはスティーヴィーのこれまでの行動を批判した。
エドは庇い続けているが、ろくなことをしてきていなかった。
するとエドは実は今回もスティーヴィーの尻ぬぐいだったと打ち明けた。
最初に賭けポーカーにはまったのはスティーヴィーで、負けを取り戻す為にエドも手を出してしまっていたのだった。
そして死体を受け取った際には、ピーターの車ではなくケニーという男の高級車に入っていたという。
ケニーも高額ゲームの主催者だった。
本当はエドの火葬場で死体を処分しろという命令だったが、遺族の事を想うとできなかったという。
取り調べが終わると、エドはパーマーに文句を言った。
「ギブスの前で家族の恥をさらすな」
エドにとっては、パーマーはスティーヴィーのように苦労をしていないように見えていた。
「誰もが君のようにお気楽なわけじゃない」
パーマーは初めてエドに自分の家族や生い立ちを話した。
父親は10歳の時に死亡したが、いい人ではなかったから誰も悲しまなかった。
今は自分が父となり、反面教師にしている。
そしてNCISに2人、父親同然の存在がいる。
「でも心のどこかであなたにも期待してた。
いつか支えて欲しいと。本当の父のように」
エドが初めて知るパーマーの本音だった。
ケニー
ケニー探しは難航していた。
そこでピーターの経歴を洗うと、IT界の神ヘンリー・デンがクリーニング店の融資をしていると分かった。
シンガポールの大富豪だった。
その後、ケイシーの調査でケニーが偽名だと分った。
だからなかなか見つからない。
偽名を使っているのは防犯上の理由で、親はヘンリー・デンだった。
ケニーの本名は、キヨン・デン。ヘンリーの末の息子だった。
ケニーの居場所はホテルを転々とする生活をしていたが、つい最近クレジットカードが停止されていた。
今はホテルを出ているはずだと、空港や国境に捜査指令を出した。
ヘンリー・デン
父親のヘンリーを呼んで、何故カードを停止したのか聞く事に。
ヘンリーは息子が何をしたのか知っているのだろう。
だからカードを停止した。
そして完全に見捨ててはいないはず。
しかし、あくまでシラを切り、居場所も知らないと言った。
帰ろうとした時、ギブスはエドを部屋に入れた。
エドは同じ困った息子を持つ父親としてヘンリーに訴えた。
「息子の居場所を知っていたら教えて欲しい」
エドの想いに動かされたヘンリーの情報で、無事ケニーを逮捕しスティーヴィーを救出した。
エド、パーマー、スティーヴィーの3人で抱き合っていると、エドはパーマーにも「君のおかげだ、息子よ」と声を掛けた。
ダッキー
ダッキーは海兵隊奨学会のパーティーに出席する為、予定より早くNCISに戻っていた。
本来なら大歓迎のはずだったが、その時のパーマーにはバレてはならない嘘がある為、挙動不審な態度をとられていた。
ダッキーはそれを、自分を厄介払いされていると感じたと、久しぶりにあったディノッゾ・シニアに打ち明けていた。
だが立ち聞きしていたパーマーが現れ、すぐに誤解を解いた。
ディノッゾ・シニアもすぐに事情を呑み込み、パーマーをフォローした。
2人はハグをして、分かり合っていた。
海兵隊奨学会のパーティーの同伴はディノッゾ・シニアにした。
出かける直前に、ダッキーはギブスに話していた。
「私の今後の人生はNCISと共にはない」
ダッキーはもうやることはない、とパーマーを常勤の主任検視官にしろと言った。
かんそう
今回はパーマーの回、って感じでした。
義理の父エドとあまり交流がなかったのは、エドが自分の息子スティーヴィーと比べて、パーマーをうらやんでいた気持ちがあったのが理由でした。
今回エドの誤解も解け、またパーマーのエドへの想いも知り、わだかまりが消えてめでたし、でした。
ところがダッキーの雲行きが怪しくなっています><
最初はパーマーの態度を誤解して、俺は用なしなんだ~って言ってるだけのようで、ホっとしたのですが、最後の最後に「もうやるべきことはない」ってほぼ引退宣言!?
まあお歳を考えれば、決して不思議ではないんですけどね~。
理解はできても、やっぱり長年親しんだキャラの登場が減っていくのは寂しいです。
それでも完全降板でさえなければOK!
2 件のコメント:
こんにちは、ジェーン洞さん!
今回、ディノッゾ・シニアでロバート・ワグナー出演も嬉しかったんですけど
最後のダッキーの ”もう、NCIS には…” というセリフに全部持っていかれました。
”えぇ??” という感想しか、このエピソードにはありません。
パーマー主役のエピソードに外れはないのですけど、今回ばかりはダッキーの
あの言葉。以前から、そろそろ引退でパーマーを後任指名な予感はありましたけど
ここまではっきり言及したのであれば、意志は固いのかなぁって。
寂しいです。次回以降で、この続きが明らかになると思いますけど、寂しいです。
今は、この思いしかないです。ね!
White Dragonさん
コメントありがとうございます。
やっぱりダッキーの発言の印象が強い回でしたよね……。
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