あらすじ
前シーズンはこちら
フリーランサー
ヴェスコの死に責任を感じ、悔いるレッドの元にまたしても悪いニュースが入る。
ウージンがフリーランサーこと、アルバン・ヴェセリを脱獄させた後、レッドは念のためサービス業を情報網に持つロヘリオに捜索を頼んでいた。
するとテンダー船で働く甲板員がフェリーターミナルでヴェスコらしき男を目撃する。
だがレッドが連絡を受けたのは、すでに船が沈んだ後だった……。
依頼主からのターゲットをうやむやにするために大事故を発生させ、無関係の被害者を巻き込むのがフリーランサーのやり方だった。
今回は船を爆破し、常客35人と乗員人が死亡している。
ウージンの目的はレッドとFBIの関係の証拠をつかむこと。
だが被害者の中に、レッドとのかかわりがある者はいなかった。
今回の爆破の目的はすぐにはわからない。
検査官に化けたフリーランサーと接触した職員に話を聞き、ゴミ箱に手袋を捨てていたことを知る。
押収した手袋からは異臭がした。
鑑識の手が足りない中、分析を急ぐため、レスラーはハービーを推薦する。
ハービー
レッドと関係のあるFBIであることを伏せながら、ハービーに位置を知られぬため拉致をするようにラボに呼んだ。
ハービーはすぐに異臭の元を突き止める。
少量でも一時間足らずで鉄を折ることができるバクテリアだった。それで船に穴をあけたのだろう。
それだけではなく、製造しているラボも見つけるがその会社は存在していない。
取り引き情報を見てハービーとシーヤだけが気づく。
日付は事件の後。次の犯行も計画している。
次の被害を防ぐため、ハービーの滞在は延長された。
ロヘリオの情報
レッドはロヘリオの自宅を訪ね、宿としながらフリーランサーの動きを引き続き調査させる。
そこへ、次の犯行の情報がDCのダウンタウンにある、ブロードハースト・ホテルのメイドから入る。
フリーランサー似の男からホテルには戻るなと言われたという。
レッドはすぐにクーパーに伝えた。
クーパーは消防を含め、部下たちを現場に送り込む。
ホテルでは情報通り、火災が起きていたが対応が早かったため大事には至らなかった。
火災のあったフロアの宿泊客に話をきくが、特にウージンに狙われそうな人物はいなかった。
その頃、レッドは情報提供者のマリアを呼び出していた。
「君がした話はあまりにもできすぎてる」
するとマリアはレッドに怯え、すぐに言わされていたことを打ち明ける。
「ロヘリオに言う通り話せば1万ドル渡す、と言われました」
レッドは報酬を渡してそのままマリアを帰らせた。
裏切ったとはいえ、マリアの情報は結局役に立った。
そして思い出す。
ロヘリオとレッドの関係を示す、一枚の写真が存在することを。
ウージンの狙い
レッドはデンベからの電話に考えを伝えた。
「標的はいなかった。目的は、我々とFBIの関係の証拠をつかむこと。フリーランサーが情報を流し、FBIが即座に動けば両者の関係を確信できる」
その話でデンベは気づき、レッドの元へ向かった。
船の現場の時から怪しいカメラマンが撮影していた。
改めて現場の写真を調べると、放火の現場には誰よりも早く到着し、報道陣がカメラを向けている時も違う方向を撮っている。その先にはデンベたちがいる。
言われてみればどこかで見たような気がすると、言うとレッドは会っているよ、と言った。
「6年前にも写真を撮られている」
「あの写真? まさか」
もうウージンに証拠を押さえられているのかと驚くデンベにレッドは、独自のルールを伝える。
「いろんなルールを破ってきたが、一つだけ破らないルールがある。3つのルールだ」
3匹のくま、3匹のこぶた、3部構成。人は3つの事柄が揃えば確立されたパターンだと認識する。
「では3度目の攻撃がある?」
「そのパパラッチが現場へ導いてくれる」
パパラッチ
パパラッチの身元を調べた。フォトジャーナリストのキース・ペリー。
組合に所属していて大統領就任からリトルリーグまでをカバーしている。
数年前に撮られた写真は、ロヘリオは鮮明だがレッドは後頭部のみだから取り立てて気にはしていなかった。
ラボでペリーの捜索を急いでいると、ハービーが口をはさんだ。
「僕の専門分野じゃないけど」
ハービーはペリーの写真からノヴォールの機材に気づいた。
写真を即座にクラウドに送るアダプターで、ハービーも娘の成長を記録するのに使っていた。
令状を取って、ペリーのストレージにアクセスする。
するとチームの仲間たちを撮りまくった画像が出てきた。
見ている現在もアップロードが続く。その建物を突き止めると、ローレル・ヴィスタスアーリントンで12階建てで各フロア16戸もある古いアパートだった。
現場に急ぎ、ペリーを連行し、フリーランサーの犯行も止めた。
だが爆破を止めたものの、隙を見てフリーランサーは逃亡していた……。
ウージンの手下が次に接触していたのは、マーヴィンも雇っていた軍チーム。
彼らを説得するため、ペリーが撮った写真が使われていた。
かんそう
ハービーがアラムの後釜になるの濃厚で嬉しいんですが、仲間になったところで数回で終わってしまうんですけどw
ただ、ハービーにはレッドとFBIの関係は知られては困る……はずなのに、緊急事態だからといってラボに入れますかね?
ただでさえハービーは勘が鋭いからって警戒していたはずですけど、しっかりレッドから電話で指令が来たりしているし……。これまではレッドの関係者には駄々洩れ?かと思っていたので、急に「限られた人しか気づいていない」体になってることに違和感すごいあるんですよねw
だいたいデンベがFBIに入ってる時点で何もなくたって疑われても仕方ないようなw
にしても賢くて明るくてひょうひょうとしているキャラっていいですよね。王道だからこそいい! 殺伐とした中の清涼剤的な。
レッドが相変わらず、金に困っているわけではないはずなのに庶民のような暮らし? いや庶民以下なの?? みたいな感じで、これもまた気になる謎です。
電車に乗ったり、サービスエリアを利用したり? 以前よりレッドの警備は手薄なんだから、傭兵雇うよりもフリーランサーに列車事故でも起こさせればレッド始末できると思うんですけど……。
それじゃドラマにならないっていうのはわかるんですがw
2 件のコメント:
妻にケーブルTVの契約を切られてしまい、
シーズン9までしか視聴できていない不幸な奴です。
レビュー記事を探していてここに辿り着きました。
楽しく読ませていただきながら、脳内で妄想再生しています。
引き続き、レビューをよろしくお願いします。
コメントありがとうございます!
うわ、ファイナル直前で残念ですね~
こちらの記事でお役に立てているのなら何よりです!
いつか配信などで見られた時にさらに楽しめますように。
今後ともよろしくお願いします!
コメントを投稿