あらすじ
NCIS - Episode 15.06 - Trapped - Sneak Peek 1
2018年1月25日(木)~FOXジャパンでシーズン15 日本最速放送(全24話)
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ゴルフ場殺人事件
ゴルフ場の芝刈り機に巻き込まれた従業員の遺体が発見された。
被害者は、二等兵曹ジェイク・ミラー。
副業でコースの管理人をしていたのだった。
ゴルフ場でも印象は変わらなかった。
側のバンカーに落ちていた血のついた熊手を回収した。
死因は、第2頸椎の致命的な骨折。
芝刈り機に轢かれたのは、死んだ後だった。
作業着に大きな血の染みがあったが、その血と熊手についた血が一致した。
ミラーが抵抗して犯人に傷を負わせていたのだった。
ミラーの自宅
ミラーの自宅を調べると、ミラーがアマチュア無線をしていた事が分かる。
ハム通信経験者のマクギーがトーレスに説明をした。
そこへ、ペット・シッターが犬を返しにやってきた。
すると別の飼い主の犬、ベンジーがマクギーに異様に吠えた。
サウスイースト社
死亡前の着信履歴にあった、ゴルフ場の資材を販売しているサウスイースト社で聞き込みをした。
経営者の女性ゴメスは、ミラーの名前には聞き覚えがないといい、ゴルフ場の管理人だというとそれで解決じゃない、とさっさと仕事に戻っていた。
動物病院
ギブスとビショップとリーヴスは、被疑者の利用した車が発見された場所へ向かうが、警官の不備で車は移動した後だった。
しかしギブスは、現場から離れた場所に移動している事から機転を利かせ、すぐ近くの動物病院を調べ出す。
すると見事に手がかりを見つける。
怪我をした犯人は、動物病院で密かに治療してもらっていたのだった。
獣医のチョーの証言から犯人の似顔絵を作成した。
アマチュア無線
マクギーは、無線一式とミラーが残した通信記録を署に持ち帰って無線を利用して手がかりを得ようとしていた。
するとリコシェという、ミラーの無線仲間と繋がる。
昨夜1時間も話していた相手だった。
すぐにNCISだと名乗ると、リコシェはミラーがトラブルに巻き込まれたと言っていた事から死んだ事を察した。
そしてそのまま通信を遮断し始める。
それ以降、リコシェと通信する事が出来ずにイラ立つマクギーは顔を出したスローンに相談した。
スローンはミラーの家に行って、プロファイリングの資料として卒業アルバムや携帯電話等を入手した。
コカイン
その後の調査で、ミラーの髪や衣服からコカインが検出されていた。
体内にはなかった事から、まるでコカインの山で転がったみたいだとアビーは言った。
ミラーとコカインの結びつきも、考えられなかった。
アマチュア無線での売買は危険すぎるし、自宅からも関係しているような証拠は一切出なかった。
プロファイリング
スローンは、ミラーの卒業アルバムのサインの少なさを見て、孤独で存在感がなかったとプロファイリングした。
物静かで内気。海軍でもゴルフ場でも1人で働いていた。
抗不安薬で一日をやり過ごし、顔にあった母斑からイジメにあっていた可能性もある。
そしてそれを引きずっていたのかもしれない。
そんなミラーにとって無線が救いだった。
心を開き、別人になれた。
自信に満ちて社交的に、自分の声をフル活用していた。
その証拠に、携帯の留守電の応答メッセージは、ノリノリだった。
「やあ、こちらジェイバード!」
そしてマクギーはその音声を聞いて閃く。
ミラーはジェイクだからジェイ・バード。
自分が無線をしていた時もティムをもじってティミネーターとしていた。
リコシェも本名をもじっているとしたら?
