NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 シーズン15 7話「冤罪/Burden of Proof 」

2018/03/09

NCISネイビー犯罪捜査班 NCISネイビー犯罪捜査班 シーズン15 クライム ジェーン洞 海外ドラマ

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あらすじ


NCIS - Episode 15.07 - Burden of Proof - Sneak Peek


2018年1月25日(木)~FOXジャパンでシーズン15 日本最速放送(全24話)

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冤罪


11年前のオコンネル大尉誘拐・強盗殺人事件で死刑判決を受けていたガブリエル・ヒックスは、公選弁護人シェイファーに冤罪を主張し、NCISにハメられたと伝えた。
当時、FBIとの合同捜査でギブスも覚えており、FBIの担当はギブスの友人でもあるトバイアス・フォーネルだった。



シェイファーは、ヒックスを信じて下調べを済ませNCISに乗り込んで来た。
当時の検視に不信があると、遺体を掘り起こして。

検視の為、ダッキーが呼び戻された。
パーマーと2人ですぐに当時見逃していた状況に気づく。
外傷の原因が左手での殴打であった事。
シェイファーはヒックスは右利きだと言った。


オコンネル大佐誘拐・強盗事件


11年前、オコンネル大佐は青いバンを運転する男に自宅前で誘拐されていた。
犯人は1200ドルを引き出せと要求し、銀行の駐車場で待機。
その翌日、森で殺されているのを発見していた。

その1年後、ガブリエル・ヒックスが有罪、死刑判決となった。
ただし、状況証拠のみ。
青いバンを運転し、1000ドル以上持っていて、アリバイを偽証した。
実際は現場付近の狩猟小屋に居た。

青いバンの目撃者は、駐車場で果物を売っていた女性だったが捜査が進むと姿を消していた為、「証人X」と呼ばれていた。


当時の遺体発見現場をトーレスとマクギーで再調査した所、「立ち入り禁止」の看板と木の間に押し込まれていたオコンネル大佐の顔写真に血のついた免許証を発見する。

そして同様の血のついた免許証を現場に残している未解決事件が過去に4件、DC地区で見つかった。
これは連続殺人だったのだ。



フォーネル


ギブスがフォーネルにヒックスの件を知らせると、フォーネルは頑なにヒックスが犯人だと信じ込んでいた。
犯人は左利きで、ヒックスは右利きだと言われても。


オコンネル大佐の免許証の発見からも、フォーネルはヒックスがシリアル・キラーだと主張したが、ギブスは違った。
弁護士の主張に説得力があると認め、連続殺人を追うのではなくまずは大佐殺しを見直す事を提案した。
証人Xを捜して、状況証拠以上のものを見つけようと。

2人は意見の食い違いで怒鳴り合いにもなるが、局長は「こういう健全な意見の相違が、合同捜査の醍醐味だ」と冷静だった。

スローン


スローンは、人知れずシェイファーと接触し友達になっていた。
そこからヒックスへの面会をこぎつけ、ギブスも便乗した。

ヒックスは、運が悪かっただけだと無罪を主張した。
自分に罪を被せるよう、偽証が行われていたのだと思っていたがその証拠がないのなら、偶然が重なっただけなのだろう、と。

そして何もなかったら今頃アイスを食べていたはずだ、と話し出す。
アイスには死んだ父親との思い出があるようだった。
リトルリーグの試合で負けた後、父が買ってくれるバニラのダブルが立ち直らせてくれたという。
しかし、その父の死にも刑務所で立ち会えなかった。

今の心の支えは、信頼する弁護人のサイファーだけだという。


スローンは30分では分析しきれないが、犯人像であるサイコパスの要素は見当たらないと判断した。


証人X


FBIの押収品から、果物売りが使っていたビニール袋を調査した。
当時の技術では、判明できなかった粒子の分析をした所、農業機械用のサビ防止剤だと判明。
それを現在取り扱っている店は1件だけだった。

トーレスが店に行くと、果物売りの叔母をもつ従業員がいるとすぐに紹介される。
だが、その男レイはNCISだというと咄嗟に逃げて行った。
追いかけた末、素手での殴り合いになりトーレスが首を決めて落として、逮捕した。


殴り合いでの絆が出来た事から、ギブスは取り調べもトーレスに任せた。
叔母の名前は、メアリー・スミスだった。
だが現住所はわからないようで、アビーらが手分けをして調べて突き止めた。

