モダン・ファミリー/Modern Family　シーズン9　7話「勝者たちの感謝祭/Winner Winner Turkey Dinner」

今年も感謝祭は3家族が集まった。

毎年恒例で、ジェイが誇りに思う1人を選んで称えるのを、選ばれないと思っていたクレアは嫌がったが、指名されて大喜びした。

ところが、ジェイは家族の全員が勝者だと言う。

フィルはマジック・ショップの経営を始めた。

クレアはマラソン大会で優勝。

キャメロンも学校のフット・ボールチームを優勝させた。

ミッチェルは自宅で強盗を撃退した。

ジェイ自身も、ジョーと過ごす為に毎日幼稚園までの送迎をしていて、グロリアは助かっていた。

グロリアは、1週間で10万歩歩くチャレンジに挑戦しており、達成まであと1000歩となっていた。

「ここには勝者しかいない。誇らしいよ」

でもフィルだけは、喜べなかった。
実は、今日発表する「ノルマンディー電話ボックス」のマジックに四苦八苦していた。
電話ボックスの中に入り、水を入れて脱出するというものだったが、歳を取ってから閉所恐怖症になっていたのだった。

真実

ところが真実は違っていた。

キャメロンは、学校で昇進して禁制品を没収する仕事をするようになっていた。
教頭の代理となり、トランシーバーを持たされていた。

フットボールで優勝できたのは、そのトランシーバーが偶然相手側コーチの会話を拾って作戦が分かったおかげだった。


ミッチェルは、キャメロンが持ち帰った没収品のヌンチャクを使って、自分で家中をメチャクチャにした事を「強盗が入った」と嘘をついていた。
ベストキッドに憧れていたのだった。


クレアはマラソンのコースを間違えて、気づかぬうちにショートカットしていた。
だから優勝出来た。


グロリアはそんなクレアに、万歩計をこっそりつけて歩数を稼いでいた。
だからクレアのマラソンには本当は興味ないのに、応援をする振りをしてハグをした時に万歩計を回収していた。


アレックスは、クレアの応援が退屈で、心理学の実験をサルの代わりにクレアでしていた。
「陽性強化」と「陰性強化」。
前半は「できるわママ！」と応援するが、後半は「あきらめて」と態度を変える。
レース後のご褒美はバナナ。


ルークは、ジョーの子守りをグロリアから頼まれたが、インシームというSNSのプロフィール写真を撮るのに夢中でジョーを放っていた。

すると、そのプロフィール画像にジョーが木に登って降りられなくなっている姿が写り込んでいた。
気付いたマニーがすぐに助けに駆けつけたが、グロリアにも見られていた。
皆インシームを使っているのだった。

誤魔化したいルークは、フォトショップ名人のマニーに合成でジョーの危険画像を創らせた。
それをグロリアに見せ、全部自分が合成した画像だと思い込ませた。


ジェイはジョーを幼稚園には送っていなかった。
担任にクレームばかり言うので、園長に呼び出されその結果、追い出されていたのだった。


感謝祭のディナーの席で、まずジョーが幼稚園に行っていない事がバレた。
そこから、1つずつ全員の嘘がばれて行く。


そこへ、マジックの用意が出来たとヘイリーが皆を呼びに来た。
嘘だらけだと知らないフィルは、電話ボックスの中で本音を吐いた。

「勝者の家族の中で僕だけが負け犬だ」

水位はどんどん上がって行く。

電話ボックスの中で、怯えているフィルに家族達は言った。
「私達は勝者じゃないわ。
みんなでっち上げだったの」

それでもやるしかない、とマジックを続けるがいよいよ顔まで水が溜まるとフィルは苦しんだ。
慌ててミッチェルがホースをヌンチャクのように振り回して助けようとするが、はじかれて自分の顔に当てて倒れた。

「失敗だ～」
フィルが叫ぶ。

全員が様子がおかしいと驚いた時、煙幕が上がりフィルは瞬間移動して、タキシード姿で家族の背後から現れた。

マジックは大成功だった。

勝者はフィルだった。


8話「セレブとの思い出/Brushes with Celebrity」へつづく

感謝祭エピソードとしてはちょっと地味だったような気がしましたが、要所要所に笑い所がありました。

全員参加ではありますが、リリーさんとヘイリーは大人しめでした。

面白かったのは、アレックスが心理実験を家族でしていたのと、ジョーがディナーの席でグロリアを騙す為に、演劇でしたナレーションの再現をする所。

（その内容があまりにもおかしいので幼稚園に行っていないとバレた）

あんな小さな子が長文台詞を話しているだけで、感心します。

良く覚えられる！

さすが役者って感じですが、ほんとジョーはいい演技をする。

後、万歩計つけてるグロリアが、延々踊っているように身体を動かしていたのも地味に笑いましたｗ

8話「セレブとの思い出/Brushes with Celebrity」へつづく

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