あらすじ
リズ
タウンゼントに追い詰められたレッド達はビーノの隠し通路への入り口を見付け、ギリギリで逃走していた。
ところが抜け出たコンビニの前にパトカーが止まっていたので、リズは店内に帽子を被った怪しい男がいる、と警官に言ってレッドからも逃げ出していた。
ゴドウィン・ペイジ
ネヴィルがタウンゼントが雇ったとボルト共に現れ、タウンゼントの右腕ゴドウィンの国外脱出を手配した。
今やタウンゼントにとって唯一の家族で、守られている。
ところがボルトに案内されたのは、レッドの馬小屋だった。
レッドはゴドウィンにタウンゼント殺しへの協力を依頼するが、素直に応じる訳はなくブリムリー夫妻を呼んで拷問を用意していた。
クーパーとリズ
リズはクーパーと接触して助けを求めた。
その結果、クーパーはレッドにはもう任せられないとリズを守る事を約束した。
「タウンゼントはもちろんすべて私に任せてくれ。無法者レッドのやり方ではさらに多くの血が流れる」
リズは自首をしてタウンゼント逮捕への協力をしたならどう守るか? とクーパーに尋ねた。
結果、リズはコンテナに入れられ、24時間の警護がつけられた。
その事は、レッドにも知らされた。
リズの自首を知ったパナベイカーは、クーパーとは意見が対立し、取引きは認めず同情を見せなかった。
「終身刑が彼女に相応しい罰」
アラート
アラムはレスラーと電話を繋いでコンテナ越しにリズと会話させた。
右肺の損傷がひどく敗血症を起こしていたが意識を取り戻していた。
そこへアラートが鳴り、ヘリコプターが屋上に下りた。
クーパーはコード・ブラックを発動させるが、建物の天井に穴をあけコンテナにワイヤーロープをかけてヘリはコンテナごとリズをさらっていった。
タウンゼントの仕業だろう……と思われたが実はレッドが仕込んでいた。
リズは馬小屋に連れていかれ、そこで拷問終わりのブリムリー夫妻とすれ違っていた。
その際に妻テディはゴドウィンの首の後ろに追跡チップを入れた事をレッドに報告したのでリズも聞いていた。
馬小屋
レッドはリズを刑務所送りから救ったといい、ひとまずタウンゼントへの対応を優先するからとリズを馬小屋に監禁した。
「捕らわれたとは思わないで欲しい」
小屋の隣に入れられていたゴドウィンと再会するとリズは持っていた果物ナイフを渡し、チップを取り出させた。
そしてゴドウィンに協力を持ち掛けた。
「タウンゼントの復讐に手を貸すから、私と娘、FBIには手を出さないと誓わせて」
チップは片方向通信でIDさえわかれば誰でも追跡できるものだった。
リズはゴールデンリーフ・ホテルのスイートをマーガレット・フレンチの名前で予約させ、それが確認でき次第発信をオンにするから、とチップのID番号を記憶させた。
ゴドウィンのチップの通信がオフになると警備員が様子を見る為、馬小屋の鍵を開けた。
倒れた振りをしていたゴドウィンは警備員を果物ナイフを使って倒し、そのまま逃走した。
降参
その騒ぎはすぐにレッドにも報告されたが、レッドはそこにリズの干渉がないとは考えなかった。
その頃FBIではコンテナ強奪はタウンゼントの仕業で、その指揮をしたのがゴドウィンだと突き止めていたがレッドはクーパーに電話をかけて、はっきりと自分の仕業だと打ち明けた。
「屋根の修理代は私に請求してくれ」
そしてもうリズを守り切れないから真実を明かす、と言い出した。
「君がN13だと?」
「すべての真実を話す」
その条件が逃走したゴドウィン捜しだった。
逃げ出したゴドウィンは公衆電話からタウンゼントに連絡を取り、リズとの取引きを成立させた。
罠ではないかと半信半疑のタウンゼントだったが失うものはない、とゴドウィンに言われるとレッドを殺せるチャンスを優先させた。
だが、その直後、ゴドウィンはFBIに連行されていた。
真実
レッドはリズを小屋から出すがその際にアグネスに電話をしたい言われると携帯を使う許可を得た。
リズはホテルに電話をかけ、マーガレット・フレンチを呼び出す事でレッドの目の前でタウンゼントと通話をした。
「仕事の都合で動けないの」
タウンゼントはレッドと一緒だと察知した。
「いつでも信号を受信できる」
「ありがとう、よろしくね」
電話が終わるとレッドは「母親に捨てられたが、君はいい母親になった」と呟いた。
