あらすじ
Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
2017年11月3日~AXNでシーズン3日本初放送(全23話)
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暴行犯逃走事件
バージェスはローマンへの気持ちに気づき、リンジーを呼び出して相談していた。
相棒と付き合っていいのだろうか。
そこへ、男女の暴行事件が発生したという無線が入り、2人は駆けつけた。
逃げ込んだ建物まで追い詰めると、武器であるドライバーを手にしていた女性は下半身が下着姿で「助けて」と言いながら手を挙げた。
女性の名前は、ルビー・ベイカー。
実は、誘拐の被害者で刺した男は誘拐犯だという。
2か月前に連れ去られ、薬を飲まされ鎖につながれていたらしい。
刺されたというのに現場から逃げていたのも納得は出来る。
ルビーから聞いて作成した似顔絵や監禁場所の情報等を元に、売春をしていたルビーの行動範囲から手がかりを見つけある住宅に辿り着く。
契約中の看板がかかっている住宅は、無人だったが調べると確かにルビーの話しと一致する監禁部屋が見つかった。
犯人特定
ルビーは病院での見張りにオリンスキーを選んでいた。
レイプ検査の結果が出ると、ルビーは妊娠していた。
ショックを受ける中、不動産物件から候補に挙がった容疑者の写真確認をしなくてはならない。
ルビーはオリンスキーに励まされ、涙を流しながら犯人特定をした。
犯人は不動産業者のドリュー・ストンマー。
大学の副専攻が心理学で、独身。
一見すると、理想の結婚相手そのものだった。
ルビーを監禁していた物件が契約した為、移動をしなければならなくなっていたのだった。
すぐに物件案内中のストンマーを連行した。
同時にストンマーの自宅も捜索するが、独身のはずが家には妻のマディソンだと名乗る女性がいた。
夫の犯行には関わっていないのか、慌てる事なくリンジーとハルステッドを家に入れた。
家の中を調べると、子供部屋が用意してあるがマディソンは妊娠してはいなかった。
「部屋を作れば子供が見えてくる。潜在意識が現実になるの」
夫に操られているようだった。
ストンマー
ストンマーは自分の知恵に自信があるようで、ルビーのお腹の子については手間を省く、と自分の子だとすぐに認めた。
しかし、レイプではなくSM関係としての合意の上である、と。
腕にある刺し傷は合意とは思えないとボイトが指摘しても、ルビーの奇行だといい、だから契約解除をして街に送ったと言った。
マディソン
マディソンも署に連行した。
マディソンの素性を調べると、ストンマーとの婚姻記録もなく、その存在すらデータ上には見つけられなかった。
それもそのはず、指紋から7年前に失踪していたジェイミー・スティーブンスという女性がヒットした。
シカゴ医療センターから精神科医のチャールズ医師を呼んで、捜査に協力してもらう。
Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
マディソンは、本名がジェイミー・スティーブンズである事も否定した。
チャールズ医師は、当時ストンマーに誘拐されて怖い想いをしたジェイミーが、マディソンという人格を作って自分を守ったのだろう、と言った。
ボイトは、マディソンに現実を突きつける。
夫は、別の女に子供を産ませようとしていた。
長年の洗脳はすぐには解けず、何を聞いても何を言われても、マディソンは夫を信じる妻のままだった。
もう1人の被害者
ストンマーの通話記録から、顧客と妻以外の短い通話を発見する。
マーシャ・ハリスという女性の家だった。
調べた所、マーシャには19歳の娘ジェニファーがいたがルビーが誘拐された場所で客引きをしていた。
マーシャを訪ねると、素行が原因でジェニファーを家から追い出していた。
だが、珍しく電話があったという。それはストンマーに危険を感じたジェニファーがストンマーの携帯から連絡を入れていたのだった。
ジェニファーも何処かに監禁されているのだろう。
作戦
証拠がない事で、検事からストンマーの釈放を命じられた。
完全に犯人だと分かっているのに、釈放せざるを得ない状況にボイト達は憤りを感じる。
ジェニファーの監禁場所も探し出さねばならない。
物件を総当たりするとボイトが声を掛けた時、リンジーは別の方法があるかもしれない、と提案した。
それは、マディソン、ストンマー、ルビーを一堂に介してなんとかマディソンに証言させようと言う作戦だった。
ルビーはストンマーを見るなり、怒りをぶちまけた。
リンジーは、マディソンにあなたの夫が監禁レイプして妊娠させた女性よ、と現実を認識させる。
さらにもう1人、監禁されている女性もいる、と。
ストンマーはマディソンに「こっちを見ろ!」とひたすら声を掛けたが、リンジーの作戦は成功し、マディソンはやっとジェイミーに戻った。
