シカゴP.D./CHICAGO P.D. シーズン4 14話「疑念/Seven Indictments」

2018/07/21

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン4 バイオレンス

t f B! P L
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あらすじ

Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


2018年4月20日~AXNでシーズン4 日本初放送(全23話)
(アメリカ放送2016年9月~)

登場人物はこちら




住宅大火災

Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


LGBT施設の隣の家で、火災が発生した。赤いドアが印象的な家だった。
天然ガスの爆発で、1ブロックの半分が被害にあうという大事故だったが、原因は意図的なものだと見られた。

現場からは身長190センチの焼死体と、まだ息のある男が発見されていた。
だが、男もすぐに病院で死亡した。


家の借主は建築業者のダン・ルウェリン。
携帯の応答はなかった。
190センチの男はダンかと思われた。


建物の所有者のフレッド・ティーグに話しを聞くと、ダンを悪く言った。
8か月残っていた契約解除を申し出ていたという。

ボイト達は、ティーグが保険金目当てに放火した可能性もあると追及したが、ティーグは賃料を払いたくないダンの仕業だろう、と主張した。
そして逃げ遅れた。


もう1人の被害者


病院で死んだ男はカイルという、LGBT施設の入居者だった。
施設の職員に話しを聞いた。

2週間前に施設を出ていた。
隣のダンとのもめ事はなかったという。
むしろ、親切で施設を周囲から守ってくれていたらしい。

そんな中で特にハーラン・ベッツという男とよく揉めていたという。
2週間前にもダンと喧嘩をしていた。

ベッツは、犯行を否定し2名が死んだ事を「自業自得だ」と言った。
その取調べの最中に、なんとダン本人が署にやってきた。
死んではいなかったのだった。


ダン


今朝はずっと地下で仕事をしていた為、連絡が取れなかったといった。
ダンはカイルの死を聞いて驚いたが、カイルとの関係については明言しなかった。

ダンが放火した疑いもあると仄めかすと、ダンはオーナーを犯人だと言った。

自分は友人のコーリー・キプトンに転借人を捜してもらっていたといい、賃料を踏み倒す気はないと主張した。

キプトンに身長190センチの内見者がいなかったか、確認した。
するとビル・ジョンズという名前が浮上した。
赤いドアが気に入ったから夫婦で住むと、仮押さえ金を払ったという。
連絡先は聞いておらず、連絡を待っている状態だった。

鍵は裏口のプランターの下に置いてあるので、ジョンズも見ていたかもしれない。


死因

Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


190センチの男の死因が分かった。
焼死の前に射殺されていたのだった。
結婚指輪と腕時計が残っていた。
指輪に刻印はなかったが、腕時計がビンテージの高級品であった事から身元を突き止めた。

販売店の記録から、ジェーン・フレイミンガムという女性が夫への贈り物だと言って購入していたと分かった。



妻のジェーンを訪ねると、夫はNYに出張していると言った。
だが時計も指輪も間違いなく夫カートのものだった。

どうやらカートはビル・ジョンズという偽名で、2重生活をしていたようだった。

ジェーンが言うには、トレーダーで頻繁に東海岸へ出張していたという。
火災のあった物件の写真を見せると「赤いドア」に憧れていたと、自分へのサプライズかと喜んだ。
ジェーン曰く、夫婦関係は上手くいっていた。


しかし、カート・フレイミンガムという存在はデータ上には見当たらなかった。
陸運局の顔認識データでは、カート・フォレスターと一致した。
出資金詐欺での逮捕歴有り。
FBIも目をつけて、証拠を集めている最中だった。


凶器の銃


凶器の銃の登録者ロクサーヌ・カブレラに話しを聞いた。
ロクサーヌは若い女性で、銃は金庫にあるはずだと言ったが、確認するとなくなっていた。

ロクサーヌには過去にギャングに在籍していた弟がいた。
弟は、昨夜はロクサーヌの婚約者と一緒に居たというので、婚約者の名前を確かめると「ビル・ジョンズ」だった。

ロクサーヌは、当然ジョーンの存在等を知らなかった。
新しい家で婚約者と同居を始める予定だったという。

姉の恋人が既婚者だと知った弟が、起こした犯行なのだろうか?

大学にいた弟を連行した。
本人は犯行を否定し、凶器が姉の家の倉庫で発見されると「はめられた」と主張した。


ホームレス

Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


プラットの元に、署の前でホームレスが暴れているという報告が来ていた。
そのホームレスのマービンは、愛犬のロージーが居なくなったから探して欲しいと訴えていたが、ラリっているのか「ジュピターが」と訳のわからない事を言っていた。

プラットは、親身になって近づいて話しを聞いた。
だがその際に、隠し持っていた注射器の針に指を刺してしまった。

ボディ・チェックをしていない部下を叱りつつ、すぐに病院に向かった。


勾留したマービンの血液検査も済ませ、結果プラットは何も問題はなかった。
ほっとして、外に出ると署の前に犬が座っていた。
ロージーが迎えに来ていたのだった。

Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


すぐにマービンの元に連れて行くと、マービンは喜んだ。
「ジュピターが連れてって消えちまった。ジュピターはあの家に入りたがっていた」
相変わらずジュピターの話しばかりだった。
だが、「赤いドアの家」というワードをプラットは聞き逃さなかった。

