Major Crimes ~重大犯罪課 シーズン4 21話「重い十字架パート3/Hindsight part3」【メジャー・クライムス】

2018/01/11

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あらすじ


Major Crimes: Mondays- Season 4 Ep.21 [CLIP] | TNT



2016年6月14日~FOXjapanにてシーズン4日本初放送(全23話)
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エミールの死


エミールがブッダの家で死んでいた事から、ブッダが第3の男である可能性が浮かび上がった。

ブッダは1日工場に居たというが、ブッダの家に押し入った形跡はなかった。
しかし、検死の結果エミールが常用者だったのは過去の話しで新しい注射の跡は1つしかなかった。
注射器から指紋が出ていないのも、本人が使用したのなら不自然だった。
エミールが死んでいた椅子の近くには、ウージーとタミカのヘロインとを結びつけるコーンスターチも発見されていた。


エミールはヒックマンにウージーの隠し場所を教えていた。
そしてヒックマンが第3の男に目をつけている事を、エミールがブッダに伝えていたら?
ブッダが第3の男なら、密告者でもあるエミールを処分したとしても不思議ではない。

エミールが恐れていたのは、服役ではなくブッダだったのかもしれない。


謎の携帯


エミールの携帯の着信履歴の中に、タミカの携帯にも電話を掛けていた番号が発見された。エミールを聴取した後のタイミングだった。

発見してから未だ電源が入っていない為、追跡が出来ずまだ特定できなかった。


アリバイ確認


エミール殺しの関係者のアリバイを確認する。
プライス牧師兄弟は、2人ともタミカの葬儀の準備をしていた。
実行犯がいるならば、命令するのは可能だが。


ブッダは本人に話しを聞いた。

エミールとは子供の頃から、ブッダが庇う仲だった。
エミールが薬に手を出すようになって疎遠になっていたという。

ギャング仲間であるという事は否定し、自分は敬けんなクリスチャンだと言った。
出所後、町で歓迎されないエミールを住まわせていたという。

最後に会ったのは、昨日2時。
エミールが工場に顔を出したという。

ブッダにエミールの死を告げると、「バカな」と驚いた。

タミカの事、リース事件の事を仄めかすと弁護士を要求した。


ヒックマンのアリバイは、サイクスが確かめに行った。

ヒックマンは、リース事件の話しが出る度に妻に浮気を責められると言って、教会の駐車場で時間を潰していた。
エミールの死を告げると、悔しがった。
死因がオーバードーズだと言っても、タオ同様他殺だと言い切った。

ヒックマンは、プライス牧師が今でも裏で手を引いていると思っているようだった。

サイクスが第3の男は想像の人物ではないかと言っても、実在する事を信じていた。

エミールが死んだ場所がブッダの家だと言うと、ブラッドは密告者を泊めたりしない事を強調した。
何故ブッダは泊めたのか。

ブッダにはアリバイがある事を教え、サイクスはヒックマンのアリバイを確認する。
ヒックマンは自分が容疑者である事に、うんざりする。
「昨日の午後はボートで妻と3時間口論していた」

ヒックマンはブッダを第3の男だと思っているようだった。


しかし、その後ヒックマンの妻のシェリーに話を聞くと、話が食い違った。
エミールが死んだ月曜日の夜は、シェリーは9時には寝ていて夫が何をしていたかはわからないという。
デッキで飲んでいたんじゃない、といいつつもアリバイを証明する事はできなかった。


グレイ検事の真実


シャロンは、12年前の事件の関係者であるアンドレアとタオとステファニーを部屋に集めた。

ヒックマンが容疑者である可能性については、タオもステファニーも口を揃えて否定した。
ヒックマンはグレイ検事を愛していたし、エリック・ダンとも親しかった。

ヒックマンの不倫について、最近まで情報がなかった事を、シャロンは責めた。
タオもステファニーも、それぞれ伏せていた理由を告げるが、アンドレアの1言から2人も知らない真実が明らかになる。

ヒックマンの不倫については、当時から妻のシェリーも知っていたという。
さらに、グレイ検事はヒックマン以外にもあちこちの重要人物と関係を持っていたのだった。

だから、当時からグレイ検事の私生活の問題については公にしない動きがあったのだという。
アンドレアのボスも関係を持った1人だった。

それを知ったシャロンは、妻のシェリーもグレイ検事殺しの容疑者に加えた。
妻ならヒックマンからウージーの在り処を含め、事件の情報を聞いていたかもしれない。

しかしアンドレアは、そうは思えずシャロンがどれくらい本気でそう考えるのか確認した。
シャロンは、プライスの弁護士ゴールドマンが、この説を法廷で披露すれば陪審員は信じるだろう、と言った。

シャロンはさらにアンドレアにグレイ検事についてまだ何かないか調べるよう頼んだ。


バーンズ釈放


突然、タミカの恋人のバーンズ釈放の知らせが入った。
葬儀への参列の為だろうか、プライス牧師が信徒と合わせて1万ドルを支払ったと言う。

バーンズは、シルバーのアコードに乗ったのだが、それはプライス牧師の迎えではなかったらしい。

シャロンは、サンチェスとステファニーにバーンズの自宅を張らせたが、夜になってもまったく戻ってくる気配がなかった。

張り込みの車中で、サンチェスとステファニーはお互い伴侶を亡くした時の話しをする。
1ヶ月飲み続けたというステファニーは、バーンズも恋人と息子を失ったのだから、酒でも飲んでいるのだろうというが、サンチェスは自分は1晩飲んだだけだったという。

