恋はチーズ・イン・ザ・トラップ #10「これは…恋?」

2017/03/16

Simoom 韓流 恋はチーズインザトラップ

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あらすじ


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#9「縮まらない距離」はこちら
#11「先輩と一夜!?」 はこちら

前回のつづき


ソルのポケットにそっと缶ジュースを入れてジョンは立ち去った。


ジョンの呼び出し


ソルとボラの食事の誘いを断ったウンテクは、ジョンに会っていた。
ハンバーガーをほおばるウンテクにジョンは、
「ソルに何かあったら、僕に連絡してほしい。ソルは、僕に相談しないから」と言う。

ウンテクは、ヨンゴンのストーカー行為の動画をジョンに見せる。
動画は、イノがヨンゴンを追いかける場面で終わっていた。
こういった動画を揃え、証拠として警察に訴える予定だと言う。
ジョンは、「動画や証拠を集めるたびに僕にも送ってくれ」と頼むのだった。


登校


バッグにライオンをぶら下げて歩くミンスを見たジョンは、ソルと間違えたフリをして、わざとミンスの肩を抱く。
驚くミンスにライオンを示しジョンは「彼氏から?」と聞く。
曖昧に肯定するミンス。
するとジョンは、ミンスの髪の毛に触りながら「どんなにマネしても及ばないぞ。気づいてるだろ」と言う。
ミンスは、「何の話だか…」ととぼける。
「それくらいわかるだろ」と冷ややかに言いジョンは立ち去った。
「本当に今のは、ユ先輩なの?」
先日のグループ発表でのジョンを思い出すミンス。
「ソルの資料だと知ってて―わざと私に教えたの?」
ミンスは、ソルが自分を困らせようと企んでジョンに頼んだのだと思い込む。


学校の休憩室


ソルとアヨン、そしてあの男の子(ジュン)が談笑しているのを目にし、驚愕するミンス。
「ホン・ソル。私から全部、奪うつもりね。私は、何も悪くないのに」
ライオンを握りしめ三人を睨み付けるミンスだった。


廊下


教室へ急ぐソルに、ミンスはわざとぶつかる。
更に、バッグからライオンを外すと、靴で踏みにじりソルの方へ蹴とばした。
飛んできたライオンを即座に拾い上げたソルは、大切そうになでる。
いきり立つボラを、試験のほうが大事だから文句は後で、とソルはなだめる。
その様子をジョンが後ろで見ていた。


試験の後


教室から出ると、ソルはミンスを呼び止め問い質す。
激しく言い争う2人に、ジョンも含め、皆が集まり注目する。
そこへ、ジョンに呼ばれていたジュンとアヨンがやって来た。
ジュンがソルのことを「姉さん」と呼んだことに驚くミンス。
ダヨンも驚き「ミンスの彼氏じゃない?」としゃしゃり出て来る。
ソルは、訝し気な顔でジョンを見る。(先輩がジュンをここに?)

アヨンに「彼女がいたの?」と聞かれ、
ジュンは必死で、「マンスって誰だ?好きなのはこの子」とアヨンを皆に見せる。
「似た人なの」とウソの言い訳をするミンスからケータイを取り上げたソルは、写真をジュンだと断定する。
逃げ場をなくしたミンスは、逆ギレしてソルに掴み掛かる。
「皆の前で、恥をかかせる機会を狙ってた!わざと困らせたのね!」
突き飛ばすソル。なおも倒れたミンスに向かっていく。

皆に引き離されるソルとミンス。
「私の人形を盗んで、マネをして、弟にまでに手を出した。頼むから私の前から消えてよ」
叫ぶソル。
それを聞いて、ミンスは心の内を吐き出すのだった。
「私が欲しいものを全部持ってるでしょ。いい成績も友達も、彼氏までいるくせに。何が悔しいのよ」
しかしソルは容赦せずに言う。
「呆れた。私はね、いい成績も友達もそれに…自分で努力して掴んだの」
そして、優しい子だったのになぜ変わってしまったのか聞くソルにミンスは、
存在感ゼロだったあの頃には戻りたくないと言うのだった。
「そう?今がいいの?みんなにウソつきだと思われてるのに、これで満足?」ソルが言うと、
ミンスは何も言い返せず泣きじゃくるのだった。


池のそば


ソルはジョンに、ジュンをわざと呼び出したのか、と確認する。
「我慢してたろ。ケンカしたけど、終わらせられた。大変だったな。
人の物を欲しがる連中はあんなふうに終わる。欲張って自分の物まで失うのさ。もう忘れろ」
その言葉に、ソルは思うのだった。
(先輩は子供の頃から、そんな人たちに煩わされてきた。私は、ミンス1人でも腹が立つのに…)

