シカゴ・ファイア/CHICAGO FIRE シーズン5 2話「怒り/A Real Wake-Up Call」

2018/04/27

ジェーン洞 シカゴファイア シカゴファイア シーズン5 消防士

t f B! P L

あらすじ

Parrish Lewis/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


2017年4月19日(木)~AXNでシーズン5日本初放送(全22話)
(アメリカ放送 2016年11月~)


セブライドとキッド


セブライドとの乱闘で首から大出血をしたグラントは、病院に搬送されていた。
通報したのは騒ぎを聞いて顔を出したハーマンだった。


セブライドは正当防衛が認められ、グラントの容体も手術後は安定していた。

ほっとしたキッドはすぐに職場に復帰したが、セブライドに対する態度は避けるようによそよそしかった。


セブライドはキッドがグランドを殺人未遂で告訴をしないと知ると、キッドに文句を言った。
キッドは、自分にとっては単純な事ではない、とセブライドも危ない目にあったというのに「あなたの問題じゃない」と突っぱねた。
グラントの事を良く知る私に任せておいて、という意味だというが、セブライドはそもそもその曖昧な関係が招いた結果だろう、と責めた。

そこへ、船員の足がウィンチに挟まるとう事故が発生した。
救出する際にセブライドは自身の手も挟んでしまっていた。

署に戻ってドーソンが診ると血豆だといい、大した怪我ではなく済んでいたようだった。
しかし、セブライドがイラついているので心配したドーソンが探りを入れると、キッドが告訴をしないと打ち明けられた。

ドーソンからもキッドに告訴を勧めたが、「これ以上指図されたくない」とキッドを怒らせてしまう。


その後、セブライドは改めてキッドを心配している事を伝えた。
キッドは、自分の失敗にセブライドを巻き込んでしまった事を認め、謝った。
だが、私達は恋人ではない、と付け加えた。
「これは私の問題。あなたに関係ない」

もともと気軽なつきあいを主張していたのはセブライドだったので、そう言われてしまうと何も言えなかった。


キッドはリチャード医師と一緒に、回復したグラントと会った。

リチャード医師は、キッドが告訴をしないと決めたおかげで刑務所に入らずに済んだ代わりに、自発的に更生施設に入るようグラントに勧めた。

それでもぐじぐじ言い訳を述べるグラントに、キッドがキレた。
「行かないとダメ!」

実は、ドラッグから足を洗う際に1人じゃ無理と決めつけるのには、自分自身が体験して知っていたという過去があったのだ。

その時側にいたのはグラント。そのおかげで10代を生き抜けていた。
だからこそ言っているし、自分が助けてあげたかった。
でもすべてが裏目に出てしまった。

告訴しなかった理由は、自分自身で決心すべきだから。
もう二度と関わらない。

グラントにとっては告訴の方がマシだったようだが、キッドの想いが通じたようで入院の書類にサインをした。


ケイシーとドーソン


ドーソンは、拘る余りにルイのシッターをなかなか決められないでいた。

ある日、いい加減なシッターが急用を思い出したと言ってルイをコニーに預けていった。
それがきかっけで、コニーの姉妹ボニーがシッターの仕事を捜していると知り、雇う事に。
ルイを笑わせる事が出来るボニーをドーソンはすぐに気に入った。


ケイシーは、避けていたディアリング議員から、ルイの事で福祉局に根回しをしたと脅され、興味のない中心街の美化の賛成に利用されてしまう。

ルイの件には正当な理由があると言っても、メディアに知られれば私的な行為にしか映らないと言われ、仕方なく引き受けていた。

だが二度目はなく、最悪議員を辞めるとはっきり言うと、止めはしないがその時はルイを取り上げると脅されてしまった。


帰宅したケイシーはドーソンにその話しをする。
ドーソンは対策を考えると言うケイシーに冗談じゃない、とルイへの想いをむき出しにする。
「手段は選ばないで」


シルビーとマウチ


シルビーとマウチは、早速隠密恋愛小説活動を始めたが、しょっぱなで衝突が起きてしまった。
シルビーの第一章を呼んだマウチは冒頭から、変更が多い、表現がおかしい等文句を並べた。
嫌になったシルビーは、やめる! と言って早速決裂となった。


その後シルビーはドーソンと、愛犬に噛まれて顔に傷を負った女性のマンションに出動していた。

そこはペントハウスで、豪華な部屋だった。
愛犬に悪気はない事故のようで、女性も落ち着いていた。

シルビーは、本棚に同じ本がズラリと並んでいるのに気付いた。
その視線に女性は「良かったら1冊どうぞ」と言った。

良く見るとテーブルの上にも本が重ねてあり、思わず手に取ると背表紙には女性の顔が大きく載っていた。

女性は作家だった。
シルビーは遠慮なく1冊もらい、いい部屋に住んでいる事を褒めた。


署に戻ると、シルビーは興奮してマウチを捜した。
マウチの方もシルビーを待っていたようで立ち上がって近寄った。
「ブレットなあ、本の事だが……」
「やるわ!」

シルビーは出版で儲けてペントハウスに住んでいる女性に思いっきり影響を受けて、前言撤回をした。

すると、受け取った第1章を読み進めていたマウチも、シルビーの才能を認めもう1度誘うつもりでいたのだった。

あっさりと2人の活動は再開された。
「目指せペントハウス!」


ジミー


ジミーのはしご隊への無理やりな復帰に、仲間達も動揺していた。
かといって決定事項には従うしかないので、より一層現場では気を抜けないと気を引き締めていた。

そんな中、ジミーの大隊長へのリスペクトのない態度には目が余り、ハーマンが思わず注意をするが聞く耳を持たなかった。
それでも大隊長はハーマンを宥めた。
ジミーは兄を失ったばかりなのだからまだ見守ろう、と。