ステファニーは、罪を償わせる事に拘った。
その為に、警察の仕事もしているようなもので、悪人にやりましたと言わせるのが原動力だと言った。

サンチェスは、それには賛同できないようで静かに「それで救われるかな」と呟いた。

そこに銃声が鳴り響いた。
2人は慌てて車を走らせ、銃声の方向に向かう。

するとディアブロの縄張りでラテン系の若者を含む、3人の負傷者を発見。

1人の女性にまだ息があり、ステファニーが声を掛けた。
犯人を見たかと耳を近づけると、何か口を動かしてはいたが、そのまま息を引き取った。
ステファニーは確かに、最後の言葉を聞いたという。
「シルバーの車」と。

サンチェスは、女性の手を握る血がついて汚れたステファニーの手を見ていた。


新事実


アンドレアがグレイ検事の事を調べて、新事実が見つかった。

当時、ヒックマンはストーカーとなってエリック・ダンに現行犯逮捕されていたのだった。
シャロンはそのエリックの報告書を初めて見たという。
これもまた、検事局から内務調査室に回って来ていなかったのだ。

ヒックマンの言い分は、警備の甘さを証明する為で自分の逮捕は遅すぎた、だった。

ストーカーして警備状況を把握しているヒックマンにも殺す事は出来ただろう。
だが、ヒックマンが犯人なら偽証してあえて目立つ必要はないはずだ。


そして、エミールが死んだヘロインがタミカの車のものと一致した。
プライス牧師の教会の物、という事だ。

シャロンは、ヒックマンが内部の動きに詳しすぎる事を警戒し、サンチェスにこの情報を誰にも漏らさないよう指示をした。


タミカの葬儀


銃撃の報復を恐れ、延期を要求していたが、埋葬だけ延期する事で予定通りタミカの葬儀が行われた。
その代り、ロス市警の厳重な警備の元で。


サンチェスとステファニーは、バーンズの手がかりを見つける為記名やカードを撮影していた。
その中に、「プリティボーイへ。イージーより」という花についたカードがあった。


葬儀が始まっても、バーンズとヒックマンの姿は確認できなかった。

すると、外で待機していたタオが声を上げた。
ずっと監視していた謎の携帯の電源が教会の敷地内で入ったのだった。
持ち主に気が付かれないよう、場所を絞り込んで行くと駐車場に停まるグレーのベンツの中から反応していた。

それはゴールドマン弁護士の車だった。
携帯を見つけると、ゴールドマンはハメられたと主張した。
そうだとすれば、プライス牧師の仕業かもしれないが、告知をしてゴールドマンを逮捕した。


プライス牧師


その頃、葬儀を終えたプライス牧師は1人、教会の部屋に戻るとそこには酔っぱらったヒックマンが潜んでいた。
ヒックマンは銃を持って、プライスに殺しの自白を強制した。

プライス牧師は跪いて神に祈り出す。
確かにリースは殺していたが、その他は「言わないと殺す」と言われても否定した。

そこにサイクスとフリンが到着。
ヒックマンに銃を向けると、プライス牧師は脅されている身なのに「酔っ払いのする事だから」とヒックマンを庇った。

ヒックマンは大人しく逮捕された。


ラスティの実母


ラスティの実母が、強盗に使用した車を運転していて逮捕された。

ラスティはシャロンから、何も話そうとしないと聞いてから面会に行った。
その通り、実母は取り引きをする気はないといって、ラスティにも危険が及ぶから自分と縁を切ってと言った。

強盗の事はあくまでも知らずに巻き込まれたと言うが、このまま刑務所行きになってもゲイリーの事は話すつもりはない。
もし証言したら、残されたラスティが狙われる可能性がある事を恐れているのだった。

そしてラスティが止めるのも聞かずに、席を立った。





かんそう


また被害者が追加されました。

事件の関係者であるエミールと、まだ目的がはっきりとしない無差別発砲。
タミカの恋人バーンズは釈放という言葉だけで、姿を現わしていません。
本当に、発砲事件はバーンズの復讐なのか。
エミールを殺したのは、第3の男候補のブッダなのか?
最近の事件の鍵を握る謎の携帯をゴールドマンの車に仕込んだのは誰?


まだまだ分かりませんね~。

でも、改めて見ると「サイン」はちらちら出ていたんだな~とわかります。
初見だと、5話と長い事もあって最後まで特に引っかかる事もなく過ぎていたと思うのですが。
今「サイン」を抜き出してしまうと面白くないので、勿体ぶって伏せておきますw

プライス牧師は、この段階ではさすがに改心してるのかなーと思えました。


面白い事実として、グレイ検事のビッチっぷりが明らかになりました。

ヒックマンとの浮気だけでも、驚きではありますがそれだけではなくあっちゃこっちゃ手を出しまくりだったとは。
だから、ヒックマンとの浮気も「触れるな」って扱いになっていた……というのなら、まあわからなくはないですが、でもやっぱりちゃんと調べるべきですね!

怪しい繋がりが浮かび上がりましたから。

とはいえ、全5話という贅沢仕様なのでまだまだいろいろ出てきそうですね。
そしてあれもこれも怪しい状態になって行くんでしょうね~。
そもそも、過去の検事殺しの犯人、タミカ殺しの犯人、エミール殺しの犯人、銃撃犯、それぞれ同じなのか、別々なのか……。

全5話という事で複雑かつ、新たな展開が増えて行きつつも、どうしても進展がノロくも感じるのは良し悪しですね。
ブッダを第3の男だと思うならそこを追及せずに放置なのは気になる!!
せめて12年前の検事殺しへの関与をはっきりできないの!? って思っちゃいましたw


次回はこちら

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(文:ジェーン洞)


アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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