恋はチーズ・イン・ザ・トラップ #9「縮まらない距離」

2017/03/09

Simoom 韓流 恋はチーズインザトラップ

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あらすじ

 登場人物の紹介はこちら
#8「不意打ちのキス」 はこちら
#10「これは...恋?」はこちら

 構内


主席と奨学金を手に入れ、皆に称賛されるソル。
が、よく見るとミンスだ。
イノとジョンまでもその一団に加わり、本物のソルを残して行ってしまう。



電車の中で飛び起きるソル。どうやら夢だったよう。
「こんな夢、縁起でもない」

図書館


(ささいなトラブルが押し寄せても、それはただのさざ波。みんなのように耐えてみせる)
バイト中のソルは改めてその言葉を思うのだった。

校庭


期限を過ぎても資料を上げてこないサンチョルに詰め寄るソル。
サンチョルの、今夜11時まで待ってくれと言う言葉を、ソルは渋々了承した。

ソルの部屋


 (けれど 何度も さざ波が続くと 耐えがたくなってくる)
グループ発表の資料を最終チェックしていたソルは、メンバーリストからサンチョルの名前を消した。

教室


資料を送らなかったサンチョルは、相変わらずの言い訳をする。
ソルは黙って他の2人にサンチョルの名前を消した資料を配る。
外されたことに気付いたサンチョルは激怒するが、相手にされない。
「授業が始まる」
入って来たジョンが、肩に手を置いて怒り続けるサンチョルをなだめた。
席に着いたジョンは、前に座るミンスのケータイの待ち受けが一瞬目に入った。
慌ててケータイを閉じたミンスに時間を聞くジョン。
再び開かれたケータイの待ち受けを見る。
ジュンだ。

発表が始まる。
1班のソルたちからだ。
メンバーが1人減ったことにカン教授はただ一言。
「サンチョル、人は変わらないものよ」と言うのだった。
ジョンたちのグループ。発表者はミンスだ。
しかし、その内容はソルたちが去年発表したものと同じ。
しかもご丁寧に誤字までそのまま一緒だ。
(これ以上 私を奪われたくない)
悩んだ末、ソルは挙手した。
「本人が作成した資料ですか?私が去年発表した内容と酷似しています」
私的な感情で難癖をつけるなと反論するミンスらに、誤字の件を突きつける。
動かぬ証拠だ。

カン教授は、後で自分のところに来るように、ソル・ボラ・ミンスに言い渡した。

(たとえ騒ぎになろうと人に何と言われようと、ミンスもサンチョル先輩も許せない)
ソルはもう腹を決めていた。
ジェウに責め立てられるミンスは「ユ先輩のアドバイスだ」とジョンに助けを求めるが、ジョンは
「参考にサイトを教えただけだ。普通は一字一句変えずに引用したりしない。常識だろ?」と冷たく突き放した。
ダヨンにも責められ、「マネしてない!」と叫んだミンスは、教室を飛び出した。

売店


レジで値段に文句をつけているイナ。
見かねたジェウが代わりに支払いをすると、イナは「あら、ありがとう。お話しましょ」とウィンクした。

校庭


ジェウが経営学科だと知り、イナはジョンの居所を聞く。
丁度、赤毛のパーマが歩いてるのを見つけたジェウが、
「あの子に聞いて。彼女です」と言うと、
「私をこんな目に遭わせて女と遊んでた!?」と憤ったイナは、ツカツカと近付いて行き、足を引っ掛けた。
引っくり返った女は、ソルではなくミンスだった。
そのまま掴み掛かるイナ。「こんなショボい女。正気じゃない」
「付き合ってるのは、ホン・ソルです。殴るなら彼女を殴って」と必死のミンス。
そこへ偶然通りかかったイノは、慌ててイナを肩に担ぎ退参した。

「1千万で追い出された。あの女に私の物が奪われる」と愚痴るイナに呆れるイノは、
「学校には来るな。ショッピングでもしてろ」と追いたてた。

廊下


教授の呼び出しから戻るソルとボラ。ミンスは来なかった。
「点数も削られていい気味。ユ先輩に会いに行くんでしょ」とボラ。

池のそば


待ち合わせ場所へ駆けつけるとジョンはすでに来ていた。
ジョンはソルを抱きしめる。
ジョンたちの発表を台無しにしてしまったことを謝るソルに
「気にするな。ズルしたほうが悪い」と言いまた抱き合きしめる。
そして、会う約束をした。

構内


ソルを待ち伏せていたヨンゴンは、
ジョンの正体を見ろ、と強引にケータイのメールを見せつける。
ソルは、ケータイを奪い取ると自分だけ校舎内に入り、ヨンゴンを締め出した。
メール先に電話をかけるとイナが電話に出た。
互いに誰何する2人。
「ホン・ソルと申します。先輩のケータイですよね?」
「私はジョンの恋人よ」
力が抜けたソル。ドアを押し開けてヨンゴンが入ってくる。
「ユ・ジョンには別の女がいるんだよ」

