あらすじ
Elizabeth Morris/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
2017年11月2日(木)~AXNでシーズン4日本初放送(全23話)
チリ
勤務中も酒が手放せなくなったチリ。
不機嫌そうに見せていたかと思えば、休憩を挟んで酒でテンションを保っていた。
口では努力していると言うが、行動が伴っていない様子は周囲にバレバレだった。
中でもセブライドは、そんなチリの様子に注意を払っていた。
修理をするといった担当ネイトが建物の中に残されていた。
危険物の事故には、軽装の消防服のままで急いでケイシーとジミーが確認に入る。
長時間の滞在自体が危険だという中、アンモニアの中に倒れているネイトを発見する。
Elizabeth Morris/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
通信で大隊長から、消防服では体を守れないから液体には触れるな、と注意を受けるとその周辺は液体が漏れだしていた。
救助隊の到着を待てず、ケイシーはロープを利用してネイトを引っ張り出して救助した。
すぐに救急隊に引き渡すも、間に合わずネイトは息を吹き返す事はなかった。
するとチリは剣幕を起こして、大声を上げ器具を放り投げていた。
心配したシルビーが声をかけると、すでに何もなかったかのように落ち着き、「気にしても仕方ない」と現場を後にした。
そんなチリを見かねたセブライドは、直接声をかける。
過去自分が同じように問題を抱えていた経験から、向き合っていくしかないと。
しかしチリは、余計なお世話だというような態度で返していた。
だが、すぐにセブライドは車で酒を仕込むチリの現場を押さえる。
それでもチリは誤魔化そうとするが、自分で大隊長に話しをしないなら俺が話すと脅され、やっと大隊長に助けを求める決心をした。
ところが、チリから本音の相談を受けた大隊長は、チリをクビにしてしまう。
職務中の飲酒はスリーストライク以外の何物でもない上、これまでの救いの手をすでに振り払っていたから今更すぎたのだ。
さらにチリはそれを聞くとまた態度を一転させ、逆切れを始めた。
「全部告白したのに?」
そしてふてくされたまま「クビだって。またね」とだけシルビーに言うと、ロッカールームに向かって行った。
心配して集まる仲間達に、チリは51分署お得意のハグとかはやめて、とあくまでも強がる。
声を掛けようとするハーマンにも、家族などとは言わせないよう言葉を遮り、荷物をまとめて飛び出して行った。
ハーマンはチリのロッカーに残されていた集合写真を外し、額に入れてチリに届け、その気になれば助けると言う気持ちを伝えに行った。
拒絶していたチリも気持ちを落ち着かせたのか、その写真を見てセブライドに連絡をした。
「助けて」
セブライドはチリを断酒施設に送った。
チリは断酒の先にも何もない、と孤独になった不安を吐露する。
セブライドは、許すのが友達だ、とまずは扉を開けるようチリの背中を押した。
ボクシング大会
消防士VS刑事のボクシング大会を控えて、51分署では賭けが始まっていた。
すると、誰も仲間であるジミーには賭けず、第1ラウンド敗退と予測していた。
アマチュア大会での優勝経験のあるアントニオにジミーが敵う訳がない、と。
その結果を見たハーマンは、ジミーにはこのまま勝ち目がないと思わせて1ラウンドだけでも勝ち進んでもらい、賭けで大儲けしようと企んだ。
Elizabeth Morris/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
大会当日――。
ラウンドガールに、立候補したコニーが登場して、会場は大盛り上がりをする。
ドーソンは試合直前に、ジミーに「アンジェラ」というアントニオの気をそらすワードを教えるが、ジミーはそんなの必要ない、と余裕だった。
試合が始まると、ハーマンの目論み通りなんとかジミーはアントニオに1発当てることができた。
ところがそれがアントニオに火をつけてしまい、あっという間に反撃に会い、アンジェラと言い終る前にジミーはマットに沈まされてしまう。
試合は即終了となり、ハーマンの賭けは失敗に終わった。
ケイシー
ケイシーは、署を訪ねてきたタマラ・ジョーンズという教員職の女性に、議員に立候補して欲しいと頼まれる。
ベックスだけではなく歴代の市長に裏切られていた所へ、ケイシーの演説を耳にして口先だけではない本物を感じたという。
何の心構えもなかったケイシーは即答で断りを入れたが、その話しだけでも51分署は盛り上がった。
クルースは先走って選挙ポスターを作り、市民の為の仕事だと推し、オーチスは消防局の本音を語る議員の誕生だ、と煽った。
タマラに最後のお願いだと公園に呼び出されたので、ドーソンと共に顔を出すとその公園には議員の怠慢が現れていた。
ゴミだらけで、遊具は壊れており、決して子供が安全に遊べる状態ではない。
ベックスは最低だとケイシーが言うと、その前からだと言われる。
市民の我慢は長い間続いているのだった。
タマラは怒れる市民ではなく、ヒーローが必要だとケイシーに言う。
その言葉に動かされたのはケイシーではなく、ドーソンの方だったようだ。
その後、ドーソンはバレンタインのプレゼントだと言ってケイシーに自分が着せて見せるセクシーなランジェリーと立候補の書類を渡した。
「全面的に応援する」
人の為に闘う事が出来るケイシーを、議員に向いていると推したのだった。
すっかりその気になったケイシーは、タマラを訪ね立候補の為の署名集めを頼んでいた。
そしてドーソンには、記入した立候補の書類をバレンタインのプレゼントとして渡した。
つづく
かんそう
さよならチリの回でした。
やっぱり最後まで踏んだり蹴ったりなチリでした。
ちょっと51分署に対して自虐的な台詞もあって、笑ってしまいましたけど。
51分署は施設じゃねーんだよ、みたいな大隊長の厳しさが市民目線で見ているもんで、頼もしかったです。
アル中救急隊員なんて怖すぎだもん。
キャラとしては完全に損なキャラでしたが、数々の行きずりメンバーとしてはある意味インパクトは残せたと思います。
あとチリを狙うセブライドが、刑事みたいでワロタw
そして、楽しみにしていたボクシング大会ですが!!
超アッサリ終わっちゃった!
期待が大きかっただけに、しょんぼり。
シカゴPDからは、出場者のアントニオはもちろん、プラット、ローマン、バージェス、ルゼックの顔が客席に見えました。
試合はPD側でも扱うのかな?
それも楽しみ!
さて大きな展開として、ケイシーの政治家デビュー物語が始まりました!
もはや、消防士じゃないし。
でも、ケイシーには合っているような気がします。
ドーソンの政治家の妻ポジションもw
これまで以上にはりきってドヤりそうなドーソンが、簡単に想像できる!
次回はこちら
登場人物はこちら
(文:ジェーン洞)
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