シカゴP.D./CHICAGO P.D. シーズン4 2話「愚行の果て/Made a Wrong Turn」

2018/04/28

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン4 バイオレンス

t f B! P L

あらすじ

Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC

2018年4月20日~AXNでシーズン4 日本初放送(全23話)
(アメリカ放送2016年9月~)


登場人物はこちら

前回:1話「サイロ/The Silos」へ


白人女性失踪事件


38度の熱帯夜のパトロール中、バージェスとテイは車上荒らしの黒人少年を追いかけていた。
少年は取り逃がしたものの、落として行ったバッグを回収する。

近くで無線を聞いていた特捜班のアトウォーター、ハルステッドも駆けつけ荒らされた車を調べた。

サラ・マーフィ24歳白人女性。
バッグのIDと車の登録者は一致した。
車内に血痕を発見すると、近くの家から血まみれの白人男性が倒れていると助けを求められた。


男性は、工学系の学生ネイサン・ウォード24歳。サラの婚約者だった。
2人共逮捕歴はナシ。交通違反すらしていない。

現場はすぐ先に「ヘロイン通り」がある、黒人貧民街サウス・オースティンだった。
アトウォーターはヤクを買いに来ただけは? と言った。
だがアントニオは売人なら大事な客は襲わないと言う。

まずはサラ捜索を進める事に。

ボイトは顔を出したクロウリー署長に、「警察は注視されているのだからくれぐれも慎重に」と釘を指されるが「俺は市長になる気はない」と前置きしてから「黒人でも同じように捜す」と言った。


手掛かり

Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


黒人貧民街での警察の捜査は、誰もが敵対してくる為協力されずスムーズではなかった。

アトウォーターがスマイリーという権力を持つ男になんとか話しをつけて、情報を得た。


ルーの酒店


スマイリーから聞いたのは、盗品の換金をしているルーの酒店だった。

踏み込んだ時点でも15歳の少年が携帯の換金をしていた。車の中にあったというサラのものだった。
サラは見ていないが、連れの男がハドソンと話しているのを見ていた。


マイケル・ハドソン

Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


ウエストサイド・ハスラーズのナンバー2のマイケル・ハドソンをアジトから連行した。
ネイサンにドラッグを売った事は認めたが、サラについては知らないと言い続けた。

何故お前のような大物が強盗を、というとまったくの見当違いだという。
ハドソン曰く、ネイサンが偽札でヤクを買って行ったというのだった。

札束の一番上が本物だった事と、身なりのいい白人坊やがだますわけない、と油断していたという。
初めての事で情けないと言った。
次に来た時にはボコボコにするつもりだった。


ネイサン


ネイサンが搬送された病院には、サラの両親が駆けつけていた。

ネイサンは、頭骨の打撲と脳出血をしていたが、幸い脳にダメージはなく済んでいた。
顔は腫れて傷だらけになったが、話せるようになったネイサンに、リンジーとハルステッドがヘロインを買いに行った事を確認した。

それを聞いたサラの父親は、お前のせいだ! と暴れた。


記者トレント


ボイトとアントニオは警官の振りをして現場に紛れ込む、記者のトレントを見つける。
ネタの為には手段を選ばないようだった。
黒人と白人の絡む事件は確実に儲かるのに、といいながら追い出されていった。


ステップトラッカー


マウスの調べで、サラがステップトラッカーを装着していた事が分かった。
その情報から最後の位置情報に急ぐ。

荒廃した車両基地の中は、ドラッグ常用者やホームレスなどの棲家になっていた。

位置情報の場所に到着すると、ステップトラッカーと抜け落ちた髪が見つかった。
犯人がむしり取ったのだろう。

すでに移動した後だとわかり、なかなか進展がなくイラ立ちもあったが側にいた常用者からの目撃証言を得た。

金を要求してなかなか口を割らない男に、ボイトが警察犬をけしかけて吐かせていたのだった。

容疑者は男1人。
黒人で身長190センチ以上。黒のワゴン。
基地の奥でサラに暴行し、その後サラを乗せて去っていたという。

性犯罪者との照合を急ぐと同時に、まだ生きている可能性もあることから一層捜索を急ぐ。


協力者


協力されないどころか、バージェスとテイのパトカーは、投石の嫌がらせも受けた。
警察を追い出そうと住民が集まってくるが、テイは「サラの居場所が分かれば去るから」と宥めた。

そこへ1人の女性住民が、確かにその通りでこのままじゃ普通に生活できない、と情報を提供すると声を掛けてきた。

べべという女性がその夜見ていたのは、襲っていたのが黒人である事と、同時に警官らしき白人が撮影をしていたという光景だった。

麻薬捜査官が売人を撮影しているのかと思っていたというが、女性を一切助けようとしていなかったから記者だろう、と言った。
ボイトはすぐにトレントだと気づいた。


すぐにトレントのオフィスへ行き、トレントを脅して動画の入ったラップトップを取り上げた。

椅子ごとトレントを蹴り倒し出て行こうとするボイトに、トレントに止めの一言を言ったのはオリンスキーだった。

「今度現場で会ったら、被害者の気持ちを教えてやる」


犯人


ビデオから犯人が判明した。
ケネス・ワデル、通称66。身長が6フィート6センチだから。
10代の頃麻薬取引で逮捕され、20代からは性犯罪に切り替えていた。
レイプで2か月前に仮釈放となっていた。