「僕は、焦らない。君が近づいてくれれば―待っていられる。君次第だ」
「先輩はそのままで―私が近づけばいいの?それで全部、解決できる?」
「最初は僕たちが―似てると思ってた。今は―違うと気づいた。僕も努力してる。君の戸惑いを―理解しようと」
ジョンは、何かを渡してソルの頭をなでると去って行った。


帰り道


ソルの顔に傷を見つけたイノは、薬を塗ってやる、と強引に腕を引いた。

ベンチに座ったソルは、今日の出来事をイノに打ち明けた。
そしてソルは、複雑な今の心境を語るのだった。
「彼女の気持ちを考えたら―私がジュンをうらやむのと似てた。その人に似たくてマネてみたけど、同じになれないから焦る。
一度もミンスを理解しようとしなかったの。彼女が望むように友達になってたら―こうはなってなかったかも。
不思議なことにケンカしたら彼女を少し理解できた」

今回の一件が、ジョンとのことを考え直すいい機会になったと言うソル。
「私も先輩のこと自分の好きなように見てきた。私の物差しでね」
とソルが言いイノを見ると目が合う。目をそらすイノ。が、またソルを見、また目が合う。
イノはソルの視線に気づかないふりをし、「何の話だか、さっぱり」と素っ気ない態度を取ると、
「帰ろう、親への言い訳を考えとけ」と言って歩きだした。


ミンスとのケンカ、その後


ミンスは学校へ来なくなった。
休学すると予想するだけで、誰も彼女を心配しなかった。
ソルはしばらくは”時の人”となったが、やがて学校は普段通りに戻った。


イノのアパート


イノがソルから貰った楽譜を見つけたイナは、イノとソルが知り合いだったと知り興奮する。


カフェの倉庫


イノが”エリーゼのために”を練習していると、ソルが入って来る。
お互いを賛辞し、連弾する2人。
突然イノは、資格を取って大学入ろうかと思う、と言う。
喜ぶソルはイノの手を取って、ジュンの教材を使って空き時間に図書館で勉強しよう、と提案する。
興奮してるソルをじっと見入るイノは、次第に顔を赤らめる。鼓動が大きくなってくる…。
ソルは、イノの様子に気づき「何か?大丈夫?」と言うが、
イノはさっきソルに握られた自分の手を見つめ「ああ」と答えるのがやっとだった。
顔が赤い、と心配して近付くソルからイノは逃げ回り、風邪気味なんだ、と言い訳をした。


ククス屋


咳込むイノを心配するソル。
「帰れ」というイノに、
「病人こそ帰って休めば?それにうちの店よ。フンっ!」と言ってサッサと中へ入るソル。
「何だよ。”フン!”って…かわいい」

客の中にイナがいるのを見ると、
イノは急いでソルを逃がそうとするが、見つかってしまう。
ソルを見てイナは、前に塾で会った弟の彼女だと思い至る。
しかしフルネームを聞き、
「ホン・ソル?こいつじゃなくて、ジョンの彼女なのね。
この前の電話では失礼したわ。変な男が電話してくるからムカついたの。
”ジョンの恋人”なんてウソ。ジョンとは、ただの幼馴染よ」とイナはソルの手を取る。
イノはそれを許さず、イナを引っ張り店から追い出した。
残されたソルは、イナの迫力に固まるのだった。


図書室


イノの高卒資格を取るための勉強を手伝うソル。

「制限時間は60分。始めて」と言いソルは自分のPCに向かう。
イノは、こっそりソルの横顔を見ながら胸に手を当て確認する。
(ときめかない。よかった。やっぱり風邪のせいだった)

ヨンゴンがやって来る。
待ち伏せしていたボラとウンテクが盗撮を始める。
メールで連絡を受けたソルは早速罠を仕掛け、まんまとヨンゴンを引っかける。
しかし、いよいよと言う時になってまたイノが現れて大騒ぎになり、ヨンゴンは逃げ出してしまう。
その騒ぎを陰でダヨンが見ていた。
ソルたち3人はまた証拠映像を撮り逃してしまった。

