スノードロップ(第８話)

バレてはいけないー。愛も、運命も。

視聴率23.8%を記録した大ヒットドラマ『SKYキャッスル～上流階級の妻たち～』の監督・脚本が再びタッグ。キム・ジス＆チョン・へイン主演で贈る、全世界待望の最新韓国ドラマがディズニープラススターオリジナルシリーズとして日本最速独占配信！
── Disney+

２０２１年１２月１９日からDisney＋(ディズニープラス)独占配信。

韓国JTBCで配信翌日、毎週日＆月曜日、０時２０分より新エピソード更新(全１６話)。

登場人物の紹介はこちら。

前回はチョンヤが実は北側のエライ人間だということが分かりましたが、今回は寮長もドイツに留学していたエリートだと判明！
盗聴はやっぱりヨンロのため？安企部の指示か。
拷問を受けたって過去匂わせもあった（？）けどその辺はまだナゾです。
１カ月に一度朝から晩まで出かけて疲れ果てて帰ってくるってマンドン情報。これもう安企部に報告？に行ってるのでは？
イヤ、資金難で夜のお仕事してたりして...。
まだ安企部との関係の経緯は不明だなぁ～。
あの黒ずくめの服装も何かある？ほとんど隠れてるし。身体が傷だらけ？？
やっぱ寮自体も相変わらずアヤシー？隠し部屋＆通路多すぎっしょー。日本のお城みたい。
前寮長の死ももしかしたら安企部の仕業？
スホは南の政府は同胞を裏切るから信用できないと、いやいや実は北もあまり変わらないのでは？
そうなると、もう誰が味方で誰が敵で？？

ヨンロかわいそすー。
兄の通夜にも行かせてもらえない。人質だもの（み●お）。というか本気で間違いだと思ってる？
そんなヨンロにスホは心を痛めてるようですが、立場上厳しく振る舞わないといけなくて...ツライツライ。
で、こっそり思い出のマフラーを渡してあげたねー。一回やめようとしたけど、やっぱり渡したねー。
そういえばラジオ探した時にイスのマフラーに(しかもヨンロのって)気付いたようなシーン入ってましたよね。
一方ヨンロはどういう気持ち？もはやスホへの想いより憎しみが勝っちゃった？？
せつねー。
ふたりの気持ちのズレは、今の時代に言うのは憚られますが、組織を優先する男と、自分（の周り？）を大事にする女の図って感じ？
状況的にどっちも仕方ないんだけどねー。

そだそだ、今回は殺傷マシーンのような男、チュ同志の人間的な部分がヒョコってきた？
スホが要請物資を伝えてるとき、横にいたチュ同志がカップ麺を要望するとことか。要望が通ってニンマリするとことかね。
韓国のインスタント麺好きはスゴイよね。ほとんどのドラマ（時代劇以外）で出て来るー。
鍋が多くなるこの季節、シメの麺は奮発したイイ生麵よりインスタントの乾麺のがウマイ！（諸説あり）

悩み悩むスホ～。
チョンヤは共和国は裏切らないの一点張り。
わたしはもうどっちも信じられないけどー。
すごい長い事件みたいに感じるけど、まだ２日、３日ってとこなのよね～。
そろそろお風呂入りたいよねー。
どこまで引っ張る立てこもり～。

前回までのあらすじ

Uターン

コード１の元へ急ぐチャンスでしたが、電話を受けると車をUターンさせスピードを上げます。

病院

チャンスが向かったのは息子ヨンウが搬送された病院でした。
ヨンウはあの船に乗って事件に巻き込まれたことを知らされるチャンス。
枕元に来たチャンスにヨンウは目を開け言います。
母の墓前で、ヨンロを守ると誓ったんだと。
「ヨンロは僕が守る。心配しないで。ヨンロを大事にしてくれるいい男と結婚させて、おばあさんになるまで面倒を見るから。安心して」「３つしか違わないのに」
ヨンロを守ってと言うヨンウにチャンスは、元気になってお前が守らないとと言いますが、ヨンウは息を引き取るのでした。

