あらすじ
バイオレット
救急車の暖房が壊れた。
冷凍庫の中で仕事をする状況に、バイオレットは搬送先の病院で会ったホーキンズに愚痴る。
すると二週間待ちと言われていたのに割り込みで修理してもらえることになる。
だが修理場ではひんしゅくそのものだった。
「誰の力だ? お前たちが割り込んだために大勢が待たされるんだ」
確かめずともホーキンズの力だろう。
シルビーは仕事に私情を持ち込むのはよくない、とバイオレットからホーキンズに注意するよう頼んだ。
バイオレットはシルビーには「つきあってない。一晩限りよ」と言い張っている。
そしてホーキンズに会うと二人はすぐに抱き合った。
「ひいきはイヤ」
「今はどうでもいい」
「そうだね」
ギャロ
セブライドの活躍を見たギャロは、救助隊への足掛かりとして降下救助のクラスを受ける決心をする。
セブライドにも伝えると「それがいい」と言われていた。
ところがクラスに行くと、今は定員になっているから次回まで待てと言われてしまう。
諦めきれないギャロはセブライドの推薦です、と名前を出すがそれでも無理だった。
他に4人も待っているのに、ギャロだけを入れることはできない。
そしてその話はセブライドの耳にも入る。
セブライドはギャロに言った。
「俺の名前を出したのか? やる気のあるヤツと迷惑なヤツは紙一重だ」
落ち込んだが、その後セブライドからやる気があるならこい、と個人指導に誘われる。クラスに空きがでて、セブライドの補講を受ければ入れてもらえるという。
ギャロは喜んで指導を受けた。
ハーマンの因縁
ハーマンの留守中に51分署に客がやってきた。
スピロ・ステファニデスと言う男で、10年前にハーマンにモリーズを売った男だという。
「余命一年だから頼みたいんだ。最後にあのバーで酒を作りたい」
応対したマウチは、共同経営者でもあるし問題ないだろうとその場で快諾した。
ところがそれをハーマンに伝えると、雲行きが怪しくなる。
ステファニデスからモリーズを買った当初、半分詐欺のような状態で散々な目にあっていたと怒りを再燃させた。
以前、店が燃えかけたのもステファニデスのせいだと言われ、マウチも思い出す。
「死ぬというのも、すべてが信じられない」
翌日の夜、モリーズにステファニデスがやってくるとハーマンは冷たくあしらうが、マウチなどの説得で一晩だけだとバーテンを任せる。
すると早速、ステファニデスの昔の常連が押し掛け、モリーズはめちゃくちゃにされた。
その激しいノリはモリーズの常連とは合わず皆逃げて行った。
だがハーマンはもともと客層を広げたいと言っていた。
そして店の酒が全部なくなったと文句を言うが、それは悪いことではない。
ただステファニデスがおごったせいで金になっていなかった。
「完全にやられた!」
ところがステファニデスが51分署にやってきた。
「老人の夢をかなえてくれた」
そして分厚い封筒を渡す。
「レジの使い方がわからないし、君は途中で帰っていたから」
売り上げはしっかり管理されていた。
「これで全部だ。チップも入ってる」
4000ドルも売り上げていた。
ハーマンは素直に謝った。
そしてクルースたちの話を聞いて考え直した。
ステファニデスの客たちと二件目も一緒に行き、楽しんでいたのだった。
「次のバーでも2000ドルは使ってたよ」
ハーマンはまたステファニデスにバーテンをやらせることにした。
小隊長
ある現場ではしご72に援護してもらった。
一瞬危ない状態もあったが、無事救助が済み、ペラムとキッドは72の小隊長と労いあう。
そこで小隊長がもう辞めるという話を聞く。
未熟な隊員が多い隊なのは一緒に働いてわかった。だがキッドはだからこそやり甲斐がある、とボーデンに72の小隊長の後釜になりたい、と伝えた。
急な意見の変更にボーデンが確認をすると、カイリーの影響であることを匂わせる。
キッドの決意を確認すると、すぐに書類が回され正式に72の小隊長になることが決まった。
キッドが異動すると聞いたペラムは驚いてキッドに確認をする。
「小隊長になるのはもっと後じゃなかったのか?」
「そのつもりだったけど、今回急に天の声に応えてみたくなったの」
そして後日、ペラムはキッドに告げた。
「君は異動しない。俺が行く。俺も51分署で学べた。それを伝えられる」
ボーデンも了承済みだった。
「君の席を温めておけてよかったよ」
ペラムは去り、キッドが小隊長になった。
つづく(シカゴファイア シーズン10 あらすじへ)
かんそう
はいはい。ペラムはキッドの踏み台? でしたね~。
今回、72の小隊長が辞める、といった時点でこの展開が浮かびました。
ただ一瞬、希望もあって「キッドがいなくなるなんて最高!」って浮かれたのも確かですw
でもどう考えてもペラムがドラマ的に物足りないキャラなので長居はないだろうな~と、ある意味納得の展開でした。
にしてもキッドはライターに好かれているのか嫌われているのか本当に謎ですね。
こんなころころ自分の都合?で周囲を振り回して、それに関して申し訳なさそうにするならまだしも常にドヤァ!!!ってのが本当に共感できない。
あのへの字口もイラっとする……。ってもうイラっとするとか書いちゃってますがw
好きになれない~。
セブライドの「君は凄い。君のことは応援する」っていう態度も普通なら「あまーい!」ってなるんでしょうけど、キッド相手だと「目がつぶれたのか? 頭打ったのか?」ってセブライド不信になってしまう。
そんな中、バイオレットの相変わらずのツンデレというか、こちらのわがままさはかわいいんですよね。
そして意外と言ってることは納得ができる。
ホーキンズとはまだそんなに親しくない、って冷静なこと言ってる。
そして正直に一晩、いや数晩かな? みたいに言うのもかわいい。
多分キッドにイラっとしすぎて、キッド以外がかわいく見えてしまう補正もかかっているのかな? と思いますがw
2 件のコメント:
恋するバイオレット、可愛い!
でも、ギャロと「私たちは大丈夫」なんて言ってるから、この先不明ですね。
キッド。今回は完全にぬか喜び。せっかく居なくなるじゃん!って喜んだのに。書類が通ったんじゃなかったの? 「私はいつも原石に惹かれるの」って自分で言います?
途中抜けてたくせに、すごく上から。あの自信はどこから?謎です。
君は皆んなに好かれてるよって言われてたけど、なんで?
ニット帽も一人だけ可愛くないぞ。
最近はモリーズにPDのメンバーが来なくなりましたね。
あの行き来するのも好きだったなー。
感想ありがとうございます!
ほんとにそうそう! となりましたw
キッドって謎のウエメセなんですよね……。
PDのメンバーがカジュアルに出てくるの、楽しいですよね。
確かにモリーズで顔を合わせるパターンは最近ないかもですね。それもコロナの影響からなのかもしれませんが。
また増えるといいですね
コメントを投稿