CHICAGO FIRE シーズン4 17話「小さな亡きがら/What Happened to Courtney」【シカゴファイア】

2018/03/04

ジェーン洞 シカゴファイア シカゴファイア シーズン4 海外ドラマ 消防士

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あらすじ

Elizabeth Morris/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


2017年11月2日(木)~AXNでシーズン4日本初放送(全23話)


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一酸化炭素発生警報


一酸化炭素発生の警報を受けた警備会社から、家主と連絡が取れないと通報があった。

出動すると確かに家は無人だった。

原因は地下にある焼却炉で、煙突が詰まったせいで一酸化炭素が地下に溜まってしまったのだった。
下から確認しても何が詰まっているのか分からなかったので、セブライドがハシゴを利用して煙突を上から覗いて見る事に。

すると中で白骨化した子供の遺体を発見する。

Elizabeth Morris/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


セブライドとクルースは煙突を横から壊して、途中で引っかかっていた遺体を回収した。
のんびりしていたら落下して、粉々になってしまう可能性がある。

すると到着した殺人課の女刑事ホロウェイがいきなり捲し立てた。
「誰の許可で遺体を動かしてる?」

必要に応じてと大隊長も説明したが気に入らないようで、犯罪現場が台無しよ、とヒステリックに文句を言った。


現場写真


ホロウェイが煙突内部の写真を持ってセブライドを訪ねてきた。

家主は越してきたばかりだが、遺体は数年前のもののようだった。
焼け跡の中に、セブライドは見覚えのあるネックレスを発見する。

それは以前、ノースケンウッドの湖畔の家から消えた少女、コートニー・ハウスの聖ニコラウスのネックレスだった。

セブライドの叔父の家が近かった事から非番で遊びに行っていたついでに、捜索に参加していた。
3日間捜したが見つけられなかった。
ノースケンウッドはシカゴから16キロも離れている。

コートニーだと信じて疑わないセブライドに、ホロウェイは調べる、と冷静だった。


セブライドは救助第4小隊からコートニーの6年前の報告書を取り寄せた。
その名前を聞いたクルースも当時新聞を賑わした事件を覚えていた。


セブライドはすぐにホロウェイを訪ねて、報告書を資料として渡した。
すると死因が「首の骨を折られた」と分かった所だった。
しかし、コートニーの両親は連絡先が不明になっていて未だに連絡が取れていなかった。

Elizabeth Morris/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


セブライドは捜査に協力する為、コートニーの母親を直接訪ねた。
母親はセブライドを覚えていた。
ホロウェイの電話番号を渡すと、すぐに娘の行方について何か進展があったのかと察してセブライドに知っている事を話させた。


DNA


その結果、ホロウェイはセブライドを責める為に51分署にやって来た。
まだ証拠もないのに母親に遺体の話しをしてしまったから。

セブライドは流れ上仕方ないし、進展はあったと言って母親から受け取ったブラシをホロウェイに渡した。
「あなたの名前も報告書に載せておくわ。あなたのDNAで汚染されてるかも」
さらに、もし別人だったらあなたから母親に言ってねとも付け加えた。
「もちろん」
「あきれた」

どうしてもコートニー一家を知っているだけに想い入れの強いセブライドは、なだめる大隊長を前に必死で感情を抑えた。


その後、DNA検査の結果遺体はコートニーだと証明された。
しかし、ホロウェイから母親と連絡が取れなくなってしまったから、何とかして欲しいと今度は手を貸すように頼まれる。

散々セブライドにヒステリックに当たっていたのに、いざとなると調子が良いのだが、セブライドは断らなかった。


再びセブライドが母親を訪ねると、兄のデビッドを説得して欲しいと頼まれる。
ホロウェイと連絡が取れなかったのは、デビッドが拒否していたせいだったのだ。

セブライドの登場にも、「警察になんか行くもんか。どうせ母親が疑われるんだ。夫の浮気を知って逆上してコートニーの首の骨を折ったって……」と興奮していた。
子供殺しの容疑をかけられ苦しむ親がどれだけいるか、と最もらしい事を言うがセブライドは聞き逃さなかった。

「なぜ首のことを?」
デビッドは妹に聞いたと咄嗟に誤魔化すが、母親にとってはそんな事は初耳だった。

Elizabeth Morris/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


そして火起こしの棒を持ってセブライドを追い出そうとする。
セブライドは母親にホロウェイに連絡をするように言い、デビッドと取っ組み合いになった。
セブライドが優勢となり、母親が止めに入った。


デビッドは逮捕された。
セブライドは駆けつけたホロウェイから、コートニーの遺品のネックレスを取り返すと母親に渡した。


キッド


ハーマンの娘が8歳の誕生日を迎える。
予定していたパフォーマーの都合が悪くなったと署内で怒っていると、キッドは元夫でミュージシャンのグラントをハーマンに薦めた。

最初はいい加減な男だからと断っていたが、キッドが無報酬でというと快諾した。

キッドは、離婚をしても尚元夫と同居して養っていた。
未だ目が離せないグラント自身のやり直しの為に、誕生日が役に立つと考えたのだった。

グラントは子供の誕生日会なんて、と乗り気ではなかったがキッドとやり直せる可能性があるなら、と引き受けて行った。


だが、誕生日当日――。
グラントは来なかった。
グラントの代わりに、キッドとシルビーで急きょ子供達を楽しませる羽目になった。


キッドは、復縁の可能性もゼロではない、と誕生日会の前までは思っていた。
だが、帰宅するとすぐにグラントに鍵を渡して家を出て行った。
「終わりよ」


ケイシー


いよいよ投票日が近づいてきた。
ドーソンは仲間達の尻を叩いて、ケイシーの選挙活動の最後の追い込みをかける。


ベックスも最後までケイシーの邪魔を緩めなかった。
TVのインタビューでケイシーに不利になるような発言をしていた。
自分は政治の為に前職を捨てたが、ケイシーは当選しても消防士を辞めない。
それは税金の二重取りだろう、と。