600人以上もいて途方に暮れていた、周辺の無線利用者を絞り込む条件に気づいたのだった。
するとすぐにミラーの家から6キロに住む「リック・O・シェイ」を見つける。
リコシェ
マクギーとスローンはリコシェの家を訪ねた。
そこでリコシェは逃げる事はなかったが、捜査官の登場にかなりびびっていた。
スローンはそんなミラーを落ち着かせようと、リコシェの愛犬を利用した。
わざわざ別室に閉じ込めていたのを、犬が好きだからとウソをついて部屋に連れて来させた。
するとその犬は、ミラーの家でペットシッターが連れていたベンジーだった。
今度はマクギーに吠えるような事はしなかったが、マクギーがミラーの家で吠えられたと伝えると、ミラーにも同じ反応をしていたと言う。
普段はいい子だと言うリコシェに、マクギーは気づく。
ベンジーは運輸保安庁の元探知犬だったのだ。
そして、殺された前夜リコシェとその話をして、ミラーはゴルフ場の砂にコカインが混ざっていた事に気づいたのだった。
マクギーがベンジーを借りてゴルフ場へ行くと、確かにバンカーで反応した。
カルテル
資材会社の従業員を犯人の似顔絵で画像検索すると、サウスイースト社のラモン・モンカダという男がヒットした。配達員だった。
コカインはメキシコのカルテルのものだった。
おそらく間違えて、輸送したコカイン入りの砂をミラーのゴルフ場に配達してしまったのだろう。
そして回収の為電話をしたが、ミラーがコカインに気づいた為消していた。
逃走しようとしていたモンカダを連行した。それはメキシコとは反対の方向だった。
バレた以上何をしてもカルテルに殺されると無言を貫こうとするが、トーレスが母国語で会話をし心を開かせた。
すると自分もゴメスも、エル・ガトというメキシコのカルテルの男の命令に従っているだけだと吐いた。
ギブスは恐怖心を利用してトーレスに一芝居打たせた。
トーレスはエル・ガトの一味の振りをして、ゴメスの前に銃を持って現れた。
間違いのツケを払え。
命乞いをするなら、直接エル・ガトにしろ。
と、ゴメスに目の前で電話をかけさせた。
通信が繋がった時、NCISだと名乗って逮捕した。
殺人犯は逮捕し、密輸ルートも摘発する事が出来た。
インクルージョン・タウン
パーマーは、障害を持つ子供の為の公園をつくる団体、インクルージョン・タウンへの寄付を仲間達に募っていた。
最後の1人だというトーレスは、ギブスに急かされたせいかネットでの振り込みの際に桁を間違えて、50㌦のつもりが5000ドルも寄付してしまっていた。
他の仲間は40ドルで全員揃えたと聞いて、少し上乗せしたつもりだった。
その太っ腹な寄付額を知ったパーマーは、トーレスに抱き着いて感激と感謝を表した。
だがトーレスはその後、クレジットカードが上限超えで利用できなくなるまで間違いに気づかなかった。
間違いを知ったトーレスは、正直にパーマーに間違いだったから4950ドル返金して欲しいと伝えた。
それは、1年かけて貯金をした新しいバイク、スーパーモトを買う為の資金だったのだ。
公園のオープン当日。
トーレスは、直接返金の話しをする為に出向いていた。
パーマーが創設者のキャサリンを紹介すると、キャサリンの方から返金についての話題を振ってくれた。
しかし、トーレスは周囲を見回して「手違いはない」と返事した。
子供達の楽しそうな笑顔に考えを改めていたのだった。
今度こそパーマーはトーレスを思いっきりハグした。
かんそう
今回も平常運転という感じで、安心して楽しめました!
事件は、スローンが増えた影響でいろんな方面から手分けして捜査するという感じがかなり増しているように感じました。
そしてそれが面白かったです。
ただ正直、心理捜査官がもったいぶって言う程のセリフじゃないような……と思うシーンもしばしばw
それくらいギブスはもちろん、皆わかるよ、みたいなw
まあ、スローンを目立たせる為には仕方ないんですよね。
アビーとスローンは、今回初めて顔合わせした事になっていました。
プロファイリングされたくないから、アビーが避けていた……という感じです。
最初はぎくしゃくしていましたけど、すぐにハグしていました。
そしてトーレス!
私の中では第2の主人公って感じる程、プッシュを感じましたw
今回は見どころが沢山で、バイクを買う為にお金を貯めていたと男子感たっぷりだったり、かといえばカルテル気取りのバッドボーイなハットにスーツ姿を見せてくれたり、最後にはバイクはまた貯めればいいさ、と子供達の笑顔にやられてしまうという優しさ&太っ腹さまで!!
本当にドラマの中のイケメンそのものw
聴取での機転も効いていました。
あれ、もしかして、トーレスの出番が多かったから特に楽しく感じたのかしら……?w
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(文:ジェーン洞)
2 件のコメント:
初めてコメントします、よろしくお願いします! NCIS は大好きで1stから欠かさず見てます。で、今回のエピソードですが、トーレスが最後にメキシコの一味に扮したのは、彼が出演していたTVドラマ "From Dusk Till Dawn" を思いだしました。このドラマでトーレス役のウィルマーは吸血鬼に扮していました。最初、NCIS に抜擢されたときも、この吸血鬼の印象があったので違和感あったんですが、最近はもうすっかり NCIS 捜査官に馴染んでますね!
White Dragon様
コメントありがとうございます!
こちらこそ、よろしくお願いします~。
ドラマ版の「From Dusk Till Dawn」は見た事ないので、貴重なトーレス(ウィルマー)情報、とても嬉しいです。
早速トレイラー探しをしていましたw
そして、White Dragonがお気づきのようにその吸血鬼役をイメージしていたのかもしれませんね。ファン・サービス?!
でも、吸血鬼からのNCISには確かに違和感ありそうですねw
また何かお気づきの点などありましたらぜひぜひ、教えてください!
もちろん、感想だけでもお気軽にお聞かせください~。
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