The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン6 のあらすじ・ネタバレ
The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン3までの主な登場人物はこちらです。
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2024年4月17日～/毎週木曜日 スーパー！ドラマTV 日本独占放送（全10話）
(アメリカ配信2022年9月～)
これまでのシーズン
11月10日12時間前
ダイアンはベッテンコートと休暇を楽しんでいた。
カートとはまだ別れていない。
ベッテンコートは、常に疲れているダイアンを見て「携帯も仕事も切れば？」と気楽に言う。
オフィスの入り口のデモは悪化し、暴動と化している。
ダイアンは出社するにも催涙ガスを浴びていた。
ステイプルズ
オフィスにステイプルズがやってきた。
「デサンティス知事から性的暴行を受けた」とダイアンを指名しているが、どうせいつもの嘘だと誰もが警戒を解かない。
本当なら大きな訴訟になるが、慎重にことを運ぶ。
裏でジェイに調査させつつステイプルズの証言を聞くと、決定的な証拠だと染みのついたＴシャツを見せる。
内部でも真偽について揉める中、マリッサが意見する。
「父が言いそうなことですが、デサンティスを潰せばトランプが勢いづく？」
その後の調べで、具体的にどこで被害にあったかと確認するとステイプルズはボロをだした。
「これを利用しないとデサンティスが選挙で勝つよ！ ウソも方便さ。そっちは彼を嫌い。僕はトランプを勝たせたい」
1日が無駄になった。
BIG6
カール・レディックがBIG6というキャラクターの1人に選ばれた。
だがリズが想像していた公民権運動のレガシーの商業化とは方向性が違い、ヒーロー風アニメやグッズなどのサンプルを見せられ困惑する。
BIG6の宣伝はゲームの中にも入っていた。
リズの息子マルコムは何も知らず、その広告をクリックしてみた。
するとリンクをたどってカールのwikiに飛び、祖父がレイプしていたことを知ってしまう。
「生きてたら聞きたかった。なぜそんなことをしたのか？」
リズも慰めたが、リシャードもただカールを批判するのではなく、悪い面もあるがそこだけを見る必要もない、とマルコムに言い聞かせた。
ダイアン
ニール・グロスに振り回された件の疲れが癒えないまま、暴動に巻き込まれ、ステイプルズに絡まれ、ダイアンはほとほと疲れていることをリズとリシャードに伝えた。
するとリズからDCのスターン＆ニューマン事務所を買収したからそこを任せたいと打診される。
「女性だけの事務所をやりたいと私たち何年も話してた。それが叶う、あなたの好きにしていい」
だがダイアンはもう遅い、と乗り気ではないことを即答した。
そしてベッテンコートに電話をして相談したいとディナーの約束をする。
直前に、うっかりいつものくせでカートに電話をしてしまい即切っていた。
ダイアンからの着信通知を見たカートはすぐに折り返すが、留守電だった。
その時たまたま目に入ったニュース映像に、催涙ガスに巻き込まれるダイアンが映りこんでいた。
カートは何かにとりつかれたようにオフィスの荷物をまとめ、外へ飛び出す。
3時間後には重要なスピーチがあるというのに、カートの心はもう辞職を決めていた。
エレベーター停止
オフィスのビルのエレベーターが停止した。
原因は電力サージだと警部補から連絡が入り、オフィスに留まるよう指示を受けるがジェイはコレクティブを頼った。
「ここには黒人弁護士が60人います」
念のため以前仕掛けた監視カメラで狙撃犯のアジトを確認すると無人だった。
選択
エレベーターが停止しているため、オフィスのロビーで待っていたカートの前に、ベッテンコートが現れた。
ダイアンへのアポを告げる姿を見て、カートは階段で22階のオフィスを目指す。
それを見たベッテンコートもカートに続いた。
階段で2人は自己紹介をし合うも、まるで競い合うように階段を上る。
その頃ダイアンにカートの上司から電話が入り、カートが消えたことを知る。
実はカートはスピーチでサプライズ表彰されることになっていた。
二人が揃っているとは知らず、ダイアンはカートの携帯を鳴らし、連絡があったことを伝える。
「私のために英雄にならないで。あなたがいいと信じる世界を私は信じてないの。賞をもらいにいってね」
電話が切られると今度はベッテンコートのスマホが鳴る。
ダイアンはごたごたしてるからとディナーのキャンセルを伝えるが、ベッテンコートはもうカートと上に向かっている、と教えてダイアンを驚かせた。
「2人とも下に戻ってちょうだい！」
二人は素直に戻るはずもなく、停電しかける中スマホの明かりを頼りに22階を目指す。
ところが21階にたどり着くと、階段が大量のパイプ椅子で足止めされていることがわかった。