夜

見張り役のリ同志が居眠りしているのを見て、寮長は無線機を手に食堂を出ると化粧室に潜り込みました。
「こちらライン川　VIP応答せよ」

同じ頃ガンムも手術用のナイフで縄を切って部屋を抜け出します。
すると無線機器が並ぶ隠し部屋を見つけます。
寮長がここで寮内を盗聴し、日誌をつけていたのです。
ヨンロがスホからネックレスを貰ったこと、交際は確実と記されていました。

ヨンロの怒り

ニュースを見てヨンロは、スホのことがわからなくなります。
駆け出したヨンロをスホが追います。
階段の前でヨンロを引き留めるスホ。
ヨンロは階段の仕掛けに気付くとスホの頬を叩きました。
「兄を殺したヤツらボス？この悪魔！寮をめちゃくちゃにして兄まで！」と掴み掛かります。
兄を返して！とスホを殴るヨンロはそのまま卒倒してしまいました。

ヨンロの叫び声に駆けつける寮長はチュ同志に見つかり連れ戻されるのでした。

爆弾の追加設置

報復を懸念するチュ同志にスホは、「食堂の窓にブービートラップと爆弾を」と指示しますが、ガンムがその会話を盗聴していたのでした。

起爆装置

ガンムが大急ぎで部屋へ戻り縄を身体に巻き付けているとスホが入ってきました。
今縄を解いたところだったように振る舞うガンムのポケットからナイフを見つけると、スホは片手でそれをへし折るのでした。
ポケットに起爆装置が入ってると言うスホに、ガンムは大統領暗殺未遂事件の話をします。その犯人はその後愛する女性と幸せになったのだと。お前もこっちでそうなりたいだろうと言うと、お前の方こそとスホは返します。
ハンナはただの部下だと言うガンムに、スホは怪訝な表情を浮かべるのでした。

チョンヤの呼び出し

ヨンロを診ていたチョンヤはスホに話があると言います。

壁に貼られた、オープンハウスでのスホとヨンロの写真を見ながらチョンヤは、
私情に囚われて事を仕損じないようにとスホに釘を刺すのでした。

スホは再度”１０日後の生還を保証する”という約束は守られるのか問います。
どうして１０日後なのか？と。
それに対してチョンヤは、ドイツで暗躍したベテラン工作員がそんなことも分からないの？と返すのでした。

ブノクの心配

食堂の窓に爆弾を仕掛けるのを見て「順に解放するなんてウソで殺す気なのでは？」と不安がるブノクに寮長は、軍が包囲してるのに殺すはずないと答えます。
ブノクは納得せず、ヨンロが居ないのは彼女だけ助けるつもりだからだ、と騒ぎ出します。
他の寮生を気にした寮長は、ヨンロの兄が交戦で死んだことを知ってヨンロは倒れたのだと話すのでした。
寮生たちにどよめきが広まりました。

ヨンウの通夜

ヨンウの通夜が行われるも、チャンスは「自分がヨンウを殺した」と泣くばかりです。
「ヨンウは北の工作員と戦い、国家と民族のため勇ましく死んだのだ」と慰めるエラにチャンスは、鳳凰作戦のせいで...と言いエラを慌てさせます。
失脚するようなことになったらヨンロも失うことになりかねない、と言ってエラはチャンスを叱咤するのでした。

ネックレス

ヨンウを探す夢を見ていたヨンロ。
目を覚したヨンロは兄の死の現実を受け止めきれず呼吸困難に陥るのでした。
介抱するチョンヤはヨンロの首のネックレスに気付きます。
チョンヤは以前、そのネックレスを譲ってくれるようスホに頼むも「命より大事なモノなので」と断られていたのです。

落ち着きを取り戻さないヨンロは、兄の死は何かの間違いだと言って部屋を飛び出すのでした。

弔問客

コード１が通夜に訪れチャンスを労います。
そそくさと歩み寄ったテイルが事件の対応の報告をしようとすると、場をわきまえろと逆に怒られてしまいます。
そんな中大袈裟に悲劇の母親を演じるエラに、テイルとソンシムはあきれ顔になるのでした。

ニュース

”命懸けの激戦の中、敵を射殺し戦死したウン・ヨンウ海兵。銃撃戦の直前、彼はたったひとりの妹に手紙を書いていました。
巡察後書き上げるはずだった手紙、その余白が埋まることはもうありません”
ニュース見て心を痛めるスホ。そこにヨンロが現れます。兄に会いに行くと言うヨンロを、スホは再び食堂へ連れ戻すのでした。