しかし、ジェニファー救出には一足遅かった。
監禁場所へ行くと、ジェニファーは遺体となって床に埋められた所だった。
命乞い
ストンマーはケージに入れられていた。
この部屋は「秘密の拷問部屋」として、記事にもなっていたという。
ジェニファーの遺体発見にも、ストンマーは証拠はないと動揺しなかった。
だが、指紋やGPSの履歴、そしてジェイミーの証言もある、とボイトは言った。
他の被害者を吐け――。
ボイトはオリンスキーと入れ替わり、オリンスキーは銃をストンマーの側に置いた。
「ここにはカメラはない。
”容疑者は俺の銃を奪った”
それが事実になる」
そういうと、ストンマーの顔に銃を向けた。
「さあ銃を手に取れ!」
ストンマーは助けて! と初めて取り乱した。
「におうか? それが恐怖の臭いだ」
ストンマーは命乞いをする立場になっていた。
解決後、オリンスキーは、ルビーに自分が撃たれた時の銃弾をお守りにしていたネックレスを渡した。
「君が持ってろ。俺を殺さなかった銃弾」
ルビーは、オリンスキーにパパを思い出すと言った。
「君が持ってろ。俺を殺さなかった銃弾」
ルビーは、オリンスキーにパパを思い出すと言った。
バージェスとローマン
バージェスとローマンは、結婚式の準備で休暇を取ったプラットの代わりに、備品リストの整理を任された。
提出期限当日に。
まだ返却のない備品を1つ1つ、貸し出し先に確認をし、回収していく。
その中の1つ、ローマンがルゼックに未返却のラップトップについて尋ねるとルゼックは、いい加減な返事しかしなかった。
バージェスが、3万ドルのSUVの未返却を見つける。
それはプラットも知ってて避けていたのだろう、ボイトが借りた物だった。
相手がボイトであってもローマンは、平然と確認を引き受けた。
とはいえ、ボイトにはなかなか隙がなかった。
捜査終了後に、やっと声を掛けられた。
すると拍子抜けするくらい、すぐにキーの場所を知らされ、取り戻す事が出来た。
ローマンは、ついでに「特捜班は21分署の誇りです」と声を掛けた。
ボイトは終始無言だったが、最後の言葉には顔を上げた。
最後まで残ったのがルゼックのラップトップだった。
しかし、何度声を掛けてもルゼックはいい加減で、終いには「バージェスの前で僕をコケにしたいだけだろ。タフガイ気取りか!」と逆キレした。
「分かるだろ。こいつが君にほれてるのは明らかだ。彼女を誘えよ!」
するとバージェスは居たたまれないのか、その場を離れた。
ローマンが、巻きこむつもりはなかったと追いかけると、バージェスはローマンにキスをした。
つづく
かんそう
本国での放送スケジュールの都合でこちらではプラットの結婚式12日前、という設定になっています。シカゴファイア19話の方がシカゴPD19話より、1週遅かったようです。
今回は、メインの誘拐事件とバージェスとローマンの備品回収のざっくり2本立てでした。
誘拐は、娘と同年代の少女が被害者という事もあって、オリンスキーが目立っていました。
ボイトは、女性被害者にもズカズカと踏み込んで行く……、それは事件を解決したいからこそなのですけど、やっぱり「あの刑事さんがいい」って選ばれるタイプじゃなかったw
でも私ならボイト一択だけどね!w
それにしても、犯人は女性に苦労などしなさそうなのに、何故誘拐した女性を洗脳して妻にしなければならないのか……。
それこそ、チャールズ先生に鑑定してもらいたい病人だと思いました。
でも、「え? あの人が??」ってビックリするパターンも犯罪者の王道ではあるんですけどね。とてもキモイ事件でした。
女性が被害者の事件が続いていますが、そういう時のリンジーの頼もしさはありますね。
それ以外の男子ときたら……。
でも、パパ的ポジションオリンスキー、優しさで出来ているハルステッドもいる!
ルゼックは頼りにならなそうw 女心がわからないからこそ、バージェスにもフラれたんだしねw つかラップトップ返しなよ!w
そんなこんなで今回は、ボイトの目立った活躍がなかったのは残念でしたが、オリンスキーの久々のバイオレンスの片りんが見れました! 格好良かった!
ちょっと「恐怖の臭い」は、台詞過ぎる気もしましたがそれもまた良し!w
そして、バージェスとローマン。
あーあーあー。もう完全バージェスがローマンに恋する乙女状態になってるよ!
ハルステッドじゃないけど、ルゼック、バージェス、ローマンの三角関係とかホラーw
どうなるんでしょうか。
プラットの居ない間に、急展開! プラットならバージェスを止めるのにね~。
ルゼックもどんどん格好悪くなっていくので、そろそろボイトに喝を入れてもらいたいです。
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(文:ジェーン洞)
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