あらすじ
ハーマンと兄弟
最近兄弟喧嘩が絶えないティーンの息子二人にハーマンは悩まされていた。
そんなある日、研修で行った消防学校で一人の青年と出会う。
ロビーのベンチに座って長い時間、本を読んでいる。
気になり声をかけると消防士ではなく、ジョン・グレアムといい殉職した兄を偲んで定期的に来ていることを知った。
「時間があると思ってる時は深く考えない。突然でした。兄に会えなくなるなんて夢にも思わなかった」
読書をするのはそれ自体が兄との思い出だから。
「ここで一冊一気読みすると隣に兄がいるように感じるんです」
その後も帰宅すれば家で喧嘩をしている兄弟に、ハーマンはつい怒鳴った。
「兄弟がいる幸せが分からないのか!?」
そしてジョンの話をした。
「なのに、お前たちは互いをののしりあって! 胸クソが悪くなる!!」
言った後でハーマンは最低の父親だ、と後悔した。
その後兄弟は反省したことをハーマンに伝え、ジョンに会ってみたいと言う。
ハーマンは予定をキャンセルして息子たちとジョンを引き合わせた。
ペラム
ペラムが休職となり、キッドが小隊長代理になる。
ボーデンはまだ決定ではないと、何とかペラムの扱いを公平になるよう動きだすがうまくはいかない。
「ペラムの再調査ではなく、キルボーン・チーフを調査して欲しい」
だが最近ボーデンのわがままが多い、ということで即却下されてしまう。
「ペラムの件は終わりよ」
取り付く島もないと署に戻って報告すると、キッドがスタッフォードを頼ろうと提案する。
署の関係者にはキルボーンの圧力があるが、退職者で、キルボーンの友人で、しかもペラムに恩がある。
ボーデンがスタッフォードを呼び出すと、今回のキルボーンのやり方には驚かなかった。
「彼の常とう手段だ」
その話を直接ヒル副局長にしてもらう。
ところがヒル副局長は51分署からの連絡を避けており、スタッフォードと会わせる機会すらなかった。
するとペラムの人間性を知り、すっかり味方になったキッドが声をあげる。
はしごのメンバーを集め、抗議を呼びかけた。
「仲間が不当に追い出されるのに、上は証拠を無視」
現場で緊急事態になったら助ける、それと一緒だ、と。
シフト後、キッドが中心となり本部へ行って力を誇示した。
「ペラム小隊長にはもう必要ないのであげます」
続いて全員がヒル副局長の前で全員で消防服を脱ぎ捨てる。
「ヒーローや家族がこんな扱いを受けるなら働けません」
そしてヒル副局長の5分間を得て、スタッフォードと引き合わせた。
「彼の話をきくべき」
ヒル副局長の説得にはさすがのマクブライドも訴えを取り下げ、キルボーン・チーフは休職となり調査が開始される。
そしてペラムは無事、復帰となった。
サブ・パーティー
コロナ以降初、人数制限のため一般職員を除外し管理職限定で局のパーティーが開催されることになった。
それを聞いたシルビーはフットルースを例に出してサブ・パーティーを提案する。
特に醸造トリオは乗り気になった。
すぐにパーティーの準備にとりかかる。
場所はモリーズ・パテオ。
バンドもいれよう。
盛り上がっていると通りかかったキャップが、近所の若いガレージバンドを知ってるといい、強引に手配を始める。
すると醸造トリオはキャップのセンスに不安を感じた。
「サブのサブをしよう」
こそこそと準備をしているとシルビーに気づかれ、引き留められるがキャップのバンドが決定したと聞くとトリオは逃げて行った。
「サブ・パーティーを見捨てないで!」
サブサブの準備も万端になり、パーティーを楽しみにしているとバイオレットが本物のパーティーに招待され、サブには参加できなくなってしまう。
先日の賞の表彰式も行われるのだという。
サブの方が気楽で楽しそうとあまり浮かないバイオレットにギャロは、終わったらサブサブに来いよ、と声をかけていた。
サブ・パーティーが始まった。
ギャロとリッターはシルビーに少し顔を見せてからサブサブに移動するつもりだったが、「バナナ嫌いのジャクソン」というバンドの演奏が始まると、足を止める。
ドラムのキャップ以外はティーンのような若者で、サウンドはすぐに客を引き付け、二人もノリノリで居続けることにする。
ギャロは合流する予定のバイオレットにサブサブではなくサブに来いとメールを入れた。
だがバイオレットはサブパーティーにはいかず、会場で会ったホーキンズとキスをする……。
セブライドとキッド
キルボーンの一件が片付いた後、セブライドはキッドに正式にプロポーズをし、指輪を渡した。
つづく(シカゴファイア シーズン10 あらすじへ)
かんそう
ペラムの復帰は意外でした!
てっきりキッドが小隊長になる踏み台なのかと思ったんですが……。
このまま51分署の仲間になるのかな……? もうこれ以上のドラマもないと思うんですけど。
それはさておき、今回のペラム救出? についてキッドが妙に出しゃばっていて、それもなんだか個人的には冷め感はありました。
ペラムのドラマをキッドが乗っ取った感満載。
だってペラムのこと勝手にライバル視して、でも急に「ペラムはいい奴よ」になって「私がペラム(家族)を助ける」ドヤァ!!!! みたいな。
最後もわざわざパーティーのドレスでペラムの自宅に消防服を届けに行って、「家族なんだから当たり前でしょ」ドヤ!!!
こっちは「はぁ?」でした。
音信不通で急に戻って来てこのでしゃばり。
それ以外は地に足のついたヒューマンドラマって感じでファイアらしくて良かったです。
あとキルボーンって書く度に、キルフェボンを思い出しました。あんまりない響きだからかな?w
2 件のコメント:
あー、やだやだ、キッドのドヤ顔。ペラムの住まいにわざわざパーティの格好で行きます?
いったん着替えて静かに行きなよって私も思いました。
なんだか彼女が出てくるといつもイライラしてしまいます。
イイとこどり。ボストンに行ってる間は落ち着いて安心してみていたのに。
エスカレーターに挾まれるのは、かなり痛そうで怖かったです。
エスカレーターも指輪のおじさんも、他の人も、身体の一部でない所を切断するときに、騒ぎ過ぎ。アメリカ人はああなのでしょうか。
日本人は我慢するぞと思って見てます。
キルフェボン笑笑
感想ありがとうございます。
キッド苦手なのでめちゃわかりますよ~
キルフェボン、おわかりいただけたようで良かったですw
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