ギブスが向かうと、メアリーは青いバンを運転していたのは40代の黒人だったと言った。
それを何故黙っていたのか、と問い詰めるとちゃんと話したとも言った。
11年前に訪ねてきたFBIの男に。


狭間


ギブスは、フォーネルが「証人X」の存在とその証言を隠し続けていた事を知って自宅でフォーネルを責めた。
だがフォーネルは、メアリーは脅されているんだとまだヒックスが犯人だと主張した。
だから姿を消したんだ。

と同時に、証人の存在が公になったら自分のキャリアが終わると言う事も自覚していた。
それだけではない。
もっと大きな問題として、連続殺人犯のヒックスが自由の身になってしまう。
もう上訴は出来ない。

しかし、ギブスにとっては「事実に目を瞑った」としか思えなかった。

ギブスはフォーネルを家から追い出した。


密告


ギブスがNCISに戻ると、どこからか証人Xの件を聞きつけたシェイファーが押しかけてきた。
証拠開示義務を無視して何故その事を黙っていたのか、と。
サイファーは、それでも無言を貫くギブスを召喚すると言って帰って行った。


ギブスはサイファーとの繋がりがあるスローンが捜査情報を伝えたのだろう、と疑った。
だが、スローンはそれを否定しそれだけ証人Xについて慎重になるには理由があるのだろう、とギブスを察した。
ギブスも真実を知った所で、揺れているのだ。
友人の危機と無実の罪との間で。

するとスローンは、オフィスに運ばれたばかりの棚の話しを始めた。
それは立派な職人だった父の手作りだというが、実は下の引き出しを固くしすぎて開かないという。
しかし、そのままを母親は気に入って使っていた。
引き出しの中は空っぽのまま。

「立派な人でもミスをするということを思い出させてくれる。
ミスにどう対処するかで人となりが分かる」

一見、単なる気休めの話しかと思ったが今のギブスに必要なアドバイスだった。


裁判


ギブスは裁判で宣誓下の元、証人Xについてすべての事実を話した。
結果、ヒックスは無罪で自由の身となった。

廊下の椅子に項垂れているフォーネルの隣にギブスが座ると、フォーネルはサイファーに証人Xについて流したのは自分だと告白した。
正しい事をするために。

フォーネルは表向きは反発しているようだったが、ギブスを信用してすべてを託していたのだった。
長年胸に閉まっていて、自分では何が正しいか分からなくなっていたという。


ヒックスがギブスに声を掛け、礼を言ってきた。
外に出たら何をすればいい? と聞かれたギブスはアイスでも、と答えると「父さんをしのんでチョコをダブルで」とヒックスは言った。
面会の時は「バニラ」だと言っていたのに。
ギブスが訂正すると、想像以上に動揺しているとヒックスは誤魔化した。


夜、バッティング・センターで遊ぶヒックスを、スローンとギブスは監視した。
ヒックスは監視されている事にも気づいている。
バットを持つ手が左手に変わった。
両利きだったのだ。

騙されたと悟ったギブス達だったが、勝負はこれからだ、と怯まなかった。



つづく


かんそう


今回は、ヒックスという大物悪党の登場回って感じでした。
この先、また引っ張りそうです。

そして、証人と証言を隠蔽していた事が明らかになったフォーネルはどうなっちゃうのかな?
結局、ヒックスが真犯人の可能性大だからお咎め無しで済むのかな。
どっちかというと、真偽をしっかり調べずに進めてしまったNCIS側が今回は落度有り過ぎて、どっちにしてもやれやれ、でした。

ストーリーの流れ上仕方ないとはいえ、スローンも面会までしてあっさりヒックスに騙されてしまったのは、ちょっと頼りない気がしました。
ヒックスは演技が上手いというのか、最初から怪しさ満々だったのにー!
アイスの話しとか超芝居がかってましたよw


プロファイラーというキャラを際立たせる為とはいえ、そろそろスローンの遠回しな会話がうとましくなってきた……w
未だ、ビショップやトーレス達は自分達をプロファイリングされていないかドキドキしていますし。
もうそろそろ落ち着かせてあげて欲しいw

棚の話しは良かったけど。

久しぶりのダッキーは、スローンと初対面で意気投合していました。
さすがです。

ほのぼのパートとしては、トーレスがTシャツの腕がキツくなってトレーニングの成果が出た、とご機嫌になっていました。見てる私もご機嫌!
素手でのバトルシーンもあって、アクション担当のお役目バッチリでした!


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(文:ジェーン洞)

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