カールはすぐにダイアンに連絡をし、閉じ込められているから隠れるよう伝えた。
ダイアンがすぐにジェイに電話をすると、ジェイは監視カメラを確認する。
無人だったはずのそこには大勢の狙撃犯が銃を取り出す姿が映っていた。
停電したオフィスに「伏せろ！！」の声が響く。
警告が間に合い、銃弾を受けたのはほぼオフィスの備品だけで済んだ。
そのさなか、ジェイが狙撃を受けているとコレクティブに連絡を入るとすぐさま対処する様子が監視カメラで確認できた。
「催眠ガスで全員眠らせ、すぐに南極に送り出す」
ロビーの警官1人が協力者だったと言われ、ジェイは仕事を辞めて本格的に仲間になると口走っていた。
救助を待つ間、ダイアンはマリッサとカルメンと身を寄せ合っていた。
カートとベッテンコートがダイアンのために登ってきていることを知ったカルメンは、カートを選ぶと断言してダイアンをハッと驚かせる。
「エレベーターに手りゅう弾が投げ込まれた時、あなたはカートの名前を呼んだから。死の間際に思い浮かべる人がわかってるってすごい」
そしてカートとベッテンコートがオフィスにやっとたどり着くと、その瞬間エレベーターのドアが開いた。
ダイアンはマリッサとカルメンが興味深く見守る中、カートを選んだ。
コレクティブはカルメンも求めたが、カルメンは弁護士が天職だとオフィスに残った。
「まだここで学びたい」
マリッサはリズに説得されたダイアンについて、恐らくDCへ行く。
カルメンは今夜一度に多くの別れを体験した。
11月10日、トランプが大統領選への出馬を表明した。
The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン6 （記事一覧）おわり
かんそう
バッグやパソコン、ワインが突然爆発？する番組のオープニングが最終回で綺麗に回収されました。
あれは銃撃を受けているオフィスの様子だったんですね。
一度は（いろんなものと）戦うことに疲れ、すべてを清算するつもりになっていたダイアンが、そのストレスの元の大きな出来事によってやっぱり戦い続けることを選ぶという。
戦ってこそダイアン！！
めちゃくちゃいい終わり方でした！！
しかも、弁護士になったマリッサが元気いっぱいに自分を売り込んで、ダイアンを信じてそこなら活躍できるとついていくっていうのが本当に未来への希望があっていい！！
あとステイプルズがなんだかんだダイアンファンの代弁者ですよね。
ダイアンは永遠にダイアンのままで格好良くて、おしゃれで、頭が良くて……。
リズがダイアンを口説くのに最後にこれまでダイアンが弁護してきた人のフルネームを伝えるんですけど、それもダイアンだけではなく見てる側に「こんなに大勢救って来たんだ」っておさらいしてくれていた。
その人たちはダイアンがいなかったら……。
もちろんダイアンにも休息は必要で休んで欲しいけど、でもそこはドラマなんでね。
ダイアンが今後もまた大勢の、恐らく多くの女性を救っていくのが目に浮かんで、本当によい最終回でした。終わりが始まりになってる。
最終回らしい別れの要素もありましたけど、ジェイもさらにやりたいことを見つけられたこれまたポジティブな別れでしたし、ベッテンコートはもうぽっと出のキャラなのである意味当て馬にちょうどよかった。
カルメンもどんどん人柄が見えてきて、特にダイアンに対する態度にリスペクトが表れていてもっと見たかったな～で終わりました。
最後、しっかりカートと向き合ってラブラブで終わって本当によかった～～。
番組としての一つの区切りがついたものの、この世界や関係はまだまだ続きがある、そう感じられる本当に理想的な最終回でした！
ほんとブラックリストとは大違い……（ゴホッ
ちなみに終わったので少しだけ調べたら、タシオニさん主役のドラマが予定されているようです！！
ただスピンオフ？といったノリとは違って、これまでのキャラがゲストに出たり……についてはあまり期待しないほうがいいのかな？？
でも名前くらいは出てきそうですけどね！ そしてそれだけでも世界が続いていると感じられて嬉しい！！
今からいらぬ心配なんですけど、タシオニさんの面白さって、ダイアンとか他のキャラとの対比でもあったからただ様子の変な人がいるってなるとどうなんだろう～？？
コメディに振り切るのかな？
何にせよ、見られるものなら絶対見たい！！
ほんとに毎シーズン、攻めた内容かつクオリティの高さで楽しませてもらった6年間でした。
もっともっと見ていたい！！ と思えるまま前向きな気持ちで幕が閉じていくのを見られて本当に良かったです。
と同時にハイクオリティなドラマの新作を見る楽しみが、また1つ減ってしまったことは残念です！
またいつかどこかでDCでバリバリ活躍するダイアンとマリッサとその新しい仲間たちに会えたら。
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