その動画がインターン中のジョンの元に送られてきた。
そこでもまた最後に、イノがソルを助けるところが映っていた。
動揺が隠せないジョン。


帰りの電車


先ほどのヨンゴンの一件でソルが止めに入ったのは、イノの身を心配してのことだったとわかる。

隣の席が変わり、ソルのほうへ押しつけられるイノ。
ソルと自分の足がくっつきそうになると、イノの鼓動はまた高鳴り出す…



耐えきれず、席を立つイノ。
「狭いんだ」
ソルは、うつると嫌だ、と風邪薬をイノに渡す。
文句を言うイノだったがなぜかにやけてくるのだった。


ジョンの実家


父親と食事をしているジョン。
今まで常に父親の言う通りにしてきたジョンだったが、ここにきて更なる注意を言い渡される。
「いつも僕を問題児扱いするんですね。僕はそんなに変ですか?いったい何が不安なんですか?」
そして「仕事があるので――失礼します」と言うと、ジョンは席を立った。


ソルの家


ヨンゴンから家に電話がかかってくる。
とうとう、自宅まで調べ上げて電話してきたヨンゴンに慄くソル。
恐怖を感じたソルは、電話を切った。
電話を切られ、画策するヨンゴン。
「そうだ、あの二股女を活用しよう。ユ・ジョンとのツーショットが手に入れば…あー、俺って天才」


イナとヨンゴンのやり取り


”ユ・ジョンの彼女だってことを―証明しろ”と、ヨンゴンからメールが来る。
仕方なくイナは去年まで仲良くしていたジョンとの写真をヨンゴンに送ることにした。

送られてきたツーショット写真を見て小躍りするヨンゴン。
するとおまけでイナの谷間入りお宝写真も送られてくる。
嬉しそうに胸の谷間を拡大したり、スマホの画面に頬を撫でつけたりするヨンゴンは
お返しに自分の肉体美写真を送る。
「ユ・ジョンの前でソルとこの女を会わせよう」


図書室


ソルがバイトにやって来ると先日の騒動で苦情が出たと言われ解雇される。
その様子をまたダヨンが見ていた。

追い打ちをかけるように、ヨンゴンからメールが届く。
ジョンとイナのツーショットだ。

考え事をしながらも勉強する態勢のソル。
イノがやって来たことに気づかないほど、メールのことで頭がいっぱいだった。
結局、今日の勉強会は中止してもらうことになった。


帰り道


ツーショットが気になって仕方ないソルは呆然と歩く。
イノに猫だましをされたソルは、自分が考えるのに夢中で、イノのことを忘れていたことに気づく。
イノはソルに防犯グッズを渡す。
スプレー・スタンガン・護身棒・警報機と盛り沢山だ。

ソルが悩み事を抱えているのは、イノの目にも明らかだったが、ソルは「大丈夫」と言うだけ。
「また”大丈夫”が始まった」とイノは、ソルのモノマネをして見せる。
それを見てソルは笑顔になり、とにかくありがとう、と防犯グッズの入った紙袋を掲げて見せ帰っていく。
その後ろ姿にイノは、「ちゃんと目ぇ開けろよ」と言うと、ソルは目をむいておどけて見せる。



残されたイノは、「俺じゃ頼りないか。俺だって俺みたいな男には……ムカつくな」
と言い電信柱に一発ケリを入れた。


かんそう


ついにミンスが、成敗されてしまいました!
ソルのためならどこまでも冷酷になれる黒ジョン(悪ジョン改め)の策略で。
ミンスはさすがに可哀相だったなー。
ソルは「努力して掴んだ」って言ってたけど、
努力しても努力しても、何をやってもうまくまわらない、”持たざる者”っているんだよ~。
踏み外しちゃうことあるんだよ~。悪魔(ヨンゴン)にそそのかされたんだよ~。
ただジュンに恋しちゃったんだよ~。
って、まあ、ウソつきまくっちゃったし、ライオンも完全に自分のモノにしちゃってたからな。
踏んづけちゃったし。ライオンちゃんの恨みは怖い。

この一件で、ソルもジョンの見方が変わったみたい。
で、そのタイミングで、ソルとの関係が深まり出したイノが自分の感情に気づく!
ジョンも、証拠動画に毎回現れるイノに心穏やかでない様子だし。
どうやらイノは、ピアノだけじゃなく恋のトライアングルも鳴らし始めたよう。

そういえば、ミンスとソルがケンカしてる最中、ジョンはただ見てるだけ?と思ったら、
2人のケンカを撮影してたヨンゴンのケータイを取り上げているのが映っていました。
やるではないか~。
さて、証拠動画を集めた黒ジョンは、ヨンゴンにどんな制裁を下すのか…。
う~ん、怖いですね~。

登場人物の紹介はこちら
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(イラスト&文:Simoom)


アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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