並木道


紅葉で黄色に染まった道。
待ち合わせ場所に着いたソルは、
ヨンゴンにメールを見せられたこと、イナが電話口で自分がジョンの恋人だと言ったことをジョンに問い質した。
メールの件は認め、イナが恋人だということは否定するジョン。
「彼女は僕を逆恨みしていて、君をからかっただけさ」
そんな言葉を聞いても、ソルの不信感は全く消えない。辻褄の合わないことばかりだ。
「あんなメールをもらったらヨンゴンが何をするか分からなかったの?」
納得のいかないソルを
「考えもしなかった。ヨンゴンの策略だ。冷静になろう」とジョンは諭す。
「先輩は相変わらずね。ホ助教の一件の時と何も変わってない。先輩はすべて私に正直に話してくれた?」

そこに偶然イノが通りかかる。
不穏な2人の様子を見たイノは、2人に近づくことなくきびすを返した。

「お互い―考える時間を持とう。こんなことがあるたびに分からなくなるの。
先輩を理解できない。近づきたいのに、近づけない。今回は先輩も一度じっくり考えてみて」
そう言って立ち去るソル。
立ちすくむジョン。

ジョンのマンション前


ジョンを待ち構えるイナ。
帰って来たジョンに「居候させて」と言うも、ジョンは全く取り合わない。
貰ったお金がジョンの差し金と知り、怒ったイナはケータイを突きつけた。
「ホン・ソル」
思わず反応するジョン。
勘違いしたままのイナは、「害虫は私が追い払ってあげるから」と言うが、
ジョンは隙を見てケータイを取り上げる。
「害虫はお前だ。僕は今、怒りを必死でこらえてる。二度とうろつくな。」
そう言うとイナを置き去りにしてジョンはマンションへ入った。
地団駄を踏むイナ。

自宅へ戻り、ジョンは奪い返したケータイを見た。
”告白しろ””プレゼントを贈れ””夏休みは一緒に塾へ”
”気のないフリをして 駆け引きしてるだけだ””お似合いだから諦めるな”
ジョンはケータイを流しに放ると水を流した。

ソルの部屋


(去年の先輩が本当の姿だろうか。だまされてる?だからって、別れられるだろうか。)
煩悶するソル。ケータイを見る。
”試験まで1日”
「しっかりしよう。しっかりとだ」と声に出し、自分に気合を入れた。

通学途中


ソルが家から出ると、イノが昨日のことを心配して待ち構えていた。
「彼氏とケンカした時の特効薬」そう言うと栄養ドリンクを差し出すイノ。
驚くソル。「見てた?」
「前に言っただろ。大勢の女を泣かせてきたって。ケンカの理由は?
ジョンのことは詳しい。褒め言葉は出ないが」
ソルはイノからドリンクを奪い飲み干すと、空になった瓶をイノに押し返した。

音楽室


”ハノン”に飽きて勝手な曲を弾くイノに、シム教授は新しい楽譜をチラつかせる。
喜び勇むイノ。しかし楽譜を検めると”エリーゼのために”だ。
がっかりしながらも、イノは再びピアノに向かうのだった。

教室


 試験が終わると、ミンスがソルに謝りに来た。
「あなたの資料が完璧で…許してね」
そういうミンスのバッグにはあのストラップが下がっていた。
「どうかしら。他の件は?」
ソルは冷たく突き放す。
ミンスはダヨンらの加勢も受け、ソルを非難する。その様子を傍で喜ぶヨンゴン。
見かねたボラが割って入り、ソルたち3人は教室を出て行った。
「ムカつく。食事しよう」というダヨンの誘いを断ると、ヨンゴンは急いでソルたちの後を追った。
そんなヨンゴンに呆れるダヨンがミンスに、「ケータイの待ち受けを見たわ。彼氏でしょ」と言うと、ミンスはつい「そう」と答えてしまう。
騒ぐ皆に嘘を重ねるミンスは、
「ウソとも言い切れない。これから付き合うかも」と自分に言い聞かせる。

校庭


 ソルにつきまとうヨンゴン。
そばの繁みにはボラとウンテクが潜んで、ヨンゴンの悪事を隠し撮りしようとしている。
「ダヨン先輩と別れる。利用しただけだからお前さえ…」
「哀れね。こんなヘタレは見たことない」と吐き捨てるソル。
通りかかったイノは、繁みに隠れるボラとウンテクに近付くと声を掛けた。
驚きイノを抑え込むウンテク。
暴走するヨンゴンがソルに抱き着くと、イノは堪らず飛び出した。
逃げ出すヨンゴン。追いかけるイノ。
証拠映像を撮り逃して3人はがっかりする。

図書室


 ヨンゴンのヤバさが気になるイノは、バイト中のソルに
「俺と一緒に登下校しよう」と提案するのだった。

帰り道 


 一緒に帰るイノにソルは、高卒資格を取って大学に入ってピアノをやることを提案するが
「昔から勉強なんてしたことない」と返される。
”昔から”に反応したソルは、イナとジョンの関係を聞く。
「心配する仲じゃない。切っても切れない悪縁というのがある」
「さすが姉と弟ね。ほんとよく似てる。きれいな顔して口が悪くて…」
「冗談じゃない。恐ろしい女だ。見かけたらまず逃げろ。逃げられない時は、髪をつかめ。ケンカは先手必勝。さもないとお前が死ぬ。」
そこに電話がかかってくる。
着信画面を見て驚くイノとソル。イナからだ。