近隣住民や地元のギャングにも疎まれている。

ワデルの黒いワゴンが、Gパーク・ローズが管理しているビバリーガーデンズに入るのを、住宅局のカメラが記録していた。

Gパークの管理する敷地内への出入りは、Gパークのボスの許可が必要になる。
どうやって侵入するかと相談しているとボイトは正面から入るぞ、と命令した。


ビバリーガーデンズ

Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


ただでさえ見張りが立つ敷地に、警察が来たことですぐに物々しい雰囲気になる。
ボイトは、正面から66を捜していると言い、中に入れるよう言った。

自分達で対処するからと断られても、もう手遅れだとひるまず、50ある空き家すべてをSWATに調べせるか? と脅した。

見事、門は開きワデルの居る部屋も教えてもらった。
東棟の4階、ヤク常習者のたまり場で通称ブラックホール。

特捜の到着に気付いたワデルはすぐにサラに銃をつきつけて人質にした。

ボイトは壁の穴を利用して、ワデルに気づかれないよう隣の部屋から監視していた。
そしてハルステッドを別の部屋に移動させ、ワデルの背後、壁越しに撃つよう指示を出した。

ボイトの作戦で、見事サラを無事に救出した。


プラット


プラットはフォーゲル署長に、勝手にテイを21分署に異動させたことを責められた。
上層部の許可は得たというと、間違ってると言われる。
「署長はバカげた理由で有能な警官を異動させた、誘惑を拒否したことが原因だと本部にバレても?」
とプラットが言い返すと、フォーゲルは大声を出してブチ切れた。
「テイを裁判所に戻さないなら君を引きずり降ろす。
一生徒歩巡回させてやる!」


マウス


マウスは特捜を辞めて、レンジャーに戻る決心をしていた。
通信の専門家が必要だと声を掛けられたのだった。

打ち明けられたハルステッドは、当時のマウスのうつ状態を知っていたから驚いた。
今度は君がしたように対処法を学ぶから、と覚悟の上のようだったがハルステッドには理解できないようだった。

「誰が正しいとか悪いとかここは複雑すぎる。
アフガニスタンでは俺は善人で、敵が悪人だ」

ハルステッドは決断の前に話し合おうと声をかけたが、マウスの気持ちは決まっていた。

事件解決後に、マウスはボイトにレンジャーに戻る為に特捜を辞めると告げた。
ボイトは、国の為に働きたいなら説明は不要だ、と引き留めはしなかった。

ところがマウスからの願いを聞くと雲行きが怪しくなる。

大量のAV機器を盗んだ逮捕歴をボイトの力で消すか、捜査の一環だったと書いて欲しい、というのだった。
「お前のウソのためにウソをつけと?」

そうしないと戻れないとマウスは言うが……。


つづく


かんそう


今回も、ボイトの名シーンw がいくつかありました。

「俺は市長になる気はない」の所とか、小細工をせずに真正面にGパークの敷地に入って行く所とか……。
スクショにある銃をつきつける姿も素敵!

あと、警察のベストに手を入れて歩く癖? これがいいんですよね~。
キャラ作りが上手いと思います!

ボイトの自信が感じられる仕草。
どんな現場でも俺には大したことないぜ、みたいな余裕を感じられつつ、リラックスした可愛らしさもw

コメディなら間違いなく転んで顔打つ前振りでしょうけどw

そんなボイトに負けず、要所要所で怖さを見せるオリンスキーもいいんですよね~。
この2人のペアは、お互いの役割が綺麗に出来ていて、1人が出る時は1人が引く。
常に見てる方向が一緒という、安心感がある!

安心感といえば黒人絡みでの、アトウォーターの活躍っぷりも。
今回もしっかり見せ場がありました。

アトウォーターは、今思えばバージェスの相棒という交代要員席からよくぞステップアップしたって感じ。
すっかり特捜に欠かせない存在になっています。


そしてマウス!
特にサブストーリーも見せないまま降板フラグ??
結構、マウスは人気でそうな気がしたんだけどな~。

それとも今回が初のサブストーリーになるのかしら?
だけどマウスの特捜への不信というか、不満ありそうな発言を聞いてしまった今となっては、この流れで残留となっても……。

結構ボイト信者の素質ありそうに感じたのに、残念。
善悪なんてはっきりしてればいいってもんでもないのに。
ボイト全否定みたいな事言わないで欲しかったわ~。

それにプラットも立場悪くなっちゃいましたよ。

シーズン4 2話にしていろいろフラグが立った回でした。

あ、リンジーとハルステッドが同棲開始しました。



登場人物はこちら

前回:1話「サイロ/The Silos」へ

(文:ジェーン洞)

アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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