モダン・ファミリー　シーズン8　12話「マジックバレンタイン/Do You Believe in Magic?」【Modern Family】

あらすじ

2017年11月19日（日）～　FOXスポーツ＆エンターテイメント　シーズン8　日本初放送
(アメリカ放送：2016年9月～)



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フィルとクレアのバレンタイン

バレンタインの朝――。
フィルはクレアに初キスをしたブランコをプレゼントした。
半日ドライブして変態から苦労して手に入れたものだった。


ところがクレアからのプレゼントは、いかにもアシスタントのベンに用意させた古い腕時計で、フィルは内心がっかりした。
フーディーニの手錠を期待していたのに。
アレックスに、結婚25年ともなれば情熱は冷めて当たり前と言われて、そんな事はないとムキになったフィルはクレアの会社に押しかけた。


フィルは別人になりきるロールプレイをして、クレアに予約したホテルのルームキーを渡した。
ところがクレアは忙しいの一点張りで、フィルのノリにつきあう余裕はなく、ディナーは予約したからと伝えてから、ちょうつがいの打ち合わせに慌てて出て行った。

しかし、ディナーの予約もウソでフィルが聞いているとは知らず、アシスタントに電話で頼んでいた。


フィルはクレアが予約したというレストラン、エンリコへ向かう。
するとそこはゴージャスなレストランの隣の、寂れたダイナーだった。

待たされた挙句現れたクレアは、服を汚したとオーバーオール姿だった。
さすがのフィルも「君のプレゼントにはロマンスのかけらもない」とがっかりした事をはっきりと伝えた。
「でも、それが普通なんだ」

ところが、クレアはフィルに送った腕時計をいつの間にかフーディーニの手錠とすり替えていた。
昼間のちょうつがいの打ち合わせはウソで、グレート・マジェストにマジックを習っていたのだった。

高級レストランもちゃんと予約してあると言うが、フィルはオーバーオール姿ではいけないだろうと心配する。
すると、チェックを頼んで近寄ってきた店員がクレアにトレーをぶちまけた。
突然ラメが舞い、クレアはその隙にドレスに瞬間着替えをしていた。

手錠の鍵はキスをした時にフィルの口に入れた。
「君は最高だ」
フィルは大感激した。

2人は家に帰ると、最高のバレンタインの余韻に浸っていた。
フィルの送ったブランコはサイズが大きくて、窓から出せなかった。
部屋に入るとそれに布がかけられていたが、取り外すとそこには何もなかった。
窓の外には、グレート・マジェストが立っていて、ブランコは外に出したよ、と煙幕を使って消えていった。

クレアは、これは頼んでない、住所すら教えていないのに、とビビった。

アレックス

アレックスには送り主不明の花束が玄関に届いていた。
調べるとそれは、クレアのアシスタントのベンだと分かった。
会社で働いていた時に、好意を持ったのだという。

ベンは40歳くらいだろうと思ったら26歳だった。
口では、つきあえないといいつつもアレックスは飛びついてキスをしていた。
実家暮らしで薬漬け、クローゼットとジェイに夢中、夜は抱き枕と寝てるという問題ばかりだが、そこがいいとアレックスは受け入れた。

ミッチェルとキャメロン

バレンタイン・デートの為に、ヘイリーにシッターを頼んだミッチェルとキャメロンは、久しぶりに2人きりのデートが出来ると喜んでいた。

ところがそこへ友人のサルが、恋人が忙しくてデートできないから一緒に飲もうと押しかけてきた。
強引さに断る事ができず、仕方なくヘイリーも連れて4人で出かける事に。


するとレストランでヘイリーは、恋人のレイナーが別の女性とデートをしているのを見つけてしまう。
何も言わずに帰ろうとするヘイリーをミッチェルは、文句を言わなきゃと煽った。
その結果、ヘイリーはレイナーに飲み物をぶかっけて別れを告げてしまった。

ついでにサルにも、都合のいい女だとぶちまけて怒らせ、女2人でボートに乗ると別行動をさせた。

やっと2人きりになれたと思った所に、留守番させていたリリーから電話が入り、すぐに帰る羽目に。
そこへレイナーがやってきて、あれはデートではなくゴシップサイトの運営者で、ヘイリーとの写真を買い戻す為に会っていただけだと分かる。
その写真のヘイリーはブサイクな上服装がダサく、それが拡散されたら間違いなくダメージは大きかった。

そうとは知らず、ヘイリーは勢いでディランと復縁しているかもしれない。
結局2人は家に帰らずに、ボートまでヘイリーを捜しに行った。

するとヘイリーは酔っぱらっており、サルは2人に言われた「都合のいい女」という言葉を気にして恋人に結婚を迫ったら別れる事になった、と荒れていた。

ヘイリーにはすぐに誤解だと伝えると、慌てて連絡をしにボートを降りた。
「ディランにも言わなきゃ！」

2人はサルに余計な事を言ったと謝り、宥めた。
恋人の荷物を勝手に海に投げ捨てているサルが、トニー賞のトロフィーを捨てようとすると、それだけはダメだとキャメロンが引き留め、いきおいでサルだけが海に落ちてしまった。
大きな水音を聞いて、慌てて声をかけるミッチェルにキャメロンは言った。
「大丈夫。トロフィーは無事」


海に落ちた事でサルは目を覚ました。
自分にはもっと相応しい男がいる。
2人のようにお似合いの相手が。

2人はやっと安心してバレンタインを改めて祝い、喜んだ。

ジェイとジョー

バレンタインの日、ジョーは幼稚園の先生にグロリアの下着をプレゼントしてしまい、ジェイとグロリアは呼び出されていた。
ジョーは、ジェイのやる事を見て真似していたのだった。
ジェイは、下着は妻や恋人に贈る物だ、とジョーに注意をした。


するとジョーは、友達のベイリーにグロリアの下着を送った。
恋人にあげるのはいいと言われたから、と。
ベイリーの母親は、娘は恋人じゃないと怒って帰って行った。

グロリアはジェイに、自分に似ているからといってジョーには甘くて、マニーには厳しいと文句を言った。


気が付けば確かにジョーは、ジェイにそっくりになって行っていた。
マニーがデートの愚痴を言うと、「まだ話してる？」とジェイのように言った。

ジェイは、今度こそ「兄をばかにするな」としっかりジョーに注意した。
下着を送るのも気持ち悪い。
自分の醜い一面をジョーの中に見て反省をした。


つづく

かんそう

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(文：ジェーン洞)