「ジュピターは赤いドアの家を見たがってた」
ジュピターは誰かに家を見せてあげると言われて、ついて行っていたようだ。
「何故彼をジュピターと?」
「ジュピターは最大の惑星だろ?」
ジュピターも身長が高いらしい。

ピンと来たプラットは、すぐにボイトの元に走って焼死体の身元を確認した。
ボイトから二重生活を送る詐欺師だと言われると、否定した。
「おそらく人違いよ」


真相


ボイトもマービンの話しを聞いた。
写真で、ジュピターを連れて行った男がカートだと確認できた。

すぐにカートを指名手配して、潜伏先のモーテルを見つけた。
モーテルに突入すると、そこに居たのはカートとジェーンだった。
2人は最初から共犯者だったのだ。

FBIに追われていると知ったカートが、死を偽装していたのだった。


ケニー

Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


銃の試験を受けたリンジーとジェイは、試験官から「リクストンに気を付けろ」と言われていた。

ジェイはすぐにアトウォーターやオリンスキーに噂を伝えると、それからケニーを怪しむような態度が広がっていった。


その後ジェイは、ケニーがいたギャング対策課が起訴されていた事を聞きつけた。
ケニーがそれにどうかかわっているのか、気になった。

ジェイは、ケニーの留守中にボイトに起訴について確認をした。
「お前に何の関係が?」
「仲間の素性を知りたい」
「それはケニーも同じだろうな」
ボイトは、まだ捜査中の事件があるにも関わらず、仲間の詮索をするジェイを批判した。


ケニーは自分を怪しむ態度に気づき、ボイトに相談していた。
自分の口から説明をしたい、というケニーに何も言うなと口止めをした。


リンジーはアントニオが何か知っているかもしれない、と呼び出した。
ケニー以外の7人が起訴されているという。
何もしていないのか、仲間を裏切ったのかそれは分からなかった。


捜査中にジェイは、ついケニーに嫌味を言ってしまう。
するとアトウォーター等も加わって、ケニーを責め始めた。
そこへボイトがやってきて喝を入れた。
「捜査中の事件以外の話しをあと一度でも耳にすれば、全員異動させる。
俺は本気だ」


捜査が終わると、ジェイは全員の前で謝罪をした。捜査の中でケニーを認めていたのだった。
「俺が噂話を加速させた。愚かだった。
先頭に立って非難してすまなかった」
アトウォーターも同罪だと謝った。

ボイトは真実を話した。
ギャング対策課の警官の妹が襲われた。
だが、相手を有罪に出来なかった為、課の連中が報復をしていた。

そこにケニーは同行しなかった。
内務調査部にも何も言っていない。
だが、課の連中はそれを信じなかった。

ボイトがあえてケニーにも黙らせていたのは、捜査中であったし、皆の反応を見たかったからだった。

その結果、ボイトは満足したようだった。
「モリーズで会おう」


ルゼック


ルゼックの潜入捜査が終わった。
久しぶりにバージェスと対面した。
ルゼックは正直に「君と一緒には働けないと思って特捜から逃げた」と打ち明けた。

できれば戻りたい、チームは僕の家族だ、というルゼックをバージェスは受け入れた。
喜んでハグをする2人は、自然とキスをしていた。


15話「殺しの依頼/Favor, Affection, Malice of Ill-Will」へつづく


かんそう


火災現場にマウチ(シカゴ・ファイア)が登場していました。

今回は、詐欺師が犯人という事で容疑者がなかなかはっきりせず、面白かったです。
しかも、単なるプラットの良い話かと思っていたら、事件解決に関係していたなんて。
詐欺師の妻もまた詐欺師という事で、「若い女に浮気されていた」体であたかも被害者面していたというのも、ありそでなさそなパターンでした。
(普通は若い女に取られるからw)


と事件そのものは、凝ってて面白かったんですけどやっぱりボイトのパワーダウンがつまらない~。
代わりにジェーンにすっかり騙されたリンジーが、髪の毛掴んで怒ってたのは珍しくて面白かったけどw


まあケニーの仲間度UPのエピソードでもあったので、主役はケニーだったと言う事なのでしょうけど。

ボイト的、見所は喝を入れた所くらいかしら。
あと、終わりに「モリーズに集合!」みたいな感じ、今までなかった気がする。
そこのシーンはないんですけどねw
そこをちょっと見せてみてよw


今回大人しめだったバージェスですが、おかえりルゼックですっかり元鞘?
ルゼックの復帰だけでも意外と早いのにw



15話「殺しの依頼/Favor, Affection, Malice of Ill-Will」へつづく

登場人物はこちら

前回:13話「忘れられた少女/I REMEMBER HER NOW」


(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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