あらすじ
アプトンが警官10周年を迎える。
プラットはパーティーの仕切りを張り切るが、アプトンは乗り気じゃなかった。
すると、アプトンが警官になったきっかけは私だから借りがあるでしょ、と圧力をかける。
10歳の時、父親の店に強盗が入た時の担当がプラットだった。
だがプラットの仕切りとなるとマウチが出てきて手作りソーセージを食わされる、とアトウォーターが茶化すと、それに乗じて「それはかんべん」と誤魔化した。
そのままアプトンは夜のジョギングに出ていた。
最近日課にしようと始めたのだが、走っていると橋の上から車が落下するのに出くわしてしまう。
すぐに通報するも、浮かんでくるのを待ちきれずアプトンは飛び込み、車内から男性を引きずり出した。
その時助手席にいた女性の腕を掴むも、足が挟まってすぐには引き上げられなかった。
まずは男から、と一度水面に上がるが、男は意識を失いアプトンが押さえていないと沈んでしまう。
そして女性の姿を見ないまま、アプトンは男と一緒に救急車に乗った。
搬送された男は銃を所持していた。
すぐにプラットがやってきて、女性が助からなかったことを伝える。
二人の子供と一緒に悲しんでいる夫を見て、プラットは思わず声をかける。
すると夫が「2人」と言う言葉に反応した。
「妻は1人だったはずだ！ 浮気していたとでもいいたいのか！！」
レイプ犯
その後、夫の証言から妻リサの足取りを追うと、リサが自分の車に現れた男性にレイプされていたことを知る。
アプトンはレイプ犯を助けていたのだった。
すぐ病院に向かうが、男は脱走していた。
男の身元を急いで突き止める。
その後の捜査で、男がもともとリサのストーカーだったことをがわかった。
リサの行動範囲の防犯カメラのあちこちに姿を残している。
その期間は半年にも及んだ。
リサは最初から狙われていたのだった。
自宅で夫の話を聞くが、ストーカーの存在には気づいていなかった。
写真を見ても知らないという。
アプトンが家にある手作りのブレスレットに気づく。
救出した時に犯人の腕についていた気がした。
「子供が作ったものだが、なぜ？？」
そして家を詳しく調べると、侵入の痕跡を発見する。
犯人はリサの自宅にも侵入し、私物を盗んでいたのだった。
夫は信じられないといった様子で頭を抱えた。
「よく物がなくなっていたが、小人のせいにしていたんだ」
そしてまだ幼い娘が犯人の写真を手に取った。
「私に手を振ってた。車から」
アプトンはママをいじめた男を捕まえる、と約束した。
娘の学校の近くの防犯カメラでも男を確認した。
車のナンバーから候補者を絞り込む。
ブレイク・マレン、37歳。
すぐに自宅に向かうが、ブレイクはすでに逃亡した後だった。
12人
自宅を調べると、クローゼットの中に綺麗にならべられたボックスを発見する。
その中には、ブレイクのターゲットからの戦利品が入っていた。
その数、12個。
すでに被害者なのか、これからなのか、女性の数には違いない。
ブレイクの履歴などを調べると、すでに逃亡の準備をしていたことがわかる。
高跳びされないよう、手配をする。
アプトンは何か手がかりがないか戦利品を並べるが、なかなか思いつかない。
そこへプラットが労いの声をかける。
やはりアプトンは自分を責めていた。
「私が男を救ったせい。リサを救えた」
プラットは知らなかったんだから、と慰め自分の過去の話を聞かせる。
「お父さんの店、3件目だったのよ。2件目も私が行った」
駆け付けると被害者に犯人を追えと言われ、追ったが間に合わなかった。
そして店に戻ると、被害者は息をしていなかった。
「世界一の警官になれても、自然の摂理には逆らえない。時に隙をついてくる」
その時プラットが手にした証拠でアプトンは気がづいた。
共通点
戦利品の中の共通点が見つかった。カードの切れはしや鍵など一見わからなかったが、ニューポート・アスレチックスというジムだった。
12年前にもレイプ騒ぎがあった。その時は顔はわからないが自分と同じ香水の匂いがしたという証言が残っている。
「ブレイクはジムで獲物を物色し、つけ回している。遠くへは行けないはず」
だから私物を所有していた。
アプトンがボイトに直談判し、ジムの近辺を捜査する。
「徒歩圏内から離れるわけがない」
狙い通り、すぐに買い物帰りのブレイクを見つけ、アプトンがジムのプールまで追う。
すると物陰に隠れていたブレイクがアプトンに襲い掛かる。
プールサイドで乱闘になるが、アプトンがプールに投げ飛ばすとブレイクは浮かんでこなかった。
しばらく眺めた後、アプトンは再び飛び込んでブレイクを引き上げ、命を救った。
だがそれをリサの遺族に伝えてもリサは戻ってこない。
その夜、プラットの仕切りで仲間うちだけでアプトンの10周年を祝った。
かんそう
アプトン回でした。
またしてもアプトン、スカッとしないエピソードになっています。
こんなこと続いたらくじけそうなんですが……。
にしても一番気になったのはリサの夫でしたｗ
妻のストーカーにも気づかず、家の侵入にも気づかず、物がなくなるのは小人のせい。
子供に聞かせるにはいいですけどねｗ
でも家を見てると本当に広いので、狭い家でも全然家の中で失くし物しますから、「どっかにあるんだろう」くらいで済ませてしまうのはわからなくはないです。
ただセキュリティ上、素人？ に簡単に入られしかも気づかないっていうのは怖いな～と思いました。広いから気づかないんでしょうね～。
あとリサもちょっとだけぼーっとしている？？
娘が認識しているのに、リサは危機感？ なかったのかな？？
そしてプラット！！
プラットは登場時こそ、ちょっと厄介なお局って感じでハラハラすることが多かった記憶がありますが、今ではすっかりキャラが定まっていて、いいアクセントな存在になってますよね！
割とチートが多いんですけど、それが魅力でもありますし。
マウチも登場したら面白かったんですが！
2 件のコメント:
水中で人を助けるって、しかも冬のシカゴの川で、軽装のアプトンには無理！って思いながら、息苦しい思いでみてました。あんな不幸な偶然ってあるのですね。
そこから展開していく話が面白く、防犯カメラを駆使して繋ぎ合わせて犯人を見つけるあたり、好きな展開でした。
最後のお店は、ジェイとアプトンが二人で見つめ合って飲んでたお店ですね。当時はアプトンはアダムと付き合っていました。
PDはどんどん面白くなるような気がします。
感想ありがとうございます。
最後のお店、そうなんですね！
そういえばアプトンとアダムの時代もありましたね～
PDは最初から個性がありましたけど、どんどん個性が磨かれていっていると私も思います。
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