テイルとソンシム

コード１の振る舞いを同情票狙いだろうと推測するテイル。ハン教授の事件を収拾できるのは自分なのに言うとソンシムは、大丈夫、１３人の未婚女性が死なない限りチャンスが玉座に座ることはないと説明します。それを聞いて、また導師の所へ行ったのかとテイルは激怒するのでした。

記者会見前日

エラは局長に、息子を特別扱いせずに前線へ送ったのだと国民にアピールするよう伝えます。
「次々大統領候補は会長だということ国民の脳裏に刻ませます」と返した局長は、生中継の記者会見でスターになれるチャンスだと、安企部の部下をインタビュアーに見立て練習に励むのでした。

マフラー

２０７号室のイスに掛かっていたマフラー。
スホはあの日ヨンウがヨンロに巻いてあげていたことを思い出します。
マフラーをヨンロに渡すスホ。ヨンロはマフラーにしがみついて泣き出しました。

大統領選９日前

ルームメイトがヨンロを気遣うもヨンロは朝食を摂ろうとしません。
厨房ではガンムとマンドン、ブノクが席についていました。
捜索の甘さを反省するガンムは、寮長は何故あの時捜索を拒んだのか不思議がります。
するとブノクは、「月に一度行先も告げず、朝早く出て点呼直前に疲れ切って帰ってくる」と寮長の不可解な行動を明かしました。
それから寮長に就任するときもおかしかったと。
マンドンは、前寮長が「次の寮長にこんな女を選ぶとは！わたしと我が校の伝統への冒涜です。学生の安全をも脅かすことです」と電話で抗議していた、そしてその夜自殺してしまったと言います。

記者会見の準備

”ホス(好秀)女子大人質事件　経緯発表”
公表する工作員の似顔絵に傷を描き足せと命令します。
スホが美形だから他の人相を悪くしないと国民が恐れを抱かないからと言うのです。
人数も３人から７人に増やされています。
そんなことをして相手を刺激すべきではないと言うハンナ。起爆装置を押されたらどうするのかと。
しかし局長は、部長が娘をコロスような真似をするか？と言い、困惑するハンナを「知らぬが仏。知るが煩悩」と追い出すのでした。

記者会見

サングラスをかけて意気揚々と会見する局長。群がる記者たち。それを離れた席でふんぞり返って眺める、ハン教授のスクープを取ったカル記者。
そんなカル記者の横に座ったハンナは「物証はナイけど、明らかにニオう事件」だと、一緒に捜査しようと言うのでした。

記者会見をTVで見ている、チョンヤとスホ。
「”傀儡徒党の悪逆無道な画策”ね」
噓だらけの発表に、信用に値しない奴らだと断じるスホにチョンヤは、
「数百人投入してるのに相手が３人だけだなんてメンツが立たないからよ」と言いました。
そして人質を解放するよう指示を出します。
「解放された人質３０人がスパイは３人だと話せば面白くなりそう」
解放したい人はいる？と聞かれたスホは、全員解放しても安企部長の娘は残しますと返すのでした。

人質解放

「危害を加える気はナイ。誰も傷つかないことを願ってる。その証に今日３０人解放する」
と言うと、案の定テイルは慌てます。勝手に決めるな、足並みを揃えろよと。
スホはテイルを無視して必要物資の調達を申し付けます。
必要なモノは届けるからまだ解放するな。でもカン先生（チョンヤ）だけは今すぐ解放しろとテイルは言います。
必要なモノを言って電話を切るスホ。

厨房

厨房に入ったブノクは、武器が入ったカバンが隠されているのを発見します。やって来たサンボム(マンドンの息子)がカバンの中の札束を出し、拳銃をポケットに仕舞い込みます。
バレたら殺されるとブノクは止めますが、言うことを聞かないサンボム。
チュ同志に見つかってしまうとサンボムはブノクのせいにし、遂にはチュ同志に銃を向けるのでした。
何度も引き金を引くサンボムでしたが、銃に弾は入っていませんでした。
マンドンとドクシムが止めるもサンボムを殴りつけるチュ同志。大声で割入ってきたガンムに発砲しそうになりますが何とか堪えるのでした。