しかし、モリーズで女の子相手にも延々大隊長の悪口を言うジミーに、ハーマンはブチ切れて追い出していた。

Parrish Lewis/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


翌日、はしご隊第2シフトのメンバーが大隊長にジミーについてのクレームを入れた。
「ジミーとは働けない」

あんなに荒れていては命を預けて仕事する事は出来ない。
ジミーを外さないなら皆が辞めます、と言う勢いだった。

熱意に押され、大隊長はウォーカー・チーフと話す事を約束した。
それまでは全力で任務を遂行するように、と約束して。


そこへ車の多重事故が発生して出動となる。
あちこちに怪我人がいて大きな事故となっていた。

トラックの下にめり込んでいたバイクからオイルが漏れていたので、消化の準備もするがたちまち炎が上がった。

全員退避させるが、ジミーは大隊長の言う事を聞かず、まだ怪我人が近くにいると勝手に救助しようと近づいてしまう。

すると大爆発が起き、全身が炎に包まれた。

すぐに仲間達が駆けつけジミーを助けたが、ジミーの顔は半分が焼けただれて重傷を負っていた。

シルビーは、あまりの酷さに泣きながら応急措置をした。

恐れていた事が起きてしまった――。


顔と首以外は消防服で守られていたが、重度の熱傷で左目は救えなかった。
回復はしても、長くつらい道のりが待っていると、ハルステッド医師からの報告があった。

またしても大隊長は自分を責めた。
自身も怪我を負っていたが、ジミーの様子を見に行く。

ベッドの上で動けない状態のジミーを見て立ち去ろうとした時、ジミーが手を伸ばした。
大隊長はその手を握り、側に座り込んだ。

当然会話は出来ないが、見える片方の目でジミーは大隊長を見た。
2人はやっと通じ合えたがそれには代償が大きすぎた――。


つづく


かんそう


シカゴ・ファイアの残酷な一面がまた……。
まさか、ジミーにこんな事が起きてしまうなんて、本当にびっくりしました!

顔が命のジミーになんてひどい事を!!
それに、もう消防士に戻れないなんて……。

ここしばらくのジミーのストーリーは酷いものでしたが、その結末が何よりこんなに残酷だなんて想像できる訳がない!

何かしらかの和解イベントは起きるにせよ、こんなの全然望んでないよ~。
ジミーはこのまま終了しちゃうの?
人気あったんじゃないの?

といっても、人気あっただろうシェイをバッサリ切った過去もありますしね……。

私は、まだ信じたくないから、もうしばらく様子見ます!

それにしても、ある意味これまで関わって消えて行った隊員の中で、一番救いようがないような気がする……。(いや、まだ消えてないとは思いたいけどw)
どこかで幸せに暮らしてるとか、頑張ってるとか、そんな想像もさせてくれないなんて~。
せめて去るなら笑顔で去って欲しかったわ~~。(まだ望みは捨ててないけど……w)

と、シーズン5は第1話からかなり盛り上がりましたが、2話にもかなりびっくりさせられました。

こりゃすごいシーズンになりそう……。


そんな中、比較的想定内の動きである意味安定感のあるドーソン&ケイシーカップルは、もはやドタバタしてるのも予定調和で、今回においては安らぎさえ感じました。

やっぱりルイ君の親権問題浮上してるし、ケイシーはちゃんと悪徳政治家の餌食になってるし、ドーソンはケイシーを私欲の為アゴで使ってるし。
ケイシー無双改め、実はドーソン無双でした。

もういつもの感じで、安心です。

それと、マウチ&シルビーの恋愛小説エピソードも癒しでいいアクセントになっていました。
ちょっと今回は、ふり幅が広すぎる気もしなくはないですがw
なんか疲労を感じるw


セブライドは、最近イライラちっくな様子が続いています。
いろいろ悩みがあるのはわかるけど、まーたクルースに当たりがキツイし。
でもくじけないクルースが尚更、見ててつらい><

公私共に、セブライドに声を掛けて慕っているのに、まったくツレないセブライド。
なんなの? どういう目的でそういう設定にしてるのかしら?

セブライドの不安定さは、キッドとグラントのもめ事のせいかな~と思いきや、解決してからもまだ何かありそうな雰囲気で。

SNSセレブのトラビス・ブレナーも引き続き登場してましたが、彼のパーティーに行かないと言ったのに、1人で行ってSNSでクルースとキャップに見つかって居たり。
それでも「今度は俺たちにも声かけてくださいよぅ~」って、なついてくる2人にクール過ぎる対応で、なんかやな奴だし!

かっこいいクールじゃなくなってきてるのも嫌だけど、ブレナー絡みで起きる事が良いことなのか悪い事なのかドキドキする。
今のところは、また新しい出会いでもあるのかな~ってノリに感じますが。


そうそう、セブライドとキッドがグラントに襲われたのは、モリーズの外だったんですね。
前回のあらすじで良く分からずキッドの自宅だと思っていたので、こっそり修正しておきました。

勘違いして見ていたらハーマン出てきたから、あれ? もうセブライドハーマンの家の上に引っ越したの? 早っ!
でも、女に夜ゴミ出しさせるってどういうこと?
そしてグラントの探偵力すげー。

って驚いてて挙句、シルビー、ドーソンって出てきたから混乱しましたw
何、いつのまにか引越しパーティーでもしてたの? ってw

思い込みって怖いですねw



登場人物はこちら


(文:ジェーン洞)

アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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