イノのアパート


 急いで帰って来たイノ。
アパートの前でイナは震えながら待っていた。
「あんたの部屋に入れて」
イナを置いてさっさとアパートに入るイノ。
慌ててイナは大きいトランクを引いて後を追った。

部屋の中に入ったイナは、
「惨めったらしいわよね。昔は良かった」と言うのだった。

(回想)高校時代~教室


ジョンの所にやってきた同級生2人。
「お前の万年筆なくしちゃった」と言うと、キャップだけをジョンに放った。
「いいよ、仕方ない」と済まそうとするジョン。
傍にいたイノは、「入学祝いの万年筆だろ!?弁償しろ!」と我慢ならない。
しかしジョンは、もういい、と言い2人も去って行ってしまった。
「カモにされるぞ。怒れよ」
納得いかないイノに、ジョンは「我慢すればいい」と答える。
「そんなのは変だ。次は我慢せず、顔をぶん殴れ。おじさんは俺に任せろ」
イノがそう言うと、ジョンはイノの頬をパチンと平手打ちする。
ポカンとするイノ。
「俺じゃなくあいつらを殴れ」
笑いあう2人。

(回想)高校時代~花火


花火をするイノとイナ。
ジョンが遅れてやって来る。
「ジョン遅かったね」イナ
ジョン「父さんに叱られる」
「融通の利かない奴。勉強の間に少し遊んで何が悪い」とイノ。
「好きなことができてうらやましい」とジョン。
イノ「お前も自由に生きろ」
ジョン「なあ、僕たちの10年後は?」
イノ「いずれにせよ、俺たちは一緒だろう。お前も花火でストレスを発散するといい」
イナ「10年後は今より楽しいわよね。ジョン」


イノのアパート


イノのベッドでケータを片手に寝ているイナ。
しばらく眺めた後、イノは布団を掛け直してやった。

構内


ダヨンと試験勉強をしているヨンゴンに、知らない番号からメールが届く。
”覚えてる?ユ・ジョンの彼女よ”
例のジョンの秘密の彼女からのメールに喜びを抑えきれないヨンゴン。
怪しむダヨンがケータイを見せるように言うが、ヨンゴンは必死に抵抗した。

その様子を近くで見てるイナ。
「やっぱりヘタレね。餌まきはこれで十分。ユ・ジョン、楽しみにしてて。私は期待を裏切らない」

教室


ソルが教室に入ると後方の席にジョンが見えた。
久しぶりに出席しているようだ。
ギョンファンがジョンの近くからソルを呼ぶが、ソルはジョンを避けるように、ボラたちを促し前方の席に座った。

自動販売機


「勉強に全然集中できない」お茶を飲みながら独り言を呟くソル。
缶を捨て教室に戻ろうとすると前からジョンが来る。
すれ違う2人。しかしジョンは、無言で通り過ぎ販売機でお茶を買った。
振り返ったソルは、無視されたことに胸を痛める。

トイレから出て来るとジョンが待っていた。
どうすればいいかわからず立ちすくむソル。
ジョンは無言で持っていた缶ジュースを差し出す。
「もう飲んだから」と断りジョンの横を通り過ぎようとした瞬間、ソルは腕を掴まれ背後から抱きしめられるのだった。


かんそう


またしても、幸せだったソルとジョンに亀裂が…
今回の問題はヤバい。
ソルにグイグイ詰め寄られるとあっさり認めてしまったジョン。
しかも、全く言い訳をしない。
前回、ヨンゴンに詰め寄られた時のジョンの”にやり顔”はどこへ?
ソルには、正直にありたいということなんでしょうか。
それにしても、パーフェクトボーイなはずなのに
そこは不器用かい!

そしてミンス。
ソルのライオンをぶら下げて謝罪って…やっぱりどこかズレてるなぁ。
ジョンに参考サイトを教えてもらったっていう話。
やっぱりジョンの罠?
ライオンの仇討ち?
だとしたらまたまた悪ジョンですね~。

ジョンがカモにされている時代の回想がありましたが、
ああやって人間不信(?)な今のジョンが形成されたのか~。
でも、イノとの仲は良く微笑ましい場面でした。

ヨンゴンってイノに追いかけられて逃げるとき、すごい跳ね方しましたね~。
あの役者さん、結構な運動神経の持ち主なのでは。
あ!また今回もヨンゴン役の話を…。

今回はトラブルメーカーのイナが大暴れ。
ソルのファッションも好きですが、こちらもなかなかのオシャレさん。
ファッションチェックもしていきたいですね。

あと、ジョンてツンデレ?自動販売機ではソルを無視したのに、
その後ちゃっかり待ちぶせしてバックハグするなんて!
そんなことされたら許してまうでしょ。



登場人物の紹介はこちら
#8「不意打ちのキス」 はこちら
#10「これは...恋?」はこちら
(イラスト&文:Simoom)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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