礼拝堂

サンボム、マンドン、ガンムは２階の礼拝堂に隔離されることになりました。
サンボムが相変わらず身勝手な発言を繰り返す中、ガンムはあっさり縄を解いてしまいます。
マンドンは礼拝堂奥の隠し通路を教えました。

幕舎(安企部)

記者会見を終えた局長を褒めるテイル。
要求物資はハンナに運ばせるよう指示します。
あとは時を待つのみだと満足気にテイルは言うのでした。

隠し通路

サンボムは脱出を拒みます。
軍が突入してスホたちをコロスタイミングが人生逆転のチャンスなんだと言うのです。
ガンムはひとり隠し通路を進み非常口に出ると爆弾を解除して表へ出ました。
安企部イ・ガンムだと言い突入を促しますが、テイルの指示を受けた射撃兵は逆にガンムに向けて発砲し、戻る様言うのでした。

銃の音に気付いたスホとチュ同志が非常口へ走ります。
非常口についたスホは仕掛けを戻し鍵を閉め直すのでした。
チュ同志はマンドンとサンボムの所へ行き、隠し通路を突き止めました。

隠し部屋に隠れたガンムは、録音されたスホとチョンヤの会話を聞きます。

「１０日後には大統領選があります」とスホ。
「南の政権維持のため北南で取引したようだ、北が南の弱みを握っている以上、あなたは安全よ。
”国立医療院外科医師　カン・チョンヤ”この地位を得るまで１７年も掛かった」とチョンヤ。
「共和国でもわずかしか知りえないチョンヤを共和国が指名したのは、党があなたを大事に思っている証拠」

選挙工作(ハン・イソプ＆人質事件)とチョンヤの正体がガンムにバレたのでした。

信用

発砲は何だったのかとテイルにに電話するスホ。
ガンムが射撃班を突入させようとしたから中へ戻すためだったと説明します。
そして、あと１０日したら密かに国へ帰してやるから、と言うのでした。

スホは、部下も平気で切り捨てるような相手を信用できるのかと悩みます。
一方ガンムは、安企部は人質を助ける気など更々なく、目的は選挙に勝つことだけだと気づくのでした。

選挙工作

ガンムを再び捕まえると、明日物資を運ぶのはあの女(ハンナ)だと言ってガンムを脅します。
ガンムは、これは南北で仕組んだ選挙工作だ。人質を救出し国民を喜ばせるか？全員死なせて国民を怒らせるか？当然、後者だ。安保意識が高まり与党が選ばれるから。と自分の見解を話します。
無実の学生を死なせてスパイを生かすなんてあり得ないと。
スホは、南はそうだろうが、共和国は我々を見捨てないと言います。
なおも我々みたいな下っ端は利用されるだけだと言うガンムに、それが祖国のためになるなら構わないと答えるのでした。

起爆装置

ヨンロは兄のところへ行きたいから手を貸してとガンムに頼みますが、起爆装置で寮ごと爆破される恐れがあるから大人しくしていようと言います。

ヨンロのウソ

少し休みたいとと言うヨンロの包帯をスホは巻き直します。
紙飛行機のことを答えていないと言われたスホは、偶然拾っただけだと答えます。
隠れた場所が寮と繋がっていると分かっていたら死んでも入らなかったと言うスホ。
そして、兄の死を謝罪しました。
更に９日後に去ること。誰にも危害は加えたくないことを伝えます。
ヨンロを解放させたいが出来ないと申し訳なく言うスホを後ろから抱き締めるヨンロ。
スホがヨンロの手を解き抱き締めると、ヨンロはスホのポケットから起爆装置を奪うのでした。

(第８話おわり)

第９話はこちら。

（イラスト＆文：Simoom/海外ドラマクイーンズ）

Simoomのクイーンズ・ギャラリー【ウン・ヨンロ＠スノードロップ】第８話

スノードロップ(第８話)

前回までのあらすじ

Uターン

病院

夜

ヨンロの怒り

爆弾の追加設置

起爆装置

チョンヤの呼び出し

ブノクの心配

ヨンウの通夜

ネックレス

弔問客

ニュース

テイルとソンシム

記者会見前日

マフラー

大統領選９日前

記者会見の準備

記者会見

人質解放

厨房

礼拝堂

幕舎(安企部)

隠し通路

信用

選挙工作

起爆装置

ヨンロのウソ

第９話はこちら。

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