あらすじ
The Big Bang Theory 10x24 Promo "The Long Distance Dissonance" (HD) Season Finale
遠距離生活
シェルドンとエイミーの遠距離生活が始まっていた。
2人は毎日スカイプで連絡を取り合ってはいたが、寂しさはつもるばかりだった。
そんなシェルドンの相手でレナードが疲れ切っていた。
ハワードは暇なラージにシェルドンの相手をさせればいい、とアドバイスをした。
早速ラージはシェルドンがハシゴ売り場を「見に」行くのに付き合った。
ある日、以前シェルドンにつきまとっていた、ラモーナ・ノウィツキー博士が研究員として大学に戻った。
腕に触れられても避ける事なくシェルドンが楽しそうにランチをしているのを見て、3人は不気味に感じた。
その噂はすぐにペニーとバーナデットにも伝わった。
「一緒にランチを食べただけじゃなくって、笑わせたんだって」
「それよりその女はシェルドンの手に触ったそうよ」
ペニーはすぐに確認した。
「彼消毒した？」
「しなかった！！」
2人はエイミーには無駄な心配をさせたくないと、黙っている事にした。
ラモーナの存在
ところがシェルドンは自らエイミーにラモーナとランチをしたと報告していた。
楽しそうなシェルドンにエイミーが寂しくないか、と確認した返事だった。
エイミーは女性の博士とのランチ話に動揺を隠せず、どんな人なのか探った。
「大学院生の頃からの僕の大ファンで、今は大学で研究員をしてる」
エイミーには聞き捨てならなかった。
「君も気に入るよ。頭脳明晰なところが君に似ている。
でも背が高くてブロンドで、水泳の元オリンピック選手」
エイミーはすぐにシェルドンとのスカイプを切ると、ペニーのスカイプにつないだ。
「シェルドンを見張ってろって言ったろ！！」
開口一番ペニーを責めた。
ペニーと一緒にいたバーナデットはラモーナの事は心配ない、とエイミーを宥めた。
「あのシェルドンよ。何も起こるわけない」
でもエイミーは自分を前例として、安心はしなかった。
「油断できない。
5年かけて彼を目覚めさせたのに、簡単に横取りなんかされてたまるもんですか！」
ラージ
ラージは、ハワードとレナードに誰かがラモーナを口説いてシェルドンに興味があるのかどうか確かめようと提案をした。
「引き受けた」
コミックストアで聞き耳を立てていたスチュアートが口を挟んだが、最初からラージがやるつもりだった。
大学の食堂でランチ中のラモーナにラージが相席を申し込んだ。
「ここいいかな」
「いいえ」
即答で断られた。
しかし次にシェルドンを見かけると、ラモーナは手を振ってテーブルに誘った。
結局、ラモーナはシェルドンを狙っているという結論に達した。
シェルドン以外の全員でレナードの部屋に集まっての夕食時にそう話していたのだが、ペニーは勘違いだろうと主張した。
だがドアが開くと、シェルドンがラモーナを連れて来て皆に紹介した。
しかも、2人でプールに行ってきたんだという。
これはただ事ではない。
バーナデットは2人が並んで座るソファの間に割って入った。
ペニーはあえてエイミーの話題を出した。
するとラモーナがエイミーの話は何度も聞いていて、早く会いたいと言い出した。
「エイミーがいつまで向こうにいるのか何度も聞かれたよ」
レナードは単刀直入にラモーナに彼氏がいるかどうか確認した。
「研究に忙しくてそんな人いない」
すると2人は共通の研究話題で盛り上がり、シェルドンの部屋に行ってしまった。
ご対面
シェルドンはスクラップしてある手紙をラモーナに見せた。
そこへエイミーからのスカイプが入った。
シェルドンはちょうどいいタイミングだとラモーナを紹介した。
エイミーは自宅にいるという事実に即座に不機嫌になった。
そんなエイミーの携帯が鳴った。
それはレナードからで、シェルドンとラモーナが2人きりになったことを知らせる連絡だった。
「レナード手遅れよ！」
シェルドンは夜遅くにレナードからの電話が入ったという事を気にした。
「僕に隠れて君に電話するなんて不適切だ」
ラモーナは「そう思う」とここぞとばかりにシェルドンに同調した。
「2対1かな」
ペニー達が2人の様子を気にしていると、シェルドンとラモーナが戻ってきた。
「宴もたけなわなんだけど、エイミーに寝なさいって言われたよ」
シェルドンがラモーナを見送ろうとすると、ペニーは2人きりにはさせまいと皆でついていくことにした。
階段を降りる途中、バーナデットが2人の間を割って入った。
他のメンバーもラモーナとシェルドンの距離を離そうと割り込みながら階段を下りた。
道中は無言だった。
エントランスに到着するとシェルドンは早歩きで1番にドアを開けた。
「楽しいね、マリオカートみたい」
全員で見送り、ラモーナが車を発進させるととペニーはすぐにシェルドンに話がある、と言った。
「あ！ レナードとエイミーの件？ 許せないね」
確認
ペニーはマンツーマンでシェルドンに説明をした。
ラモーナはシェルドンに気がある、と。
シェルドンはエイミーがいるのを知ってるからありえない、と信じなかった。
「気にしない女性もいるのよ。ますます恋心に火がつくの」
それでもただの友達だと言い張る。
「実際、女性だと思わなかった。彼女が胸を強調した水着を着るまでね」
ペニーは言い方を変える事にした。
「あなたは皆が手に入れたいと思ってる限定品のオモチャなの」
「そう思ってる」
「それなら分かるでしょ」
シェルドンはやっと理解できたようだった。
人が欲しがるからますます欲しくなる。
「でもエイミーが僕に手を付けたから、もう価値は下がったの？」
シェルドンはあくまでも考えすぎだと言った。
「ノウィツキー博士はフレンドリーなだけだと思う。
君とレナードは結婚カウンセリングを受けるべきだ」
衝撃
翌日、シェルドンの大学のオフィスにラモーナがランチを差し入れに来た。
シェルドンは、ストレートにラモーナに質問をした。
「僕と恋愛関係になりたいと思ってる？」
「だとしたら？」
シェルドンがそれは無理だと説明をしているとラモーナは突然キスをした。
「ちょっと失礼する」
シェルドンは部屋から逃げ出し、そのままタクシーに乗り込んだ。
向かったのはLAXで、飛行機に乗りエイミーの元を目指した。
飛行機の中で見ていたのはスポンジボブだった。
そしてエイミーの部屋のドアがノックされた。
何も知らずにドアを開けたエイミーを待ち受けていたのは、指輪を持って跪いたシェルドンだった。
シェルドンはエイミーにプロポーズをした。
かんそう
ラモーナはシーズン2以来の再登場でした。
流れ的に予測していなかったシェルドンのプロポーズでシーズン10が終わりました。
この為にあえてエイミーを遠距離にさせたのか～。
やっぱりBBTはシェルドンなんだな～。
シェルドンの結婚ドタバタを見せずに終われないって感じなのかな。
なんかレナード達の結婚と、結婚ばかり続いているような感じがするけどレナード達の結婚生活が意外とこれまでと変化なく、そんなにネタにもなってないシーズン10でしたが、次はシェルドンの結婚が思いっきりメインで行くのかな～。
盛り上がるに決まってるだろうけど。
バーナデットの出産も結局ハーレーちゃん自身は存在のないままで、この辺もなんだかんだ主役はシェルドンなんだな～と思わされました。
シェルドンは皆が欲しがるレアなおもちゃだから当然なんだけどね！ｗ
シーズン11も楽しみです！
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