すぐにそれは問題となり、ケイシーはタイバーグと大隊長に宣言をする。
当選しても議員報酬は受け取らない。
目当ては金ではなく、消防士を続ける事が優先だ、と。

するとタイバーグは、ならばこれ以上シフトに影響を出すなと、ケイシーに念を押した。


はしごの訓練中、サンタイムズの記者エイミーが訪ねてきた。

ケイシーは「議員報酬は竜巻被害者の為に使う」と伝えると、「最終弁論で話すつもり?」と言われて耳を疑った。
もう最終弁論は終わっていたのだが、ベックス側にはもう1回あると言われてしまう。
記者にゆっくり話をと言われて、うっかり「本職の訓練中なので」と言うと「議員は本職じゃないの?」と揚げ足を取られてしまう。
ドーソンがすかさず、そういう意味ではないとフォローして改めて来てもらう事に。


その後、エイミーの言っていたのはテレビでの「最終討論会」だと分かった。
何かのミスでケイシーには連絡が来ていなかったのだった。
しかしその放送時間にはすでにシフトが入っていた。

ケイシーは、タイバーグとの約束もあるし、あくまでも議員は副業だと言い張りこれ以上は消防士を優先させる、と突っぱねた。


結局討論会は欠席となった。
署でTVを見ていると、ベックスはこれみよがしにケイシーを批判していた。
「またしても彼のやる気のなさがよくわかる行動だ。
討論会に現れない人間が、人々が必要な時に現れると思うか?」


その時、救助要請が入った。


現場の自動車工場に到着すると、どこから聞きつけてエイミーもやって来ていたが、インタビュー等受けている場合ではない、とケイシーは後回しにした。

被害者は、作業中にリフトから落ちてきた車の下敷きになっていた。
車を持ち上げて救出をするが、その作業中にももう1台が落ちかけていた。
あと少しという所で、助けに入ったケイシーもろとも車の下敷きになってしまうが、うまく空間に収まっていた。
ケイシーは頭から血を流していたが、かすり傷で済んでいた。


すると、早速ケイシーの救助の瞬間がサンタイムズの一面を飾っていた。
「議員候補が命がけの救出」


そして、その日の夜。
投票が行われた。

モリーズで祝賀会をするつもりで集まっていると、ニュースにタマラの姿が。
ケイシーの討論会欠席は、人命救助に忙しいからと支持者にとっては何の影響もなかった。
むしろベックスと違いケイシーは市民を大切にする、とタマラの期待通りでもあったようで、インタビューで主張していた。
「既存の政治を変えてくれる人に、投票すべきよ」


ケイシーに結果を知らせる着信音が鳴った。
結果は、見事当選――。





かんそう


まあケイシー、当選しますよねw
ただ作中で私も感じていた疑問が投げつけられていて、自分ツッコミもあるんだな~と思いました。

それでも、んなー上手くいくわけない! ってツッコミは残りますけどw

まずあくまで「副業」ってw
どう考えても専業の方がイメージいいでしょw
そもそもケイシー、タダ働きしてる時点で「副業」でもないです……。
ボランティアじゃん!
それが悪い訳でもないけど、さすがに非現実的過ぎるような~w
まあ、このツッコミどころ満載な所もファイアらしさではあるんですけどね~。

またなったらなったで、いろんなドラマが待ち受けているので、しばらくケイシー政治ネタは尽きないでしょうねw

そしてドーソンのドヤァも加速していくんだろうなw


事故というより事件がメインだった今回は、セブライドが活躍していました。
チリの飲酒の現場を抑えたと思ったら、今度は刑事のような真似事まで。

ホロウェイって女刑事登場した瞬間には、またセブライド要員か、とツッコミ入れました。

この出だしバチバチってのも1つの王道、ラブストーリーのセオリーですもんね。

まあ、キッドとセブライドってのはとりあえず当分無さそうだし……。
てか、キッドは一体なんなんでしょう。
キッドというか、キッドと元旦那。

キッド登場してから、ふわふわしすぎて全然わかりません~。
同居している家は、(鍵を返していたから)元旦那の家のようですが、金を出して養っているのはキッドだったみたい。

だけど、復縁する可能性もあるかも? ってなんじゃそりゃ。

それで、少し前には「セブライドを見て赤くなったー」とかドーソンに言われてるし……。

それにキッドの元旦那が、どーしてもシルビーに似てるなーって出てくる度に考えちゃってw
上の空になってるw


最後に、ハーマン。
タダより高いものはないんですよ!! (娘さんの誕生日でケチるなー!)


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(文:ジェーン洞)

アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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