レッドはリズを車に乗せ、これからリズを守る為にすべてを話す、と伝えた。
リズの手にある通信チップはまだオフのままだった。
その頃、ゴドウィンは取り調べを受け、取引きに応じ、リズとの取引きを吐いていた。
クーパーはレッドに連絡を取るが留守電で、チップによってタウンゼントに居場所が通じるとメッセージを残すが、その時チップはオンになっていた。
クーパーはレッドの仲間に連絡を取りまくり、なんとかレッドに危険が迫っていると伝えようとした。
しかし、レッドはジェットを手配しており、追跡できたところでもうタウンゼントが追いつける事はなかった。
バーンノーティス
FBIにはパナベイカーがやってきて、リズが新たにした事を伝えるとパナベイカーは司法長官からの指令が伝えやすくなったと前置きをして、衝撃の指令を告げた。
「キーンにバーンノーティスが出た。存在を消せとね」
知り過ぎていてFBIにとって危険な存在だから。
そしてそれが済んだらレッドと手を切り、チームは存在しなかったという事にする。
すなわちリズの逮捕=チーム終了という事になった。
レスラー
レスラーの状態が悪化していた。
人工呼吸器と抗生物質で命を繋いでいる状態になってしまった。
数時間後
レッドのジェットはラトビアのリガに向かっていた。レッド曰く答えのある場所。
レッドはリズの手首にある火傷の痕はある象徴だという。
「ある日、地図で似ている形を見つけた。君が直面した危険を思い起こさせる。そして君を守るという誓いを表す」
その傷痕に似た水辺からすべては始まった。
フロント企業である、バルト海で一番のシーフード業者の工場に到着するとユリスと言う男に迎えられ、そこからさらに車で移動をした。
リズはまず火事の夜、なぜいたのか? と問いかけた。
「フルクラムだ」
あの夜、カタリーナと父親、以外にレッドもいた。
「母と組んでいたの?」
「私は君の母親を本人よりもよく知っていた」
車は遺跡のような建物の前で止まった。
武装警備員が見守り、レッドは「爆心地だと」リズに説明した。
「すべてが始まった場所だよ」
レッドはまずN13の正体から、と扉の前で自分がそうであることを認めた。
だがN13はKGBから13パケットの情報を盗んだのではなく、アーカイブはカタリーナにとても近しい人物から贈り物だったと言う。
「ウソよ。あなたは母がアーカイブを盗んだ事にした」
「その思い込みを捨てろ。カタリーナはハメられても殺されてもいない。
サコースキー・アーカイブは種だった。
種を育てて非常に洗練された情報ネットワークにしていった。
彼女の知識を基にとても慎重に築き上げたんだ。ある目的を果たす為にね。
それは私に力を与え、君を守りカタリーナを隠すことだ」
ここはそのビジョンが体現されたシステムの一部で、この30年間、レッドが人生を捧げて築き上げたシステムでもあるという。
そして扉が開かれた。
「これがブラックリストだ」
やっと! やっと謎への答えに近づいた感じがしました!!
ちょっとレッドの弱体化が気になりますけど……。まあ展開上仕方ない、とスルーします。
初めに遺跡っぽい建物に案内された時、なんかこの感情前にもあった……って凄く思ったんですけど、もしかしたらロストを見た時の感覚? とちょっと怖くなりました。
まさかファンタジー方向に行かれたらどうしよう……とドキドキしていると予告でホっとしました。
それにしてもうーんなのは、タウンゼントの目的が「レッド殺し」になっているんですが……。
最初からそうと言えばそうなんですけど、ここまでに殺せるチャンスはいくらでもあったはずで……。
リズは謎が謎のままなのに、なんで自分にそこまでの価値があると分かっているような行動がとれるんでしょうかね。レッドを差し出すって、リズにしてもらわなくてもタウンゼントのこれまでの力を思えば出来る事のように思えるんですが……。
そしてタウンゼントならジェットで飛ぼうがGPS追跡できるなら楽勝な気がするんですけど……。モスクワにも友人がいて~ていうくらいなのに。
あと怪しいといえば、レッドの「思い込みを捨てろ」発言ですね。
リズが信じている真実があたかも違っているかのような。
まあそれはそうなんだろうけど。
次回が楽しみすぎる!!
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