シカゴP.D./CHICAGO P.D.　シーズン4　3話「襲撃/All Cylinders Firing」

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プラットは父親の家からの帰り道、何者かの襲撃を受けて、かなり重症で搬送された。

近隣の住民が通報をし、犯人はプラットの銃を盗んで逃走していた。

犯人はプラットを狙っていたが、それは特捜にはまだ分からなかった。

夫のマウチは、取り乱しながらも、何処に行っていたかは知らなかったが、最近脅されていたと言う。

仲間の被害に、警官総出で捜索開始となる。

通報した住民は、犯人の顔は見ていなかったが年代物のV8エンジンの音を聞いていた。

貴金属は無事で、銃だけを奪っている事からプラットが警官だと知り、狙ったと考える。

マリク

居ても経ってもいられないバージェスは特捜を手伝う。

バージェスは、1階に新しい防犯カメラが設置されたことをボイトに伝えた。
カメラの映像から、プラットに文句を言う男を見つける。
酒店の店主マリクだった。

すぐにルゼック、アトウォーター、バージェスでマリクを訪ねた。

しかし、ずっと店に居たというマリクのアリバイを証明できるのは、プラットだと言う。
マリクとプラットは、知り合いでプラットは個人的に警備のような事もしていたのだった。店は2度も強盗に入られていたから。

マリクが文句を言っていたのは、パトロールを増やして欲しいという内容だった。

店に来た後は、父親に会うと愚痴っていたという。

プラットの父親

プラットの父親ロバートの家を訪ねると、父親は拷問の末、撃たれて殺されていた。
押し入った形跡がない事から知り合いだと思われた。

ボイトは、プラットの父親が怪しい取り引きをしていた事を知っていたが、プラットの関与はない、と信じる。
2人を狙った理由はなんなのか？

プラットの父親は、投資したビルが経営破綻していて、金融犯罪課と国税庁から調査されていた。
最近は破産状態になっていた。

プラット

手術が無事終わったプラットは、大事には至らなかった。
すでに目を覚まして毒づいているという。

リンジーは、プラットに父親の死を伝えた。
プラットは、驚き悲しみながらも「被害者扱いしないで」と強気を保った。
そして、プラットは犯人に「俺を殺しておけばよかった」と声を掛けられていたが、その事は言わず犯人の心当たりはないと言った。

リンジーはすぐにプラットが何かを隠している事に気づいた。
最近プラットが調べた事を記録部に確認しにいった。
するとプラットが父親の恋人ナタリー・カーンのデータを調べていた事が分かった。

ナタリーはさておき、元彼レナード・ミルウッドは、恐喝、加重暴行等を起こしているような人物だった。

それを知ったプラットは、2人を詐欺師だと考えたという。

2人の詐欺師

そこへ、ロバートのカードが使用されたという連絡が入った。
ナタリーに間違いないので、バージェス、オリンスキー、ルゼック、アトウォーターが店に向かった。


バージェスがナタリーを捕り抑えた。
その隙に他人の車を盗んでレナードは逃走していたが、すぐに確保した。

ナタリーを取り調べするが、詐欺師である事を認めロバートを殺害して得する事はない、と犯行を否定した。

2人は詐欺や盗みはしても、人殺しはした事はないと言った。

ナタリーは、ロバートは実際は破産していなかったという。
密かに所有する会社の権利は娘に移していた。

ナタリーの言う事の裏付けは資産没収課で取れた。
実はプラットは金持ちになっていた。

防犯カメラ

オリンスキーは現場付近の会員制クラブが設置した防犯カメラが気になっていた。
アトウォーターとナタリーを連れて店に向かった。

女性支配人を脅して、防犯カメラの映像を手に入れた。
その結果、68年製のスポーツカーが現場近くを周回していた事が分かった。

通報した住民の証言とも会う。
所有者と盗難車を1人残らず調べる事に。

バージェス

プラットを見舞ったバージェスは、68年製のスポーツカーに乗ってる知人はいないか？　とプラットに聞いていた。

プラットは心当たりはないと答えた。

ウェード・マクレガー

スポーツカーが希少であった事から、ウェード・マクレガーという人物に行き着いた。
ロバートの下請け業者で、ロバートの商取引に投資して経営破綻で大損していた。
8年前に麻薬売買で捕まり、出所したばかりでもあった。

麻薬捜査課とプラットには接点はないはずだが、プラットであれば隠匿する事は可能だ。
ボイトとアントニオは担当のフローレス刑事と会った。



すると、プラットが内密に情報を渡していたと知る。
なかなか証拠が掴めなかった為、プラットの情報がなかったら家宅捜査は出来ていなかったのだった。
どんな手を使っても売人を刑務所に入れたかったという事情が分かった。

脱走

リンジーが病院へ行くと、プラットは警備の目を盗んで脱走していた。
まだ安静にしていなければいけないのに。
ボイトの計らいで、プラットの脱走を記録を残さないよう捜す事にした。

バージェスが、スポーツカーについて話した事を伝える。
それがヒントとなってプラットは犯人を自力で追っていると言われ、責任を感じる。
リンジーはプラットを責めずに、奮起させるよう声を掛けた。


プラットは、父親のオフィスにマクレガーの住所と銃を取りに行っていた。
ついでに目に入った額に入れて飾ってあった金のスコップも持ち出した。

そしてマクレガーの家に押し入った。
プラットの銃も見つけ、取り戻した。
プラットはマクレガーに銃を向けて、自ら手錠をするよう命じた。


その頃、バージェスはロバートの所有する車の1台が、1時間前に消えてミシガン通りで発見されたと報告していた。

ボイトは、少し考えてそれなら父親の会社だ、とバージェスを向かわせた。


プラットは、マクレガーを椅子に座らせて拘束させていた。
やはり、マクレガーはプラットが警察に売った事を恨んでいた。
プラットに拘束されていてもなお、まだ強気にプラットを脅していた。

父親の最後の言葉を聞いても覚えてないという。
プラットは、マクレガーの口に布を突っ込んでガムテープで抑えて、洗面所に行った。


プラットが洗面所から戻ると、ボイトが来ていた。
マクレガーの口のガムテープを外し、黙って居ろと伝える。



ボイトは、わざとバージェスを父親の会社に向かわせて、1人で来ていたのだった。

プラットを助ける為に、これ以上立場が悪くならないようプラットと口裏を合わせる為に。


病院に戻ったプラットは、心配するマウチに危険な真似をした言い訳をしていた。
2人は愛を確かめ合った。


つづく